2017年2月23日木曜日

【2月22日(水)】 この場所がタカラモノだよって [住民335日目]

毎週水曜は、より処。


今日のお昼は、運営スタッフのお母さんがカルボナーラをつくってくださった。これがまた絶品。
たまの洋風ランチも良いものだ。他にも醤油ベースの豚汁・おにぎり・お漬物と、おいしくいただいた。


本日いただいたものを紹介。
書籍は、隻腕のピアニストの話と、福井県出身の作家さんによる本屋大賞受賞作品。
後者は、さっそく借りられていった。


高名なおばさんによる、おいしそうなクッキー。


梅ジュースから手づくりしたという、梅ゼリー。居合わせた方々で分け合う。


こちらも手づくりの、立派な干し柿。今まで食べた中で、いちばん美味しかった気がする。


そして個人的にいただいた、サンドイッチと漬物。
皆さんいつも色んなものを持ち寄ってくださり、ありがたいことである。


夜は、緑のふるさと協力隊活動報告会。


4月から和泉で活動してくれている隊員も、間もなく任期を終える。
それにあたり、地区の方々に向けた報告が行われるわけだ。

僕が登壇した昨年から、もう一年。あっという間である。


僕のときは二十数名が来てくれたと記憶しているが、それを遥かに凌駕する四十名ほどが集まった。すげえな。

この一年間の活動や、都市部から田舎に来て気付いたこと・想ったこと・感銘を受けたことなど、
真っ直ぐに、分かりやすく話してくれた。同じ協力隊経験者として、僕と共通していた部分も多かった。

僕自身は何もしてあげられなかったし何も与えられなかったけど、和泉の人々と共に生きた日々は間違いなく、
言葉では形容できないほど貴重なものだったはず。
今後の人生にも大きな糧となるのだろうし、和泉という場所は新しい「ふるさと」となるのであろう。

また、隊員が地域にもたらしてくれた影響も絶大であった。
和泉地区で初の女性隊員ということもさることながら、何よりもその個性で、みんなを笑顔にしてくれたように思う。
僕にできなかったことをたくさん成し遂げてくれ、素直に感心と感謝を覚えている。



いつでも帰ってくるといい。みんな、両手を広げて待っているから。


2017年2月21日火曜日

【2月20日(月)】 誰のものでもないと図に乗って しくじって [住民333日目]

子ども英語教室は、今年度30回目のレッスン。前回に続き、家電関係の単語を練習する。
大人でもけっこう難しめなのだが、既にほぼ完ぺきに憶えているのが凄い。

そして今回、"Whose ~ is this?" "It's ●●'s ~"というセンテンスも導入。
学校の廊下なんかに家電が落ちてて、これ誰のだろう、っていう状況よくあるじゃない。
「いやいやいや」「無いよー」「なに言ってんのヤバいよ」

素直にツッコんでくれるのが嬉しいぜ。


前にやった天気・天候のボキャブラリーを用いて、パズルを解いてもらう。
高学年はサクサクと進めていくが、低学年にはちょっと厳しい。申し訳なくは感じているのだが。

年齢差が最大7つくらいの、学年混合教室。
大きい子に簡単すぎず、小さい子に難しすぎない内容を構築する必要がある。
最適解を見つけるのは未だに難航するものの、己への課題・勉強といったところか。

疲れてたり眠かったりという日でも、みんないつも来てくれる。
期待してくれている以上はそれに応えたいし、一緒に楽しんでいきたいものだ。


2017年2月20日月曜日

【雪国あるある】 No.003

道路の脇には、こういうのが設置されている


【ドラゴン補足】
通称、融雪溝。一見するとただの排水溝だが、天に向けた観音開きの仕様になっている。
中には水が流れているので、雪をかいてポイすれば良い。
何度もなんども雪を運ぶのは、けっこうな重労働であるが。

一気に投入すると詰まるため、細かくして流すのがマナー。
「下流」にいる人が使うとき、少量の水しかないと困るのだ。
というのが、真のあるある。


【雪国あるある】 No.002

主要な通りや生活道路には、こういうのが設置されている


【ドラゴン補足】
放水することにより、雪を融かしてくれる優れもの。人や車の通行に、大きく寄与している。
一定の気温を下回ると、自動的に作動する仕組みらしい。

たまに元気なやつがいて、走行車のフロントガラスや、通行人のズボンまでをも融かそうとしてくる。
というのが、真のあるある。


2017年2月19日日曜日

【2月18日(土)】 かすかでも光に向かう強さを抱きしめ [住民331日目]

街へ下り、福井県猟友会による研修に参加。1月に受講したものの続きである。


シカ・イノシシ・サルといった獣の数が増えたことで、田畑や山や森林が荒らされるなど、
深刻な被害を被っている地域は少なくない。
一方で対応できる従事者、すなわち銃を取り扱う猟友は、高齢化の影響もあり減少の一途をたどっている。

人の足りていない市町もあることから、その枠を超え、県全体として互助できるようにと設けられた人材バンク。
実際にどのような形で運営されていくのかは、まだ未知数だ。
しかし個人的には、もし要請があるなら積極的に参加したいと思っている。
被害を減らす手助けのためにも、現場を学んでいくためにも。