和泉地区の「婦人のつどい」に呼んでいただいた。
まず大野警察署の各駐在所員さん三名をお招きし、さいきん流行っているマイナンバー詐欺についての寸劇。
「騙されたらあかん座」を結成し、スケジュールを調整しては各所で演じているそうだ。今日で7回目と言っていたか。
劇中では、「カード交付を代行する」「個人情報が流出したから再発行する」といった手口で、
お婆ちゃんがお金を騙し取られてしまう。最後にはお巡りさんが登場し、犯人は御用。笑いを交えた、面白い劇だった。
自治会カメラでの録画を依頼されていたので、僕は撮影係を務める。
ちなみに「あかんざ(=いけないよ)」「~やざ(=~だよ)」というのは福井弁。
大野市や和泉地区では、それほど頻繁には聞かないかな。
駐在さんたちも仕事があり、長居できないという。そのため余った時間は、僕の話をして欲しいと依頼されていた。
協力隊活動の話は後日、正式に行うので、今回は「カナダ放浪記」を手短に。
小中学校の先生がたに向けたものと、地区の方に向けたものと、昨年に二回お話の機会をいただいた。
ネタはいくらでもあるので それぞれ一時間半ほども話してしまったのだが、今回は ざっくりと三十分ほどで。
お昼は「喫茶INOUE」さんの仕出し弁当をごちそうになる。うまい。
ご婦人がたと わいわい食事を楽しませてもらい、
午後は、大野消防署 和泉分遣所長による講話。
ストーブ・こたつ・配線などによって起こり得る火災の映像を見ながら、防火に関するお話。
そして高齢者の緊急時対応についてのお話をいただく。こちらも笑いを交えた、面白い内容だった。
犯罪被害や火災など、諸々の恐ろしい事態を防ぐのに、非常に有益な会となったのでした。
2015年度「緑のふるさと協力隊」⇒定住し、何でも屋⇒和泉を離れ、職業猟師などとして修業中⇒和泉に戻れる日は近いのか。To be continued... ※当時の想い・価値観・表現・事実等をそのまま残しているため、不適切と思われる部分も存在するかもしれない。ご了承いただきたい。
2016年2月6日土曜日
2016年2月5日金曜日
【2月5日(金)】 明日もきっと会えるね 本当の笑顔で行こう [活動303日目]
上大納(かみおおの)地区では、毎年2月14日に「左義長(さぎちょう)」という伝統行事が催される。
いわゆる「どんど焼き」だが、その名は用いない。曜日によってズラすこともなく、きっちり この日付で執り行われるそうだ。
その際に燃す木を、切り出す作業に呼んでいただいた。ナラの樹だったか、チェンソーで どさりと伐採。
先日はスノーシューを体験したが、今日は かんじきをお借りした。
数十mほど、人力で三本引きずり、
そこからはユンボで引っ張っていく。
会場となる河原。
バンセンで括りつけているのは、
スギと榊(さかき)。
これを立て、
木で支えをつくって、埋める。今日の作業はここまでで、後日また準備が行われるという。
木を引っ張るところくらいしか出番が無かったが、お父さんが「喫茶ウィンディ」で唐揚げ定食をごちそうしてくれた。
ありがとうございます。
やるべき活動は細々したことが たくさんあるのだが、どうでも買わなあかんものが色々あるので、街へ下りて買いもの。
和泉へ戻ったら児童館へ。ちょ、近い。
(※子どものプライバシー保護のため、念のため画像に処理を施してあります)
以前も撮影に来てくれた、大野市の移住応援マガジン「オオノグラシ Vol.2」。
子どもたちとの写真を追加撮影したいということで、また訪れてくれた。
JR越美北線(えつみほくせん)の終着点である、九頭竜湖駅。
夕暮れの線路をバックに、プロのカメラマンさんが集合写真を撮ってくれる。何と、表紙になる予定らしい。
ちらりと見せていただくと、見事に表紙っぽい画になっていた。これは期待。
一緒にバドミントンで遊ぶ姿なども収めていただいた。
ちなみに、大野市の広報2月号でも表紙を飾った和泉っ子たち。
ちょくちょく各種の取材がある和泉で、この子らは最早、物怖じしないのである。
取材班は大野の方々だが、「和泉の子は一段と元気だ」「人見知りしないね」と驚いていた。
そうでしょう。この子たちの存在こそ、和泉に残るのを決めた大きな理由の一つですから。
さて、児童館では毎月「ギネスに挑戦!」と題したゲームに挑戦できる。
市内各館で共催のようだが、和泉児童館の子は上位入賞の常連で、よく表彰されている。
今月は、お猿さんの口に矢を入れる競技。女の子がずっと練習していたが、ぜんぜん入らない。
僕も少しやらせてもらったが、ぜんぜん入らない。恐らく過去最高難度だ。
その「オオノグラシ」は、3月発行予定だという。3月上旬に完成すれば、総括研修や公開報告会に持っていけるのだが…
まあどちらでも良い。楽しみに待たせていただくとしよう。
いわゆる「どんど焼き」だが、その名は用いない。曜日によってズラすこともなく、きっちり この日付で執り行われるそうだ。
その際に燃す木を、切り出す作業に呼んでいただいた。ナラの樹だったか、チェンソーで どさりと伐採。
先日はスノーシューを体験したが、今日は かんじきをお借りした。
数十mほど、人力で三本引きずり、
そこからはユンボで引っ張っていく。
会場となる河原。
バンセンで括りつけているのは、
スギと榊(さかき)。
これを立て、
木で支えをつくって、埋める。今日の作業はここまでで、後日また準備が行われるという。
木を引っ張るところくらいしか出番が無かったが、お父さんが「喫茶ウィンディ」で唐揚げ定食をごちそうしてくれた。
ありがとうございます。
やるべき活動は細々したことが たくさんあるのだが、どうでも買わなあかんものが色々あるので、街へ下りて買いもの。
和泉へ戻ったら児童館へ。ちょ、近い。
(※子どものプライバシー保護のため、念のため画像に処理を施してあります)
以前も撮影に来てくれた、大野市の移住応援マガジン「オオノグラシ Vol.2」。
子どもたちとの写真を追加撮影したいということで、また訪れてくれた。
JR越美北線(えつみほくせん)の終着点である、九頭竜湖駅。
夕暮れの線路をバックに、プロのカメラマンさんが集合写真を撮ってくれる。何と、表紙になる予定らしい。
ちらりと見せていただくと、見事に表紙っぽい画になっていた。これは期待。
一緒にバドミントンで遊ぶ姿なども収めていただいた。
ちなみに、大野市の広報2月号でも表紙を飾った和泉っ子たち。
ちょくちょく各種の取材がある和泉で、この子らは最早、物怖じしないのである。
取材班は大野の方々だが、「和泉の子は一段と元気だ」「人見知りしないね」と驚いていた。
そうでしょう。この子たちの存在こそ、和泉に残るのを決めた大きな理由の一つですから。
さて、児童館では毎月「ギネスに挑戦!」と題したゲームに挑戦できる。
市内各館で共催のようだが、和泉児童館の子は上位入賞の常連で、よく表彰されている。
今月は、お猿さんの口に矢を入れる競技。女の子がずっと練習していたが、ぜんぜん入らない。
僕も少しやらせてもらったが、ぜんぜん入らない。恐らく過去最高難度だ。
その「オオノグラシ」は、3月発行予定だという。3月上旬に完成すれば、総括研修や公開報告会に持っていけるのだが…
まあどちらでも良い。楽しみに待たせていただくとしよう。
【2月4日(木)】 苦楽は生涯の道づれ [活動302日目]
公民館に行くと、こんどの「大野市 生涯学習フォーラム」の案内が貼ってあった。
緑のふるさと協力隊も発表させていただくわけですが…… おいちょっと待て。
間違ってるやん。確かに「結の故郷(ゆいのくに) 越前おおの」だから、ある意味正しいんだけども。
嫌がらせなのか単純に無関心なのか分からないが、いずれにしても僕の力不足に起因しているということか。
さて今日は「穴馬(あなま)紙すき講座」。昨年中に第3回まで行なっており、今日が4回目。
小学5・6年生も、伝統学習の授業として学んでいる。6年生は、卒業証書用の紙を自ら漉くのだ。
第2回で剥がした、コウゾの皮。叩いて繊維を伸ばす。
リズミカルに打つと、民族楽器のようで面白い。
茶色い部分など取り除き、なるべく純白に近付ける。
細やかな しごとだ。
ミキサーにかける。
フタを締め忘れると、顔にかかります。
それを集める。
大きいバケツ半分くらいになった。
これらの作業を、交替しながら一時間半ほど。休みなく集中して、かつ楽しそうに続けていた子どもたち。
紙をつくるって、大変やね。何でも自分でやってみて初めて、苦労や愉しさを知ることができるものだ。
それから支所へ行って諸作業をし、街へ下りて市役所の本庁へ。
結の故郷推進室で冷やかしちょっとした用事を済ませてお話をしたら、
小中学校の校庭で少し運動。普通に走るより楽しいし、開放している日はなるべく来たいものだ。
夜は公民館の、「化石勉強会 和泉地区の化石について」に参加。
先日つくられたPRビデオ(約12分)を観賞し、
大野市の学芸員さんによる説明。
何やら高度そうな解説ポスター。
実際に和泉地区で見つかった化石。貝・植物・アンモナイトなど、アホほど ざくざくと出てきます。
ベレムナイトやイノセラムス、さらには恐竜の歯といった貴重なものもあるんですね。
是非いちど和泉で、わくわくの化石発掘体験をしてみてください。
説明会後、自治会の文化チームによる会合に少しだけ加わらせていただく。
生涯学習フォーラムでは「和泉地区自治会活動の発表」もあり、それを取りまとめている同チーム。
ほぼ完成状態のスライドを見せていただいた。完成度がスゴい。
そうか、僕も発表の準備に取りかからなあかんのやな…
緑のふるさと協力隊も発表させていただくわけですが…… おいちょっと待て。
間違ってるやん。確かに「結の故郷(ゆいのくに) 越前おおの」だから、ある意味正しいんだけども。
嫌がらせなのか単純に無関心なのか分からないが、いずれにしても僕の力不足に起因しているということか。
さて今日は「穴馬(あなま)紙すき講座」。昨年中に第3回まで行なっており、今日が4回目。
小学5・6年生も、伝統学習の授業として学んでいる。6年生は、卒業証書用の紙を自ら漉くのだ。
第2回で剥がした、コウゾの皮。叩いて繊維を伸ばす。
リズミカルに打つと、民族楽器のようで面白い。
茶色い部分など取り除き、なるべく純白に近付ける。
細やかな しごとだ。
ミキサーにかける。
フタを締め忘れると、顔にかかります。
それを集める。
大きいバケツ半分くらいになった。
これらの作業を、交替しながら一時間半ほど。休みなく集中して、かつ楽しそうに続けていた子どもたち。
紙をつくるって、大変やね。何でも自分でやってみて初めて、苦労や愉しさを知ることができるものだ。
それから支所へ行って諸作業をし、街へ下りて市役所の本庁へ。
結の故郷推進室で
小中学校の校庭で少し運動。普通に走るより楽しいし、開放している日はなるべく来たいものだ。
夜は公民館の、「化石勉強会 和泉地区の化石について」に参加。
先日つくられたPRビデオ(約12分)を観賞し、
大野市の学芸員さんによる説明。
何やら高度そうな解説ポスター。
実際に和泉地区で見つかった化石。貝・植物・アンモナイトなど、アホほど ざくざくと出てきます。
ベレムナイトやイノセラムス、さらには恐竜の歯といった貴重なものもあるんですね。
是非いちど和泉で、わくわくの化石発掘体験をしてみてください。
説明会後、自治会の文化チームによる会合に少しだけ加わらせていただく。
生涯学習フォーラムでは「和泉地区自治会活動の発表」もあり、それを取りまとめている同チーム。
ほぼ完成状態のスライドを見せていただいた。完成度がスゴい。
そうか、僕も発表の準備に取りかからなあかんのやな…
2016年2月3日水曜日
【2月3日(水)】 「鬼が笑う」なら それもいい いつか僕らも一緒に笑えばいい [活動301日目]
和泉保育園で豆まきがあるというので、見学に来させてもらった。
おやおや、ここはウサギくんの家。
一人でお留守番しているところに悪い鬼がやって来て、ライターで火遊びを始めてしまったよ。
そして火事になってしまい、逃げ出す鬼!泣き出すウサギくん!どうなる!
そこへ駆け付けたのが、消防戦隊RAF(ラフ)。
F(Fire)が火を消し止め、R(Rescue)がウサギくんを救出し、A(Aid)が手当てをする。
反省しない鬼を、懲らしめてくれ!
が、凶暴な鬼の前に歯が立たないRAF。どうする!
ここで、園児たちの豆まきによる援護だ。鬼が弱ったところを、
RAFが追い詰め、
最後はこれ、でんじろうミラクル・ボンバーで、
止めを刺す!そして鬼は猛省するのであった。
最後は集合写真を撮り、握手をし、お別れ。めでたしめでたし。
ひとりふたり少し泣く子はいたけど、みんな終始まじまじと、楽しそうに観賞していた。
肝が据わっているのか、本物の鬼じゃないと理解しているのか、分からないけども。
大野消防署の皆さん、お疲れさまでした。楽しかったです。
さて、こんなん届きました。
今期の緑のふるさと協力隊26名が一堂に会して行う、公開報告会。
3月12日(土)に東京で開催しますので、お時間ある方はお越しください。
仕出し料理「いな美」さんの恵方巻を、区長さんが僕にと買ってくださった。ありがとうございます。
けっこうボリュームがあり、海の幸がふんだんに入っていて美味かった。これでまた、素敵な一年が訪れるね。
明日は、立春である。
おやおや、ここはウサギくんの家。
一人でお留守番しているところに悪い鬼がやって来て、ライターで火遊びを始めてしまったよ。
そして火事になってしまい、逃げ出す鬼!泣き出すウサギくん!どうなる!
そこへ駆け付けたのが、消防戦隊RAF(ラフ)。
F(Fire)が火を消し止め、R(Rescue)がウサギくんを救出し、A(Aid)が手当てをする。
反省しない鬼を、懲らしめてくれ!
が、凶暴な鬼の前に歯が立たないRAF。どうする!
RAFが追い詰め、
最後はこれ、
止めを刺す!そして鬼は猛省するのであった。
最後は集合写真を撮り、握手をし、お別れ。めでたしめでたし。
ひとりふたり少し泣く子はいたけど、みんな終始まじまじと、楽しそうに観賞していた。
肝が据わっているのか、本物の鬼じゃないと理解しているのか、分からないけども。
大野消防署の皆さん、お疲れさまでした。楽しかったです。
さて、こんなん届きました。
今期の緑のふるさと協力隊26名が一堂に会して行う、公開報告会。
3月12日(土)に東京で開催しますので、お時間ある方はお越しください。
仕出し料理「いな美」さんの恵方巻を、区長さんが僕にと買ってくださった。ありがとうございます。
けっこうボリュームがあり、海の幸がふんだんに入っていて美味かった。これでまた、素敵な一年が訪れるね。
明日は、立春である。
【2月2日(火)】 ずっと大好きでいたいね この気持ちのまま [活動300日目]
和泉地区の福祉センターを訪れる。
風船バレーで遊ぶ、いい大人たち。
そして子どもたち。
というのは時間つぶしで、定時になると大勢の方が集まる。
「世代間交流会 ふれあい餅つき大会」である今日は、
老人会・児童館・保育所・デイサービス利用者・地域の方々など、90人ほどが一堂に会した。
過去最高の人数だという。和泉地区の人口のうち、五分の一か四分の一くらいだ。
未就学児・小学生・中学生と、基本的に子どもたちが代わり番こで餅をついていく。
時おり「「「よいしょー」」」というかけ声も伴いながら、わいわいと。
中学生は、全校生徒9人のうち5人が参加。テーブルを出して並べたり配膳をしたり、お手伝いをしてくれる。僕も一緒に。
明るい和泉っ子たち。中学生でも普通に絡んできてくれるのが嬉しい。
粘土遊びの如く、つき上がったお餅を丸める。
調理室ではお母さん方が、てきぱきと作業を進めてくれている。
いつも裏で一生懸命、素晴らしいしごとをしてくれる姿には頭が下がる。
次の餅米が炊けるまでの空き時間、手遊びなどして遊ぶ小学生。健全だ。
スマホを手慰みにしている小学生など、見たくないね。
みんなの協力で、お餅ほか全ての料理が完成。賑やかに食卓を囲む。
あんこ・きな粉・大根おろしなど6種の餅に、ぜんざい・豚汁・漬け物・和え物・お茶。
何という贅沢な昼食だろうか。人と一緒に食べるで美味しさも倍増するし、楽しいし、お腹いっぱいになりますし。
食器やテーブルの片付けなどは協力し、食器洗いなどはお母さん方が主導で行なってくれる。お疲れさまでした。
ちなみに余談だが、こうした少し忙しい場になると特に、
口調が強めになったりトゲのある表現をしたり、「中学生も『使って』やってください」みたいな言い方をしたりする人。
そういうのは嫌だなと思うし、正直イラッとする。田舎だろうが都会だろうが、どこに行っても少なからずいるけど。
もう少し平静に、思いやりを持った言動ができないもんかなあとは感じる。
さて、夜。「福井和泉スキー場」へやって来ると、星がよく見える。
さほど性能の良くない僕のカメラでも、少し映った。
煌々とした光と轟音をお供に下りてきたのは、スキー場・キャンプ場・道の駅九頭竜を展開する「和泉リゾート」の代表。
餅つきでお会いした際に「圧雪車乗せたる」と、お誘いいただいていたのである。
ありがたい。雪国に来たからには、見ておきたいものの一つだ。
車内には、レバーやメーターやアイコン表示や、何やらたくさん。
毎日8時間とか、長いと10時間以上も、こうしてゲレンデを整備するのだという。
夜勤の際には夜中に一人で、延々と走り続ける。明日のお客さんのために。えらい仕事だ。
キッカー(ジャンプ台)も、綺麗に均す。
こんな感じに。
とにかく馬力が凄い。こういう大きな機械は、わくわくするものがあるね。
一ヶ所に雪を集め、形を整え、固める。
圧雪車は揺れるので、写真がブレてますが。
すると、何も無かったところに小山が完成。こうやって作られるんやね。
ここには、新たにレールが設置されるとのこと。利用客は、こうした影の努力があることを知らねばならない。
写真がブレてますが。
キッカーにレールにボックスに、およそ20ものアイテムが充実している当スキー場。故にファンが多いという。
15mという超巨大キッカーなんかもあるそうだ。滞空時間が長いほどイイらしいのだが、変態である。
頂上にて、圧雪車に掴まっているところを撮っていただいた。ライトのせいで よく分かりませんが。
ここで標高は900mほどらしい。本来なら満天の星が望めるそうだが、雪が舞い始めたので ぼやけてしまった。
こっちの方が良いな。社長の横顔と圧雪車と粉雪。
さて、そしてお話ししたのは来年度以降、つまり4月からの僕の去就について。
「山村活性化支援交付金事業」として動き出した、「和泉地区特産物活性化協議会」。
きのこ・山菜・特産物といった和泉の資源を活用し、産業的・経済的な発展を目指すものだが、
その事務局(職員としては一人)を担当させていただく予定だ。
同会で事実上のリーダーとなっているのが、こちらの代表。以前、事務局に入る話をくださったわけである。
忙しい方なので、なかなかゆっくり話す時間も無かったのだ。
新しい仕事は、主に事務職。いろいろ動き回る協力隊の活動とは、160度くらい反対の内容となる。
そのあたり心配していただいたわけだが、僕も正直、いま不安しか無い。
地区を挙げての重要な事業に、泥を塗ることなく務められるのか。
言ってみれば「都会的なビジネス」である仕事に、情熱を持って続けていけるのか。
市役所の方々からは、前に別の選択肢も与えていただいた。
「緑のふるさと協力隊」から「地域おこし協力隊」に乗り換えるという「常套手段」。
給料がもらえるようになり、家や車なども面倒みてもらえ、それで二年間は活動できる、無難な方法。
その道で行くなら佐宗くんに合った活動を考えるよ、とまで言っていただいた。何ともありがたい環境である。
でもそれは、やりたくなかった。
協力隊ではなく、一人の住民として和泉で暮らしたいと思ったから。
地域おこし協力隊の人たちを愚弄するわけではない。
今まで何人もの方々に逢って来たが、皆さん素敵な人柄で、一生懸命に活動している。素直に、尊敬する。
ただ僕は、個人的にはもう、協力隊という肩書きは要らない。
単純に和泉地区が大好きだから、いち住人として、地区のために働きたいと願う。
そのためにも協議会の事務局で、いまとは全く異なる側面から、和泉を盛り上げていければ良い。
欲を言えば来年度も、新たに緑のふるさと協力隊が来てくれたら最高だ。
凹凸があったり、地表の石が見えていたり。吹雪いたり、凍結していたり、ふらついたり、他人と接触したり、転んだり。
完璧な滑走コースも完璧な滑りも、無いんだろう。
風船バレーで遊ぶ、いい大人たち。
そして子どもたち。
というのは時間つぶしで、定時になると大勢の方が集まる。
「世代間交流会 ふれあい餅つき大会」である今日は、
老人会・児童館・保育所・デイサービス利用者・地域の方々など、90人ほどが一堂に会した。
過去最高の人数だという。和泉地区の人口のうち、五分の一か四分の一くらいだ。
未就学児・小学生・中学生と、基本的に子どもたちが代わり番こで餅をついていく。
時おり「「「よいしょー」」」というかけ声も伴いながら、わいわいと。
中学生は、全校生徒9人のうち5人が参加。テーブルを出して並べたり配膳をしたり、お手伝いをしてくれる。僕も一緒に。
明るい和泉っ子たち。中学生でも普通に絡んできてくれるのが嬉しい。
粘土遊びの如く、つき上がったお餅を丸める。
調理室ではお母さん方が、てきぱきと作業を進めてくれている。
いつも裏で一生懸命、素晴らしいしごとをしてくれる姿には頭が下がる。
次の餅米が炊けるまでの空き時間、手遊びなどして遊ぶ小学生。健全だ。
スマホを手慰みにしている小学生など、見たくないね。
みんなの協力で、お餅ほか全ての料理が完成。賑やかに食卓を囲む。
あんこ・きな粉・大根おろしなど6種の餅に、ぜんざい・豚汁・漬け物・和え物・お茶。
何という贅沢な昼食だろうか。人と一緒に食べるで美味しさも倍増するし、楽しいし、お腹いっぱいになりますし。
食器やテーブルの片付けなどは協力し、食器洗いなどはお母さん方が主導で行なってくれる。お疲れさまでした。
ちなみに余談だが、こうした少し忙しい場になると特に、
口調が強めになったりトゲのある表現をしたり、「中学生も『使って』やってください」みたいな言い方をしたりする人。
そういうのは嫌だなと思うし、正直イラッとする。田舎だろうが都会だろうが、どこに行っても少なからずいるけど。
もう少し平静に、思いやりを持った言動ができないもんかなあとは感じる。
さて、夜。「福井和泉スキー場」へやって来ると、星がよく見える。
さほど性能の良くない僕のカメラでも、少し映った。
煌々とした光と轟音をお供に下りてきたのは、スキー場・キャンプ場・道の駅九頭竜を展開する「和泉リゾート」の代表。
餅つきでお会いした際に「圧雪車乗せたる」と、お誘いいただいていたのである。
ありがたい。雪国に来たからには、見ておきたいものの一つだ。
車内には、レバーやメーターやアイコン表示や、何やらたくさん。
毎日8時間とか、長いと10時間以上も、こうしてゲレンデを整備するのだという。
夜勤の際には夜中に一人で、延々と走り続ける。明日のお客さんのために。えらい仕事だ。
キッカー(ジャンプ台)も、綺麗に均す。
とにかく馬力が凄い。こういう大きな機械は、わくわくするものがあるね。
一ヶ所に雪を集め、形を整え、固める。
圧雪車は揺れるので、写真がブレてますが。
すると、何も無かったところに小山が完成。こうやって作られるんやね。
ここには、新たにレールが設置されるとのこと。利用客は、こうした影の努力があることを知らねばならない。
写真がブレてますが。
キッカーにレールにボックスに、およそ20ものアイテムが充実している当スキー場。故にファンが多いという。
15mという超巨大キッカーなんかもあるそうだ。滞空時間が長いほどイイらしいのだが、変態である。
頂上にて、圧雪車に掴まっているところを撮っていただいた。ライトのせいで よく分かりませんが。
ここで標高は900mほどらしい。本来なら満天の星が望めるそうだが、雪が舞い始めたので ぼやけてしまった。
こっちの方が良いな。社長の横顔と圧雪車と粉雪。
さて、そしてお話ししたのは来年度以降、つまり4月からの僕の去就について。
「山村活性化支援交付金事業」として動き出した、「和泉地区特産物活性化協議会」。
きのこ・山菜・特産物といった和泉の資源を活用し、産業的・経済的な発展を目指すものだが、
その事務局(職員としては一人)を担当させていただく予定だ。
同会で事実上のリーダーとなっているのが、こちらの代表。以前、事務局に入る話をくださったわけである。
忙しい方なので、なかなかゆっくり話す時間も無かったのだ。
新しい仕事は、主に事務職。いろいろ動き回る協力隊の活動とは、160度くらい反対の内容となる。
そのあたり心配していただいたわけだが、僕も正直、いま不安しか無い。
地区を挙げての重要な事業に、泥を塗ることなく務められるのか。
言ってみれば「都会的なビジネス」である仕事に、情熱を持って続けていけるのか。
市役所の方々からは、前に別の選択肢も与えていただいた。
「緑のふるさと協力隊」から「地域おこし協力隊」に乗り換えるという「常套手段」。
給料がもらえるようになり、家や車なども面倒みてもらえ、それで二年間は活動できる、無難な方法。
その道で行くなら佐宗くんに合った活動を考えるよ、とまで言っていただいた。何ともありがたい環境である。
でもそれは、やりたくなかった。
協力隊ではなく、一人の住民として和泉で暮らしたいと思ったから。
地域おこし協力隊の人たちを愚弄するわけではない。
今まで何人もの方々に逢って来たが、皆さん素敵な人柄で、一生懸命に活動している。素直に、尊敬する。
ただ僕は、個人的にはもう、協力隊という肩書きは要らない。
単純に和泉地区が大好きだから、いち住人として、地区のために働きたいと願う。
そのためにも協議会の事務局で、いまとは全く異なる側面から、和泉を盛り上げていければ良い。
欲を言えば来年度も、新たに緑のふるさと協力隊が来てくれたら最高だ。
凹凸があったり、地表の石が見えていたり。吹雪いたり、凍結していたり、ふらついたり、他人と接触したり、転んだり。
完璧な滑走コースも完璧な滑りも、無いんだろう。
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