2016年10月8日土曜日

【10月7日(金)】 I'm living up my life until the day I die [住民197日目]

朝一番で、ご近所のお母さんが食料を恵んでくださった。ありがたい、これで今日も食いつなぐことができる。

日中は協議会の事務仕事、やることが多々ある。
和泉地区内の各集落を車で周り、調理補助をお願いする書類を配達するなど。


道の駅で福井新聞を見せてもらうと、先日の「フォーラム青葉の笛」の様子が載っていた。


そして恐縮ながら、それより大きく掲載されていたのが、より処
記者さんが取材に来てくださったのは一昨日の午後だが、さっそく記事にしていただいた。
良い写真と素敵な文章に仕上げていただき、ありがたい。

協力隊時代も何度か取り上げていただいたし、こうして和泉のことが広まるのは嬉しいことである。


夜は、操法大会に向けた消防団の訓練。五回目。
1番員である僕の担当は、主にこの筒先とホース。だが今日は、そこに至るまでの部分を集中的に練習する。

開始前の点検・待機線に整列・集合・再整列・番号、


そして乗車。2番員と動きを合わせるのだが、これはなかなか難しい。何度も繰り返しが必要だ。

ポンプ車に乗り込むと、僕の場所は後部座席の真ん中。
他の4人は、扉を閉める動作・操法開始と同時に扉を開ける動作も入ってくる。
これも細かな段階があるし、全員で動作を揃えるのは、至難の業のようだ。

今日は、ここまでの流れを5人が把握。来週からは、火点までホースを延ばすステージに入れそうだ。いよいよ僕の出番。


訓練終了後、そのまま熊野神社へ。三日後に控えた例年の祭に向け、「屋台準備」。


台風のため撤収していたのぼりを立てなおしたり、物を片付けたり。
写真だけでは錯誤があるかもしれないが、やるべきことは ちゃんとやっているのだ。


2016年10月7日金曜日

【10月6日(木)】 明日へのずるい近道はないよ [住民196日目]

協議会の事務仕事。
5月に開催したものと同じような、未利用資源研究会というのを控えている。それに際して、やることが多々ある。
会場使用申請・講師等の宿泊場所確保・協力をお願いする方々への通知・各種伺書作成・広報チラシづくりなど。

確認・質問事項を関係先のおんちゃんに尋ねるも、相変わらず人を小馬鹿にしたような態度と、トゲのある表現をされる。
いい加減うんざりしながらも、まあどうでもいいわと思うことにする。ちなみに、和泉・大野の人では無いが。


柿の葉鮨というのをいただいた。うまい。


操法大会に向けた、消防団の夜間訓練。四回目。
今日は、大野消防署の方々が指導に来てくださった。


天候が悪かったこともあり、これまでの練習はほとんど捗っていない。
しかし今回は、指揮者・1番員~4番員の各々が、個別に一連の動きを習う。


何やら、ヒモの特殊な結び方を教わる3番員。それぞれの役割は、全く異なっている。

僕も、筒先とホースを抱え前方へ走り、火点へ向けて構えるまでを教えていただいた。
持ち方・手の動き・足の回転のさせ方など、チェックポイントは非常に多い。
細かい動作を一つひとつ確認しながら、頭と体で覚えていく。
べつだん難しいということも無いように思うので、繰り返していけば大丈夫だろう。おもしろくなってきた。


お隣、小型ポンプの方々。
正確かつ俊敏に、動きを合わせるところは合わせ、キレよく。

とにかく、反復あるのみだ。
大会までは、まだあと一ヶ月。イメージトレーニング、自宅での復習、夜間の練習、しっかりやっていこう。
せっかく出させてもらうからには、恥の無いように、悔いの無いように務めたいからな。


2016年10月6日木曜日

【10月5日(水)】 どこへ続くかまだ分からぬ道でも [住民195日目]

より処は、今月も毎週水曜日の営業。24日(月)は午後のみ営業し、児童館の子らにも来てもらう予定だ。


今日のいただきもの。
木工所で不要になったという、机と椅子。温かみがあって、非常に良い。


子ども用のイスは、ディスプレイ用に使わせていただく。
草花やお猿さんは、お母さん方がくれたり生けたり作ったりしてくれたものだ。


差し入れにいただいたお菓子は、お茶請けに出させてもらう。ありがたい。


手づくりという、ほおずきジャム。そのままでも美味しいが、クラッカーに載せるとまた合う。


お昼は、またも運営スタッフのお母さん方が用意してくださった。なんてありがたい。もう全てが、間違いなく美味い。
満腹になった。いつも助かります、ごちそうさまでした。


和泉地区の、お茶を点てる会の方々も数名、来てくださった。
集まれる場所がなかなか無い、というので利用していただくことに。
こうして活用してもらい、わいわいしてもらえれば、何よりである。


僕も一服、ごちそうになる。まずお菓子を全て食し、口内が甘くなったところでお茶をいただくそうだ。知らなかった。
想像していたほど苦みは無く、飲みやすかった。たいへん美味しゅうございました。


手づくりという、キャラメルポップコーンを持参してくださる方も。程よい甘みで、さくさく。うまい。


今日は大繁盛。午後には20名ほどが集まる、ほぼ満席状態となる時間帯も。


そんなちょうど良いタイミングで、福井新聞の記者さんが取材に来てくださった。
ジャーナリストの嗅覚が優れているのか、和泉の人たちが「持ってる」のか。両方であろう。

近日中に、記事にしていただけるようだ。ありがたいことである。


超が付くほど賑やかな店内。その様子を、少しでも感じてもらえれば。


公でも私でも、大小の悩みが山積しているこの頃。しかし、より処の日は楽しく、気が紛れる。
和泉の愉快な、大好きな人たちに囲まれているから。既に、僕自身にとっての「拠り所」となっているのかもしれない。

この場所にしたって、改善すべきことや、理想を形にすべくやるべきことが数多あるけれど。
苦悩しながらも一つひとつ、クリアしていきたい。


余った手料理やお菓子を、持たせていただく。これで夕飯ができた。大変にありがたい。


夕方、熊野神社に集う氏子若衆。台風が接近しているため、このあいだ立てた のぼりを撤収する。

消防団の夜間訓練は、月曜火曜と無く、雨が止みそうにないため今日も中止となった。
明日から頑張るとして、


神社に集まっての会合に参加することができた。もらったおにぎりなども持参し、夕飯とさせていただく。

子どもたちが遊べるよう出展する、屋台についてなどを打ち合わせ。
和気あいあいとしながら、時おり脱線しながらも、話を進めていく。こういう感じの場が、やはり楽しい。


2016年10月5日水曜日

【10月4日(火)】 千篇一律 [住民194日目]

協議会の事務仕事。Excelで細かい数字を弄っていると、


間借りしている公民館に、お散歩中の保育園児たちが訪ねてきてくれた。少し戯れ、癒される。


夜は、協議会ワーキングチームの月例会合。


先日のヤングコーン処理加工時につくられた、ピクルスを試食。「ヒゲ」部分も食べられる。


ヤングコーンの皮から抽出された、お茶。わりあい飲みやすい。

今日はそんな感じ。シンプルな一日であった。


2016年10月4日火曜日

【10月3日(月)】 Who likes not his business, his business likes not him [住民193日目]

協議会の事務仕事を終えた夕方、いただいた差し入れで小腹を満たす。ジューシーで美味い、ありがたい。


子ども英語教室は、シーズンⅡのレッスン17。

まず、昨年やったハロウィンの単語を復習してみる。ほぼ完ぺきに覚えていた。さすが。
新たに追加したハロウィンっぽいワードも学んでもらい、「What's on your head?」を。


そして後半は、月末のハロウィンパーティに向けて準備を始めてもらう。昨年と同様に、工作を色々と。


折り紙では、イケメンのヴァンパイアや、


凛々しいフランケンシュタインなどができ上がり、


切ったり塗ったりもしてくれた。

去年つくってもらった飾りも、すべて公民館に保存されている。
今月のレッスンはあと一回だけだが、そこをデコレーションの時間としたい。


夜、体育館に集う人々が20名近く。


和泉地区の伝統である、昇龍太鼓の教室が今日から始まる。かねがね習いたいと思っていたので、楽しみにしていた。
英語教室の時間を18時からに早めさせてもらっているのは、これが大きな理由だ。


初日の今日は、基本となるリズムをひたすら練習。「右・右左」の繰り返しだ。


こんな感じ。序盤に撮影したので手元が違っているが、右の方の叩き方が正解。
これをベースに、曲中では他の音が入ってくる。

一曲ぶん、7分ほど連続で、一定のペースで叩き続けられるようにならなければいけないらしい。
始めは良くても段々と混乱してきて、皆さん苦しんでいた様子。


メインの大太鼓にも、時おり挑戦してみる。バチから伝わってくる感触は、鼓によって けっこう異なる。


皆さん賑やかに、でも真剣に。まずは基本を少しずつ、確実に体に沁み込ませていく。
無心でも叩けるくらいに、曲目で表現される龍や馬と同期するくらいに、両手を振り続ける。


他人のリズムにも釣られないように。自分の音が出せるようになると、楽しいものだ。


いまは小学生たちが学び、上手に演奏し、受け継いでくれている昇龍太鼓。
しかし篠笛にしても穴馬おどりにしてもそうだが、何でも子どもらに押し付けてはいけない。
大人も一所懸命に身に付け、一緒に愉しんでいく。そういう姿勢が大事ではないか。
さもなくば、結局それは一過性のものとなり、やがて風化してしまうのではないかと思うのだ。

人前で披露できるくらいにはなりたい。大人の昇龍太鼓、がんばって練習しよう。


2016年10月3日月曜日

【10月2日(日)】 光をかざして躊躇いを消した [住民192日目]

朝一番。朝日地区の熊野神社に集まる、氏子若衆と地区の人々。


一週間後には、例年のお祭りを控えている。それに向けての清掃・草刈り・のぼり立てなどをするのだ。


僕は主に、本殿内外の掃き掃除や拭き掃除を。神さまにしても参拝者にしても、ここが汚れてたら嫌だろうし。

人が気付かないような・やらないような・目立たないようなところを手掛けるのが、
僕の持ち味というか感性というかやり方というか。手前で言及していては世話ないが。


午後は街へ下り、


県が主催する、「人とクマの共存をめざして」という講演に参加。猟友会員として、声がかかっていたのだ。


大野市内外から数十名が集まり、大学の先生がたの話に耳を傾けた。


クマ飯もいただく。肉はやや硬めだが、うまい。


夕方、街なかの春日神社へ。


境内には「良縁の樹」と呼ばれる、不思議な二本の樹木が存在する。


杉とケヤキが、根元でくっ付いているのだ。
人の縁・仕事の縁・お金の縁など、様々な良縁をもたらすと言われ、実績も多数あるようだ。


そして近年、この時期には「縁(えにし)のあかり」と称し、イルミネーションが灯されている。
園児によるお遊戯・ダンス・太鼓などのパフォーマンスののち、


みんなでカウントダウンし、点灯。これが思いのほかに美しいと、僕の中で話題になっている。
昨年に初めて目にし感動を覚えてから、地味にファンなのだ。

11月25日(金)まで毎晩、幻想的な光を愉しむことができる。ぜひ一度、足を運んでみていただきたい。


臨時売店では、関連グッズや甘味なども販売されていた。甘いものとの縁も大切だな。
時間のあるときにまた、ふらりと見に来させてもらおう。


ところで、「第22期 緑のふるさと協力隊」の文集が完成し、自宅に届いていた。
同期数名が文集委員として、ずっと頑張って作成してくれていたのだ。すごく素敵に仕上がっていて、素直に感動。


協力隊になる理由は多種多様だが、「都会暮らしへの疑問」というのは、少なからず根底にあるのではないだろうか。
僕の場合は、だいぶ偏った思想だなと自覚してはいるけれども。


同期26人、全員がそれぞれの想いを文章にしている。
僕は「人の温かさ」を基盤に置きつつ、関わることの多かった和泉っ子たちを主軸にして寄稿。
改めて読み直し、文才の無さに愕然としたが。

せっかくなので「より処」に置いて、皆さんに読んでもらえるようにしよう。