2016年8月27日土曜日

【8月27日(土)】 「誰もが孤独じゃなく 誰もが不幸じゃなく 誰もが今もより良く進化してる」 [住民156日目]

和泉自治会生活チームからお二人に協力いただき、公民館の台所を借りて食器洗い。
より処」で使用するのに前に貰ってきたカップなど、やっと綺麗にすることができた。写真撮り忘れた。


続けて軽く打ち合わせをし、ちゃんと続けていく覚悟はあるのか、というようなことを訊かれた。
覚悟ね。それが無ければそもそも移住してないし、こんな完全ボランティアの事業を始めてねえだろ。
ただでさえ低収入で、金も時間も不安定な余裕の無い生活のなか、時間を割いて取り組もうとしてんだよ。汲み取ってくれよ。

とは言わなかったが、確かに覚悟は持ってないのかもしれない。いまは不安しか無いから。
協力隊時代にだいぶ自信を持てるようになったかなと思ったけど、また元のヘタレに戻ってきているようだ。

けっきょく僕の人生で上手くいかない部分というのは全て、自分に自信が無いというところに起因する。
こればかりはもう、克服うんぬんでは無いのかな。もはや僕が、ヘタレという細胞で構成されてしまっているのだろう。

エメラルドの都を目指して旅に出て、オズにでも会って来れば変わるのかもしれないけど。


昼から阪谷(さかだに)地区へ。お誘いいただき、僕を含め7名でBBQを実施。
人見知りなので、知らない人が大半を占める場ではだいぶ大人しくなってしまう。ヘタレが、いい加減にしやがれ。


和泉は山に囲まれた田舎。阪谷は眺望の良い田舎。
この開けた風景は、けっこう好きだ。たまに来たくなる。


【8月26日(金)】 止まらない未来を目指して [住民155日目]

日中は協議会の事務仕事。
時給780円で月に116時間も机に座っている仕事を来年度いっぱいまで続けるべきなのか、最近ずっと悩んでいる。
それはさておいて、


夕方から街へ下り、大野警察署の生活安全課を訪れる。申請していた「火薬譲受許可証」ができたとのことで、受け取った。
これで、いよいよ射撃の教習を受講することができるわけだ。


街なかの「土橋呉服店」さんを訪ねる。
来月は、東京の友人の結婚式。この機会に、礼服を一着つくっておこうと思ったのだ。
のだが、今まで余裕が無く動けていなかった。けっきょく式には間に合わないため今回はレンタルになるだろうが、
いずれにせよ、年齢的にも一つ持っておきたい。気さくな御主人に採寸などしていただき、できあがりを待つ。


兄さんにお誘いいただき、街の焼き肉屋さん「大道園」へ。さすが、お勧めの店と言うだけあって、美味い。
軽く胸やけするくらい、久しぶりに多量の肉や脂を喰らった。


デザートに、バニラアイスチョコレートがけ。冷たくて甘い。
奢っていただいてしまった。どうもありがとうございました。


2016年8月26日金曜日

【8月25日(木)】 アンニョンヒ ケセヨ テンサン [住民154日目]

道の駅九頭竜でのバイト、今月は6回目。
お客さんの増える時期は、お声のかかることが必然的に多くなる。


直売所でのレジ打ちや袋詰めをメインにしつつ、そば処で大根をおろしたり細々した物の補充をしたりもする。
メロンや飲み物をいただきながら。


お昼はラーメンをいただく。
麺は市販のものだが、スープにはそば出汁がブレンドされているので、美味いのだ。
お母さん手づくりのおにぎりも、毎度お馴染みのように分けていただく。うまい。


弁当類などは前に写真を載せているので、今回は冷蔵物でも。
㈱昇竜で菌床栽培されている九頭竜まいたけをはじめ、和泉の方がつくった漬けもの・サラダ・鯖のへしこなどが並んでいる。


「野菜、安っ」とお客さんが漏らすのが聞こえてくるほど、驚きの価格設定。
和泉地区産の良い品を安く提供する。利益は上がらないが、評判は上々。良いのか悪いのか、まあ両面である。


商品を置くスペースは、製造者ごとに決められている。今日は何番の場所、とクジで決められるわけだ。

でも来店者はそんなこと知らないので、いちど手に取って「やっぱ要らないや」となると、そのへんに放置してしまう。
これによって他エリアに移動してしまうことを、直売所用語で「弁当が出張する」と言う。らしい。
そういうのを小まめに直したりするのも、仕事の一つ。


ぼちぼち人は訪れるが、夏休み期間とはいえ平日。時には閑散とする時間も。


早くに完売する日も少なくないが、売れ残った弁当・総菜類があると、閉店前のタイムサービスで100円引きとなる。
ただでさえコンビニ弁当より安くて美味しいのだが、更にお値打ちで手に入るとは素晴らしい。

僕は道の駅の回し者では無いが、事実なので仕方ない。


帰宅後。一緒に畑をやらせてもらっているところのお母さんが、報告書を作成して持って来てくださった。
今シーズン、1,400本近くのスイートコーンを、商品として出すことができたという。なかなかの数量だ。


夜。夏場はバイトでよく呼ばれていた「奥越前まんまるサイト」から、夕飯に誘っていただいた。
韓国の学生さんが7名、何かのプログラムで来日しており、みんなで餃子などを調理。


コーディネーター的存在の方がいたので、通訳してもらいながら。
日本語や英語が少し分かる人もいるので、三ヶ国語が飛び交いながら、総勢16名で賑やかに食卓を囲む。

道の駅で売れ残り、貰ってきたお弁当など。こちらに持参して食べてもらうと、好評であった。


くるっと丸い形にするのが、韓国式だそうだ。
うまかったし、こうした異文化交流は楽しいし、大切なことである。


2016年8月24日水曜日

【8月24日(水)】 自由を奪うような夢のない夢なら見たくはない [住民153日目]

昨日から風邪っぽかったせいか、ひと晩じゅうレム睡眠期にいたような感じ。半覚醒状態で夢を見ているような。
起床時も今ひとつ体調が優れないので、二度寝して整えて、ちょっと遅れて協議会の仕事へ。


スイカをいただいた。甘くてうまい。


お菓子もいただいた。甘くてうまい。



さて、「より処」のとりあえずのオープンも見えてきたところで、自分の仕事をどうしていくべきかも大きな課題となっている。

協議会の仕事は、月に15日ぶんの出勤。平日は、ほぼ潰れる。
それだけでは福澤先生9人だけなので、副職もしていくと、あとの日もだいぶ潰れる。
他にも、半ボランティア的仕事やボランティアや各種行事や催しや狩猟関係や自分のこと等々、しなければならない。

この状態で「より処」を運営していくのは、さすがに無理があると思われる。
現在の準備の段でもう、手をかけるのが難しいのだ。始めは週に一・二日のオープンでと考えていたが、それすら危うい。
やってみたところで、余裕が無い以上、いよいよ自分が潰れるだろう。いま既に、ひずみが生じ始めているし。

利益の出ないことをしようとしている。そのための時間の捻出が必要だが、体は一つ。
本職か副職か、収入を得られる仕事の一部に見切りを付けて、生活保護ラインくらいは稼いで生きていく。そんな感じか。

手前の信じた道を歩いていきたいなら、そうするか。


先々週先週に続き三度目となる、田んぼの消毒をお手伝い。これにて完了する。


龍のマークの殺虫剤。カメムシ対策に重要だという。
養分を吸われた米は茶褐色に変色し、斑点米となり、等級を下げる要因となってしまうのだ。


散布して二~三時間ほど雨さえ降らなければ、カメムシは死滅するらしい。
が、それはつまり、作業に従事する人間にも有毒ということである。
全身にヤッケを着込み特殊マスクをしても完全には免れないし、
もっとしっかりした消毒が必要なものの生産者は、早く鬼籍に入る傾向もあるという。

手間や時間や苦労をかけて、何ヶ月・何年間と、命を削ってつくられている農作物。たいせつにしなければならない。
「いただきます」には、そういう意味も込められている。








2016年8月23日火曜日

【8月23日(火)】 Care killed the cat [住民152日目]

協議会の事務仕事。JAでの振込みや庶務雑務をこなす。
途中、メロンをいただいた。甘くてうまい。


夕方、「より処」の準備を少し。このあいだ購入した消耗品類をばら撒いたり、


細かい作業や清掃をしたり。


九頭竜川で獲ったという鮎をいただいた。


帰宅後。近所のお姐さんと、その保育園児の娘っ子ちゃんが訪ねてきてくれた。
差し入れをいただき、不在時のためにと したためてくれたメモも貰っておく。ありがたいし、嬉しいものだ。
おいしい夕飯、ごちそうさまでした。

喉や身体の節々に痛みが走っているので、風邪のひき始めかもしれない。
たまには、てっぺん越える前に就床するか。


【8月22日(月)】 Nurture is above nature [住民151日目]

月に一・二度ほど入らせてもらっている、和泉保育園の「エセ保育士」バイト。
先生がお休みのときの代替えとして、声がかかっているのである。


この間まで園児は9人だったが、新たに乳児ちゃんが2名、入園している。
超少人数ながら ただでさえ超絶に元気だが、より賑やかになっていく。良いことだ。


大きい子たちは、来月に控えた運動会に向けて大道具の準備。


運動会及び敬老会で披露する踊りも練習。


まだまだ暑いので、プールで水遊び。


お昼には、スープと焼きビーフン。僕もいただいた。うまい。


子どもたちがお昼寝している間、運動会で使用する小道具づくりをお手伝い。
ペットボトルや小袋に、ひたすら「お花紙」を詰めていく。

何から何まで手づくりで大変だろうが、先生たちは全て器用にこなしてしまう。
自分は図画工作のセンスが皆無なので、素直に凄いと感心する。


おやつに、きなこ餅。僕もいただいた。うまい。

他の時間は、絵本を読んだり追いかけっこしたり抱っこしたりおんぶしたり手を繋いでぐるぐる周ったり等々。
たまの男手として来ると子どもらの人気者になれるので、気分は悪くない。
しつけるべきところは注意もしつつ、汗をかきながら自分も童心に返って遊んで癒やされて、楽しい時間を過ごさせてもらう。

土日の疲れも残っており、帰宅して小一時間ほど午睡。


夜は、青葉の笛保存顕彰会による篠笛の練習。先週は無かったので、二週間ぶりである。

毎にち少しずつでも吹けると良いのだが、なかなかその余裕も無い。
たまに触ると、上手く音が出なかったり息が続かなかったり。
それでも、全くやらないよりはマシだ。徐々に上達していければ。


2016年8月22日月曜日

【8月21日(日)】 プリン体の存在を知れば 選ぶビールを変える [住民150日目]

この土日は「越前おおの とんちゃん祭」。昨日に続き、ボランティアとして手伝いをする。


開始直後から、各ホルモン店には行列ができていた。香ばしい匂いに包まれる、大野市。


今日も生ビールの販売を担当する。
焼けるように暑く、ビールがより美味くなる天候。お客さんは絶えず訪れ忙しいが、注ぎがいがあるというものだ。


用意された9種類は、早い段階から次々と売り切れになっていく。
最終的に、数のあった「一番搾り」のみの販売となった。


樽の入れ替え時に どうしても泡が出るなど、商品にならないものも出てくる。
内の人間で「処理」もしながら対応していく。


ビールは、二日間で1,400リットルほども売れたそうだ。


終了後の片付けも少し手伝う。

大野の若い世代が中心となり、盛り上げていこうと催されている同イベント。
来年以降も、ぜひ続けていっていただきたい。


2016年8月21日日曜日

【8月20日(土)】 餓鬼に苧殻 [住民149日目]

朝一で畑へ行き、スイートコーンの収穫。本日をもって、全て採り終える。


最後はほとんどが、いわゆる規格外品。重さもあり状態の良いものだけ、発送用に回す。


さて土日は、大野市役所の横で「越前おおの とんちゃん祭」が開催される。
「とんちゃん」というのは牛や豚の内臓、すなわちホルモンのことで、大野市のソウルフードである。


人手が要るらしく、ボランティアスタッフとして両日参加してみることに。


とんちゃんとビールは、最高の組み合わせである。写真は人のものだが。


朝から良い天気で、多くの人が来場。


僕の担当は、ビールの販売所となった。


9種類もが用意されている。サーバーから注ぐのは初めてだったが、やっているうちにコツが掴めてきた。おもしろいものだ。


「とんちゃんを愛でる会」のシャツ等を市役所の兄さんにいただいた。断腸の思いで、普段のピンクから青に着替える。
気温は高く、ビールは飛ぶように売れていった。和泉の方々も、2家族ほど訪れてくれた。

しかしスタッフのにーちゃんがずっと大声で がなっていて五月蝿く、全体的にも居酒屋みたいなノリだったのが、
僕には合わなかった。がちゃがちゃしているのは苦手だ。頭が痛くなってくる。


夕方は一時、どしゃ降りに。


一日目は、21時までの長丁場。


ふつう煮るなり焼くなりするところを、珍しく天ぷらにしているものを食す。うまい。


ビールブースはスタッフが充分におり、別に僕がいなくても良い感じだった。
こういった人海戦術の場では、大勢の中の一人として埋もれてしまうのが、ちょっと残念ではある。

最近やっと認識してきたが、自分個人の存在を必要とされたい、というような欲求が強いようだ。
昔は存在感が無いなどと言われてきたので、そのあたり、ある種の恐怖心があるのだろう。
まあ、ただのガキであり、ヘタレである。