2017年7月13日木曜日

【7月12日(水)】 失くしちゃいけない物が やっと見つかった気がする [住民475日目]

のあいだ溜まっていた郵便物の中には、早急に支払わなければならないものも諸々。
役場へ行こうと自転車で家を出た直後、二軒となりの玄関内から話し声が。お母さんがた二人がお喋りしていた。
お久しゅうございますと挨拶し、中に入れてもらい、一刻ばかりお喋りする。
次々と話題が変じ、途切れることなく、賑やかに。おもしろいよね。


中部縦貫自動車道というのが、数年後の完成を目指し絶賛建設中。
和泉地区にもICができるのだが、二ヶ月いない間に、新しい道ができていた。

公民館にも顔を出し、アイスコーヒーをいただきながら少し寛がせてもらう。
そして児童館を訪れてみると、今日は小学生が少なめ。それでも、
「たっちゃん!」「たつ子ー」「パリこ」と寄って来てくれる、相変わらず超元気な子どもたち。いや最後の誰だ。
暑いけどひっ付いて戯れたり、UNOで集中攻撃されたり。まあたまには負けてやっても良いだろう。


児童館の畑で採れたピーマンを、先生が炒めていた。少しいただけることに。超うまい、これだけで白米いける。

隣の保育園にも顔を出し、先生たちお母さんたちに挨拶し、
帰りが最後の方だった未就学児3人ほどとも顔を合わせる。そして少し戯れる。
和泉っ子たちとのふれあいには、絶大なる癒やし効果があるのだ。僕で実証済み。


夜には、穴馬民踊保存会の打ち合わせ及び踊りの練習。
この週末には、毎年恒例となっている大野市のイベント「民謡の祭典」があり、我々も出演する。
僕は、一昨年は協力隊として、昨年は住民・会員として参加。今年で、はや三回目だ。


演目は、十八番ともいえる「質調衣(しっちょい)ちょい」。
通常は手を叩く部分に、今回は鳴子が導入される。おもしろそう。


初めは穏やかに踊り、歌詞中の「8月15日」が過ぎたあたりから、スピードアップし盛り上がっていく。
動画は一度目のものだが、二度三度と練習すると、なかなか良い具合に揃ってきた。
当日は下駄を履いて舞うので、その音も相まってくる。これは楽しみだ。


腰が痛いんや、という話から急きょ開かれる、ストレッチ教室。おもしろいわ。
踊りは正直みんな完璧にできるので、休憩がてらお喋りとなる時間も短くない。でも多分、そういうところが大切。
いつも仲良くわいわいと、家族のようなコミュニケーションで絆を深めるなか、新たな発見・気付き・進歩もあったりする。





「おかえりなさい」「あら、お久しぶりで」「痩せたねー」「たっちゃん、雲隠れしとるってウワサやったぞ」
「病気することも無かったですか」「(日本じゅう周ったとは)すごいねー」「羨ましいなあ」
「顔つきが変わったんじゃない」「もう帰って来ないかと思ったよ」等々。
今日もまた、皆さんから声をかけていただく。いや嬉しいよね。

ほんの2,3ヶ月いなかっただけだが、これだけ気にかけてくれる。笑い合いながら、気軽に話せる。
そういう人たちが周りにいてくれるというのは、実はすごい財産だよな、と思った。
この二年間で築いてこられたものは、感じていた以上に大きかったんじゃないかと。

よそに行って帰ってきて、ようやくそれが見えたのであれば、旅に出た意義は大いにあったといえるだろう。


0 件のコメント:

コメントを投稿