2017年11月24日金曜日

【11月24日(金)】 厳しくも日々強く生きてる者よ [住民610日目]

おうおうおう、まじか。


こんなちゃんとした雪が11月に降るなんて、聞いてないぜ。心の準備ができてなかったぜ。


今日も九頭竜スキー場の仕事へ。もう滑走できそうだ。頑張れば。


引き続き、シートの張り替え作業に従事する。
雪降りでも外仕事をする、日本人の勤勉さよ。というか、やらないとオープンに間に合わなくなるからな。


相変わらずボルトは、非常に抜きづらく非常に挿しにくい。
だがそこは我々。流れを掴み、先日とは比べ物にならないほどサクサク進めていく。


しんしんと、それなりの勢いで降り続ける雪。けっこう冷えるが、雨に濡れるよりはまだマシである。


湿り気のある、いわゆる「ベタ雪」というやつ。さほど積もりはしないらしい。


毎回、親方が差し入れてくれる缶コーヒー。あったかい。午前も午後も一度ずつは休憩を挟み、暖を取りながらだ。
今日は50基以上を片付け、8つほど残して終了となった。


夜まで降り続く。ウィンターアゲインってか。積もるのは良いけど、ほどほどにしてくれよな。


【11月23日(木)】 大それたものでは きっとないな [住民609日目]

世間は祝日。本来ならば道の駅九頭竜のヘルプに入るところだが、


サル捕獲技術講習会、というのに参加する。猟友会員なので。


山に囲まれている和泉地区では、毎日のようにサルが出没し、農作物の被害が絶えないのだ。
ちなみに写真でも確認できる資料では、被害が年々、減少しているように見える。
だが現実の状況というのは、数字や統計には浮かび上がってこないものなのである。

生態を学び、捕獲に関するあれこれを教えていただく。


小型の檻。使い方を実際に見せてもらった。
人口減少・高齢化が著しく進んでいる地域。有害獣対策には積極的に携わっていきたいとは思うのだが、どうなるか。


夜は、お隣の勝山市へ。ひと足はやいが、より処の忘年会である。
ただでさえ、より処以外でも忙しいメンバー。師走に入ってしまうと、集まるのもなかなか難しいだろうということで。


おいしい料理の数々に、快活な女将さんに、愉快な面々に。わいわい賑やかに、楽しい時間が流れていく。


手打ちのお蕎麦もいただき、超満腹。旨かった。

より処は、今年の営業も残すところ4回ほど。無事に年を越えて、来年以降もみんなで楽しくやっていきたい。
そして少しずつ、進化していければ良いかなと思っている。


2017年11月23日木曜日

【11月21-22日(火-水)】 しばらく走ると僕は 硬いシートに 居心地が悪くなって [住民607-608日目]

11月21日(火)

にも初冠雪。ワイパー上げとくのを忘れてたな。
凍りついてしまうと、ゴム部分の千切れに繋がるからね。これからの季節、運転終了時の習慣とせねば。


道路脇の気温表示は、マイナス1℃になっていた。九頭竜スキー場へ来てみると、全体的にややホワイト。


搬器がけ四日目。まずは、きのう設置が終わったリフトを微調整。
リフト間の距離は、一定以上でなければならない。センチ単位で測り、数基をズラして完了。
しかし朝一番は冷えるため、手足の先が痛いくらいだった。


今日は、4本あるリフトのうち3本目を取り付けていく。
昨日のものと違いシンプル設計だし、こないだ扱ったものと同じ仕様だし、割あいサクサクと進む。


パーツや場所や動きごとに、各人の担当がだいたい決まっている。
僕だったら、搬器を運ぶ・ボルトナットをインパクトで締める・リフトを持ち上げてワイヤーに架ける・ほか諸々。

独自の生産ラインでテキパキと作業された結果、一日で82基すべてをやっつけた。良い仕事してるぜ。
ここはセーフティバー無しなので、残るリフトはあと1本である。


11月22日(水)

引き続き、九頭竜スキー場へ。今日は搬器を架けるのではなく、


シートの交換作業をすることに。かなりボロボロなのだ。


おととい設置した、82基ぶん。写真の提出が必要なやつらしいので、撮影係も仰せつかる。


背板部分は外して付けて、15秒くらいで済んでしまう。しかし座板部分が非常に厄介だった。
ボルト類も替えるわけだが、古いものを引き抜いたあと、穴がズレてしまうのか新しいものがなかなか入らない。


ナットやワッシャーも小さく、扱いづらい。部品ひとつを挿し込むのに四苦八苦し、ひどく時間がかかる。


午前中は、5基しか進まなかった。リフトを取り付ける方が、よっぽど簡単である。


片や、別グループは薪割り作業をしていたようだ。専用の機械があるんだな。


水曜日は、より処の営業日。今週も、ボランティアスタッフのお母さん方にお任せしている。


ワンコインランチだけ、ちゃっかりいただきに来た。おニューのプレートで、御膳のよう。
ただでさえ豪華なのだが、より一層おいしそうに見える。


メニューを書き出してくださっていた。これだと分かりやすいし、お母さん方が都度の説明をしなくて済む。
バラエティ豊かな料理は、今回も一品ひとしなが超うまくて、最高であった。



力が付いたところで、午後の作業に取りかかる。相変わらず進捗は鈍いものの、少しは要領を得てくる面々。


電動工具を使ってボルト類を付け外しするペアと、シートを取り替えていくペアと。自然に役割分担ができていた。
僕は後者。乗車エリアには一度に2基が配置されるので、それぞれを行ったり来たりしながら。


強めに接着されている古シートを外すのも、新シートを隙間にきっちり挿し込んでいくのも、地味にテクニックを要する。
シート屋さんのプロフェッショナルを気取り、美しい手さばきを魅せた。つもりだ。
一日かかって、終わったのが82基中22基。四日間かかるぜ。もう少し簡単な設計にできなかったのかと思うぜ。


余談だが、草刈りは一人で黙々と作業できる半面、かなり体力をつかうという難点がある。
搬器の仕事は草刈りほど肉体的に辛くない半面、協働しなければならないという面倒くささがある。

いやそれ自体は良いのだが、人によって言うことが違ったり、粗捜しの如く細かいところを突いてきたり。
そういうの、かったるいんだけどね。あーハイハイと言って聞き流してるから、別に良いんだけど。
まあそんなのに振り回されるのも、若手・若者の宿命みたいなところか。


夜は、穴馬(あなま)民踊保存会の集まりへ。
来週末に迫った、沖縄県へ飛んでの交流事業。それに向けて、ステージ上でのフォーメーション等を確認しつつ、踊る。

ふだん私服で練習するのだが、今回は着物を着用。福井新聞の記者さんが取材に来てくれたからである。
どんな種類の記事かも知らないけど、11月25日(土)の紙面に掲載される予定とのこと。ご一読いただければ。


2017年11月21日火曜日

【和泉方言辞典】 No.012 -まにあう-

まにあう [動詞]

【意味】
事足りる。充分である。役に立つ。

【解説】
一般語だが、日常的に聞かれる言葉であることから、
また用を成す物、のみならず人に対しても用いられることから、ここでは方言として扱う。
漢字表記は「間に合う」だと思われる。

【例文】
「この作業なら、この道具でまにあうな」
「あなたならあそこの仕事もまにあうで、呼ばれるんや」



【和泉方言辞典】 Introduction/索引

2017年11月20日月曜日

【11月19-20日(日-月)】 You'll never change if you keep running away [住民605-606日目]

11月19日(日)

昨日に続き、道の駅九頭竜のヘルプ。午前中から、雪が降り出した。


粒は細かい。やや強めの時間帯もあったが、みぞれになったり小雨になったり雪に戻ったりと、姿を変えていく。
お茶やらコーヒーやらティーやらココアやらコーンポタージュやら、自販機のホット飲料がよく売れていたので、補充。


11月20日(月)

先週に続き、九頭竜スキー場の搬器がけ、すなわちリフトの取り付け作業。三日目。
中途半端な小雨が降っている。どしゃ降りか止むか、はっきりしてくれよな。


アーム部分を倉庫から軽トラで運び、グリスを注入して、


各種パーツを取り付け、イス部分と結合していく。
こちらのリフトは、やや手間のかかるタイプ。進捗は、一時間に10基くらいだ。


同時進行で、このあいだ終わらせたリフトに、別メンバーがセーフティバーを装着していた。


きょう一日で、ちょうど82基すべての設置が完了。まだバーは残っているけど。
場内に4本あるリフト。残すところ、あと2本。


暗くなり始めた頃から、雨の中をわざわざタイヤ交換。
いままで油断していたが、いい加減にチェンジしないとマズそうだし。
日中に時間も取れそうにないし。まあ早起きするとか方法はあるけど、したくないし。

年に二回くらい、こうしてメカニックごっこしてみるのも面白いもんだ。


2017年11月19日日曜日

【和泉方言辞典】 No.011 -ぼちぼち-

ぼちぼち [副詞]

【意味】
のんびりと。ゆっくりと。焦らずに。時間をかけて。適当に。

【解説】
あくせくする必要は無いよ、と相手に或いは自分自身に優しく語りかけるような、穏やかな人情味を感じさせる言葉。
一般語であるが、当地域では日常会話に頻繁に登場する。ゆえに、ここでは方言として扱う。
関西系の語圏で広く用いられている、のではないかと思われる。

【例文】
「まあ焦らんと、ぼちぼちやりね(やりなさい)」
「お互い、ぼちぼち頑張っていきましょう」



【和泉方言辞典】 Introduction/索引

【11月17-18日(金-土)】 お前達を食ってやろうか [住民603-604日目]

11月17日(金)

山の一部は、冬景色。


昨日に続いて、九頭竜スキー場の搬器がけ作業へ。安全のため、ヘルメット着用だ。


アームと呼ばれる部品をリフト本体に取り付けて、その先端に、


ワイヤーに引っかける部分を、


ボルトで留めて、


固定していくと。


昼を過ぎた頃に、こちらのリフトが終了。昨日と合わせて104基をやっつけた。


足場やら道具やらを運び、ネクストステージに移る。ここは84基くらいとやや少ないものの、


仕様が違う。先のより少し、細かくて手間のかかるパートがあるようだ。


扱い方を教えてもらいつつ、各自の作業分担を見極めつつ、動きに慣れつつ。10基だけ架けて、本日は終了となる。


11月18日(土)

先週いなかったので二週間ぶりの、道の駅九頭竜・土日ヘルプ。
どうにも、週末になると雨が降るという、サービス業経営者の皆さんが発狂しそうな法則が続いている。


いつも通り、直売所を担当。
里芋の煮っころがし、まだ出ている。


いわゆる鍋モノ野菜は潤沢。


天然のナメコも少し並んでいた。ピンボケしてるけど。


悪天候のせいか、平日よりも客足が少ないような感じらしい。
バスの団体さんが立ち寄ってくれると、一気に賑やかになるのだが。あとは、ぼつぼつと。


日中でも寒くなったいま、自販機ではホット飲料がよく売れている。軽く補充をして、本日終了。


夜には、夕飯にお呼ばれする。ありがたい。
写真では料理が全く分からないけど、キッシュや筑前煮など、おいしい手料理をたくさんいただいた。
1.5食ぶんは食べたんじゃないだろうか。超満腹で、大満足である。