2016年10月1日土曜日

【9月30日(金)】 馬に乗るまでは牛に乗れ [住民190日目]

日中は協議会の事務仕事。9月も終わるので、支払いに関する請求書や領収書等を全てコピーする。
国の交付金事業ゆえ、四半期ごとに提出せねばならないらしい。言うほど手間がかかるものでも無いが。


夕方、ご近所のお母さんから差し入れをいただく。
お芋をオレンジで煮たそうだが、自然な甘みで、ほくほくと柔らかく美味い。


操法大会に向けて、消防団の夜間訓練。三回目。
写真の実施要領は、指導してくれる部長のもの。自分がいくら読んだところで、体で覚えなければ意味を成さない。


昨日までの練習から少し先へ進み、車に乗り込むところまで。

乗車時の動きにしても、
ドアノブを見る・手をかける・開ける~(中略)~手すりを見る・掴む・足をかける・乗る、まで13段階ある。
テンポよく、きびきびと。対面の3番員と合わせようとするが、まだ探りさぐりな感じになってしまう。

しかしとりあえず、ここまでの流れは覚えた。自宅でイメージトレーニングしよう。
早く全てを身に付けたいものだ。


2016年9月30日金曜日

【9月29日(木)】 過ぎし儚き 思い出を照らしてゆく [住民189日目]

午前中は協議会の事務仕事。午後は中抜けし、


青葉の笛保存顕彰会員として、来訪者を迎え入れ。
静岡県は浜松市、旧・引佐町(いなさちょう)というところから、40名近くの団体さんが訪れるという。


来年の大河ドラマの舞台らしい。


和泉地区と同様、先方にも「青葉の笛」にまつわる伝説があるそうだ。
むかし、引佐町から和泉村に笛を寄贈したり、お互いに訪問したり、交流もあったようである。

ドラマの主人公にも笛が少し絡んでいるため、この機会にまた来られたとのこと。


お昼は、仕出し料理「いな美」のお弁当と、


お母さん方がつくった、九頭竜まいたけ入り味噌汁。一緒に、お茶を入れたり配膳したり。

僕を含む4人の会員が「月の砂漠」を篠笛で披露し、みんなで食事。
食後、会長らとお客さん方は、笛資料館と郷土資料館を視察に行く。我々は片付けをし、任務完了。


お菓子をいただいた。餡が入っており、素朴な甘みでおいしい。


夕方、近所のお母さんが差し入れを持って来てくださった。
いつもながら味付けが素晴らしく、美味い。いくらでも食べられる。助かります、ごちそうさまでした。


操法大会に向けて、消防団の夜間訓練。二回目。


前回は、待機線から開始線への移動・整列・番号あたりまでを練習。
今回は、そのあと乗車するまでを教わる。


もちろんこれも、足並みを揃えなければならない。
練習を積むほか方法は無いが、こうした動きを覚えていくのはおもしろい。けっこう、好きである。


2016年9月29日木曜日

【9月28日(水)】 「今さえあればいい」と言ったけど そうじゃなかった [住民188日目]

より処オープンしてから三週目の営業となる。


高齢者の方々は、お出かけサロン的な催しで街へ出ているらしい。雨も降っており、訪れる方はぽつぽつ。


ほおずきをドライフルーツにしたものをいただいた。自然の甘みがしっかり活かされており、おいしい。


運営スタッフのお母さん方がつくり、持ってきてくれたお昼をごちそうになる。非常にうまい、ありがたいことだ。

お米は和泉地区の新米、野菜は自家栽培、梅干しはそれぞれのお宅で干したもの。
質が良く安全な食材をつかい、愛情こめて手づくりされた料理。それを、わいわいとお喋りしながら食べる。
最高である。満腹にいただいた。


きょう寄贈していただいたもの。健康器具と、


血圧計。
来れば心身ともに健康になれる場所として、売り出していけそうだ。


そろそろ閉店という頃に、サロンから帰って来たお母さん方が顔を出してくれた。
他にも数名の方を捕まえ、時間を延長してお届けする。たちまち賑やかになる店内。良いことだ。

今月は三回の通常営業と、二回の臨時オープン。「延べ」で、100人ほどが訪れてくれたか。嬉しいことだ。


来月も週に一度、水曜日のみとなる。ただし24日(月)は、午後のみ開ける予定。
(※画面は制作中のものにつき、実際の営業体制と異なる場合があります)

また、これまで9時~15時だったところを、10時~16時に変更することとした。
朝一番からというのもスタッフさんが大変だし、終わるのもちょっと早い気がしたため。


利用者さんはまだ、地区のほんの一部の人に限られている。もっと広まり、もっと活用してもらいたい。
更にはその中から、運営スタッフとしてお手伝いいただける方も増えてくれれば。
上手くシフトを組んで、毎回二人ずつくらい出てきて、週に三回くらい営業できるようにしたいところではある。

まだまだ温度差というか、壁の厚さというか、道のりの長さというか、難しさは感じている。


2016年9月28日水曜日

【9月27日(火)】 どんな時でも 価値が変わらないのはただあなた [住民187日目]

協議会の仕事を事務局でし、街へも下りる。ついでに、より処で必要な飲料等も購入。


近所のお母さんが、またも差し入れをくださった。ピリ辛のカレーに、ごま豆腐に、菜っ葉の煮付け。ありがたい。
どれも唸るほどに美味かったが、特に菜っ葉の味付けは、最高に絶妙であった。いつもごちそうさまです。


今夜から早速、消防団の操法大会に向けての練習が始まる。
以前は早朝に行なっていたのを、シフトしたようだ。夜の方がありがたい。朝は苦手ではないけど、テンション上がらんし。


経験者の方がほとんどだが、僕のように初めての人もいるので、今週は基礎的な動きから。
礼式、および実際に操法を始めるまでの流れを練習する。


小型ポンプの方々。全員の動きをピシッと揃え、キビキビと動かなければならない。

警備員時代には、気を付け・右(左)へ倣え・敬礼・五指(ごし。五本の指をぴったり着ける)等々、
細かい部分まで相当に厳しく指導された。その通りやっていけば大丈夫かと思いきや、異なるところも。

例えば駆け足のとき、両手を腰に当てる。
数年前に研修でうるさく言われたのは、その手を動かさないこと。しかし今日言われたのは、その手を軽く振るのだということ。
なるほど、色々と違いがあるようだ。矯正しつつ、一つひとつしっかりと覚えていこう。
なかなか楽しみになって来た。


2016年9月27日火曜日

【9月26日(月)】 I really wanna tell you something, but I can't [住民186日目]

協議会の事務仕事。先週つくった資料については仕様が変わったらしく、加筆修正。
交付金の概算請求をするのに、きょう出さねばならないということらしい。
なので急ぎ目で数字と格闘するも、倒したあたりでまた指示が変わり、再修正。

誰による誰のための仕事をしているのか、よく分からなくなってきている。


加工所では、地区の方々の手を借り、ヤングコーンの加工作業が行われた。今回はピクルスの試作だそうだ。


自分の仕事に戻る。合間に、甘いのをいただいた。ありがたい。


子ども英語教室は、シーズンⅡのレッスン16。
昨年からずっと19時~20時で行なってきたのだが、今日からしばらく、18時~19時に早めることとなった。

職業の単語を、今回で仕上げる。難しいものも、子どもたちはほぼ完ぺきに覚えてしまった。
カード合わせゲームをしたいとの声があったので、「Do you want to be ~?」「Yes, I do / No, I don't」の表現でプレイ。
現実ではあまり使わないセンテンスだろうけど、Do you ~ 等の言い回しに慣れてもらえれば。


その後、一部の消防団員による会合に参加。11月上旬に開催される操法大会の、出場者が集められる。
新人の僕は声がかかるだろうと薄々勘付いてはいたが、案の定であった。

警備員時代、消火器や消火栓を用いた大会には出たことがある。
消防団の場合は、ポンプ車および小型ポンプ。初体験なので、おもしろそうだ。

何番員とか指揮者とかを決めていくものの、頑なに拒否する方もいるなど、基本的に皆さん消極的な様子。
たぶん、どこも同じようなもんだろうとは思う。
僕はポンプ車の方で、ホースを持って走って放水する感じの役割になった。ゼロから学ばせていただこう。

今後は平日の夜、一日おきで練習を積んでいくとのこと。がんばるか。


そして、青葉の笛保存顕彰会による篠笛の練習。しかし音が全く上手く出ず、掠れまくる。
近々、人前で吹く機会が二度ほどあるのだが、困ったものだ。ぶっつけだな。


2016年9月26日月曜日

【9月25日(日)】 一人じゃ孤独を感じられない [住民185日目]

秋分の日に続き、より処を午後のみ臨時オープンする。


運営スタッフのお母さんが毎回、生けてくださる草花。あると無いとで、彩りも雅さも全く違う。
今日は花の終わったシソの葉も用いられ、顔を近付けると、ほんのりと爽やかな薫りが鼻腔をくすぐる。


やはり臨時では来店数もさっぱりだが、子どもたちが数名、訪れてくれた。
開いていることをブログで知った親御さんが、教えてくださったようである。
本当は金曜に児童館へ行って告知したかったのだが、忙しなくて失念していた。


今回ご寄贈いただいたのは、相当に時代を感じさせる雑誌。僕の親でさえ、世に生を享けていない頃のだ。


この間と同様に、ルールの簡単なしりとりカードゲームで遊ぶ。


臨時オープンだと来客は少ないものの、のんびりした感じで時が進むのも良い。
仕事が無くなり、ぽっかり出来てしまった休日。一緒に遊びに出かける友だちもいないし、
ここで地区の人たちや子どもらと交流できるのは、僕にとってもありがたいことなのである。
一日じゅう家に独りでいると、気持ちが塞ぎ込んでくるからな。

10月は、まだ水曜日しか営業できそうにない。土日は既に僕の予定が詰まっているから、子どもたちとも遊べない。
11月からは、土曜日も開けたいと考えてはいる。


2016年9月25日日曜日

【9月24日(土)】 五風十雨 [住民184日目]

休日。
ここ数日、降ったり止んだり忙しなかった雨も、休みが取れたらしい。


街へ下り、まちなかカフェ「ちまた」に顔を出す。
より処のような交流スペースで、計画段階にはお話を聞かせていただいている


ポポーというフルーツをいただいた。北米が原産のようだが、初めて食べる。
滑らかな食感で、バナナのようなマンゴーのような味。おいしいが、市場ではなかなか見かけない。
ちなみに、黒いのは種。食べられない。


場所を移動。サツマイモをくださるということだったので、受け取らせていただく。秋だな、ありがたい。


街なかの「エジソンカフェ」を訪れ、おにぎりセットでブランチ。優しい味で、おいしい。意外とお腹も膨れる。

オーナーのお姐さんが「ヘタレさんですね」と覚えていてくださった。
一年ちょっと前に初めて来店し、自己紹介チラシを渡していたのである。記憶してもらうにも便利な、ヘタレ。


和(わ)紅茶という、国産のお茶。すっきりと飲みやすい。
舌が馬鹿なので、外国産との違いはよく分からないけれども。


高台にある阪谷(さかだに)地区の、「喫茶ひまわり」へ。田園風景と、大野市の街が一望できる。これは良いところだ。
田んぼで稲刈りをする人々の姿が小さく見え、コンバインの音が微かに届いてくる。


ブルーベリーソースのかかったバニラアイス。甘くておいしい。


遥か昔、経ヶ岳(きょうがたけ)という山が噴火した。
その際に飛んできた大きな石は、今でも地区じゅうに残っている。


 
それに上ってみる。開けた風景と心地よい風が、五感をくすぐる。


そばの花。越前そばが名物の地にいながら、ちゃんと見るのは初めてだ。


可愛らしい見た目とは裏腹に、堆肥のような独特の匂いがする。知らなかった。


帰宅し、先日いただいたナスとピーマンに鶏肉をつかい、味噌炒めをつくる。
炒めただけとはいえ、カレー以外の料理をするのは、どれだけぶりか知れない。

久しぶりに、のんびりと穏やかな休日を過ごせたな。