2016年12月16日金曜日

【12月16日(金)】 静かに出口に立って [住民267日目]

朝の積雪は、5cmくらいか。
これから日を経るごとに、どんどん雪が増えていくのだろう。
昨年は愉しむ余裕があったけど、今年はちょっと憂鬱かな。


山々もナチュラルメイク。
やたら冷え込むと思ったら、路上の気温計は0℃を示していた。


仕事を少し中抜けし、猟友会の方を訪ねる。
このあいだ銃の許可が下りたので、いよいよ譲っていただいたのだ。

分解・結合・掃除の仕方なども教えていただくが、まだまだ分からないことだらけ。
事故や法令違反を防ぐためにも、これから一つひとつ、先輩がたに教えを乞うとする。


真っ直ぐ家に向かい、壁に固定したガンロッカーに取り付ける。
車の中に放置するだけでも、銃刀法違反なのだ。
また、譲り受けてから14日以内に警察署で確認してもらわないと、失効してしまう。早いところ済ませよう。

協議会の通帳を預かったり、より処の食品衛生責任やお金の管理、そして銃の所持など、
地味に重い責を負うようになってきた。ちゃんとせねばならんな。

ちなみに銃と弾薬は別々に、また猟銃本体も分解して、それぞれ異なる庫内に厳重に保管されている。
うちに押し入って盗ろうとしても無駄骨であるので、念のために。


2016年12月15日木曜日

【12月15日(木)】 明日に備え出来ることもあるけど [住民266日目]

株式会社 昇竜でのバイト。
午前中は九頭竜まいたけの収穫補助と、ラックの拭き掃除。
収穫につかうスペースは、床にまいたけの破片が散乱してしまうので、綺麗に。

午後は、トレーの積み換え・芽切り・培地を並べる作業など。
一日しごとの際は、大体この流れとなっている。

物を運ぶ際、なるべく腰に負担がかからぬよう気にかけてはいるのだが、それでもダメージが蓄積してきている。
ある種の職業病と言えるかもしれない。サポーターでも着けるかな。


夕方、ご近所のお母さんが差し入れを持って来てくださった。
やたら冷える日。ほかほかのクリームシチューは、体が温まる。ありがたい。

どうにも、体にだるさがある。風邪の引き始めっぽい。
たまには、とっとと寝るとする。


【12月14日(水)】 若いわれらに 鐘が鳴る [住民265日目]

毎週水曜は、より処の営業日。


 
今日も、運営スタッフのお母さんがお花を生けてくださった。店内に華が添えられる。


午前中、続けて数名の方が訪れてくれ、賑やかに。


干し柿の差し入れをいただいた。小ぶりで可愛らしく、味も食感もちょうど良い。


早いもん勝ちで、お茶請けに出させていただいた。


こちらは、じゃがいもと片栗粉でつくったという「芋もち」の差し入れ。
お芋がたくさん余っているときに調理し、冷凍しておくのだという。
素朴な味で、もちもちしていて、うまい。


今回も、お母さん方がお昼をつくってきてくださった。
おでんをメインに、おにぎりや天ぷらや漬け物など、満腹にごちそうになる。どれもうまい。
残ったものは、僕の持ち帰り用に。いつも、本当にありがたい。


食後にもらった、ゆべし。くるみの薫りと程よい甘さと柔らかさとが、けっこう好き。


個人的に、お茶漬けと どら焼きもいただいてしまった。


午後はしばし抜けさせてもらい、和泉地区のデイサービス・わくわく館へ。
青葉の笛保存顕彰会から、僕を含む4名が演奏に訪れた。

往年の名曲から、秋・冬・お正月の曲まで7タイトルを披露。デイ利用者の皆さんが、それに合わせて歌う。
楽譜も無く練習もできていなかったため、ほぼぶっつけ本番となる曲もあった。
そもそもメロディを知らないのだが、それでも楽譜を見れば、大体は吹けてしまうのがおもしろいところだ。


より処では、来訪したお母さんたちが水引アートを作製していた。


こんな可愛らしいのも。テーブル上の、新たな仲間に加わる。


そしてこれ、カラオケも「拾って」くることができた。十数年前までの曲なら、有名どころは押さえられている。

ただ、営業上で使用すると、著作権料を支払わなければならないはずだ。いろいろ調べてみる必要がある。
そう頻繁に歌うことは無いだろうけど、何か上手い方法で活用し、楽しんでもらいたいものである。


2016年12月14日水曜日

【12月13日(火)】 We're sipping Chardonnay From 2pm on a working day [住民264日目]

午前中のみ、和泉保育園にてエセ保育士のバイト。
月に0~2回くらい、先生不在のときなどに声をかけてもらっているのだ。

今日は基本的に一人の子を担当しながら、もちろん他の子とも戯れる。
クリスマス会に向けた演奏等の練習にも、サンタ(仮)として参加。一生懸命に、しっかりとこなしていた。

小学生もそうだが、小さい子たちもみんな元気で・素直で・超かわいい。
仕事をしながらにして、めっちゃ癒やされてしまった。


午後から協議会の事務仕事をし、夜は同ワーキングチームの月例ミーティング。

交付金事業が来年度で終了するにあたり、そのあとに向けてのことを、そろそろ真剣に考えていかねばならない。
「ここに生き続けられるために」、皆さんの熱い想いが飛び交っていた。


さて、より処では、クリスマスイブの日中にミニクリスマス会を開催する。そのお知らせを、簡易ながら作成した。

和泉地区には月に二回の「配布日」があり、チラシなどが全戸配布または回覧される。
月末には「より処だより」を配布してもらっているが、今回の号外は回覧でお願いした。
あす以降、地区内の全戸に周っていく。

もちろん、和泉地区在住でない方も大歓迎。おヒマなら、お越しいただければ嬉しい。


2016年12月12日月曜日

【12月12日(月)】 That makes me believe I'm not alone [住民263日目]

株式会社 昇竜でのバイト。今日は一日。
午前中は、まいたけの収穫補助とラックの拭き掃除をしているうちに終わってしまう。

ふだん朝ごはんは食べない、というか体が受け付けないのだが、ここに来る日は少しでも入れるようにしている。
朝食を抜いてしまうと、途中から自分が燃料切れを起こしてくるのが分かるのだ。
絶えず動いて物を運ぶ作業は、けっこうエネルギーをつかうのである。


カレーライスをタッパーに詰めただけの手弁当で腹を満たし、午後の部。
ラックの乗せ換え作業では、約10kgのトレーを手際よく移していく。


庫内は25℃くらいで、湿度もやや高め。仕事していると、じんわりと汗をかいてくる。
社員さんは漏れなく、10kgくらいは痩せるそうだ。体重にお悩みの方へ、オススメの職場である。
僕は、いま以上に細くなるとヤバいのだが。


芽切りの作業。フィルムいっぱいに詰まってきているものも少なくなく、これらはキワを慎重に切らねばならない。
社員さんたちはテキパキと進めていくが、僕は やたら時間だけがかかってしまう。

できたてほやほやの培地(ばいち)を並べる作業をし、片付けをし、本日は終了。
そのまま公民館へ直行し、


子ども英語教室、本年度の24回目。
前々回前回と学んできた、学校の中の場所シリーズ。
ボキャブラリーは三週で切り替えているので、今回で一区切りとなる。

せっかく場所というジャンルなので、「Where is (人の名前)?」「(その人) is in the ~」という表現を導入。
友人の名前などを自由に用い、ピクチャーカードでゲームをしてもらった。

今日は参加者が少なめだったということもあり、割合のんびりと進行。
超元気で・子どもらしくて・おもしろいことばっかり言ってる和泉っ子たちと過ごす時間は、束の間の癒やしである。


2016年12月11日日曜日

【12月10-11日(土-日)】 1/3も伝わらない [住民261-262日目]

12月10日(土)

午前中は、株式会社 昇竜でのバイト。
日曜日は工場が定休のため、そのぶん多めに収穫しておくとのこと。朝だけでも人手があると助かるようだ。
まいたけを採り終わった菌床を運び、ラックに積んでいったり、


まだちょっと早い、と判断されたものは戻していったり。


大量である。


使用済みのラックには、汚れやカビなどがちょくちょく付着している。
まいたけの生長に悪影響を及ぼさぬよう、綺麗にしてやらねばならない。


上の方は、登りながら。
これくらいの高さが、地味に一番こわい。足を滑らせて怪我したら、えらいことだ。気を付けよう。


土曜日の午後は、より処。


新たに本を一冊、ミニ図書コーナーにご寄贈いただいた。
貸し出しサービスもしているので、読みたい方はぜひ。


小皿をご提供いただいた。


今までお盆で出していたが、こんなカタチにするのもちょっとお洒落だ。
場所も取らないし、今後はこれでいくか。


訪れてくれた小学生が、ビーズで作品をつくっていた。
ポケットなモンスターを捕まえるボールだ。


僕も教えてもらい、


ハートを作製。名札に付けてみた。


今日も子どもたちが、たくさん来店してくれた。初めて来てくれる人たちもけっこういて、嬉しく思う。
ちょっとした暇つぶしとか、何かのついでとか、ふらっと気軽に立ち寄ってもらえれば良い。


協力隊時代の担当者さんも、お子さんと一緒に訪れてくれた。
差し入れもいただき、ありがたいことである。


より処じゆうちょう。主に子どもらが、時々イラストなどを描いてくれている。


さて、夜は「オトナのより処」と称した集まりを。飲食物を持ち寄っているが、あくまでも打ち合わせである。
より処をバージョンアップさせるべく、若い世代の皆さんにご相談。

それはそれで話が進んだものの、場は、より処の体制についてのトークで盛り上がる。
どうやら、僕の考えと他の人たちの考えとで、ズレが生じているようなのだ。


地区の人たちが思っているらしいのは、
「佐宗が個人的にやりたいから始めたことで、そこに自治会をはじめとした協力が加わった。
将来的には佐宗が生活できるよう、収入が得られるようにしようとしている。佐宗の好きにやれば良い」
といった感じ。理解力や要約力に乏しいため、語弊があったら申し訳ないが。

対して僕の想いというのは、
「地区の人たちが気軽に集まれる場所があれば、単純に楽しい。そういった交流の拠点があると良い、
という話はよく聞こえてきていたし、過疎化高齢化の著しい田舎においてはある種、必要なものとも思える。
地元の人だとしがらみとかあって始めづらそうだから、ヨソモノである自分が言い出すのが一番スムーズ。
オープンして何とか軌道にも乗ってきて、とりあえずの目的は達成された。
ここで自分の利益を得ようとは考えていないし、そうしてしまっては、そもそもから意味合いが変わってしまう気がする」


だから名目上は代表だけど、本来は自治会あたりが主となって運営すべきだし、
地区民がもっと積極的に関わるべきだと思っている。もちろん、僕という個人を求めてくれるのなら、喜んで店には立つ。

考えに行き違いがあり、僕のコミュニケーション力に絶望的な欠如もあるせいで、噛み合っていなかったのだ。
もっと想いを口に出さねばならないと、理解してはいるのだが。まあそれができていれば、まともな人生を歩んでいたろうな。
努力はしなければならない。

これだけつらつら書いても、伝えたいことがほとんど文章になってねえ。


12月11日(日)

昨晩のメンバー数名で、使わずに置いてあるという木材を見に来る。


目下のバージョンアップというのがつまり、より処にカウンターをつくりたいのだ。
設計や建築や技術や、こちらの分野に関しては全くの無知。皆さんにやっていただけると、助かるのである。

一緒に楽しんでいきましょう。という、同じ立ち位置で良いのかな僕は。
いちおう代表だから、お願いしますと頭を下げる立場でもある。
スタンスというか立ち居振る舞いというか、そのあたりがどうあるべきかも、よく分かっていないんだよな。