川合という集落にて行われる、年に一度の総報恩講に呼んでいただいた。
準備することは無いで時間に来ればええ、と聞いたので時間通りに行ったが、お母さん方が料理等の支度をしていた。
やはり、早めに来て手伝えば良かったか。薄々感付いていたのに、失敗したな。
和泉地区にはお寺が無い代わりに、各集落には道場と呼ばれる建物が存在し、中には立派な仏壇がある。
食事の準備を進める数名以外は、招いたお寺さんと一緒に おつとめ。
最前列では、各戸の世帯主が黒い法衣のようなものを纏っている。
皆さん経本を見ながら、一時間ほど続ける。僕も一瞬お借りしましたが、音の取り方が難しいので断念。
その後、みんなで食事。合掌をし、食前・食後のことばも唱える。
和泉地区は、いくつかの集落の集合体。だが報恩講や、「神主」が各戸を周る祭、屋号で呼び合う文化など、
古くからの伝統が色濃く残っているのは川合のみだ。独特で、非常に興味深い。
協力隊という立場だからこそ色々と呼んでいただけるのは、ありがたいことである。
大量に残ってしまった料理は、配分して持ち帰る。僕もこんなにいただいてしまった。
これだけで数日は生きられます。ありがたいことです。
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