2017年9月5日火曜日

【9月5日(火)】 何もかもが知らないうちに 形を変えてしまう前に [住民530日目]

きのう掃除や準備をした、米の乾燥所。今日から和泉地区内の集落ごとに、順繰りで稲刈りが始まっていくのだ。
今月は主に、ここでの仕事に入らせてもらう。


一日目は、下山(しもやま)地区。
刈り取りの終わったものから随時、軽トラで運び込まれてくる。フォークリフトで降ろし、


吊り上げ、目方を量る。


良いね、お米の季節だ。


JAの職員さんが、品質をチェック。
カメムシに喰われているのが混じっていると、等級が落ちてしまうのだ。食べる分には全く問題ないのだが。
もち米になると特に、餅をつくったとき黒が入ってしまうため、嫌われるそうである。


集荷するたびにサンプルも保管し、後に検査場で精査される。
出荷者や田んぼによって、米の諸々の値が違う。でも集められた米は基本的に混ざってしまうから、
最終的にそれぞれのパーセンテージで計算するのだという。なるほどね。具体的には、よく分からないが。


袋の口が開けられ、運ばれ、乾燥機へと張り込まれていく。


納入時、米の水分率は約25~30%。手で触っても、ちょっと湿ってる感じを覚える。
これを15%程度まで下げなければ商品にならないので、この施設が存在するわけだ。
張り込み時の数値は、けっこう前後するけど。


ざらざらざらざらざらざらざらざら


この袋、フレコンというらしい。調べてみると、フレキシブルコンテナバッグの略のようだ。
それはともかく、下部の口は紐でしっかりと縛っておかないと、えらいことになる。
軽トラから下ろそうとしたら、どばーっ。ということが、たまに何処かで起こるそうな。


午後には、立て続けに入ってくる時間帯も。しかし今日は受け入れだけなので、ラクな方。
今後は、乾燥の終わったものを袋詰めなどしながら、出荷されてくれば対応しながらと、忙しくなる。


一つの機械に、2トン近くくらい入るっぽい。
良い具合の米や、まだ青い米など様々。うまく混ぜるようにしながら、三台が満タン近くになるまで、詰め込まれていった。


乾燥モードにすると、着火ファイヤー。15%まで落とすのに、丸一日かかる。


写真の後にも受け入れがあり、今日は5トンほどの集荷となったようだ。
和泉の新米を食べるのが、楽しみだな。


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