2016年9月16日金曜日

【9月15日(木)】 「追いかけてるはずが追われてる」 ここんとこは そんな日々だ [住民175日目]

昨夜から滞在していた自転車旅行者は、岐阜方面へと走って行った。
気を付けて、残りの日本をエンジョイしていただきたい。


午前中は、協議会の事務仕事。途中、大野消防署の方々が「より処」の消防点検に来てくださった。
特に問題は無し。台所部分のドアに貼った「非常口」表示が剥がれないように、くらいであった。

午後は街へ下り、協議会の・より処の・自分の諸々の用事を済ませるべく、十二ヶ所くらいを走り回る。
やれることをやれるときに、まとめて済ませておかないと。


夕方から事務所で再び作業をし、夜は青葉の笛保存顕彰会の会合。今月来月と続く、3つの催しについて話し合う。

今日中に仕上げるべき仕事がまだあったので、三たび事務に入るのであった。


2016年9月15日木曜日

【9月14日(水)】 イメージを明日の向こうに ずっとずっと描いて [住民174日目]

「より処」、オープン初日。早めに来て掃除や準備をし、9時に開店。


「オープニングスタッフ」としてボランティアでお手伝いいただけることとなった、和泉のお母さん方と記念撮影。
エプロンは安いものだが、スタッフ用に揃えてある。


飲みものは一杯ごとに100円で提供し、高校生以下は50円。二杯目以降は、麦茶・緑茶ならおかわり自由としている。
今日は、オープン記念で一杯無料とした。そして今後、ルールを変更する可能性はある。諸々、模索しながらだ。

メニューは、とりあえず手書きで。見づらいので、卓上用など作るか。


何にしても、実際に動いてみないと分からない。


朝から数名の方が訪れ、お喋りをして盛り上がってくれていた。


各種アナログゲームを取り揃えているので、ご自由に遊んでいただける。
やるのは主に子どもたちになるだろうが、平日以外にも営業日を拡大せねば、来てもらうのは難しい。


開店祝いにと、1000ピースのパズルをいただいた。フレーム付き。
時間のある方に、少しずつ完成してもらえればと思う。


いただいた、手づくりのコースター。同じものは一つとして無く、味がある。素敵だ。


手づくりのティッシュケースも。こういうものを作れる技術は凄い。
味気ない紙箱も、これで一気にお洒落になってしまう。


音楽CDもシングルやアルバムをたくさんいただき、BGMを愉しむことができる。


お祝いの品も、何人かの方にいただいてしまった。お気遣いいただけるのが嬉しい。
お茶請けとして、出させていただこうか。


運営スタッフのお母さんが持参してくれた、朝採れのサツマイモ。甘くてうまい。


手づくりの焼きおにぎりも。ちょうど良い、優しい味。


「和(わ)いずみ安心の会」の皆さんも、会議後に団体で訪れてくれる。



途中、スタッフ用の名札をそれぞれ作成した。名前と、ニックネームを。


お昼はいったん家に帰り、午後からまた来てくれる方もいらした。
ご飯をここで食べるのも大歓迎だし、一日いて、楽しんでいただければ良いのだ。


こちらも開店祝いにいただいたもの。飴細工かと思いきや、キャンドルである。
何とも可愛らしい。こんなのが作れてしまうとは、ただただ驚きだ。勿体なくて、とても火を灯せない。


お母さんが持参してくれた、折り紙。
僕が唯一できる「羽根つきハート」を披露したところ、皆さんもたくさん折ってくださった。


つなげて、装飾として壁に貼ってくれた。良い感じ。

15時までの営業で、顔を出してくれたのは計30名ほど。平日の日中で人口の5%以上が集まれば、悪くないだろう。
終始賑やかで、笑いの絶えない理想的な感じであった。
運営も、スタッフの方々がテキパキと動いてくださり、これといった問題も無くスムーズに進んだ。ありがたい。

何か催しごとをしたり今日のように折り紙をしたり、来る目的をつくるとより良いという話もあった。
ただお喋りしに寄るというのは、働き者気質の和泉人には落ち着かないものであるようなのだ。

何にせよ、まずは初日を無事に終えることができた。
利用してくれる和泉の皆さんと、何よりも協力してくださる運営スタッフの皆さんのおかげである。

「より処」は、ようやくスタートラインから足を離したところ。ここまで短いようで長くて、正直苦しかったけど、まだこれからだ。
これから少しずつ、できるところから、より良くしていこう。


夕方にウチへ到着したのは、スペインから来て日本を自転車旅行している方。
成田空港から京都・奈良、そしてまた東京へぐるりと、三週間かけて周る計画のようだ。

まず平成の湯へ。初体験の温泉は、とてもリラックスでき、他文化を知る良い経験にもなったと言ってくれた。
そして街へ下り、醤油カツ丼とおろしそばのセットを食す。今回のお店は「梅林」。こちらも、おいしいと好評であった。
来訪者があったときの、恒例ルートとなっている。


2016年9月14日水曜日

【9月13日(火)】 でも飛び出していくよ 転がりだしていくよ [住民173日目]

午前中は協議会の事務仕事。細々した作業に追われる。


午後から、あすオープンとなった「より処」の準備。手伝いに、数名の方がご協力くださった。ありがたい。

先週に購入した材料で、僕の居ぬ間にバックヤードの壁を構築していただけた。
これによりセキュリティセンサーはシャットアウトされたので、JAさんから出入り口の鍵を拝借。
夕方・夜・土日祝日にも、営業や作業をすることが可能となったわけである。だいぶ幅が広がるな。


地区の方の家や僕の実家にあった古本を並べ、ミニ図書館に。
コンポを譲っていただき、CD及びカセットテープで音楽を流せるように。
随所にお花を飾っていただき、彩り美しく見た目を華やかに。


手書きで、営業中と分かる看板もつくっていただくことができた。
そのままでは面白くないので、平仮名で「おーぷん」。素敵だ。


入ってすぐのパーティションには、秋らしいリースも提げていただく。
こうして季節を感じられるものがあると、楽しい。


栗を用いたアレンジメントも。僕には皆無のスキルである。
こうして一人ひとりの得意を、より処の、ひいては和泉のためにと皆さんに昇華していただけるのが理想だ。

あれはこうしたら良いんじゃないか、これをああしたらどうか、などと意見を言ってくれる方は多々おり、
それはそれでありがたい。ただそれを具体的にどう実現していくかまで考え、また行動に移してくださると嬉しく思う。
いくら僕が身を粉にしたところで、ボランティアとして携わるには限界があるのだ。

ここは佐宗の店では無く、和泉地区民の・和泉地区民による・和泉地区民のための場所。
和泉の「拠り所」と成り得るところであり、寧ろ『そうせねばならない』のであり、
地区民500人により つくっていく必要があるという、その重要さを徐々に理解してもらえればと願っている。


まいたけ弁当・じゃがいもの煮っ転がしを差し入れていただき、お腹を満たす。
たぶん人生初となるハチノコも食べさせてもらったが、うまい。見た目が厳しいだけだ。


夜は、和泉地区特産物活性化協議会のワーキングチームによる会合。前回の倍ほどの人数が参加した。
集荷した山菜やヤングコーンの、商品化・実用化に向けての話など。
コーンの「ヒゲ」部分が食べられる、寧ろ料理人たちも食い付くほどの価値があるという事実には、だいぶ盛り上がっていた。

その後も、より処で少し作業。センサーは感知しなかったので、壁は成功である。良かった。

さて、初日はどんな感じになるだろうか。やってみて分かることや問題点が、たくさんあるだろう。
それを一つずつ、またクリアしていけば良い。とりあえず、動き出してみりゃ良いんだ。


2016年9月13日火曜日

【9月12日(月)】 何度も間違った道 選び続けて [住民172日目]

和泉保育園での、エセ保育士バイトの日。


午前中のお外遊びでは、女の子がケーキをつくってくれた。甘くておいしい。
一緒に砂遊びをしたり泥遊びをしたり、


捕らえたカエルちゃんと戯れたり。子どもゆえ扱いは雑になるので、少々不憫ではあったが。
ちゃんと枕付きでベッドに寝かせてあげるあたり、創造力が窺える。


お昼ごはんをいただく。にんじんはグラッセかと思いきや、酸味のある味付け。うまい。


バスでお出かけしたり、走り回ったり、くるりんぱやジャンプや人力メリーゴーラウンドなどをしたり。

子どもの世界に入り込むのは楽しいのだが、難しい部分も少なくない。
扱いの面で、みんな平等になるようにする。しつけの面で、どこまで干渉し、時に厳しさを見せるべきなのか。
安全面で、伸びやかにしておけば良いところと、細部まで注意を払うべきところの棲み分け。などなど。

僕は今日も何箇所か、反省点が出てきた。しかし先生たちは当然というべきか、完ぺきに全てをこなしてしまう。
やはり教育に携わる仕事は、えらいな。


明後日の「より処」オープンに際し、東京の両親が花を送ってくれた。
白とピンクで可愛らしい。ありがたいことである。


自宅には、お米の差し入れが置いてあった。前に田んぼの消毒を手伝ったお父さんから。
ありがたい、しばらくは主食代が浮く。


夜は子ども英語教室、シーズンⅡのレッスン15。
先週に続いて職業の単語15コをおさらいし、「What's on your head?」で自分のカードを当てる。


「What do you want to be?」「I want to be ~」のセンテンスを復習し、こないだと同じゲーム。
予想的中する確率が極めて低いので、ゲット数は1,2枚程度になるが。発話練習には悪くないだろう。

ちなみに、来週はレッスンお休みである。


続いて、青葉の笛保存顕彰会による篠笛の練習。
各々がお茶やお菓子を持ち寄り、お喋りしながら、おいしく楽しく。

僕の出す音はどうにも全体的に掠れてしまっている。
口の形か吹き方か、どこかが根本的に良くないようだ。矯正しなければ。


2016年9月12日月曜日

【9月11日(日)】 笑ってシワをふやして 日々を重ねてゆこう [住民171日目]

友人の結婚式から一夜明け、早朝に実家を発つ。
もう少しゆっくりしたかったが、年末年始に持ち越しだ。三ヶ月半くらい、あっという間に過ぎるであろう。


母の料理もろくに食べられなかったものの、弁当をつくって持たせてくれた。ごちそうさんです。


昼前には和泉に到着。三度ほどの小休止を挟みながらでも、五時間半もあれば着いてしまった。近いもんだ。


いきいき発表会、いわば和泉地区の文化祭が開かれており、子どもからお年寄りまでの様々な作品が展示されている。


そして今日は敬老会。午後の部が始まる前に、オープン間近となった「より処」の紹介をさせていただいた。
いちおう代表だし、手前の言葉で言わないと示しがつかないしな。
今ひとつ上手く伝わっていないようにも感じたが、帰り際に「楽しみにしてます」と声をかけてくださる方もいた。ありがたい。


午前中は昨年同様に、保育園児によるダンス、小学生による篠笛と昇竜太鼓の演奏などがあったようだ。
最後の穴馬おどりは、民踊保存会員として出演する。
ボランティアとして働いていた和泉中学校全校生徒5名と、高齢者の方も数名一緒に。

片付けもみんなで協力して、終了となる。