今日は、居住する朝日地区、および周辺の集落のお祭りの日である。
和泉地区では毎年、この時期に各集落ごとの祭が行われる。
昨年は協力隊として、お隣の集落でエセ神主も務めさせていただき、こちらの方にも参加させていただいた。
今年からは氏子若衆(うじこわかしゅう)の一員として、準備から運営から携わるわけだ。
提灯・やぐら・神輿などを準備し、お祓いをし、お神酒とスルメを口にし、
集合写真を撮ったら、
巡行に出発。10月10日は晴れの特異日ということもあり、天候に恵まれた。
神輿を担ぐのは子どもたちの役目だ。笛と太鼓の音に、みんなで「わっしょい」のかけ声を上げながら。
僕は若衆の方と二人で、大太鼓を担当した。
未就学児専用の、人力車。ちょこんと収まる姿が、かわいい。
気勢をあげながら、練り歩いていく。
地区の方々は玄関先に出てきて、盛り上がりを喜ぶ。志をくださるお宅には、女の子が紅白餅を手渡していく。
途中とちゅうで、休憩も何度か挟む。お菓子や飲み物でエネルギーを補給。
氏子総代のご自宅では、
軽食もいただきながら。
三時間ほど歩いて神社へ戻ったら、若衆は片付け作業。
子どもたちは、ウスバカゲロウの幼虫、すなわちアリジゴクを捕まえるなどして遊んでいた。健全である。
今度は屋台の準備をし、子どもらに楽しんでもらう。
一番人気は射的。倒したカードの番号に応じて、数字合わせの要領で景品をゲットできる。
スーパーボールすくいに、
お菓子すくいも。
多少ルールを緩くする措置が取れるのも、こういう場の良いところだ。
ゆったりと、平和な時間が過ぎていく感じ。
屋台も片付けたら、
図書カード(昨年の景品の余り)一枚の争奪戦。
そして打ち上げとなる。所狭しと並び、みんなで飲食。わいわいがやがやと。
大野名物・とんちゃん(ホルモン)も焼き、香ばしく騒がしくなる神社。
少し食べると、子どもたちは境内で走り回って遊び始める。元気だ。
大人たちはお喋りに花が咲き、暗くなってきた頃に、いったん片付け。
氏子若衆の男性10名は、夜もしばらく残る。
野郎だけの場だから出来る馬鹿話などもしながら、みんなで大笑いしていた。
地区のみんなでつくり上げる祭は、純粋にものすごく楽しい。
これだけ賑やかになるのだから、きっと神さまもテンション上がっていただろう。
途絶えることなど無いよう、続けていきたいものだ。
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