2016年3月5日土曜日

【3月4日(金)】 あなたに逢えてよかった [活動331日目]

譲っていただくことになった車。車検と譲渡手続きをせなあかんので、車屋さんに引き取っていただく。


夜。ありがたいことに、僕の「ご苦労さん会」を催していただいた。
和泉の人は、なんた温かいんやと思う。

席次はクジ引きで、「さ」「そ」「う」のいずれかのテーブルに。僕は「そ」でした。


和泉地区の仕出し料理屋「いな美」さんのお弁当がメイン。元々は鮮魚店なので、刺身が付いています。うまいっす。
そしてお母さん方の手料理も、何品も持ち寄っていただいた。もうどれも美味い。


 いな美さんの限度が、いちおう40食。本来ならお世話になった数百人はお呼びしなければならないのだが、
「厳選」してくださった、特に良くしてくださった皆さんにお集まりいただいた。


姐さんが選んでくださった、肩提げカバンをプレゼントしていただく。
これは実用的だ、ありがとうございます。使わせていただきます。


なかなか答えづらい質問コーナーなども設けていただき、


アカペラで歌えという、一年間でいちばん難しい仕事を振っていただく。
いちおう十八番の、「あの鐘を鳴らすのはあなた」を熱唱しました。


とばっちりで、診療所の先生も「うれしいひなまつり」を歌うことに。何かすみません。


さらにリクエストをということで、久しく聞いていなかったお母さんの民謡「質調衣ちょい(しっちょいちょい)」を
歌っていただき、みんなで踊ることに。合ってる合ってないとかは さておき、こうしてみんなで楽しく卓を囲むことこそ、
コミュニティのあるべき姿じゃないかなあなんて思った。


最後に、セルフタイマーで集合写真を撮らせていただく。

自分のために これだけの人が集まってくださるなんて、これほど嬉しいことは無い。今までの人生では有り得なかったことだ。
最高に幸せな夜でした。本当に、ありがとうございます。

これからは「一人の住民」となりますが、どうぞ変わらぬご愛顧を、お願いいたします。


2016年3月4日金曜日

【3月3日(木)】 春のやよいの このよき日 [活動330日目]

社協(社会福祉協議会)の「おしゃべり広場」に参加させていただく。
年に四回実施しているそうで、1月にも来させていただいた


今回は歯科衛生士の先生から、歯の健康についてのお話。
どれくらいの強さで歯磨きすべきかなど、全員参加の○×ゲームなどを通して分かりやすく学ぶ。


口腔粘膜マッサージ、というのも教わった。


お昼には、お母さん方がつくってくださった料理をいただく。
そういえば桃の節句なので、ちらし寿司とお吸い物。うまいんすわ。


みんなでわいわいしながら、お喋りしながら食べる。
食を豊かにする、何よりの要素である。


 
デザートにホットケーキ。
ご飯もおつゆも おかわりしたので、お腹いっぱいだ。ごちそうさまでした。


大野消防署の和泉分遣所を訪れ、採寸していただく。
来年度から加入する消防団では、一人ひとりに合わせた装備一式を支給してもらえるのである。
そのままコーヒーをいただきながらしばし居座り、


支所で諸作業。

先日の地区向け報告会で、一部の方に回答いただいたアンケート。
担当者さんが集計してくださったので、一部だけ特別に公開してみました。


市長への報告の様子を、福井新聞さんに掲載していただいた。昨日は県民福井さんにも載せていただいたようだ。


夜は「和泉地区特産物活性化協議会」及び「和泉自治会 産業チーム」の会合。
先進地視察研修の振り返りと、今後の事業展開などについて。


2016年3月2日水曜日

【協力隊あるある】 No.047

どこへ行っても、何かしらお手伝いしないと落ち着かない


【ドラゴン補足】
あらゆる場面で常にお手伝いをしてきた協力隊。
「休んでて良いからね」などと言われても、じっとしているのは何だかウズウズ、そわそわ…
緑のふるさと協力隊の職業病なのでしょう


2016年3月1日火曜日

【3月1日(火)】 誰の真似もすんな 君は君でいい [活動328日目]

昨夜から降っていた雪。朝には30cmほど積もっていた。
サラサラだし、この程度の量ならサクッと雪かきして終了。


市役所の本庁を訪れ、市長・副市長・教育長に協力隊活動の報告。新聞社の方々も取材に来てくださった。

今日ばかりは いつものピンクポロシャツはあかんと言うので、大嫌いなスーツに身を包む。窮屈である。
あまりの珍しさに、職員さんたちにも写真を撮られた。見せもんじゃ無いですよ。

生涯学習フォーラムでの発表も聴いていただいているので、そこで話せなかった部分を軸に10分ちょっと。
市長だから偉い、とかいう考えは持っていないが、こういう場はまた独特の緊張感がある。


懇談タイムののち、謝礼品をいただく。市長と手が重なってしまったけど、持つとこ間違えたかな…


実は中身をリクエストすることができたので、大野の味覚 詰め合わせにしていただいた。
ちなみに「謝礼」の字は、担当者さんの奥さん直筆である。さすが先生、美しい。


和泉へ戻る前に、ひな祭りの展示を見てみることに。


おー、すごい。メインの20段雛は圧巻だ。三人官女が三百人官女くらいになっている。


江戸時代につくられたという歴史あるものや、


 
今どきらしく、3Dプリンタでつくられたものなども。


全部で2,000体もの人形が飾られているという。3月6日までだそうなので、近くを訪れた方は是非。


担当者さんが、最後の餞別代わりにと たくさん購入してくださった。
実は協力隊は、家や車のほか、消耗品の一部も支給していただけるんですね。ありがたいことです。


さてこれにて、フォーラム・和泉地区向け・市長向けと三つの報告が終了。
気付けば、和泉での活動が八日間、東京での総括研修が四日間を残すのみ。
だがまだまだ、やることは多い。もう終わるという実感は、皆無だ。


【2月29日(月)】 五里霧中 [活動327日目]

市役所の本庁を訪れ、こんどの物産フェアの話や譲っていただく車の話をし、印鑑登録をし、
和泉支所で諸々の作業や打ち合わせなどし、


夜は小学生えいご教室、31回目。ふだん来ない子たちも参加し、12人の大所帯となる。
隣の部屋でPTAの会議か何かがあり、親御さんと一緒についでで訪れたようだ。

じゃんけん列車英語バージョンをし、前回に続き和泉の特産・観光・伝統の単語を練習。
既にほぼ完ぺきに覚えてしまっているあたり、さすがだなと感心させられる。


それらの単語を探すパズル。さいきん恒例となっていて、子どもらも気に入っている。
のだが、これに費やす時間が長くなってしまい、発話が極端に少なくなっているのは反省すべき点だ。
アルファベット慣れしてもらうのも大事かもしれないけど、やはり喋ることをメインに据えなくては。


今日は色々と、思うところがあった。心が少し弱っていたらしいのも影響しているようだ。
考えがまとまらないので、記載しないが。

次回のレッスンで、今年度のえいご教室は終了する。
4月以降も続けさせてもらうつもりだったけど、そのあたりも改めて考えた方が良いな。
協力隊が終わったら少し時間ができるから、そのときにでも。


2016年2月28日日曜日

【2月27日(土)】 一蓮托生 [活動325日目]

お寺さんによる法話があるというので、川合地区の道場を訪れる。


和泉地区にはお寺が存在しない。その代わり各集落には道場があり、大広間と立派な仏壇が備えられているのである。

地区の皆さんも一緒に読経をしたのち、お話を伺う。
お寺の境内にあった、樹齢90年ほどの紅梅が倒れたという。それはもう終わりと思いきや、それをきっかけにして
様々な出来事があった、その「御縁」の話。死ぬためではなく生きるために生まれて来るのだという話など。
お坊さんというのはどうも胡散臭くてあまり良い印象が無いのだが(すいません)、法話を聴くのはおもしろい。

浄土は良いところのはず、嫌だったらみんな戻って来てるだろうから。てのは良かったな。
死ぬのは仕方の無いことなので、いまを精いっぱい生きましょう、と。


お母さんがつくってくれたお餅、熟れ鮨(なれずし)、お茶をいただく。うまい。


人が集まれる場所と機会があり、お喋りし笑い合える。
当たり前にたいせつなことだが、いまの時代それも難しくなり、忘れられているのかもしれない。

田舎が温かいという要因は、そこに一つあるんだろうね。