和泉地区に着任したのが、昨年の4月9日。
それからちょうど十一カ月。きょう3月9日が、協力隊として和泉にいる最終日である。
明日からは東京で、四日間の総括研修がある。全国に散らばっていた同期26人での、最後のしごと。
明日の朝一の電車で出立しますが、わけあって今夜から家を出ます。
次のブログ更新は研修終了後になると思いますので、しばらく皆さん、ごきげんよう。
月末には、「一人の住民」として和泉に戻ってまいりますよ。
では、行ってきまーす。
2015年度「緑のふるさと協力隊」⇒定住し、何でも屋⇒和泉を離れ、職業猟師などとして修業中⇒和泉に戻れる日は近いのか。To be continued... ※当時の想い・価値観・表現・事実等をそのまま残しているため、不適切と思われる部分も存在するかもしれない。ご了承いただきたい。
2016年3月9日水曜日
2016年3月8日火曜日
【3月8日(火)】 容赦なく 時は 刻みつづける [活動335日目]
明後日からは、緑のふるさと協力隊の総括研修。東京にて。
報告書という名の作文を認(したた)め、提出しなければならない。原稿用紙5枚ぶん、即ち2,000字。
論理的思考力が大きく欠如しているので、こういった文書作成には恐ろしく時間がかかる。
事前研修のときも、いつも一番最後までかかっていた劣等生だ。
〆切直前になり尻に火が付かないと本格始動しない、この怠けグセも宜しくないのだが。
上手くまとまらないけど、終わらせるしかない。
研修さいごの公開報告会では、個人展示もつくる。それ用の写真類を、支所で印刷。
手土産など買うべく街へ下り、帰りに新幹線の切符を発券してもらうべく駅へ行くと、和泉のお母さんに会った。
一人暮らしで ご高齢だが、毎にち2,3万歩くらい歩く、超元気な方だ。青春18きっぷで、敦賀まで行ってきたらしい。
日に5本の九頭竜線が来るまで二時間近くもあったので、軽トラで良ければとお誘いする。お喋りしながら帰る。
万がいち事故でもあると えらいことだから、協力隊としては本当は良くないのだろう。
でも抑制ばっかしてると人生おもしろくないからね。
人間、死ぬときは死ぬしさ。
荷物もまとめなあかんし、明日までに終わらせるべき、細々したことがまだある。
死んでる場合じゃねえ。
報告書という名の作文を認(したた)め、提出しなければならない。原稿用紙5枚ぶん、即ち2,000字。
論理的思考力が大きく欠如しているので、こういった文書作成には恐ろしく時間がかかる。
事前研修のときも、いつも一番最後までかかっていた劣等生だ。
〆切直前になり尻に火が付かないと本格始動しない、この怠けグセも宜しくないのだが。
上手くまとまらないけど、終わらせるしかない。
研修さいごの公開報告会では、個人展示もつくる。それ用の写真類を、支所で印刷。
手土産など買うべく街へ下り、帰りに新幹線の切符を発券してもらうべく駅へ行くと、和泉のお母さんに会った。
一人暮らしで ご高齢だが、毎にち2,3万歩くらい歩く、超元気な方だ。青春18きっぷで、敦賀まで行ってきたらしい。
日に5本の九頭竜線が来るまで二時間近くもあったので、軽トラで良ければとお誘いする。お喋りしながら帰る。
万がいち事故でもあると えらいことだから、協力隊としては本当は良くないのだろう。
でも抑制ばっかしてると人生おもしろくないからね。
人間、死ぬときは死ぬしさ。
荷物もまとめなあかんし、明日までに終わらせるべき、細々したことがまだある。
死んでる場合じゃねえ。
【3月7日(月)】 誰かの笑顔 誰かの言葉 [活動334日目]
電車に乗りたかったということで、阪谷(さかだに)地区に住む方が遊びに来てくれた。
一両編成・単線・日に5本。普段が車の生活だと、乗る機会が無いからね。
道の駅や社協(社会福祉協議会)を訪れ、コーヒーをごちそうになりながらお喋りさせていただく。
スタッフさんのみならず、顔を出す地区の方々とも会話が弾んでいくのが、おもしろいよなと思う。
保育園を突撃訪問し、10人の全園児たちと戯れる。
何やら、だるまさんがころんだの亜種のような遊びもしていた。
いちばん年長の二人は、歌の練習も。
4月からは一年生。ランドセル姿を見るのが、僕も楽しみだ。
パズルをしたり、洗濯バサミをつないだり身体に付けてみたり。
相変わらずみんな超元気に、笑い合いながら楽しんでいる。僕らも一緒になって遊ばせてもらい、長居してしまった。
(※子どものプライバシー保護のため、念のため画像の一部に処理を施してあります)
公民館にお邪魔し、ここでも やや長居し、職員さんや訪れてきた方々とお喋り。
「平成の湯」で温泉に入り、夕飯をと思ったが、和泉の料理屋さんは二軒とも臨時休業だった。残念。
小学生えいご教室、32回目。今年度さいごのレッスンである。
これまで登場した単語を復習するが、子どもたちはもう完ぺきに覚えていた。
大人でも知らない単語をサラッと口にするので、ゲストも驚愕していた様子。
お馴染みじゃんけん列車をし、
さいきん恒例となった、単語を探すパズル。
締めに、いただいたお菓子とジュースでプチパーティ。ごちそうさまです。
夕飯を終えて来てる子どもらも、食べるたべる。
(※子どもたちのプライバシー保護のため、念のため画像の一部に処理を施してあります)
けっきょく探りさぐりのまま続けた一年間。でも和泉っ子と接するのは楽しかったし、非常に良い経験となった。
職員さんから来年度以降の話が出ると、「一生続きます」「私たちの子どもにも教えて」などという声が。
そう言ってもらえるのは嬉しいもんだ。4月からまた再開させてもらって、飽きられるくらいまでは続けたいものである。
そして終電(21時19分発)で帰って行ったゲスト。半日の滞在でも楽しんでもらえたようなので、嬉しく思う。
和泉の魅力はまだまだこんなもんではないので、是非また来ていただきたいね。
一両編成・単線・日に5本。普段が車の生活だと、乗る機会が無いからね。
道の駅や社協(社会福祉協議会)を訪れ、コーヒーをごちそうになりながらお喋りさせていただく。
スタッフさんのみならず、顔を出す地区の方々とも会話が弾んでいくのが、おもしろいよなと思う。
保育園を突撃訪問し、10人の全園児たちと戯れる。
何やら、だるまさんがころんだの亜種のような遊びもしていた。
いちばん年長の二人は、歌の練習も。
4月からは一年生。ランドセル姿を見るのが、僕も楽しみだ。
パズルをしたり、洗濯バサミをつないだり身体に付けてみたり。
相変わらずみんな超元気に、笑い合いながら楽しんでいる。僕らも一緒になって遊ばせてもらい、長居してしまった。
(※子どものプライバシー保護のため、念のため画像の一部に処理を施してあります)
公民館にお邪魔し、ここでも やや長居し、職員さんや訪れてきた方々とお喋り。
「平成の湯」で温泉に入り、夕飯をと思ったが、和泉の料理屋さんは二軒とも臨時休業だった。残念。
小学生えいご教室、32回目。今年度さいごのレッスンである。
これまで登場した単語を復習するが、子どもたちはもう完ぺきに覚えていた。
大人でも知らない単語をサラッと口にするので、ゲストも驚愕していた様子。
お馴染みじゃんけん列車をし、
さいきん恒例となった、単語を探すパズル。
締めに、いただいたお菓子とジュースでプチパーティ。ごちそうさまです。
夕飯を終えて来てる子どもらも、食べるたべる。
(※子どもたちのプライバシー保護のため、念のため画像の一部に処理を施してあります)
けっきょく探りさぐりのまま続けた一年間。でも和泉っ子と接するのは楽しかったし、非常に良い経験となった。
職員さんから来年度以降の話が出ると、「一生続きます」「私たちの子どもにも教えて」などという声が。
そう言ってもらえるのは嬉しいもんだ。4月からまた再開させてもらって、飽きられるくらいまでは続けたいものである。
そして終電(21時19分発)で帰って行ったゲスト。半日の滞在でも楽しんでもらえたようなので、嬉しく思う。
和泉の魅力はまだまだこんなもんではないので、是非また来ていただきたいね。
2016年3月6日日曜日
【3月6日(日)】 武士は相身互い [活動333日目]
越前市は「蔵の辻」というところへ。その名の通り、蔵の立ち並ぶ辻である。
ほぼ毎月「壱の市」という物産フェアが行われているそうだ。3月は「弥生のはじまり市」。
福井県の地域おこし協力隊連携事業・第三弾ということで、7市町が出展。
第一弾にも参加させてもらっています。
良い具合に こじんまりとしており、けっこう人が訪れる。
大野市役所・結の故郷(ゆいのくに)推進室の職員さんと、地域おこし協力隊の方にご足労いただいた。
商品開発コンテスト入賞作品の販売がメイン。
前回は九頭竜まいたけの試食販売と出張化石発掘体験があったが、今回は和泉地区のものは無し。
お隣のブース、おおい町の名田庄(なたしょう)漬けなど、食べもの系は やはり強い。
早々に売り切れるところもあるほど、好評であった。
10時から14時の四時間、和やかな雰囲気のなか終了。終礼をし、
協力隊で集合写真。ろくに仕事してないのに、センターに収まってしまった。何かすみません。
数人で近くの喫茶店を訪れ、コーヒーなど啜りながらお喋り。
「緑のふるさと」の同期たちに加え、こうして「地域おこし」の仲間と交流できるのも楽しいものである。
今度は是非5月に、和泉地区の新緑まつりで集合したいものだ。
僕はもう一般人になるので、協力隊の協力を勝手にするとしよう。
帰りは、個人的に遊びに来てくれた市役所の兄さんの車に乗せていただく。同い年だけど。
夕飯を食べるべく来たのは、大野食堂。
何かが公認らしい。
僕の任期も終わるということで、出所祝いに「天かつ統一丼」をごちそうになってしまった。……出所?
海老天とカツを玉子で とじた丼。ふわふわとした食感で、うまい。ありがとうございました。
ほぼ毎月「壱の市」という物産フェアが行われているそうだ。3月は「弥生のはじまり市」。
福井県の地域おこし協力隊連携事業・第三弾ということで、7市町が出展。
第一弾にも参加させてもらっています。
良い具合に こじんまりとしており、けっこう人が訪れる。
大野市役所・結の故郷(ゆいのくに)推進室の職員さんと、地域おこし協力隊の方にご足労いただいた。
商品開発コンテスト入賞作品の販売がメイン。
前回は九頭竜まいたけの試食販売と出張化石発掘体験があったが、今回は和泉地区のものは無し。
お隣のブース、おおい町の名田庄(なたしょう)漬けなど、食べもの系は やはり強い。
早々に売り切れるところもあるほど、好評であった。
10時から14時の四時間、和やかな雰囲気のなか終了。終礼をし、
協力隊で集合写真。ろくに仕事してないのに、センターに収まってしまった。何かすみません。
数人で近くの喫茶店を訪れ、コーヒーなど啜りながらお喋り。
「緑のふるさと」の同期たちに加え、こうして「地域おこし」の仲間と交流できるのも楽しいものである。
今度は是非5月に、和泉地区の新緑まつりで集合したいものだ。
僕はもう一般人になるので、協力隊の協力を勝手にするとしよう。
帰りは、個人的に遊びに来てくれた市役所の兄さんの車に乗せていただく。同い年だけど。
夕飯を食べるべく来たのは、大野食堂。
何かが公認らしい。
僕の任期も終わるということで、出所祝いに「天かつ統一丼」をごちそうになってしまった。……出所?
海老天とカツを玉子で とじた丼。ふわふわとした食感で、うまい。ありがとうございました。
【3月5日(土)】 何が怖いんだ 好きな歌唄ってくれ [活動332日目]
「青葉の笛保存顕彰会」のお母さん方と、篠笛の練習。
春らしい曲を中心に、お菓子やお茶をいただきながら、和気あいあいと進めます。
夜の森スノーシューに参加。自然体験活動など行う「まんまるサイト」の主催だ。
1月にも来たし、何かと絡ませてもらっている。
みんなで軽食用のおにぎりをつくり、
包んだら各々、懐に入れて出発。
大野市は星空が綺麗なことでも知られているが、この辺り阪谷(さかだに)地区は特別美しいといわれる。
僕の中性能カメラでも、少し映るね。
お互いの顔もよく視認できない闇のなか、ペンライトを頼りにさくさくと森の中を歩いて行く。
イノシシが土を掘り返した跡や植物なども観察し、
みんなで焚き火を囲んで、おやつタイム。
呉汁(ごじる)という、大豆をすり潰してつくったお汁もいただいた。やさしい味で、うまい。ちなみに「豆汁」とも書く。
和泉のお母さんにも、以前ごちそうになったな。
そして僭越ながら、篠笛も少し披露させていただく。
注目されると普段より更に音が掠れ、息も続かなくなり、なかなかお粗末なものになってしまう。
まだまだ練習が必要である。
まんまるサイトの事務所に戻り、おやつタイム第二弾。
大野でカフェを経営する方がコーヒーを淹れてくださり、
ある参加者の方は、コーヒーケーキ・フィナンシェ・ラスク・ピロシキを持参してくださった。
すべて手づくりというから、すごい。趣味の域を超えている。何とも豪勢な食卓になった。
十数名の皆さん、福井県内の各市町から来られたのだが、出身は県外の方がほとんど。
純粋な福井人がいないという、おもしろい場であった。
新たに出逢う方がいて、久しぶりに再会する方もいて、こうした催しに参加させてもらうのは楽しいものだ。
一人にひとつということで、手づくりラスクもいただいてしまった。ごちそうさまです。
春らしい曲を中心に、お菓子やお茶をいただきながら、和気あいあいと進めます。
夜の森スノーシューに参加。自然体験活動など行う「まんまるサイト」の主催だ。
1月にも来たし、何かと絡ませてもらっている。
みんなで軽食用のおにぎりをつくり、
包んだら各々、懐に入れて出発。
大野市は星空が綺麗なことでも知られているが、この辺り阪谷(さかだに)地区は特別美しいといわれる。
僕の中性能カメラでも、少し映るね。
お互いの顔もよく視認できない闇のなか、ペンライトを頼りにさくさくと森の中を歩いて行く。
イノシシが土を掘り返した跡や植物なども観察し、
みんなで焚き火を囲んで、おやつタイム。
呉汁(ごじる)という、大豆をすり潰してつくったお汁もいただいた。やさしい味で、うまい。ちなみに「豆汁」とも書く。
和泉のお母さんにも、以前ごちそうになったな。
そして僭越ながら、篠笛も少し披露させていただく。
注目されると普段より更に音が掠れ、息も続かなくなり、なかなかお粗末なものになってしまう。
まだまだ練習が必要である。
まんまるサイトの事務所に戻り、おやつタイム第二弾。
大野でカフェを経営する方がコーヒーを淹れてくださり、
ある参加者の方は、コーヒーケーキ・フィナンシェ・ラスク・ピロシキを持参してくださった。
すべて手づくりというから、すごい。趣味の域を超えている。何とも豪勢な食卓になった。
十数名の皆さん、福井県内の各市町から来られたのだが、出身は県外の方がほとんど。
純粋な福井人がいないという、おもしろい場であった。
新たに出逢う方がいて、久しぶりに再会する方もいて、こうした催しに参加させてもらうのは楽しいものだ。
一人にひとつということで、手づくりラスクもいただいてしまった。ごちそうさまです。
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