2015年11月27日金曜日

【11月27日(金)】 冬の欠片 いつか形をなくすけど [活動233日目]

寒い地域で活動する同期たちから、初雪だーという知らせが届き始めた今日この頃。
和泉地区にも白い花が咲き始めました。冬がはじまるよー
しかし雪うんぬんより、まず寒い。家の中でも吐息が白くなる。

会う人あうひとから「冬はまだ経験してないんだよね」「雪は大変だよー」と八ヶ月間、散々言われ続けてきた。
それ自体にもう嫌気が差しているのだが、僕は和泉の冬を楽しんでやるくらいの気持ちでいる。

そんなすぐに音を上げるほどヤワだと思ってんすか?と聞き返してやりたいくらいだ。
上げるかも分からんけど(笑


恐竜親子冬眠の様子は、昨日の福井新聞に掲載されていました。文がおもしろい。
ちょくちょく写真に登場させていただき、恐縮です。


【11月26日(木)】 いざ進めやキッチン [活動232日目]

公民館の講座、「穴馬(あなま)かぶら おにぎりづくり」に参加させていただく。


和泉地区の特産である同かぶらを用いたアイデアコンテストで、グランプリとなった同おにぎり。
考案者の調理師さんが講師となり、僕を含め15名の参加者が作り方を学ぶ。


実の部分は、キャベツスライサーで薄く切り浅漬けに。


茎の部分も食べられるので、一部は おにぎりを巻く際の「ひも」用に。


葉の部分も食べられるので、一部は おにぎりを巻く際の「皮」用に。


残った茎と葉は細かく刻み、ご飯に混ぜる。
かつお節と醤油で味付け。これだけでも美味いよなあ。


細長い形のおにぎりにする。


そして巻く。

ブログ用に超省略していますが、実際は2時間ほどかかっています。
手間のかかる超繊細な作業ですが、超うまいっす。
まいたけ弁当に続き、「道の駅 九頭竜」の新名物になりそうだ。

参加者を変え、夜にも料理教室が開催されるとのこと。お疲れさまです。


その夜の部が始まる頃、僕は街へ下りてきて「ソフィアの会」の集まりに参加。
大野市を良くしていこうと、自由に話し合いをする場だ。9月に顔を出させてもらったところ、今回も呼んでいただいた。

前回のまとめを基に、胸懐を吐露する面々。
「若い人たちのバイタリティは凄いわ」と仰っていたが、会員のお母さん方のエネルギーもすごいです。


2015年11月26日木曜日

【11月25日(水)】 君を守り抜きたい この冬から [活動231日目]

「道の駅 九頭竜」前の恐竜親子。今日はいよいよ、冬眠の日である。

例年、雪が降る前のこの時期に冬ごもりし、雪が解けた春先に起きてくるのだ。
昨日たまたま立ち寄ったときに、支配人さんから手伝いに来んかと誘っていただけたので良かった。


巨大テントやテーブルなども片付けていく。


このときばかりは、大勢の報道各社が集う。
福井県では、このニュースを見ると冬の始まりを実感する、という方は多いようである。

そしてこちらも恒例、和泉保育園児によるお見送り。
「ばいばーい」「きょうりゅうさん、またきてねー」
かわええ (´ω`*)

が、「はいじゃあここに並んで、みんなで恐竜さんにお別れしようかー。あー、もうちょっと左に寄ってくれるかなー」
その出来レースは必要かい?


国道を2kmほど引き連れ、恐竜さんは倉庫へ。来年の4月にまた会いましょう。お休みなさい。


スキー場・キャンプ場に加え道の駅も運営する「和泉リゾート」は、
テーブルも手づくりするし巨大テントも設置・解体する。何でも自分たちでこなす、スーパー企業である。


午後は公民館で、先週に続き「穴馬(あなま)紙すき」体験。
面谷(おもだに)鉱山跡地から採ってきたノリウツギの枝。その表皮を剥がす作業を、小学5・6年生と一緒に。


熱湯を灰で濾し、灰汁をつくる様も見せていただく。さながらドリップコーヒーやな。


太い枝は皮が固く、なかなか剥きづらい。1,2mmほどの厚みしかない緑の部分を残すのは、なかなか難しいものだ。


表皮を取り除いたら、小刀で削ぎ落す。


これを集めて水に浸すと、とろみが出てきて糊の役割を果たしてくれるわけですね。


反省はしていません。


こいつは上手く剥けたぞ。細いのは やりやすい。


授業の一環で体験している小学生は、6時間目終了時刻で学校に戻る。
僕と姐さんは居残りで、もう少し進めておく。集中力のいる、なかなか大変な作業だった。


夕方のニュースでは、恐竜ちゃん冬眠の様子が。


夜、公民館の健康麻雀教室に参加。

どの牌を捨てるべきかとかよく分からんし、人の手を気にしている余裕も無い。
考えなあかんことが多く、思考回路はショート寸前になってきますね。


それでも麻雀同好会の方のアドバイスのおかげで、今回は大勝ちさせていただきました。
独特の緊張感がありますよね、麻雀て。


2015年11月24日火曜日

【11月24日(火)】 いつか 太陽が 消えてなくなる前に [活動230日目]

天気予報通り、朝から雨。
晴れたらプランA、降ったらプランBの心づもりだったので、今日はBで。


役場の公用車を、スタッドレスタイヤに履き替えさせる作業。
タイヤ交換なんてしたこと無かったが、雪国では一般常識だそうだ。
支所の方に教えていただきながら進めていく。


軽トラからハイエースまで、計5台ぶん、20本のタイヤを冬仕様にチェンジ。
油圧ジャッキを使ったからというのもあるが、やり方が分かれば簡単なもんである。

あとは和泉地区唯一のガソリンスタンド「マルエイ」さんで空気圧チェックをしていただき、
これでいつ雪が降っても大丈夫。


「畑レンジャー」で育てさせてもらっている穴馬(あなま)かぶらも、そろそろ良い頃合い。
今週はずっと雨だというから、止んでるうちに収穫しよう。


大小あわせて40本ほど採れた。
和泉の寒暖差のなか育つ穴馬かぶらは、旨みが詰まっている。葉も茎も食べることができ、うまい。


さて夜は小学生えいご教室。19回目。
引き続き感情表現を学んでもらい、"How are you?" に対して "I'm ~" で答える表現を覚える。
グループ練習をし、


同じカードを持ったパートナーを探すゲームと、ペアになってカードを獲り合うゲームをする。
happyからthirstyまで、10コの単語はほぼ完ペキに覚えてくれたようだ。

来週からはいよいよ、12月らしい単語を導入するかな。


【11月23日(月)】 そばにいたい今度は きっと [活動229日目]

昨日に引き続き、そばまつりのお手伝い。


九頭竜楽しみ隊は、絶賛会員募集中。
新緑・紅葉・そばの各まつりでは そばを打ち、夏にはスイートコーン収穫祭をし、その他もろもろ。
(「若葉のふるさと協力隊」も参加した収穫祭の様子は、こちらから)

みんなでわいわいと、その名の通り楽しみながら活動しています。


お気遣いいただき、こねこねしている様子を撮ってくれた。


飛んでいけ、あなたの胃袋まで。


さて本日の主な仕事は、盛り付け場と茹で上げ場の中継。
昨日は無かった役職だが、ここに人がいると効率が良いようだ。
麺の受け渡しをしたり、温そばの注文が入った際に麺を温めたり、ほか細々とした作業をしたり。


天気予報では雨マークが付いていたのだが、見事に晴れた。
来場者は昨日以上に集まり、どのブースも繁忙。嬉しいやら大変やら。


テントの向こうまで、ずーっと行列が続く。
二日連続で訪れてくれる人も、楽しみ隊のそばを食べるために他県から来てくれる人もいた。


今日も三杯ほど食べさせてもらったが、やはり美味い。飽きない。
楽しみ隊のそばは特別においしいという人が多いので、やはり何かが違うようだ。愛情かな。


楽しみ隊だけで、二日間で1,500杯以上も出たという。
まつりには8団体が出展していたから、単純計算すると全体で10,000杯以上も売れたんか。すげー。
おそば好きな人が多いんかな。粉も水も、質が良いからこそやね。


夜は打ち上げにも呼んでいただいた。和泉地区は「喫茶いのうえ」で。恐竜ちゃんがかわいい。


おいしい料理を頬張りながら、賑やかに。

楽しみ隊の方々と一緒に二日間、楽しませていただいた。ありがとうございました。
来春からは僕も正規会員だな。そばを少しずつ、教えていただこう。

足を運んでくださった皆さんも、ありがとうございました。
お疲れさまでした!


2015年11月23日月曜日

【11月22日(日)】 いつも君の側にいるよ [活動228日目]

そばまつりのお手伝い。


大野市では、頻繁に何かしらのイベントが開催される。


満席状態。
思っていた以上の人出だ。みんなお祭りごと好きなんやな。


そばの出展が8ヶ所、地場産品等の販売が6ヶ所。
僕はこちら、和泉地区は「九頭竜楽しみ隊」から招集がかかった。


粉や水を量って機械に投入したり、それをこねたりするのが主な仕事だ。
体重を乗せてしっかりと、ひとこね一こねに愛情を込める。


茹で上げスペースには、熱気が立ち籠めている。


大野の名水を使った作りたての手打ちそばは絶品。
まかないで3杯ほど食べさせてもらったが、まったく飽きが来ない。


立ち仕事なので腰が、こね仕事なので手首が、地味に痛くなる。
あと何故か、足首に捻りグセが付いてしまっている。いてて。

お手伝いは夕方に終了。明日も来ます。


真っ直ぐ和泉には帰らず、街なかの「モモンガコーヒー」へ。


深煎りを啜りながら、今週の英語教室の内容なんかを考える。うまい。

場所を移動し、軽トラの中でひと眠り。昨夜よく眠れなかったしな。
こうしてわざわざ時間を潰しているのには理由がある。


「良縁の樹」がある春日神社で行われる、祈願祭に参加させてもらうためだ。「いい夫婦の日」に合わせたらしい。
そばまつりが終わってから祈願の時間まで、中途半端に時間が空いていたんですね。

しかしここは相変わらず幻想的で、美しいな。


良縁祈願カードに住所と氏名を記入し、


裏面には願いを記入する。真面目か。
ひとくちに縁といっても、友人・恋人・子宝・機運・成就・息災など、色々あるでな。

カードは神前に捧げられ、宮司さんにより本殿で祈願が執り行われ、お祓いをしていただいた。


市役所「結の故郷(ゆいのくに)推進室」の方々も数名が運営に来ていたのだが、
なんと姐さまがお守りをプレゼントしてくれた。


そして絵馬まで。お心遣い、ありがとうございます。


こんな感じにさせていただきました。真面目か。


「お好み焼 ひろの」さんの移動販売もあった。お店には未だ食べに行ったことが無いのだが、


こちらもご馳走していただいてしまった。至れり尽くせりで、ありがたいことです。
無給の協力隊の身としては、助かるばかりですね(笑

マヨネーズでハートを描けば、良縁お好み焼きのできあがり。
生地がふわふわで、うまい。


今年の良縁の樹イルミネーションは、明日で終了してしまう。
足音が聞こえ始めた、大野の冬。良縁も一緒に連れて来てくれるかな。