2017年1月22日日曜日

【1月21日(土)】 Get wild and tough [住民303日目]

銃猟の狩猟登録も済み、このあいだ登録証が発行された。

そして今日は、猟友会和泉支部による有害獣駆除の日。
昨年のはノコノコと付いていっただけだが、


今年からは自分の銃を持ち、一員として参加できる。

ただし、僕の場合は「狩猟」として。
有害獣駆除の従事者に任命されるには、銃の経験が三年間なければならないのだ。


会員10名中、7名で車を走らせていく。
谷などの雪上に残された足跡を頼りに、獣の足取りを探る。


こんなのや、


あんなのだ。


新しい足跡を見つけたところで、各々かんじきを履き、深い雪の中を進軍。すると、


ニホンジカが4頭ほど、川向かいを歩いていた。みんなで銃を構えるが、そう簡単には当たらない。


次いでイノシシも現れ、まずはこちらが捕獲される。


持ち帰るため、ベテラン会員の方が腹を裂き、不要な内臓を取り出していく。
(※念のため、画像に処理を施してあります)

深い雪の中を二人で引いていったが、これが思った以上に大変であった。
大きさは中くらいだったものの、それでも結構な重量。息が切れ、汗をかいてしまった。


シカの方は、川の上手と下手から追い込むような形で、次々と仕留められていく。


命を奪うという行為には当然、複雑な想いもある。
しかし狩猟はともかくとしても、有害獣駆除や個体数管理は必要、という認識でいる。
そのあたりはまた、改めて記事にできれば。


ニホンジカの場合、駆除の際には証拠として写真を撮り、尻尾を切り取って持ち帰るらしい。
(※画像に処理を施してあります)


他の場所でも見つけ、数体の成果。

本来ならば肉や毛皮など有効活用すべきところだが、前述のような、後の手間などが大変になる。
他の鳥獣の糧とされることが多いようだ。


いったん解散し、夜は懇親会。毎度、コンパニオンのお姐さん方も呼んで行われる。

銃を持っての初出猟は、非常に興味深く、勉強になった。これから場数を踏み、多くのことを学んでいこう。
地域のため・自然のため・獣のため・自分のため。色んなもののためになれば。


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