2017年12月30日土曜日

【12月28-30日(木-土)】 このまま このまま 今年も終わるよ [住民644-646日目]

連日、レンタルスキーの仕事。

ひと晩で30cmくらい積もった。自宅の車まわりを雪かきして、出勤してきても雪かきして。
雪国の日常だ。まだまだ軽いもんだろうけど。


スノーボードの整理。
百数十本が数ヶ所の置き場に散らばっており、長さもまちまち。
メインであるこの部屋に、綺麗めなのを大きさごとに並べる。これだけでも、半日ちょいかかった。


車体下部には、いつの間にやら氷の彫刻が創作されている。
雪国の日常だ。でも、小まめに落としておいた方が良さそうだな。


家の屋根雪が、駐車スペースにドカッと落ちてきている。退かさないことには、車を停められない。
雪国の日常だ。でもこうなる前に、屋根から取り除いておいた方が良さそうだな。


世間は年末年始休暇に入り、さすがにスキー場にも人が増えてきた。
とはいえ有名どころに比べたら、超悠々と滑走できそう。穴場といえるのかもしれないな。

土曜日には、レンタルのお客さんも25組ほど。ほとんどが午前中に借りに来るし、忙しなかった。


午後は、ぼつぼつと返却がある程度。自分の仕事ができる。
部品も届いたので、バキバキになっている靴裏を交換する作業に精を出す。


二十数足が生まれ変わった。これで団体のお客さんが入っても対応できるだろう。


2017年12月27日水曜日

【12月26-27日(火-水)】 誰かの言葉待ってるだけなら いっそやめてしまえば… [住民642-643日目]

12月26日(火)

レンタルスキーの仕事。お客さんが家族連れやグループで来店すると、貸出しに少しわたわた。
だがそれ以外の時間というのは、けっこう自由だ。スキーブーツや、


スノボブーツを磨いたりボルトを増し締めしたり棚の陳列を整理したり。


薄くなってしまっている識別ナンバーを、


書き直したり。何かしら仕事を見つけては、勝手に作業していく。
そこが僕の持ち味だよね。誰も言ってくれないから、手前で言うけどさ。
ごく稀に余計なことしちゃうときもあるけどさ。それも仕方ないさ。

さておき、手持ち無沙汰にしてるのとか嫌いだから、やることがあるのは良い。
靴も板もストックも、数百という単位で置いてある。ぼちぼち、自分のペースで進めていこう。


夕方、公民館で印刷をさせてもらったのは、より処だより1月号。
毎月末、市報などと一緒に地区内全戸へ配布してもらっている。


似顔絵ブラックボードを紹介してみた。


お正月中はボランティアスタッフも出てこられないし、そもそも営業しても誰も来ないだろう。
というわけで2018年の営業は、第二週目からである。


12月27日(水)

雪。


風もあり、軽く吹雪いているような感じ。スキー場で滑る人やリフト番をする人は、寒そうだ。


レンタルスキーの方では、入口付近を時おり雪かき。こればかりは、暑くなり汗をかく。


スキーブーツの底が、擦り減ったりバキバキになったりしているものも少なくない。
危ないし使いものにならんので、そんなのは取り外して、


新しいものを取り付ける。にわか靴屋さんだ。
そんなんしつつ、お客さんの対応をしたり整理をしたり掃除をしたり。
やることは無限に、とまでは言わないが、那由他くらいにはある。冬は長いからね。少しずつ、一つずつ。


2017年12月26日火曜日

【12月20-24日(水-日)】 見えてるものを犠牲にして 見えないものに手を伸ばして [住民636-640日目]

※一週間ほど更新していなかった当ブログだが、まとめてハイライトでお届けする。
 記事にするには不充分な感じの日が多く、ちょっと面倒くさがりさんになってもいた。
 ほぼ毎日更新とか嘯いておきながら、こういうこともある。お気になさらず。


猟友会の人たちに付いて、またも狩猟へ。
シカの寝床だという場所を見に行くも留守で、シカの足跡かと思って追って行ったらカモシカで、


イノシシの足跡を追って巻き狩りの要領で歩き回ったりしばらく待機したりするも捕まらず、


だが住民の目撃情報により、川沿いにいたイノシシ3頭が捕獲された。
午前中には終わると思ったものの、忙しい日となり、一日しごと。


今年最後の営業となった、より処。顔を出すことはできなかった。無念。
ワンコインランチの写真は、常連さんのものを勝手に拝借。うまそう。


メニューは、毎回ちがう。ボランティアスタッフのお母さん方が、ちゃんと考えてくださるのだ。
そのメニューを書き出すブラックボードと、イーゼル。お洒落なのを仕入れてみた。良いね。

どうでもいい情報だが、佐宗は高校時代の三年間、黒板係であった。
毎にち放課後の掃除の時間に、黒板をピカピカに磨き上げていたのである。どうでもいいね。


九頭竜スキー場の仕事へ。
まもなくオープンするので、リフトの乗降口付近を除雪したり整えたり、


高所作業したり。
展望台とかジェットコースターとかの高いところは好きなんだけどね。
仕事としてするのは、最近ちょっと怖く感じる。万が一のことがあっても、補償が無いという恐怖だ。


そして九頭竜スキー場がオープン。シーズン中、僕は主に現場の仕事ではなく、


チンピラに仲間入り。なんてアウトレイジじゃなくて、レンタルスキーの仕事に入る。
九頭竜にちなんだユニフォームがカッコいい。僕向きだぜ。


ブーツを合わせてもらい、その大きさで板を調整し、身長に応じたストックを貸し出す。ボードもある。
お客さんのいない時間帯でも、掃除したり用具を整理したりと、やることは結構みつかる。

自分でレンタルしたことは幾度もあれど、する側になるとは思いもしなかった。
これもまた、田舎ならではの経験の一つだな。


2017年12月18日月曜日

【12月18日(月)】 この長い冬が 終わるまでに 何かをみつけて 生きよう [住民634日目]

※絶命した獣および、その血などの写真が掲載されている。
 画像にボカシは入れてあるものの、苦手な方はご注意いただきたい。


今日、猟に出てみた。まずは一人で、適当なところへ下りてみることに。


かんじきを譲っていただいた。ありがたい。
これが無いと、深い雪のなかを進軍できないからな。
かんじき作り教室は来年になるとのことで、それまで待ってるわけにはいかない。


シカがいたらしい痕跡や、


足跡が残っていた。九頭竜湖のフチ沿いに、向こうの方へ行ったらしい。
が、よく分からない。無駄に歩いて、良い運動をしてしまった。


猟友会員と合流し、足跡を見かけたというポイントへ走る。
途中、イノシシを発見したとのこと。ライフルでパンパンと、見事に2頭を仕留めていた。
あとで処理をするとして、


川沿いへ。シカがいそうな場所を挟み、一人が上流から下り、僕は待ち伏せる。


キャップを逆さまに被っているのは、決してカッコつけているわけではない。
正位置だと、鍔が視界を遮って邪魔になるのだ。次元大介みたいにはいかない。

どうやら山の上の方に行ってしまったようで、ここは空振り。


先ほどのイノシシのところへ。子どもなのか、かなり小さめ。一人でも持てるくらいだ。
猟友が血抜きをし内臓を取り出し、軽トラで運び、冷やしておくべく水場へ入れる。


ある崖に、イノシシの歩いた跡があるという。よく見てるなあ。
これは上の杉ヤブで休んでるぞ、とのこと。何で分かるのかが分からない。

一人が左の方で待ち、僕は右の方から上がっていき左側へ追いやる作戦。
雪の急斜面を登ると、息が切れ汗が流れてくる。軽くリアル登山だ。


寝てると下の方から飛び出すぞ、と無線が入ったので、慎重に。
すると、いた。写真の左奥、樹の根元で横になっているのがお分かりだろうか。
距離にして、たぶん20mくらい。そっと銃に弾を込め、


一発で決めることができた。だいぶ大きいので、一人で引っ張っていくのも下へ落とすのも厳しい。
猟友に上がってきてもらい、


また血抜き。食肉としていただく場合、すぐに処理をしないと臭みが出てしまうのだ。
その過程を、よく観ておく。自分でできるようにならないとな。


胆嚢は、乾燥させると良薬になるらしい。胆(い)と呼ばれるようだ。
「ストーブの上に吊るしておくんや」
もらったので、自宅で干してみようか。でも僕は使わないから、欲しい方いたら差し上げますわ。


下の道まで運ぶのが、また大変だった。
縄をくくり、変なところに落ちていかないよう、二人がかりで。疲れる、体力をつかう仕事だ。
そしてまた水槽まで運搬し、水に浸けておく。丸一日くらい、冷やしておくとのこと。

中の上くらいですかね。
「大の中くらいやな」
今年初の獲物は、それなりに大きいものだった。まずは良いだろう。次はシカを獲りたいね。


銃を使ったら、必ず手入れ。雪などが付着し濡れてしまっているし、発砲すればススも付く。
面倒でも、やらねばならない作業だ。こうして扱いに慣れていく、というのもあるし。


夜は、今年最後となった子ども英語教室。シーズンIIIつまり三年目の、レッスン8。
小学1年生から中学2年生まで、10名もが参加してくれた。


先週やってもらった、花のボキャブラリー12コ。
非常に難しいものの、けっこう憶えているのに感心。すごいな。
復習をし、「What's on your head?」をし、


”Which flower do you like?" というセンテンスを導入。
この中でどれが好きか、という表現である。


それを用い、Slap Gameつまりカルタ。
「親」となる人にみんなで質問し、親が適当に答え、そのカードを争奪すると。


セカンドラウンドは、全て裏返した状態で。ひっくり返しながら探していく。
こうすると運要素が九割くらいだから、年齢差によるハンデも埋められるわけだ。
ゲームとはいえ、あまりにも違いが大きいと、やる気を削ぐのでな。我ながら、ちゃんと考えてるぜ。

講師が車の旅で放浪していたので、今年はレッスン回数が少なかった。
そんな状態でもみんな、毎回よく来てくれた。嬉しいね。
今年度まだ5,6回あるから、よろしく頼むよ。

Merry Christmas and Happy New Year!


2017年12月17日日曜日

【12月16-17日(土-日)】 坊主が屏風に上手に坊主の絵を書くと言うだろう [住民632-633日目]

12月16日(土)

先週と同様に、道の駅九頭竜のヘルプ。ふれあい会館のレジ等をし、


お昼の時間帯は麺処に入る。
お客さんゼロだったらどうしよう、とか言っていたものの、いっときワッと来店があった。


今日からオープンした、福井和泉スキー場。
夕方には、バスツアーのお客さんたちが帰りがけに立ち寄る。


温かいスープがふるまわれた。


12月17日(日)

猟師、はじめました。いや昨シーズンから始めてるんだけど、今シーズンは初の出猟。
前の冬は2,3回しか行けてないので、この冬こそは何を差し置いても、ハンティングするぜと。


猟友会の先輩がた2名に付いて、車で周っていく。
道路脇に、シカらしき足跡を発見。まだ新しい。

憎らしい雪でも、こうして痕跡を残してくれるから、狩猟に役立つのである。


谷の方へと入っていったらしく、銃を背負って追って行こうとしたのだが、


よく見ると、どうやらカモシカであるとのこと。
足跡も見た目も似ているけど、これは天然記念物で、非狩猟獣。撃ってはいけない。残念。


その後も国道沿いを、フットプリントがないか注視しながら走っていく。しかし、真っ白。
今日は動いていないようだ。獣も、日曜日でお休みだったか。

シーズン一発目は空振りに終わったものの、まだまだ冬は長い。これからである。
今年はガンガン山に入って、勉強していこう。OJTってやつだな。


夜は、九頭竜スキー場の忘年会。に向かう途中、18時ころで既にマイナス2度。勘弁してくれ。


草刈りから搬器がけから諸々の作業から、共に仕事してきた人たち11名が集う。色々な話題で盛り上がった。

「あんまりあちこち手伝いに行ってても、いまに何処からも声がかからなくなる」
「フラフラしてないで、一つの仕事に絞った方が良い」
んなこた分かってんだよこっちだって望んでやってるわけじゃないんだよ模索してんだ
よ。
価値観だって、あなたたちの世代とは相当に違ってるしね。

和泉に来て、3年目も終わろうとしているところ。
周りはワーワーうるせえ心配してくれるけど、けっきょく手前の道は手前で切り開いて行くしかない。
そろそろ真剣に、残るのか出ていくのか、居付くなら仕事をどうしていくのか、決めなあかんわな。

それはそれとして。僕はシーズン中、ほとんどスキー場には行けないだろうけど。
皆さんには寒さに負けず、頑張っていただきたい。