2017年8月12日土曜日

【8月11日(金】 そして僕に才能をくれ [住民505日目]

車に乗せてもらい、お隣は石川県、加賀市へ。


射撃場に集う、オレンジ色の人たち。
福井県猟友会の、安全狩猟射撃大会が開催されるのだ。毎年、行なわれているという。


各市町の会から、最大6名ずつの精鋭たちが参加。3名1組の団体戦および個人戦で競われる。
和泉支部は最少で最小ということもあり、ド新人の僕にも当たり前のようにお声がかかったと。
もとより競うつもりは無く、というか争えるような次元にそもそも居ないので、練習だと思って来た。


まず、散弾を購入。このあいだ警察署へ出向き、火薬譲受許可を得たのは、このためだ。


射撃競技といえば、クレー射撃である。銃の所持許可を得るべく、昨年、この場所で教習をして以来。


本大会では、三つの種目を順番に周っていく。まずは、トラップダブル・5メートル。
2枚のクレーがほぼ同時に、手前から奥の方へ飛び出すので、それらを連射して狙う。これは初挑戦。


同組の人たちと並んで射台に立ち、一人ずつ射撃。ローテーションしながら、各々20回つまり40枚を相手にする。


「はーい」とか「ヨー」とか「ヤー」とか、何でも良いのでかけ声を発すると、クレーを射出してくれる。
当然ながら、簡単ではない。当たったのは16枚だけであった。


次に、スキート。フィールドが半円状で、その弧の部分を周っていく。これも初挑戦。


ハウスと呼ばれる、クレーの出てくる場所が左右に一ヶ所ずつ。横方向に飛ぶ獲物を狙うわけだ。


左から・右から・左右からほぼ同時、を3回。左から・右から、を4回。計20枚。
ただしこの大会の規則によるものだと思うので、ガチの競技ではもっとたくさん撃つのだろう。


写真は、同組の方。
僕の銃だと、トラップよりスキートの方が当たり易いらしいのだが、撃ち落とせたのは2枚だけ。終わってやがるぜ。


クレーって実は、こんな小さいのだ。そりゃ当たんないよね。いやみんな、バシバシ当ててるけど。
マシンガンの使用を許可してくれれば、僕でも当たるんだけど。


最後に、トラップシングル・10メートル。射台は、先ほどより少し遠い位置。
今度は一枚ずつクレーが出てくるが、主に斜め方向に飛んでいく。でも2発まで撃っていい。これも20枚。
教習でやったのは、これの1発ずつ撃つバージョンだったか。


和泉支部の猟友が、写真を撮ってくださった。


動画も撮ってくださった。にもかかわらず、見事に外している。
一発で当てるか、二発ハジいても当たらないかだった。記録は9枚。


ちなみに、電光掲示板にも随時、成績が表示されていく。
上手な人は、平気で八割九割くらい成功させてしまう。カッコいいわ。


そして最終結果。全80枚中、27枚。ひどい、センスゼロである。いくら初心者といえども、もう少し当てないと。
ちなみに優勝者は、69点だったそうだ。すげえ、11枚しか外してないのか。


団体戦には全く以て貢献できなかったけど、しかし良い経験であった。
まあ本番は山の中だからな、そちらでしっかりと命中させられるようになろうか。


参加賞のタオルが、かわいかった。これは地味に嬉しい。
汗をかく仕事のときなど、日常での必需品。でも無地のものなんかでは、おっさんくさいというか味が無いというか。
今まで使ってたのがそろそろボロボロになってきてるので、これは重宝。


和泉に戻ってから、急きょヘルプに呼ばれたパークホテル九頭竜へ。20名ほどのBBQが入っているとのこと。
到着時には、既に開始していた。途中で炭を追加しに行き、終わった後は片付けをして、二時間くらいだけの仕事。
いつもいる おんちゃんはお休みだったため、ぼく一人。使用後の網からススを落とすなど、見よう見まねでやってみる。


その後、道の駅九頭竜の野外テーブルへ。地区の方々数名と、県外在住のご夫妻が宴を催していた。
お二人は和泉ファンで、この地をちょくちょく訪れてくださるのだ。昨年に初めてお逢いし、今夜で二回目。
気さく過ぎるメンバーでかなり賑やかに、おいしいものを色々とごちそうになりながら、楽しい会となった。


2017年8月10日木曜日

【8月10日(木】 What does the fox say? [住民504日目]

昨日に続き、スイートコーン出荷のお手伝い。


まずは朝イチの涼しいうちに、もぎ終わった茎を刈り取って運ぶ作業を少し。


農作業といえば軽トラ、軽トラといえばマニュアル。物を運ぶ際などに、運転する機会がある。
久々に操作すると、ちょっと楽しい。今日は敷地内で少し動かしただけだけど。

昨日と同様に、指つめマシンでカットして重さを量ってサイズ別に分けていく。


あとは、道の駅に出荷する分の袋詰めなど。


そしてさっきの残りの8畝ぶんくらいを、一人でザクザクエンヤコラドサドサしていく。

一昨年も同じ時期に同じ場所で、同じような作業をした。当時は「九頭竜楽しみ隊」の畑だったけど。
炎天下で頑張りすぎて、軽く熱中症になったのだ。あれ以来、水分補給や小休止などには気を付けている。


中には、こんなのもあったらしい。なんかツチノコみたいだ。見たことないけど。


【8月9日(水】 多分もうちょっと 明日を無視して笑えたらな [住民503日目]

基本的に朝はスロースターターだが、今朝は5時ごろに起床する。


和泉地区のブランド・穴馬(あなま)スイートコーンの出荷が、ピークを迎えている時期。
生産者さんを、何回かお手伝いすることになったのだ。

収穫は、もっと早くの暗い時間に行われている。日が出てからでは、甘みが落ちてしまうらしい。


コーンの尾の部分を、こちらの器具でカットしていく。
間違えて指を詰めないよう、細心の注意が必要だ。キタノ映画あたりに登場してもおかしくない、怖い道具ではある。


一つひとつ重さを量り、


Lサイズ・Mサイズ・規格外、に分類していく。
しばらくは一人で黙々と。あとから他の方々が合流し、共同で諸々の作業を。


はらぺこナントカ虫とか、小っちゃなアブラムシとか、まあよく付着している。
しかし多少は喰われていても、味や品質には何ら影響ない。見た目の問題。
虫も付かない見た目ピカピカの野菜果物の方が、よほど嫌だね。きっちり消毒済みの、農薬まみれではないのか、と。

こちらはお昼前までに切り上げさせてもらい、


水曜営業、より処へ。


綺麗に活けられた花々が、今日も皆さんをお出迎え。


午前中は来客も少なかったようだが、ランチタイムには多くの方が訪れる。小学生たちも数名。


ワンコインランチをお目当てに来てくれたのだ。
穀物・野菜・肉・その他と、全てがバランスよく凝縮されている。


その後、スタッフも昼食をとる。かぼちゃサラダには隠し味に味噌がつかわれているなど、さすが料理のプロ。
今日も満腹になるまで、おいしくいただいた。


そして例によって、たくさんお持ち帰りさせていただく。ありがたい。


より処には数種類の椅子があるが、新たな仲間が加わった。
手づくりのロッキングチェアである。すごい。子どものころ好きだったんだよな。
ゆらゆらする動きは、人間が本能的に求めるんじゃないかね。


手をお借りし、軽く模様替え。畳スペースのテーブルと、


ソファコーナーの机を入れ替えた。写真はそれぞれ、エクスチェンジ後。
どちらも高さが合っていなかったので、これにてピッタンコだ。死語かな。


2017年8月8日火曜日

【8月6日(日)】 太陽が目覚めたら あの船で行こう [住民500日目]

昨夜の仕事を終えて帰宅して、仮眠して、夜中に起きて、3時前ころに家を出て、


高速道路を4時間ほど走って、


新潟県は上越市、直江津(なおえつ)港に到着。ここで、高校時代の友人ら5人と合流する。

夏になると、どこかしらの海へ遊びに行くのが毎年の恒例。
今年は静岡あたりかなと打ち合わせていたものの、台風の影響で天候が優れなさそう。
なので晴れている日本海側を目指し、彼らは東京から僕は福井から、わざわざやって来たわけだ。


そして車ごと、フェリーに乗り込む。どうせなら佐渡島、行っちゃおうぜという話である。


片道一時間半くらい。揃って寝不足なので、みんなで仲良く夢を見つつ。


昨年は福井まで来てくれたものの、僕だけ海水浴に参加できないという哀しい状況だった。今年は楽しむぜ。


けっこう速い。そりゃそうだ。


島に到着。田舎道を少しばかり行くと、海が見えてきた。


駐車場など無い、パーキングフリーな路上システム。良いねえ。


非常に小ぢんまりしているものの、人は少ないし水は綺麗だし。
水温もぬるめなので、入っていて心地よい。良いねえ。こういうところが最高。

海にプカプカ浮かんでのんびりしたり、小さいラグビーボールでキャッチボールして盛り上がったり、
灼熱の砂浜に熱いあっついと跳びはねたり。良いねえ。


一時間半ほど遊んだろうか。実際それくらいで、けっこう満足するものだ。
カメラが防水仕様ではないため、シーンごとの撮影はできなかったが、


去り際にジャケット写真を。待望のセカンドアルバム発売だな。


もう一枚。こっちはセカンドシングルだな。


しばらく走り、佐渡市街地の方へ。


海ちかくに来たからには、お寿司をいただこうと。回る方だけど。

そして夕方のフェリーで本土へ戻り、解散。多くは翌日に仕事を控えているので、復路を帰っていくのだった。
これだけ超弾丸の佐渡島トラベルするのも、僕らくらいのものかもしれん。


長野方面から福井を目指すこととし、途中で妙高高原の温泉に入る。肩と首が、ちょっとだけヒリヒリした。
日中は陽射しが強くさすがにヤバそうだったので、日焼け止めクリームを借りて塗っておいたのだ。危ないあぶない。

ほとんど移動で疲れもあったが、いつものメンバーでわいわいと、楽しく過ごせた半日。
友人たちとは今年中にまだ、何やかやと2,3回は集まる予定がある。それらもまた、楽しみにしておこう。