2016年2月20日土曜日

【2月20日(土)】 Pomp and Circumstance [活動318日目]

和泉保育園の、はっぴょうかいの日。楽しみにしていました。
ぜんぶで10人という超少人数体制なので、一人ひとりに いくつもの出番があるようだ。


5歳クラスによる「はじめのことば」があり、まず全員で合唱「コンコンクシャン」と「さんぽ」。
みんな大きな声で、しっかりと歌えていた。

(※子どもたちのプライバシー保護のため、念のため画像に処理を施してあります)


5・4・3歳クラスによる合奏「さんぽ」。
リズム良く、各々の担当楽器を奏でる。


2・1歳クラスによる劇ごっこ「5匹のこぶたといたずらオオカミ」。
こぶたさんたちは、おうちの窓から手を振るなど余裕の演技。


5・4・3歳クラスの女の子による踊り「ファッションモンスター」。
可愛らしい動きに、フラフープや縄跳びもキマる。


4歳クラスの男の子は一人のため、2歳クラスの助っ人も加わって踊り「RPG」。
旗を振りふり、最後は千手観音ポーズでキマる。


休憩を挟み、5・4・3歳クラスによる劇あそび「おむすびころりん」。
たくさんあるセリフも噛まず、役に成り切っている。


いじわるじいさん・ばあさん・猫ちゃんも登場。一人二役だ。


2・1歳クラスによる踊り「サンサン体操」。
みんなアンパンマンのキャラクターとして、元気に体を動かす。
園長先生の突然のアンコールリクエストにも、しっかりと対応。


5歳クラスによるピアニカ「ドレミのうた」他。
『他』は「カエルのうた」と「きらきら星」。間違えることも無く、完璧な演奏だった。


引き続き5歳クラスによる太鼓「リズム打ち」。
果物・野菜・お寿司の名前を挙げながら、童謡「チューリップ」に合わせながら、そして自分の名前を言いながら叩く。
園長先生の突然のアンコールリクエストにも、しっかりと対応。


これにて、全ての発表が終了。
緊張している様子も見せず、リタイアすることも無く、みんな堂々と楽しそうに こなしていた。
これだけ色々なことをしっかりできるというのが、本当に凄いし、素直に感動する。

少人数だからこそ一人ひとりが たいせつな役割を担って、輝いて、たくましくなるんかな。
我が子でもないのに、ちょっと泣きそうになった。

先生がたも、指導や道具づくりなど、大変だったろうと思う。お疲れさまでした。楽しかったです!


お隣は川合地区の道場へ。お母さん3人と一緒に、ペットボトルで風車をつくる。
切って開いて羽根をつくったり、


ハンガーをほぐして一部の被覆を剥がしたり、色塗りされたものを組み立てたり。


ライン作業のように担当を分けて内職し、今日のところは2,30本ほど完成したか。
畑に設置し、カラス避けなどとして活躍するらしい。


で、色々と持たせてもらった。
お手伝いのつもりが、かえって申し訳ないような気持ちである。ありがたく、いただきます。


【2月19日(金)】 行雲流水 [活動317日目]

上大納(かみおおの)地区の体育館にて、ゲートボール大会。
先月に参加させてもらい、今回も呼んでいただいたので来てみた。
午前中しか居られないし、あまり気分が乗らない日ではあったのだが。


前回よりもだいぶ人が増え、35人ほど。即ち7チームできる。
大野市内の各地区に加え、お隣の勝山市からも参戦しているようだ。

ゲートボールというのは30分の時間制で行われるため、終了が近付くにつれ、みんな急かしだす。
せかせか、あくせくしたのは嫌い。ターン制にすりゃ良いのにと思うけど、それだと何か都合悪いのかな。


都度 転がす位置や当てるべきボールなどの戦略を考える、なかなか緻密な競技。
しかし思うようには進まず奥深い。皆さん、けっこうアツくなってプレーしているのである。

「ここに打って」「あっちにやって」と人によって意見が違うのは、初心者の僕には困った。
終了間際の急かしも加わると、やかましいわ、と正直イライラする場面も。

初めてお会いする方にまた協力隊の簡易説明をし、少しお喋りをし、
お昼にはカレーをいただき、ご飯とお漬物を持たせていただいた。ありがたい。


街へ下り、生涯学習フォーラムのリハーサル。というかスライドがどう映るかの確認をする。
事前情報はあったが、かなり小さい。写真で出ている画面の文章は読ませるつもりが無いから良いけど、
大きめに設定した文字でもちょっと読みづらいし、画像も暗くなる。再度、調整が必要だね。


市役所の本庁に冷やかし顔を出す。駐車場からは、ライトアップされた越前大野城が望める。
写真だとよう分からんな。


役所のお姐さんからは手づくりのお菓子をいただいた。支持政党が甘党の僕には堪りません。
そしてお嬢さんからは手づくりの球と、折り紙をいただいた。

大野市で新たに発表された水の精「みずのめぐみん」。水のあるところ、この子は存在するようです。
ほら、あなたの周りにも。


2016年2月19日金曜日

【2月18日(木)】 誰かのせいにしないように 後悔したりしないように [活動316日目]

和泉地区のデイサービス「わくわく館」にお邪魔する。


上巳の節句も近いので、ひな人形が飾られていた。


レクリエーションに風船バレーが行われるというので、呼んでいただいたのだ。
デイの利用者さん・社協(社会福祉協議会)の職員さん・地区のお母さん方、総勢25名ほど。
きっちりしたルールではなく、緩い感じでわいわいとやる。けっこう盛り上がり、笑いが絶えない。


4チームの総当たり戦が終わり良い運動になったところで、体ほぐしと頭の体操。


そして、おやつを用意してくださった。うまそう。


みんなでいただく。
「今日は よう笑った」「こんなに笑ったのは十年ぶりやわー」
「家に独りでいて誰とも話さんより、こうして誰かと一緒に笑ってる方がええ」
いやまったく、その通りやな。


支所にて諸作業、公民館にて自治会関係で頼まれていた作業、夜は特産物活性化協議会の会合に参加させていただく。


さて、週末に「大野市 生涯学習フォーラム」というのが開催される。
大トリで和泉自治会の活動発表があり、僕も「緑のふるさと協力隊」として個人発表させていただく。

これ用のスライドはパワーポイントで作成済み。
手話通訳も入るそうだ。先日は、それ用の原稿を翌朝までに つくってくれと急に言われ、だいぶイライラしていた。
原稿つくらない派なのに。


和泉地区の方に向けた報告会もある。これ用のスライドは鋭意制作中。
加えて、市長への報告もある。これ用の資料は全く手つかずだが、地区報告会のものを抜粋すれば良い。
ただし原稿を起こさなければならないようである。「検閲」されるのだと。

任期終了が迫るこの時期。往々にして、こうした資料づくりに追われるようだ。がんばりましょう。
協力隊としての活動、あと二十日。


2016年2月18日木曜日

【協力隊あるある】 No.046

協力隊について説明するのが、いいかげん面倒くさくなってくる


【ドラゴン補足】
初めましての方に会うたび、自己紹介をし緑のふるさと協力隊が何たるかを話し諸々の質問に応え。
着任当初こそ良いものの、任期が終わりに近づいてきてなお、時にこの場面は訪れる。
正直、いい加減うんざりすることはありますね。だって何十回、何百回とやってきていますから…


【協力隊あるある】 No.045

気象情報に対する意識が、今までより高くなる


【ドラゴン補足】
畑や行事など屋外での活動も多々あるため、晴れるのか雨になるのか、まず気になります。加えて、
気温が上がるので雪崩に注意とか、
大雨による川の増水の危険があるとか、
冷え込むので水道管の破裂に気を付けねばとか、
都会暮らししていたときには考えもしなかった、天気予報士が言っていても気に留めていなかったことが、
田舎で生きるいま、自分に深く関連しているのだなと思い知ります。


2016年2月17日水曜日

【2月16日(火)】 今 春が来て 君はきれいになった [活動314日目]

福祉センターの調理室。ここは、
おしゃべり広場ふれあい給食など社協(社会福祉協議会)関係の催しだったり、
餅つき大会老人クラブなど地域の集まりだったりで、頻繁に使われる場所だ。


年に一度は大掃除をするということで、社協の職員さん・お母さん・僕の三人で取り組む。
主となるのは、重曹を溶かした水をつかい、タワシで床をこすっていく作業だ。
一年間で延べ数百人が行き交ったのであろうから、真っ黒な汚れが浮いてくるのも納得である。


小さいタワシや細いタワシの方が汚れが落ちる、とお母さん。騙されたと思って使ってみると、何ともよく落ちる。
固さがあり力も入りやすく、みるみる綺麗になってしまう。経験者の知恵だね。

時にお喋りしつつ、時に黙々と床をこすり続ける。汚れの目立つ箇所は、二度三度と繰り返す。


お昼はお母さんが用意してくれたので、みんなでいただく。うまい。

午後は戸棚などの拭き掃除もし、無事に終了。ピカピカで、気持ちの良い調理室に生まれ変わった。
さて果たして、訪れる人の何割が気付くだろうか。


2016年2月16日火曜日

【2月15日(月)】 解けない愛のパズルを抱いて [活動313日目]

ほぼ毎月に一度おこなわれる、社協(社会福祉協議会)の「買い物サロン」。
ひとり暮らしで自家用車を持たない高齢の方を対象に、街まで買い物に出るのだ。
今回は12名が参加。お手伝いの方やボランティアの運転手さんらと一緒に、マイクロバスでゆく。


ドラッグストアとホームセンターに寄ったら、あとはショッピングモール「vio(ヴィオ)」でのんびりと。
髪を切ったり服を見たり食材を買い込んだり、時間と財布が許す限り自由にお買い物を愉しむ。

来月はノーサロンらしいので、今年度は今日の10回目で最後。僕は8回くらい同行させてもらったかな。
超元気なお母さんたちと遠足のようにわいわいでき、楽しいお手伝いだった。
今後も都合が着けば荷物持ちをしたいところである。というか8t限定解除すれば、運転手として参加できるんだけどな。


夜は小学生えいご教室、29回目。参加は少なめの7人。今日で三度目となる文房具の単語は、みんな完ペキだ。
パッと出された単語を一人ずつリズミカルに言っていくゲームをし、のちパズルに挑戦してもらう。


こんなんインターネットで簡単につくれるんですよ。便利な時代である。


タテ・ヨコ・ナナメ。読む方向は、左もしくは上から。Lv.1(easy)の方だが、14単語あるし、やや難しかったようだ。
しかし集中しつつ楽しみつつ協力もしつつ、取り組んでくれた。
Lv.2(difficult)になると全方向、つまり右や下から読むのも出て来る。次回にレッツトライしようか。

このアクティビティをすることで、英文字に対する抵抗が少しは和らぐかな。
もう一段、リーディングやライティングのスキルが伸ばせるよう、考えたいところだけども。


2016年2月15日月曜日

【2月14日(日)】 Smoke on the water A fire in the sky [活動312日目]

午前中は、居住する朝日地区の神社にて、どんど焼きが行われる。


前に手づくりしてお正月に飾っていた、しめ縄。ついに天へと還す時がきた。


地区の人たちがぼちぼちと集まっては、お正月飾りを火にくべていく。


竹に挟んだお餅を各々が焼き、無病息災を祈りながら食す。


豚汁もいただく。うまい。


一時は やや強めの雨にも打たれたが、無事に自然鎮火。

ちなみに、この神社の催し等を取り仕切っているのは「氏子若衆」の数名だ。
またの名を「氏子ヤングボーイズ」。主に、和泉っ子のお父さん方である。
まつりの準備や宴の席などには顔を出させてもらっていたが、このたび晴れて、僕も正式メンバーに承認していただいた。
まだまだ三下やで、とりあえず若頭補佐くらいの地位を目指したいところやの。


夕方には、上大納(かみおおの)地区の川原にて、左義長(さぎちょう)が行われる。
ここでは「どんど焼き」とは呼ばない。


前に教わって手づくりした、ミニ門松。ついに無へと還す時がきた。


ただ見学に来るだけでは申し訳が立たないので、木を立ててワラや杉で覆って、お手伝いさせてもらいました。
神主役の方が祝詞を上げ、各戸でつくった飾りや習字なども持ち寄られ、


樹上に捧げられ、


火が付けられる。


手づくりの栃餅に、お神酒やスルメやチョコレートも配布される。車なので、飲めなかったけど。


うあー、煙い。


地区の方を中心に、20名ほど集まっていただろうか。


段々と炎も可視化されてきて、


全体の形も崩れていく。
木に提げたお餅を家ごとに焼き、無病息災を祈りながら食す。


僕もいただいた。焦げた部分も香ばしくておいしいね。お腹のはたらきを良くするとかしないとかしないとか。


火の神の力は最高潮に達し、


燃えるもえる。


そして終焉。
かつては灰を家の屋根に撒き、火事が起きぬよう祈ったという。


およそ小一時間ほどして、人々は散って行った。あとは「お宮番」と呼ばれる数名が、火の守をするそうである。

こうして地域に伝わる伝統というのは、たいへん興味深い。
過疎化や高齢化が進み伝承が難しくなるなか、どう残していくのかは大きな課題だ。
個人としてできることは、積極的に携わっていきたいね。