2015年12月12日土曜日

【12月12日(土)】 みなぎるきぼうに ズバババーン [活動248日目]

今週は「ふるさと通信執筆強化週間」と勝手に決めたので、自宅で作業することが多かったですね。

ふるさと通信とは、緑のふるさと協力隊員が年に二回発行する、活動地域の広報誌のようなもの。
後援団体や省庁に配布されたり、説明会で紹介されたり、来期隊員たちの事前研修で見られたり。
同期及び各担当者さんにも送付するし、地域によっては全戸配布してもらったりします。


A3両面4ページ構成で、手書きが原則。とても良いことだと思うのですが、
僕は一から何かを作り上げるのが苦手中のニガテなので、これがもう大仕事です。
絵は描けないしレイアウトのセンスは皆無だし良いアイデアは出てこないし、もう脳が爆発しそう。

5・10月、6・11月、7・12月、8・1月、9・2月、の各担当は、事前研修のときクジ引きで決めている。
では僕はどこに相当するでしょうか正解は真ん中の7・12月ですねそうですね。

7月号は恥ずかしくて公開しなかったのですが、文字だけのブログも寂しいので、きょう載せます。
おヒマな方は拡大して見てみてください。


表紙。


見開き。


裏表紙。





よーし、今日も夜なべだー


【12月11日(金)】 そうさきっと未来は僕にしか変えられない [活動247日目]

「第23期 緑のふるさと協力隊」、絶賛募集中です!
活動期間は、2016年4月からの一年間。


田舎暮らしに興味がある
農業に興味がある
大自然に興味がある
地域づくりに興味がある
人との密接なつながりに興味がある
都会での暮らしに疲れた
あくせくして忙しない生活に疑問を感じる
自分を変えたい


などなど。参加する理由は様々ですが、おもしろそうだと感じたら、とりあえずやってみたら良いと思います。
一年なんて一瞬。しかし、かつて無いほど濃い日々になるのは間違いないです。僕がそうですから。

どっぷりと田舎に浸かり、住民一人ひとりと密接に関わりながら、様々な活動を体験できる。
本当に素晴らしいプログラムだと思ってます。僕は緑化センターの回し者でも何でもないですけど。

ちなみに、いま流行っているのは「地域おこし協力隊」ですが、実体はだいぶ違います。150度くらい違います。
その違いは過去の記事で簡単に触れているので、←どうぞ。

周りに興味ありそうな方がいたら、是非教えてあげてください。
母体であるNPO法人「地球緑化センター」に、いつでも何でも気軽にご相談を (*^^)



【隊員の声】

「都会では忘れられてしまった『人としてのあり方』のようなものが、田舎にはあるように感じます」
(東京都出身/男性/27歳 [ただし心は18歳])

「ここでは、あるがままの自分でいられるんですよ。いま、人生でいちばん楽しいですね」
(福井県大野市和泉地区で活動/男性/27歳 [ただし心は18歳])

「暮らしに疲れてるのか?疑問を感じてるのか?
不平不満を抱えてるだけじゃ何も変わらない。行動に移せ、その一歩を踏み出せ!」
(元・会社員/男性/27歳 [ただし心は18歳])


2015年12月9日水曜日

【12月8日(火)】 誰か僕にその答えを [活動244日目]

和泉地区には、「九頭竜スキー場」と「福井和泉スキー場」の二つのゲレンデが存在する。


前者の方でスキーのレンタルをしている方から、手伝いの依頼が。スキー場オープンに向けて、軽くお掃除。

途中で封筒を差し出されるも、いや協力隊なので受け取れませんからと丁重にお断りする。
いや良いから、いえ困りますから、まあ取っときなさいよ、と押し問答の末に、ようやく引き下がってくれた。
と思いきや、帰るときに見たら軽トラの中に置かれてしまっていた。うーん…

役場の担当者さんに相談したところ、他の活動地域でも例年発生している、協力隊あるあるのようだ。
とりあえずプールしておいて、協力隊終了後に「餞別」として渡す、という苦肉の策が使われているらしいが。
どうなんだ、それは。

経営側にしてみると、賃金を出しておく方が都合が良いらしいけど。税金の関係か何かで。
でもこちらにしてみると、そういう形の報酬は受け取りたくない。
「緑のふるさと協力隊」である意味が、無くなってしまう気がするんだよな。

もらっとけばええやん、という声もある。そこまで意固地になることでもないのかもしれんけど、
個人的には、なんかイヤだ(笑

こういう面倒なことがあるで、営利団体の手伝いはあまりしたくないんやねー


2015年12月8日火曜日

【12月7日(月)】 見てごらん よく似ているだろう 誰かさんと [活動243日目]

今日は、和泉地区のママさんコーラス「和泉エコーズ」によるランチ会。


やって来たのは、大野市の老舗旅館「俵屋」さん。かつて天皇陛下も宿泊したという、立派なお宿である。
一泊しただけで一ヶ月の活動費がほぼ飛びそうだ。料金知らんけど。


中も豪勢。

実は、今夏から活動中止している同サークル。
メンバーに近しい方が立て続けに二人亡くなるなどしたため、いわば意気阻喪していたのだ。
先生はじめ7名(僕を含む)の全メンバーが久しぶりに集い、楽しくお喋りしながら美味しく食事する。

冬期は雪の影響も大きいため、例年お休みだそうだ。来春からまた、再開ですかね。
僕も正規テノールとして、張り切って唄うとするか。

もう一人二人いると良いんだけど… と皆さん仰っていたので、興味ある方は是非!


夜は小学生えいご教室、21回目。
前回に続きクリスマスの単語だが、既に12のワードをほぼ完ペキに覚えている子どもたち。まじか。
運要素の強い二者択一ゲームで、「Which is ~?」「This is ~」の表現を発話練習してもらった。

そして今回ゲストで来てくれたのは、和泉出身の高校生。
先日まで十ヶ月間、ニュージーランドに留学に行っていたという。
少し英語を聴いたところ、充分なレベル、いやむしろ僕よりしっかりしているかもしれないと感じた。
僕はカナダに二年間とはいえ、後半はずっと英語嫌い症候群だったでな(笑

中学校までは和泉にいたので、小学生たちも顔なじみ。久しぶりの再会に、喜んでいた。


2015年12月6日日曜日

【12月6日(日)】 Someday we'll reunite for all eternity [活動242日目]

川合という集落にて行われる、年に一度の総報恩講に呼んでいただいた。


準備することは無いで時間に来ればええ、と聞いたので時間通りに行ったが、お母さん方が料理等の支度をしていた。
やはり、早めに来て手伝えば良かったか。薄々感付いていたのに、失敗したな。


和泉地区にはお寺が無い代わりに、各集落には道場と呼ばれる建物が存在し、中には立派な仏壇がある。
食事の準備を進める数名以外は、招いたお寺さんと一緒に おつとめ。
最前列では、各戸の世帯主が黒い法衣のようなものを纏っている。


皆さん経本を見ながら、一時間ほど続ける。僕も一瞬お借りしましたが、音の取り方が難しいので断念。


その後、みんなで食事。合掌をし、食前・食後のことばも唱える。

和泉地区は、いくつかの集落の集合体。だが報恩講や、「神主」が各戸を周る祭、屋号で呼び合う文化など、
古くからの伝統が色濃く残っているのは川合のみだ。独特で、非常に興味深い。
協力隊という立場だからこそ色々と呼んでいただけるのは、ありがたいことである。


大量に残ってしまった料理は、配分して持ち帰る。僕もこんなにいただいてしまった。
これだけで数日は生きられます。ありがたいことです。