2015年12月26日土曜日

【12月25日(金)】 And so this is Xmas I hope you have fun [活動261日目]

世間さまはクリスマス。


福祉センター内の和室にて、仏壇清掃。老人クラブの方3名と一緒に。
ふだん使われることは滅多にないが、それでも溜まる埃を払ったり、並べてある道具を磨いたり。


ついでに床の間と置き物も綺麗にする。

老人会・懇親会・講演会・勉強会・健康体操など、普段よく使用されている和室。一段、気持ち良い環境にできた。
ちなみに30年ほど前までは、ここで結婚式も行われていたそうである。


夜は、ご近所さんに招待していただき、焼き肉パーティ。
5人家族と囲む食卓は、話と笑い声が絶えず、賑やかで楽しい。お肉も、より一層うまい。
やっぱり食事は誰かと一緒が良いですね。

下の子ふたりと接する長男くんの姿に、かつての自分が僅かにオーバーラップしていた。
僕よりも、この子の方がよっぽどしっかりしてるけどな、と思いながら。


食後は人生ゲーム。僕は末っ子ちゃんとタッグを組む。教師からスポーツ選手へ転職し、高級住宅や株券を購入。
しかし子ども強し、長女ちゃんが100万ドル以上を稼ぎ大勝した。ちくしょー

入荷したばかりのようで、3人きょうだいのなかでブームになっているらしい。
電子ゲームよりも、こういうアナログなもので遊ぶのがよっぽど健全やね。

ちなみに佐宗家(実家)でも、お正月になると家族で疑似人生を愉しむのが慣例。
さいきんは全員が揃わんで、なかなかできないけども。主に僕のせいだけども。



いつもの就寝時間より、だいぶ遅めに寝室へ向かった子どもたち。
そのあとはご夫妻と、大人の語らいタイムだ。

三年前、自ら望んでド田舎の和泉地区へ越してきた一家。ある種の「変人」であるあたり、同じ空気を感じる。

たまたま縁があってやって来て、地域の人たちが快く迎え入れてくれて、
決して無理をしているわけではなく自分にできることで地区に貢献していて、
子育て環境や人の温かさなどの素晴らしさを肌で感じていて、和泉が大好きで。
「移住者組」どうし、共有する想いは多い。

お互い、少なくともしばらくは和泉で暮らしたいと考えている。
とか言って、50年後もここでお喋りしてたらおもしろいよね、なんて笑い合うのであった。


2015年12月25日金曜日

【12月24日(木)】 クリスマスプレゼントに まだ 間に合うからもらっとくよ [活動260日目]


訪れたのは、和泉地区のデイサービスセンター「わくわく館」。
今日はクリスマス会があるということで、お邪魔させていただくことになったのだ。


皆さんに配る用のミニツリーを、職員さんと一緒に折り紙でつくる。

そして僭越ながら、カラオケで十八番の「あの鐘を鳴らすのはあなた」を熱唱。
声が出しやすく歌いやすいし、広い世代に対応できる一曲である。


ちょっとしたゲームをし、フルーツとスポンジを配って、


各々で盛り付けてクリスマスケーキをつくる。僕もごちそうになりました。うまい。


先日、トイレットペーパーの芯で制作したという門松が。これ良いなあ。


僭越ながら、篠笛でも「聖しこの夜」と「ふるさと」を演奏。
皆さんがカラオケタイムを愉しんでいる間、


職員さんに教わり、その門松をつくらせてもらった。良いねえ。車に飾っておこう。
しめ縄づくりは前にやっているので、これで憂いなくお正月を迎えられるな。


さて、夜は街へ下り、宿直をしている方のところへ冷やかしに。
テーブルには、大量の差し入れの品々が広がっている。
一緒に食べて、テレビを観て、お喋りして、前に友人が持って来てくれたゲームをして、勝手に愉しませてもらう。

まあそもそもクリスマスというのは欧米諸国では家族で過ごす日でありますし神道信仰が主である日本国においては別段お祝いをする必要性は無いのであってましてや恋人たちが密な時間を持つというのは本末転倒でありその上この日に合わせて婚姻届を提出するなどという行為は全く以て意味が無(以下略


2015年12月24日木曜日

【12月22/23日(火/水)】 But the party don't stop no [活動258/259日目]

12月22日(火)

児童館へ遊びに行くと、小学生17人全員、珍しく揃っていた。
いよいよ冬休みに入った子どもたち。宿題の漢字ドリルなどをある程度片付け、卓球やサッカーで遊ぶ。

女の子の間では一輪車が軽く流行っているらしい。ちゃんとやったことの無い僕も挑戦するが、乗れない。
たまに来て練習するかね…


焼き芋もいただいてしまった。ほくほくして甘くて、うまい。
あ、これがあるで みんな揃ってたんか(笑


夜は和泉支所の忘年会。畏まったカタチでするのが通例らしいが、今回は「やきとりの名門 秋吉」へ。
福井県を中心に展開している、界隈では有名なお店。値段よし味よしで、間違いないと聞く。
こっちへ越してきてからまだ訪れたことが無かったので、意を汲んでいただいたのだ。


一般の焼き鳥と比べると小さめなので、一口で一串いけてしまう。
味がしっかりしており、これはうまい。ビールと最高に合いますねえ。

僕の今後の去就についてなど、親身に考え話をしてくださり、嬉しかった。
四軒目まで周り、草木も眠る丑三つ時に帰宅するのでした。


12月23日(水)

上大納(かみおおの)地区の集会所にて行われる、クリスマス会にお邪魔させていただけることに。
僕は朝日区民なのに、恐縮である。


この写真は、僕が着任してすぐ、上大納を案内してもらったときのもの。4月10日だ。
和泉の中心地である朝日から車で10分ほどのここは、
豪雪地域の和泉でも群を抜いて積雪量のある、超豪雪地区だ。今年は異常な暖冬で、未だゼロだが。


さて、食卓には おでんを始め、ごっつぉ(ごちそう)がずらりと並ぶ。


上大納の方ほぼ全員、30~40名が集い、わいわいと楽しい宴に。

普段あまり交流の無い方とも話せるので、ありがたい機会だ。
ここに来てなお初対面の方もいるが、それでも超オープンに受け入れてくれて、明るく話をしてくれる。
和泉の人の温かみだよなあ。「田舎は閉鎖的」という一般的イメージとは、やはり程遠い。


手づくりだというデザート三種もいただく。写真に写っていないショートケーキは、このとき既に胃の中。
甘党の僕には たまりませんね。うまい。


みんなで片付けをし、お開き。
手土産も持たせていただいてしまった。ありがたいです。

また少し、上大納の方々と親睦を深められたかな。
雪が積もり始めたら、雪かきや屋根雪おろしの手伝いに来させてもらおう。


2015年12月22日火曜日

【12月21日(月)】 ドラ ボジ マラ フフェ ハジ マラ [活動257日目]

和泉小学校にて「和泉っ子広場」が開催された。
いわゆる学習発表会のようなもので、子どもたちが日頃の学びの成果を披露してくれるのだ。


まず1・2年生で合奏したあと、1年生のみで、各々が調べた車の説明と絵を発表する。
去年まで保育所に通っていたとは思えないほど、ハキハキと話せていた。
(※子どもたちのプライバシー保護のため、念のため画像に処理を施してあります)


2年生は九九と、百人一首を三首ほど暗唱及び意味の解説。
スラスラと言えており、感心する。僕がこの年齢のときは、九九も百人一首も一ミリも知らなかったと思う。


今年度3年生はいないので、4年生。
かつて大野藩の財政・軍制・教育制度などを改革した土井利忠(どいとしただ)公を、寸劇を交えて紹介。
和泉地区に存在した面谷(おもだに)鉱山も、しっかり登場。分かりやすく、勉強になった。


健康委員会による体操では、タオルを用いてみんなで体をほぐす。


5・6年生は、音楽に合わせて器械体操とシンクロ跳び箱。
アクロバティックな動きで、観客席からも「おー」と声が漏れる。


2016年も、「前向き」で行こう!
素晴らしい目標やね。下とか後ろとかじゃなく、前を向かなあかん。


最後に、今度のアンサンブルコンテストで発表する曲を4・5・6年生が重奏。
まだ上手にできませんが、と言っておきながら、ほぼ完ぺき。綺麗なハーモニーだった。

みんなマイクなど使わず、大きな声で堂々と発表していた。校長先生も言っていたが、本番にも強い。
さすが和泉っ子は、たくましいね。

ますます、この環境の学校が無くなってしまうのは勿体ないとも感じたけど。


さて夜は、ことし最後の小学生えいご教室。23回目。
普段は一時間だが、今日は30分延長して特別レッスンである。


まず、欧米ではクリスマスの定番アニメ映画「How the Grinch Stole Christmas!」を観賞。
クリスマス嫌いの「グリンチ」が村からクリスマスを盗むが…… といったお話だ。
もちろんすべて英語。しかし映像だけでも楽しめるし、大体のストーリーも理解できる。


いつもの和室へ移動。
ここまで学んできた「陸の動物」「海の動物」「ハロウィン」「感情表現」「クリスマス」の単語54コを、ざっとおさらい。
初期に触れた「色」と「形」も含めると、70ワード以上が登場したんだな。

裏返しの状態から、指定したカードを探すゲームで競ってもらう。


カードをゲットした子は、公民館の方がつくってくれたお菓子ツリーから好きなものを選べる。
何回か繰り返し、だいたい均等に行き渡っていた。


そしていつも来てくれる子どもたちに、韓国のお菓子をクリスマスプレゼント。写真の中の一部ですが。
父の友人である韓国の方から、大量にお菓子をいただいたのだ。カムサハムニダ。

レッスン後は、篠笛の練習に30分だけ参加。
クリスマスシーズンらしい曲に、「涙そうそう」などを演奏する。なかなか難しい。

さて、えいご教室も笛も冬期休業に入る。次回は1月中旬~下旬といったところか。


2015年12月20日日曜日

【12月20日(日)】 そうよ 明日になれば 私もきっと わかるはず [活動256日目]

「きのう行って来たんやろ?」
「どうだったん?」
「上手くやってたで最初わからんかったわ」

……言ってる意味が分からない。
きのう保育園を訪れたのは僕ではなく、サンタクロースだ。
それだけの話なんだから、それで良いじゃないか。それ以上、不毛な方向に派生させる必要がどこにあるのか。

そうやって個人的に言ってるうちはまだマシかもしれないが、子どもたちの前でやるのは大罪でしかない。
ゲストで来ていた坊さんが
「やっぱり動きはゆっくりになるんですねー」
「そういう返し方もあるんですねー」
とかいう発言をしていたらしいが、正直アホなんじゃないかと思う。子どもの前でなに言ってんだ。

やるなら全力でやれよと。大人がまず信じろよということである。
中途半端なことやってるから、「中の人」だの何だの、おかしなことになるんだ。
そんなら最初から、サンタクロースなど存在しないことにしてしまえば良いだろ。





そんなわけで今日は公民館講座「そば打ち教室」が行われた。
そばまつりでもご一緒させてもらった、九頭竜楽しみ隊の方々が講師だ。


こねて伸ばして切って、一連の流れを学ぶ。


人によって麺の太さが違うのは愛嬌である。


いちばん重要といわれる茹での作業は、熟練の隊員さんにやっていただく。
ネギ・大根おろし・かつおぶしを載せたら、相変わらず絶品のおろしそばが完成。うまい。


みんなで食べるで、なおうまい。ごちそうさまでした。