2016年8月18日木曜日

【8月17日(水)】 甘い匂いに誘われた [住民146日目]

きのう田んぼの消毒を手伝ったお父さんが、スイートコーンをくださるという。お伺いして、ちょっと一緒に作業。
人にあげる用にと、数十本いただくことに。


収穫後に大変なのが、アブラムシ。こんなに小さな虫が付着してくるので、拭き取らねばならないのである。
写真はブログ用に、数の少ないもの。実際には、びっしりうじゃうじゃ徘徊しているのだって出てくる。
皮を一枚めくればそこにも、そしてその下にも、とキリが無い。


蛾の幼虫なんかも入り込んでいる。
第一次産業従事者の苦労の、ほんの一部。

しっかり消毒すれば防護することもできるが、虫も食わないような薬まみれの野菜を、果たして口にしたいかということだ。
虫が食ってるだの色が良くないだの形が変だの悪くなってる部分があるだのと、完璧を求める消費者。
生産者の葛藤や大変さも知らず、いい加減にしやがれしやがってくださいませんかとは思う。


お米もいただいてしまった。コシヒカリ・華越前(はなえちぜん)・もち米などが混ざった、いわゆる「ブレンド米」。
すべて和泉地区でつくられたものなので、さながら「和泉混合米」である。


午後は少し協議会の事務仕事をし、携わらせてもらっている畑へ。けさ獣が入ったようだが、この齧り方はサルなのだろうか。
過去の2,3回は綺麗に食べてくれていたので、ハクビシンだと思ったのだが。これもそうなのかは、分からない。


十数本ほど、やられていた。まあ収穫はほぼ終わっており、甚大な被害は被らなかったので良しとする。


いくつか所用があり、街へ下りる。

昨年から着続けていた「結(ゆい)ポロ」が、いい加減にボロボロだし色褪せてしまったので、新規購入した。
支払いに市役所を訪れる。ありがたいことに、一着プレゼントしていただいた。
貰ったからには全国全世界、今後も喜んで着用させていただく。


色落ちするもんである。
古いものは、汚れても良い作業着として。新しいものは、ちゃんとした場などに。
結の故郷(ゆいのくに)を背負い、体現して歩こう。


ホームセンターでは、「より処」で必要な消耗品類を買い込んだ。
理想という名のウサギを追うカメの如く歩みは遅いが、一歩ずつ進むしかない。
到達点も順路も霧がかっているから、どこかで道を外れてきたかもしれないけど。


やることは公私大小さまざまなのに、おおかた日中にしか出来ないというのが もどかしい。
申請関係にしてもお店等を訪れるにしても事務仕事にしても「より処」準備にしても、九時五時くらいの間に収めねばならない。
早朝や夜でも可能なら、もっと色々スムーズに行くのに。

とか考えるだけムダなので、今日も夢の世界へ暫時、現実逃避する。


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