「奥越前まんまるサイト」のバイト。午前中は下打波(しもうちなみ)という、山深くの集落へ。
小学生を対象とした川遊びイベントを、何度か控えているらしい。
その拠点となる古民家周りの草刈りをし、
川へ下りていく道も開拓。完全に藪になっていたところを、刃タイプの刈払機で切り開いていった。
やや曇ってはいるが、じめじめと暑い。昼過ぎまでの作業で、汗だくだ。
近くの神社には、
立派な大カツラが。話には聞いていたが、ここにあったのか。
午後は阪谷(さかだに)地区で、再び草刈り。一ヶ月前にもしたのだが、既に我が物顔で伸びてきている。
樹や石やBBQスペース周り・端の方など、芝刈り機で対応できないところを、
紐タイプの刈払機で処理していく。
大体こんな感じに。残りは、追って作業するのだろう。
小石が飛んで来て痛いし、腰に来るし、思いのほか体力を削られるし、草刈りは なかなかえらい仕事だ。
終了後、やや急ぎ目で和泉へ帰り、
時間ちょうどに自主防災会の会合に参加。主に、月末に行われる防災訓練についてのお話。
消防団とは別に、自助及び共助の精神のもと組織されている同会。
朝日地区の各班から一名ずつ、消防・情報・避難誘導の各グループに所属するので、今年度は僕にもお声がかかったのだ。
帰宅すると、差し入れが。協力隊時代は同じ班で、お買い物サロンでもよく一緒だったお母さんから。
今年度は全くお会いする機会が無かったのだが、気にかけてくださっていたらしい。ありがたいことである。
こんど、お礼を言わないとな。
2015年度「緑のふるさと協力隊」⇒定住し、何でも屋⇒和泉を離れ、職業猟師などとして修業中⇒和泉に戻れる日は近いのか。To be continued... ※当時の想い・価値観・表現・事実等をそのまま残しているため、不適切と思われる部分も存在するかもしれない。ご了承いただきたい。
2016年7月9日土曜日
2016年7月8日金曜日
【7月7日(木)】 織りなす布は いつか誰かの 傷をかばうかもしれない [住民105日目]
きのう迎えた自転車旅行者ふたりは、きょう出立。
朝から雨が降っているので、落ち着いたタイミングで出れば良いよと告げ、僕は仕事へ。
今日は、和泉保育園のエセ保育士。月に二度ほど、先生がお休みの際に代替えとして入らせていただいている。
午前中は、泥んこ服に着替えて外遊びをするのが慣例。
女の子から、花束をもらった。嬉しいね。
こちらはお菓子屋さん。
年長の子たちが、キッチンで作業していた。
可愛らしい作品が完成。
今度は年少の子が混ぜまぜして何かつくっているところへ、
追加のスープを大量投入し、溢れかえる厨房。はしゃぐ従業員たち。
砂場で遊んだり、捕まえたカエルと戯れたり、水を操ったり、自由に動き回る。
お昼ごはんは、肉だんごのスープに、かぼちゃと卵のサラダ。
僕も子どもたちと一緒にいただき、美味しいのでおかわりさせてもらった。
先生と子どもらがつくった、巨大あじさいにカエルちゃんたち。
今日は七夕だ。みんなのお願いごとは、ちゃんと叶うに違いない。
朝から雨が降っているので、落ち着いたタイミングで出れば良いよと告げ、僕は仕事へ。
今日は、和泉保育園のエセ保育士。月に二度ほど、先生がお休みの際に代替えとして入らせていただいている。
午前中は、泥んこ服に着替えて外遊びをするのが慣例。
女の子から、花束をもらった。嬉しいね。
こちらはお菓子屋さん。
年長の子たちが、キッチンで作業していた。
可愛らしい作品が完成。
今度は年少の子が混ぜまぜして何かつくっているところへ、
追加のスープを大量投入し、溢れかえる厨房。はしゃぐ従業員たち。
砂場で遊んだり、捕まえたカエルと戯れたり、水を操ったり、自由に動き回る。
お昼ごはんは、肉だんごのスープに、かぼちゃと卵のサラダ。
僕も子どもたちと一緒にいただき、美味しいのでおかわりさせてもらった。
先生と子どもらがつくった、巨大あじさいにカエルちゃんたち。
今日は七夕だ。みんなのお願いごとは、ちゃんと叶うに違いない。
2016年7月7日木曜日
【7月6日(水)】 求めよ、さらば与えられん [住民104日目]
和泉自治会の「ふるさとづくり先進地視察研修」の日。
30名ほどがバスに揺られ、二時間半ほど。辿り着いたのは、岐阜県中津川市の「ちこり村」。
ちっこりちこ蔵がお出迎え。
「ちこり」という野菜を栽培し、それをメインに据えた業務を行なっている場所だ。
これである。初めて見た。アンディーブとも呼ばれ、ヨーロッパでは日常的に食べられているらしい。
国によっては、一人あたり年間70本ほど食すそうだ。
下部は芋で、上部は葉。
葉の方は小舟型になっており、お洒落な感じでいただける。思ったほど苦みやクセは無く、食べやすい。
支配人から、説明を拝聴する参加者たち。
スタッフの方に館内を案内していただく。
ちこりの種。
暗所で育てられるという。うまく映らないので、
実物大モデル。
ちこりの上下を切り離す機械にセットしたり、箱詰めしたりする作業場。
続いて、酒蔵へ。
下部の芋は焼酎にして販売し、無駄なく活用。
39度のものを試飲させてもらう。非常に飲みやすく、これは調子に乗ると後が怖いやつである。
メインイベントともいうべき、ランチタイム。
新鮮な野菜を中心に、70種類以上もの料理等をバイキング形式で愉しめる。
地元のお母さん方が調理を担当し、同時に若い人への継承も なされているそうだ。
ひと口分ずつ、数十種類を食した。うまかった。
お土産タイムには、皆さんたくさん買い込む。
ちこり村の次は、斜面を高いところへと上っていき、
馬籠宿へ。
伝統的建物が立ち並ぶ、素敵なところだ。
これは良いアイデアのベンチ。
郵便局も味があるし、
風情のある細道。
水車は、
発電に用いられ、街灯などに電力を供給している。
気温も湿度もあり、汗がべたつく陽気だったが、おもしろい研修となった。
各所の取り組みをそのまま真似しても意味が無い。
やり方や気概など、吸収した良い部分を、和泉のために昇華したいものである。
無事に和泉へ到着し、しばらくして訪ねて来たのは、自転車で日本旅行をしているカップル。
自転車旅行者が、泊めてもらったり泊めてあげたりする「Warmshowers」というサイトを通じて、連絡があったのだ。
カナダ横断旅行中に何度かお世話になったので、今度は僕のpay it forward(恩送り)。昨年も何度かホストしている。
暑いなか岐阜県側から峠を越え、よう汗をかいたろう。シャワーを浴びてもらい、和泉の「喫茶ウィンディ」へ食事に。
ふだん19時頃には閉めているそうだが、電話したところ、来店して大丈夫ですよと言っていただいた。ありがたい。
日本に来て一ヶ月、初めてレストランに入ったという二人に、カレーライス・かつ丼・から揚げなど食べてもらう。
すべて気に入ってくれ、日本食はどれを食べても間違いなく美味しい、と言っていた。
今週も、穴馬(あなま)民踊保存会の集まり。民謡の祭典に向けた打ち合わせ及び練習である。
せっかくなので、旅行者の二人も一緒に。
スペイン出身の男女は、英語も話す。各国を周る旅行者は、共通語として身に付けているものだ。
イングリッシュスピーカーの姐さんは積極的に話しかけてくれ、
新隊員も、日本語が混ざりながらも色々とお喋りしてくれていた。
他の方々も、知っている単語で所々「応戦」。
身振り手振りや簡単な言葉だけでも、伝えようと思えば伝わるもの。
あと、自分から行く姿勢。そういうのが、何よりも大切なのだ。
いわゆる「出川イングリッシュ」。あれこそが、日本人の見習うべき姿である。
そして、せっかくなので「質調衣(しっちょい)ちょい」を踊ってもらう。
初めてだと難しいのだが、見よう見まねで けっこう形になっていた。
日本の・和泉の伝統を体験し交流し、楽しんでもらえたようなので、嬉しく思う。
30名ほどがバスに揺られ、二時間半ほど。辿り着いたのは、岐阜県中津川市の「ちこり村」。
ちっこりちこ蔵がお出迎え。
「ちこり」という野菜を栽培し、それをメインに据えた業務を行なっている場所だ。
これである。初めて見た。アンディーブとも呼ばれ、ヨーロッパでは日常的に食べられているらしい。
国によっては、一人あたり年間70本ほど食すそうだ。
下部は芋で、上部は葉。
葉の方は小舟型になっており、お洒落な感じでいただける。思ったほど苦みやクセは無く、食べやすい。
支配人から、説明を拝聴する参加者たち。
スタッフの方に館内を案内していただく。
ちこりの種。
暗所で育てられるという。うまく映らないので、
実物大モデル。
ちこりの上下を切り離す機械にセットしたり、箱詰めしたりする作業場。
続いて、酒蔵へ。
下部の芋は焼酎にして販売し、無駄なく活用。
39度のものを試飲させてもらう。非常に飲みやすく、これは調子に乗ると後が怖いやつである。
メインイベントともいうべき、ランチタイム。
新鮮な野菜を中心に、70種類以上もの料理等をバイキング形式で愉しめる。
地元のお母さん方が調理を担当し、同時に若い人への継承も なされているそうだ。
ひと口分ずつ、数十種類を食した。うまかった。
お土産タイムには、皆さんたくさん買い込む。
ちこり村の次は、斜面を高いところへと上っていき、
馬籠宿へ。
伝統的建物が立ち並ぶ、素敵なところだ。
これは良いアイデアのベンチ。
郵便局も味があるし、
風情のある細道。
水車は、
発電に用いられ、街灯などに電力を供給している。
気温も湿度もあり、汗がべたつく陽気だったが、おもしろい研修となった。
各所の取り組みをそのまま真似しても意味が無い。
やり方や気概など、吸収した良い部分を、和泉のために昇華したいものである。
無事に和泉へ到着し、しばらくして訪ねて来たのは、自転車で日本旅行をしているカップル。
自転車旅行者が、泊めてもらったり泊めてあげたりする「Warmshowers」というサイトを通じて、連絡があったのだ。
カナダ横断旅行中に何度かお世話になったので、今度は僕のpay it forward(恩送り)。昨年も何度かホストしている。
暑いなか岐阜県側から峠を越え、よう汗をかいたろう。シャワーを浴びてもらい、和泉の「喫茶ウィンディ」へ食事に。
ふだん19時頃には閉めているそうだが、電話したところ、来店して大丈夫ですよと言っていただいた。ありがたい。
日本に来て一ヶ月、初めてレストランに入ったという二人に、カレーライス・かつ丼・から揚げなど食べてもらう。
すべて気に入ってくれ、日本食はどれを食べても間違いなく美味しい、と言っていた。
今週も、穴馬(あなま)民踊保存会の集まり。民謡の祭典に向けた打ち合わせ及び練習である。
せっかくなので、旅行者の二人も一緒に。
スペイン出身の男女は、英語も話す。各国を周る旅行者は、共通語として身に付けているものだ。
イングリッシュスピーカーの姐さんは積極的に話しかけてくれ、
新隊員も、日本語が混ざりながらも色々とお喋りしてくれていた。
他の方々も、知っている単語で所々「応戦」。
身振り手振りや簡単な言葉だけでも、伝えようと思えば伝わるもの。
あと、自分から行く姿勢。そういうのが、何よりも大切なのだ。
いわゆる「出川イングリッシュ」。あれこそが、日本人の見習うべき姿である。
そして、せっかくなので「質調衣(しっちょい)ちょい」を踊ってもらう。
初めてだと難しいのだが、見よう見まねで けっこう形になっていた。
日本の・和泉の伝統を体験し交流し、楽しんでもらえたようなので、嬉しく思う。
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