四日間の総括研修、そして十一日間の帰省。約二週間を東京で過ごし、いよいよ大野へ・和泉へかえる。
じいちゃんの法事があるので、一ヶ月後にはまた一時帰省するのだが。
もう「緑のふるさと協力隊」という肩書きは無い。一人の住民として、ここで生きていく。
協力隊じゃないから、といって地区の人たちの態度が変わるなんてことはないだろう。
ただ、仕事や生活に関する不安は大きい。
ある市役所職員さんご一家に、車を譲っていただくことができた。大変にありがたいことである。
軽トラと違い、今後は複数人の来訪者も案内可能だ。
協力隊の制約が無くなったからには、この子と一緒に色んなところへ行くぞー。
とはいえ任期中も同期のところへ
面目ないです。
道の駅九頭竜には、冬眠から目覚めた恐竜親子が帰ってきていた。
和泉へ訪れた人々を、ガオーッとお出迎えしてくれる。
住民の方や保育園児たち数名と会い、おかえりと声をかけていただいた。
帰って来たな、という安心感がある。
一時帰省中、家族や旧友と過ごす時間は落ち着く一方、
街のなかで大勢の知らない人に囲まれるのは、ものすごい違和感・不快感があった。
外に出ればよく知った和泉の人たちがいてお喋りできるという環境は、非常にホッとする。
「第二の故郷」を持つことができる、緑のふるさと協力隊という制度。やって良かったな。
縁あって和泉地区と引き合わせていただけて、本当に感謝している。
3月26日(土)
住民として最初の「活動」は、青葉の笛保存顕彰会の篠笛練習。
コーヒーやお菓子をいただきながら、お喋りもしながら、春らしい曲を中心に演奏した。
まだまだ音は掠れてしまい難しいけど、さいきん僅かな上達も感じている。
和泉に来てできた、新たな趣味。楽しみながら、研鑽を積んでいこう。