2015年8月22日土曜日

【8月22日(土)】 故郷に錦を飾る [活動136日目]

先日の全国中学生陸上の砲丸投げで、和泉地区の男の子が見事、優勝の快挙を成し遂げた。
きょう電車で帰って来るとのことで、地域のみんなでお出迎え。


みんな顔なじみだから、喜びも ひとしおである。


大会MVPも受賞したようだ。

5kgの球を17m近くも飛ばしたというのだから、驚きである。
僕だったら2~3mしか飛ばんのじゃないか。その前に肩と腰をやってまいそうだが。


記事がもう一つ。こちらは、きのう大野市で開かれた「子ども議会」の様子。

和泉地区で唯一の小学6年生である男の子が、学校代表で議員として参加した。
地区の課題を、しっかりと市長にぶつけてくれたようだ。

この子もまた、色々な行事から下級生の面倒まで、たくさんのことを任されているなか、
すごく一生懸命やってくれている。

和泉の子どもは たくましい。
よく頑張ってくれた、お疲れさま!





さて、最近よく活動で一緒になり、気にかけてくれる方が、食事に連れて行ってくれた。
どうやら「病んでいるんじゃないか」と心配してくれていたらしい。
最近のブログで色々な想いを吐き出していたからのようだが、僕は至って平常です(笑

文字だけの世界は難しい。
深刻に取られ過ぎたり、逆に軽く受け取られてしまったり。
「そこを伝えたいんじゃないんだけどな…」というのは、まあよくあることだ。
LINEなんかも、本当は好きじゃない方である。

直接会うのが一番だ。
顔を見て、表情やイントネーションや動きなどを感じ取りながらコミュニケーションするのが、一番いい。
何より、楽しい。



また話がズレたな。
僕はそもそも文才がヒドいので、こうやって日々の記録を残すことで鍛えていければ良いのだが。


2015年8月21日金曜日

【8月21日(金)】 今日も元気だ 習字が上手い [活動135日目]

「器用だよね」「センスあるね」
「太らない体質の人って良いよね」
「子どもに好かれる人っているよね」



先天的に何でも上手くこなせる人間なんてのは存在しない。

先述のものでいえば、

どうすれば効率よくできるのか考えていたり、夜なべなどして時間をかけることでカバーしたりしている
日常に運動を取り入れたり、軽めでもトレーニングしたりしている
受けの良い話し方や表情、興味を持ちそうなものなどを模索している

といった具合に、見えない部分のそれがある。
付け焼き刃でなく、例えば十数年とか失敗を繰り返しながら学んでいくものもある。

あるヘタレ男の場合、「どうしたら人に嫌われないか」「どうしたら『いい人』になれるのか」というのを、
識閾下でやってきていた。コンプレックスからなのだが。

かつての姿に比べたら、だいぶマシな人間になってきたとは思う。
劣等感から「こうあらねば」という振舞いをしてきたものが、いつの間にか自然体になっていた。

が、まだまだだ。

驕る平家は久しからず。
歩みを止めたら、そこまでである。



そんなことを、自分への戒めも込めて記録しておく。



本日の福井新聞、一面とスポーツ面。

「恵まれた体格だもんね」のひと言で片付けてしまうのは、あまりに浅はかだろう。
彼もまた、頑張りがあったからこそ結果を掴み取ったのである。

充分な練習環境もない田舎だというのに、よくやってくれた。
全校生徒9人の和泉中学校から誕生した、日本一。喜ばしいことである。

そして和泉には、スキーや卓球などの競技で全国大会に出場する実力を持つ子らも数人いる。
分母の少なさから考えたら、驚異的な比率だ。

和泉という地域が、たくましさを育てるのかもしれない。
ここには、こんな魅力もあるのである。


2015年8月19日水曜日

【8月19日(水)】 Ignorance is the mother of impudence [活動133日目]

そして、大きなモヤモヤが一つ。



これほど魅力が溢れている和泉地区に、そもそも大野市自体が興味を持とうとしていないように感じる。

市民も市役所も、大野市街地しか見ていないんじゃないか。
最近になって、そんな思いが強くなってきた。
「天空の城」越前大野城も良いけど、他にも素敵なところは山ほどあるのだが。

市の職員でさえも、和泉のことや緑のふるさと協力隊のことを全く知らない人もいて、がっかりする。

街から30km離れている僻地だからか。
10年前に合併したとはいえ、まだ「村」であり、別モノだという意識があるからか。
どうせ人口4~500人の消滅可能性地域だからか。

「お荷物」のように考えられているという話も聞いたことがある。
聞いただけだから定かではないが。



…イライラしても仕方がない。
僕にできるのは、魅力をじわじわと伝えていくことか。



そういえば話は違うけど、狩猟免許、合格しました。
(過去の記事: 講習試験当日


2015年8月18日火曜日

【8月18日(火)】 目的地はまだまだ遠い [活動132日目]

最近、どうにもモヤモヤすることが多い。



また一人、同期が活動中止となった。これで4人目。
仲間として、僕たちにできることは無かったのだろうか。

せっかく手伝いに行っても、
やることが無かったり、ただの小間使いのようになったり、段取りが悪くて振り回されたり。
僕がそこにいる必要は無いのだったら、他にすべきことは山とあるのだが。

気の置ける仲でもないのに、ただただ馴れ馴れしく無礼な人。
いきなり「お前」とか呼ばれた日には、心も開けない。

気付いていないのだろうが、人をイラつかせる言動を取る人。
その態度は違うよな、とか、そんな余計なことを言わんで欲しい、とか思う。

運転マナーの悪さ。
福井県はとにかく酷い。これだけは好きになれない。

せっかく来た人材の「つかいかた」が違うんじゃないかと思う体制(僕のことではない)。
僕と直接の関係は無いしエラい人たちが決めることなので、口出しするようなことではないのだが。

十数年後に統廃合で消されてしまう予定の、和泉小中学校。
和泉の素晴らしい環境のなかで素直に伸びやかにたくましく育つ子どもたちを目の当たりにしているだけに、
何とかできないものかと思う。



以前の僕に比べたら、驚異的なほど人を好きになれるようになっている。
それでも、やはり疑問が生じ眉間にシワが寄ることはある。
表面ではアハハと笑っていても、心の顔は般若のときだってあるのだ。

変えるべきものは、変えていきたい。

正直に思いを吐露する。
学を積む。
独りでは無理ならば、協力していける仲間を増やす。

努力せねばならんな。


2015年8月17日月曜日

【協力隊あるある】 No.030

「お盆休みは無いの?」
『ないですねー』


【ドラゴン補足】
夏まつりやら何やらで、イベントごとなどの活動が多いこの時期。
協力隊にとっては多忙なため、帰省どころではありません。

しかし9月の頭に東京で中間研修があるため、
近隣に実家のある隊員は少し顔を出す時間くらいはありそうです。


2015年8月16日日曜日

【協力隊あるある】 No.029

軽トラと刈払機は、大体どこの家にもある


【ドラゴン補足】
畑をしたり草との戦いがあったりする田舎では、必需品です


【協力隊あるある】 No.028

休日でも、実質の活動日となることが多々ある


【ドラゴン補足】
どこまでが「活動」でどこからか違うのか、明確な線引きはありません。

休日であっても、何かの会合に参加したりサークル活動に行ったり自分の畑をしたり。
道ゆくご近所さんと会話するだけでも、「活動」といえば活動。

「しごと」を全て忘れてダラーンとできる日というのは、一年間の活動期間中にはほぼ無いのかもしれません。
プライベートなのか活動なのか曖昧なものは多いですが、
それはつまり、それだけ地域に溶け込んで来ているという証拠でもあるのでしょう。