2017年1月7日土曜日

【1月7日(土)】 昨日の僕になんて バイバイ [住民289日目]

土曜の午前は、株式会社 昇竜でのバイト。


赤色のオフィシャルジャンパーを支給していただいたので、今までのエプロン姿より、それらしく見えるはず。

ちなみに、年末年始の帰省中にヒゲを伸ばしてみた。
協力隊の事前研修あたりで一時的に伸ばしていたが、それ以来。今年のトレンドは、これで決まりである。

ちなみに、カナダ自転車横断旅行をしていた三ヶ月間も伸ばし続けており、


帰国時(2014年7月)には、こんな山男状態であった。汚らしいが、ご参考までに。


午後は、より処。2017年一発目の営業だ。

僕が東京へ戻っているあいだ、入口を囲ってくださっていた。
冬風が吹き込むと寒いので、その対策である。


実家から、色々と持ってきた。
音楽CDは、Mr.Childrenのアルバム・懐かしのJ-POPコレクション・ディズニー等のメロディー集など。


おもちゃ類は、人生ゲームの割と最近のバージョン・黒ひげ危機一発・パズル類・触れるだけで音を出せる楽器。


書物は、玉石混淆。マンガ以外は貸し出しサービスもしているので、持ち帰って読みたい方は是非。


数名のお母さん方が訪れてくれ、新年のごあいさつ。
皆さん今年さいしょのお喋りに花を咲かせ、笑い合っていた。


おいしそうな差し入れもいただいたので、またお茶請けに出させていただくとしよう。ありがたい。


2017年1月4日水曜日

【2017年1月】 自分の幸せ願うこと わがままではないでしょ [住民10ヶ月目]

2016年。
緑のふるさと協力隊を修了し、住民として和泉地区に残って九ヶ月。
色んなところ、人手の足りないところに呼ばれてはお手伝いする、田舎のフリーター生活を送ってきた。
様々な経験ができるのはおもしろかったし、前半あたりは楽しみながらやっていたのだが、
しかし後半は正直、苦しかった。

結局どれもバイトでほぼ最低賃金であり、いくら働いたところでワーキングプア状態で相対的貧困層。
非正規雇用で糊口を凌ぐ生活は、結構しんどい。
その上で、「より処」をはじめとしたボランティアや半ボランティア的な活動も諸々。日々、かなりのエネルギーもつかう。
休みも無く、時間にも気持ちにも懐にも余裕が無いと、塞ぎ込んでくるというものだ。
自分を惨めに感じるようになってくるのが、またネガティブスパイラルをも生み出す。

ちなみに、地域おこし協力隊に乗り換えていればサラリー生活となっていたわけだが、
協力隊というカベは要らない、一人の地区民として暮らしたい、と意固地を通したのは自分自身である。
その判断が間違っていたとは考えていない。(地域おこし協力隊をディスるつもりも毛頭ない)

和泉のためだと思って、色々な仕事をしてきた。しかし己の足許が不安定な状態では駄目。もたない。
まず自分に余裕を持つことができなければ、人の役に立つ余裕など到底持てないのだ。

具体例を挙げれば、より処である。
何で僕ばっかり身を挺してんだよ自治会の人とか地区民とかもっと積極的に関わってこいよ、
といったような、やや御門違いかもしれない不満等が内面から噴出するようになったりするわけだ。これはいけない。



愚痴のようなことをつらつらと書き連ねているが、つまり何が言いたいかというと、
『年度替わりの4月からは定職に就くべきだ』と考えているわけである。
身も心も金も余裕が無い生活とかもう無理なんで、フリーターやめますね。と始めからいえば済んでいた話だ。

今年度が終わる3月までは仕方ない、という表現は後ろ向きであるものの、区切りまでは筋を通さねばならない。
そしてそれまでに、新年度からの去就を真剣に考えねばならない。
いただいている話もあるので、それらから選択するのか。
和泉地区内・大野市内・隣接の福井市や勝山市、その辺りのエリアでジョブハンティングするのか。
しばらく福井県から離れてみるのも、選択肢だなと思う。

将来的にはいわゆる半農半Xのような、完全には雇われないカタチで生計を立てられればとは考えている。
しかし今しばらくは、その方向の道を開拓することは容易では無い。
45度くらい横の方角を行くか、はたまた180度ちがう道にしてみるのか。どれを進むことになるだろうな。

べつだん重大発表でも何でもない、瑣末な年頭報告であった。
細々した話をする相手もいないので、ブログを捌け口にしているだけである。





お金ではない価値観や、人の温かさ。
求めていたもの、「人としてのあり方」のようなものは、確かに和泉にあった。
だが残念ながら、綺麗事だけで生きていくには、現代社会はあまりにも煩雑である。

手前は、いま何を求めるのか。










[おまけ]
あらゆる感情の入り混じった表情で、2017年を見つめる筆者