2016年9月10日土曜日

【9月10日(土)】 今日は今までの どんな時より 素晴らしい [住民170日目]

着慣れぬフォーマルな服装に身を包み、八王子から小一時間、横浜のホテルへ。


高校からの友人、人生最大の晴れ舞台である。


友だちが少ないということもあり、結婚式に参加するのは人生で初めて。
少しドキドキしつつ、ワクワクもしつつ。

まずは教会で、厳かに挙式が執り行われる。


フラワーシャワーで祝福し、


披露宴会場へ。


新郎新婦入場前には、プロジェクションマッピングが。


親類・同僚・友人など、100名以上の人が招かれていた。けっこうな数である。


豪華な料理をいただきながら、余興やムービーなども楽しませてもらう。


無事に終わり、今度は二次会。


新郎はカッコよく決まっているし、新婦さんもお美しい。
言うことなしだ、おめでたい。


とても素敵な式で、幸せを分けていただいた。

繰り返しになるが、僕の数少ない、大切な友人の一人。楽しい、幸せな家庭を築いていって欲しいと、心から願っている。
いや願わずとも、そうなることは間違いないと、今日の結婚式で確信したけれども。

末永く、お幸せに!


【9月9日(金)】 確かなものなんてここにもあそこにもない [住民169日目]

日中は、明日に控えた友人の結婚式に向けて細々とした準備などを。

あと、和泉の方々へ買って帰るお土産も見繕いに行く。八王子らしいもの、となるとなかなか難しいものだ。
お世話になっている方が多すぎて、一人ひとりにちょっとずつになってしまうのも申し訳ない。
数もよく分からなかったので、渡しきれない方がいたらゴメンなさい。


夜は、八王子に程近い立川へ。人が多すぎだ。月並みな表現だが、息が詰まりそうになる。
都会は好きになれないし、なるつもりもない。単純に、僕には向かないのである。


「緑のふるさと協力隊」の同期二名と再会した。
一人は同郷の、エイトプリンス。隊員修了後に復学している。
もう一人は岡山県に移住しており、たまたま同じタイミングで、地元の立川に帰省してきていた。

言っても四ヶ月ぶり半年ぶりなのだが、けっこう懐かしい気がするような、
それでいてすんなり馴染めるのは、協力隊の苦楽を分かち合った仲間だからか。
また紅葉まつりにでも来てもらうか、年末に僕が帰ってきたときにでも集まれるだろう。


二人は日中、別の同期に会いに行ってきたらしい。もう一日、余裕があれば同行できたのだが。

お豆腐屋さんをされているようで、僕の分も用意してくれていた。ありがたい。
佐宗家で、おいしくいただこう。ごちそうさまです。


父が、何やら色々とくれた。
光るクマちゃんに、東京オリンピック・パラリンピックのオフィシャルバッジ。
各ピックごとのバッジはあれど、両ピック一緒のものは非売品らしい。どのタイミングでどこに付けよう。


躍動感ある龍などを描く、墨絵アーティストの方のハンカチーフ。お洒落だ。
下手に汚せないので、使いどころを考えねば。


そして「より処」に飾ってくれと、同じアーティストの方の超絶カッコいい作品、アクリルの額つき。
これこそ落としたら割れるし、扱いをしっかりしなければ。

気にかけてくれて、ありがたいことである。


2016年9月9日金曜日

【9月8日(木)】 Hello, again my old dear place [住民168日目]

こういう日に限って、あっちへ呼ばれたりこっちで用事を頼まれたり細々した作業に、どうにも忙しなくなるものだ。


週末は、高校時代の友人の晴れ舞台なのである。それは勿論、駆け付けなくては。

注文していた礼服は、通常より早く仕上げていただくことができた。街へ降り、受け取ってくる。
午前中に出立しようと思っていたのが、何やかんやしているうち、けっきょく16時過ぎになった。


和泉地区から東京は八王子まで、ほぼ高速道路で行くことができる。
途中で睡魔に襲われ仮眠もしつつ、てっぺんを超える前に到着。
たかだか四ヶ月ぶりなのだが随分と懐かしい感じがするのは、ここまでの日々が濃かったからか。


いつの間にか太陽光パネルとか付いてるし、佐宗家どうなってんだ。
シャワーヘッドなど諸々も変わっているし、どうやら進化のスピードが違うようである。


2016年9月8日木曜日

【9月7日(水)】 やるべきことをやるだけさ [住民167日目]

朝は、しばし協議会の事務仕事。
雇用契約上は「必要に応じて出勤」となっており、どうでも月に15日ぶん出なければならない、というわけでは無いらしい。
そのぶん時給計算で、賃金が低くなるだけの話だ。

衝撃の事実である。思い込みは恐ろしい。
それで良いなら、副職メインで生活費を工面しつつ「より処」のボランティアも、というのも不可能では無いか。



より処の清掃等をしていると、穴馬民踊保存会長から電話が。
和泉のデイサービス「わくわく館」で夏祭りが行われており、慰問しているというので、駆け付け演舞。


そのままフェードアウトするつもりが、何故かお化粧をする流れになった。


何故だろう、両手が思うように動かない。


でも可愛くメイクアップできたかしら。


より処へ戻り、集まってくれたお母さん方と一緒に掃除。
ガラスはピカピカに磨いていただき、


剥き出し状態だった一部の床にはクッションフロアを貼っていただき、


黒ずんでしまっている壁も白に戻していただいた。


お昼ごはんは、道の駅九頭竜で買って来てくださった おにぎり等。賑やかに笑いながら、お喋りしながら食す。
こんな感じで、みんな楽しく交流できる場になっていってくれれば良いのだ。

午後もしばらく作業していただいて、食器類は整理され床も綺麗になった。たいへんありがたい。
オープンまで、ちょうどあと一週間。良い感じだ、楽しみである。

協議会の仕事に戻り、やらねばならない事務作業を。
夕方には出ないと行けなかったので、片付かなかったぶんは明朝に回すとする。


前にテーブル等の備品をいただいた、街の方のお宅。訪れて資材等をいただく。非常に助かる。
足りなかった材料は閉店間際のホームセンターで調達し、和泉の方からお借りした軽トラで運搬した。


というのも、より処の裏手に「壁」をつくらねばならないのである。

使わせていただくのは、JAさんの建物。バックヤード側の入口には倉庫があり、セキュリティセンサーも付随している。
土日など農協営業日以外も立ち入るには、人の動きを感知されぬよう3.5m四方くらいの仕切りを設ける必要があるのだ。

それに使用する角材やネジなどを調達してきた。


お手伝いしてくれたお父さんと、街の「田嶋屋」で遅めの夕飯。
タルタル醤油カツ丼定食をごちそうになってしまった。ボリュームたっぷりだし、うまかった。


2016年9月7日水曜日

【9月6日(火)】 気が付けばそこにある物 [住民166日目]

月に一・二度ほど入らせてもらっている、和泉保育園でのエセ保育士バイト。


「ころがしボール」という、ドッジボールの原型もしくは派生したような遊びなど、朝から動いて既にみんな汗だく。


和泉のデイサービス及び敬老会で発表する、歌と踊りを練習。かわいらしい。


天気の良いときは、泥んこ遊び。思いっきり全身を汚しながら、たいせつなことを学んでいく。


年長の女の子たちは、恒例のお菓子屋さんを展開。


かき氷(みかん味)をつくってくれた。おいしい。


一緒になって、バッタを捕まえながら園庭を歩く。15匹くらい捕まえたら、キャッチアンドリリース。


屋内遊びでは気付かないこと、できないことがたくさんだ。


お昼ごはんは、スープとコロッケとトマト。うまい。


お昼寝ののち、再びお歌の練習。だいぶ覚えてきたようだ。


室内でBBQ。大人たちがやってるのを、よく見ているのだな。
あとは絵本や紙芝居を読んだり、追いかけたり、ぐるぐる回したり、こちょばしたり、触れ合って戯れたり等々。

「たっちゃんが来てくれて嬉しい」とか「大好き」とか言ってもらえるのは、素直に嬉しいものだ。
子どもたちは全身全力で感情を表現して、ひっ付いてきてくれたりする。楽しいし、癒される。
大人じゃ、そうして愛情を示してくれる人もおらんしな。


先生から、おネギをいただいた。ありがたい。豚汁でもつくるか。


保育園前の木に生っていた、赤い実。お迎えに来たお母さん曰く、ヤマボウシというそうだ。
たまに見かけはするものの、その悪魔の実みたいな姿に、何となく忌避していた。


が、じつは食べられるらしい。口にしてみると甘く、味は完全にマンゴー。普通においしかった。
ぜったい同じ科だなと思って調べてみたが、普通に違った。


自宅前で、ちょうど帰宅途中の和泉中学生二人を捕まえる。おじぎ草を紹介し、しばしお喋り。
都会だと声をかけただけで事案になるかもしれないが、田舎では寧ろ、声をかけない方が不自然である。

街へ下りて、「より処」でつかう材料の買い出し等。
ここで行っておかないと、オープンまでに用意する余裕が無さそうだったので。
帰宅後に豚汁をつくる余裕も無かったけど。


2016年9月6日火曜日

【9月5日(月)】 0か1かで変わりゆく世界 [住民165日目]

日中は、協議会の事務仕事。


事務所を間借りしている、和泉公民館。エントランスには、二枚のポスターが貼られていた。
来年度の「緑のふるさと協力隊」と、猟友会の大野支部・和泉支部と、それぞれの募集だ。

どちらも素晴らしい活動なのだが、人手不足。興味のある人を、絶賛受付中である。


夜。小学生らの夏休み期間中はお休みしていた、子ども英語教室を再開。
シーズンⅡのレッスン14となる今回からは、職業の単語を導入する。

ちょっと難しいと分かりつつも、「What do you want to be?」「I want to be a/an ~」の表現も練習。


後者のセンテンスを用いながらカードを予測し、当たれば手に入るカードゲームをする。
なかなか一致しないぶん、成功した際には盛り上がっていた。それだけ、希望の職に就くのは大変だという暗示でもある。

ちなみに、僕の幼少時代の夢は「おまわりさん」であった。
仮にそうなっていたら、和泉地区に来ることは生涯 無かったろうし、つまらない不祥事でも起こして書類送検されてそうだ。
脱線しまくりの人生も、この場所に繋いでくれた。今でこそ、それで良かったと思える。


続いて、青葉の笛保存顕彰会メンバーによる篠笛の練習。

来月は「フォーラム青葉の笛」という催しがあり、それぞれ個人発表もする予定だ。
曲を決めて吹き込んでいかねばならないのだが、さいきん0と1の音が上手く出ない。
腕が落ちないよう、やる時間つくらないと。


お野菜をいただいた。
今年は、ナスがよく育ったという。道理で、道の駅の直売所にもたくさん並んでいた。
悪くしてしまう前に、お味噌汁つくらないと。