2015年度「緑のふるさと協力隊」⇒定住し、何でも屋⇒和泉を離れ、職業猟師などとして修業中⇒和泉に戻れる日は近いのか。To be continued... ※当時の想い・価値観・表現・事実等をそのまま残しているため、不適切と思われる部分も存在するかもしれない。ご了承いただきたい。
2015年10月3日土曜日
【10月3日(土)】 一樹の陰一河の流れも他生の縁 [活動178日目]
この時期、和泉地区では各集落ごとにお祭りが行われる。
一週間後に迫った今日は、朝から神社へ行き準備のお手伝い。
氏子ヤングボーイズこと氏子若衆の面々で、のぼりや幕を取り付けていく。
そちらの方は人手が足りているようだったので、僕は本殿や社務所内などを掃除しておいた。
当日は太鼓・みこし・屋台などが出るようなので、けっこう盛り上がりそうだ。楽しみである。
この時期、和泉地区では運動会が行われる。
明日に迫った今日は、神社のあと学校へ行き準備のお手伝い。
人海戦術で素早く終わった。楽しみである。
さて、大野市の街なかに「良縁の樹」というのが存在する神社がある。説明は後述。
イルミネーションの点灯式があるとのことなので、半休日だし、遊びに行ってみることに。
初めて来た。けっこう人が集まっている。
まず保育園児による歌と踊りのアトラクション。
担当者さんの息子さんもニコニコしながらがんばっていた。
ちなみに、園児たちのきょうだいであろう小学生も含め、来ていた子どもらと普通に話し、ふざけあったりした。
担当者さんのお子さん二人以外、ほぼみんな僕と初対面なのに。ちょっと驚く。
やはり大野市の環境だからこそ、こうやって伸びやかに育つんかな。
都会やったら、知らない人はまず警戒するように教わりますからね。
右に見えるお坊さんによる歌と、左に見える「ゆいピー」に沸き、
日も暮れてきたところでいよいよカウントダウン。「「「5・4・3・2・1…」」」
点灯。おー、すげー!
正直そこまで立派なもんでもないやろと思っていたのだが、想像していた以上に美しかった。
これは良いなあ。
さて、この「良縁の樹」というのは、スギとケヤキの樹が根っこで結ばれているという不思議なものです。
触れると良縁に恵まれるといわれていますが、「縁」といっても色々。
素敵な出逢いがあったり、子宝に恵まれたり、宝くじに当たったりといったお話が実際にあるそうな。
こちらが、その樹。
うーん、どうしてこうなったんやろ…
樹の手前にはハート型のイルミネーションもつくられ、
樹の根元にはハート型のフレームもつくられ、
素敵に仕上がってます。
イルミネーションというのは、数多くビカビカと照らせば良いってもんでは無いのですね。
何やかやとその場に残っていると、脇にある宮司さんのお宅で豚汁やおにぎりをごちそうになった。
ありがたいことです。うまかった!
辺りが暗くなり人も少なくなると、より幻想的で煌びやかな雰囲気に包まれる。
これは一度、足を運ぶべきですよ。
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【10月2日(金)】 山を飛び 谷を越え [活動177日目]
さいきん話すようになったお父さんと、天然のまいたけを採りに行くことに。
まだそれほどお互い知らない仲なのに誘ってくれる、和泉の人の心の広さよ。
まずは車で地区の外れへ向かい、未舗装の道を進み、
山へ入る。
超急勾配のガケのようなところを上ったり下ったり、
昨夜の大雨で増水した川を渡ったり。ホンモノの登山だ。
というか、もはやアドベンチャーである。
従心が近いにも関わらず、道なき途をずんずんと進むお父さん。きっと忍(しのび)に違いない。
途中、シカなどの野生動物に皮を剥がされた木をたくさん見かけた。
写真のものにはクマの爪あとが残っている。
まず最初のポイントに到着したようだ。
このようなミズナラの樹の根元に自生するというのだが…
おー、あった!かなり大きい。
天然まいたけというのは貴重なもので、下手に人の出入りがあると菌の影響で生えなくなることもあるそうだ。
こっちにも。すごいなー
かつて、見つけた人々が舞い上がるほど喜んだことから「舞茸」の名になったともいわれている。
こちらには、アルビノのように真っ白なものが。
日に当たらないところでは、こうなるのだという。一見、まいたけとは分からない。
その後も木々をかき分け上がって下がって、何度か足もとを滑らせながらも奥へ。
一人で来たら、絶対に遭難する自信がある。
スタート地点から小一時間くらいのところまで歩きつつ何本かの樹をチェックし、
ザック2つがいっぱいになるほどのマイタケを手に入れた。命がけやな。
帰りは足取りも軽やか。
しかし最後の川を越える際、石に付いたコケでツルッといき、右脚がどぼん \(^o^)/
森のことを色々と教わりながら歩くのは楽しかった。
かつて人がこの山に入り炭焼きをしていたことを知ったり、
見た目ふつうなのに噛むとすごくいい香りのする枝を咥えてみたり、
グミの実を見つけてもらったり。甘酸っぱい。
無事に生還し、本日の収穫を広げる。前回はこの3倍ほども採れたそうだ。
天然まいたけは、なんとキロ1万円で売れるという。ひえー
僕もおみやげを持たせていただいた。ありがたい。
帰宅後、お父さんに教えてもらったように料理してみる。
バターを乗せ醤油を垂らし、アルミホイルで包んでグリルで蒸し焼きに。
めちゃくちゃ良い薫りと、超肉厚でプリプリとした食感。これはうまい…
そしてこれも教えてもらった、ブナの樹の実。クマさんの大好物だそうだ。
要するにナッツである。ちょっと煎って食べたら、これまた えらいうまかった。
いい運動と、いい経験になったな。
まだそれほどお互い知らない仲なのに誘ってくれる、和泉の人の心の広さよ。
まずは車で地区の外れへ向かい、未舗装の道を進み、
山へ入る。
超急勾配のガケのようなところを上ったり下ったり、
昨夜の大雨で増水した川を渡ったり。ホンモノの登山だ。
というか、もはやアドベンチャーである。
従心が近いにも関わらず、道なき途をずんずんと進むお父さん。きっと忍(しのび)に違いない。
途中、シカなどの野生動物に皮を剥がされた木をたくさん見かけた。
写真のものにはクマの爪あとが残っている。
まず最初のポイントに到着したようだ。
このようなミズナラの樹の根元に自生するというのだが…
おー、あった!かなり大きい。
天然まいたけというのは貴重なもので、下手に人の出入りがあると菌の影響で生えなくなることもあるそうだ。
こっちにも。すごいなー
かつて、見つけた人々が舞い上がるほど喜んだことから「舞茸」の名になったともいわれている。
こちらには、アルビノのように真っ白なものが。
日に当たらないところでは、こうなるのだという。一見、まいたけとは分からない。
その後も木々をかき分け上がって下がって、何度か足もとを滑らせながらも奥へ。
一人で来たら、絶対に遭難する自信がある。
スタート地点から小一時間くらいのところまで歩きつつ何本かの樹をチェックし、
ザック2つがいっぱいになるほどのマイタケを手に入れた。命がけやな。
帰りは足取りも軽やか。
しかし最後の川を越える際、石に付いたコケでツルッといき、右脚がどぼん \(^o^)/
森のことを色々と教わりながら歩くのは楽しかった。
かつて人がこの山に入り炭焼きをしていたことを知ったり、
見た目ふつうなのに噛むとすごくいい香りのする枝を咥えてみたり、
グミの実を見つけてもらったり。甘酸っぱい。
無事に生還し、本日の収穫を広げる。前回はこの3倍ほども採れたそうだ。
天然まいたけは、なんとキロ1万円で売れるという。ひえー
僕もおみやげを持たせていただいた。ありがたい。
帰宅後、お父さんに教えてもらったように料理してみる。
バターを乗せ醤油を垂らし、アルミホイルで包んでグリルで蒸し焼きに。
めちゃくちゃ良い薫りと、超肉厚でプリプリとした食感。これはうまい…
そしてこれも教えてもらった、ブナの樹の実。クマさんの大好物だそうだ。
要するにナッツである。ちょっと煎って食べたら、これまた えらいうまかった。
いい運動と、いい経験になったな。
2015年9月29日火曜日
【9月29日(火)】 トゥギャザーしようぜ [活動174日目]
昼下がり。近くの川にて魚を獲ろうと目論んでいると、後ろから声をかけられた。
振り向くと そこに立っていたのは、タレントのルー大柴さんであった。
福井テレビの「い~ざぁええDay」という番組の収録で、和泉地区へ来ていたようである。
この辺りはアユやウグイなどがたくさん生息しており、アジメドジョウといった貴重なものも獲れる。
ルーさんも川がお好きなようなので、一緒に作業していた近所のお父さんと三人で魚を追う。
しばらく奮闘するが、タモを使っての捕獲は非常に難しい。
そこで登場するのは、お父さんが仕掛けておいた「アジメ落とし」という伝統的な道具。
いまちょうど、猟期なのである。
ルーさんが覗いてみると、
おー、うじゃうじゃ入っとる!
アジメドジョウと、赤っぽいのはアマゴだったかな?
「緑のふるさと協力隊」としての活動や、和泉地区での生活についてなども、色々と聞いていただいた。
うまく話せていたかどうか分からないが、ここの魅力が少しでも伝われば良いな。
大柴さんと写真を撮らせていただく。穏やかな、すごく良い方であった。
放映は10月23日もしくは30日(金)、19時27分からの予定。お時間ありましたら、是非ご覧ください。
もちろん福井県内からのみ、視聴可能です(笑 どうしても観たい方は、遊びに来てくださいね。
大柴さん、スタッフさん、ありがとうございました!楽しかったです (*^^)
振り向くと そこに立っていたのは、タレントのルー大柴さんであった。
福井テレビの「い~ざぁええDay」という番組の収録で、和泉地区へ来ていたようである。
この辺りはアユやウグイなどがたくさん生息しており、アジメドジョウといった貴重なものも獲れる。
ルーさんも川がお好きなようなので、一緒に作業していた近所のお父さんと三人で魚を追う。
しばらく奮闘するが、タモを使っての捕獲は非常に難しい。
そこで登場するのは、お父さんが仕掛けておいた「アジメ落とし」という伝統的な道具。
いまちょうど、猟期なのである。
ルーさんが覗いてみると、
おー、うじゃうじゃ入っとる!
アジメドジョウと、赤っぽいのはアマゴだったかな?
「緑のふるさと協力隊」としての活動や、和泉地区での生活についてなども、色々と聞いていただいた。
うまく話せていたかどうか分からないが、ここの魅力が少しでも伝われば良いな。
大柴さんと写真を撮らせていただく。穏やかな、すごく良い方であった。
放映は10月23日もしくは30日(金)、19時27分からの予定。お時間ありましたら、是非ご覧ください。
もちろん福井県内からのみ、視聴可能です(笑 どうしても観たい方は、遊びに来てくださいね。
大柴さん、スタッフさん、ありがとうございました!楽しかったです (*^^)
【9月28日(月)】 Things could be so easy [活動173日目]
一人暮らしのお母さんとこで畑のお手伝い。
豆のツルを這わせていた木柵を取り壊したり、お隣さんの田んぼから藁をもらってきたり、
JAの精米所から籾殻を運んできたり、
草刈りしたり。
一ヵ月半前に若葉のふるさと協力隊員たちが手刈りしてくれたところも、既に草ぼうぼう。
人間と草の、終わりなき闘いである。
刈払機で一気にやっつける。取り扱いにはもう慣れたもんだ。気を付けないと大怪我するけど。
夕方はご近所さんに夕飯に呼んでいただくが、残念ながら長居はできなかった。
「小学生えいご教室」が二ヶ月ぶりに再開したので。
ペアになって、アルファベットをジェスチャーで表現してもらう。
久しぶりのレッスンだし、ウォーミングアップがてら軽くやろうと思っていたのだが、
けっこう気に入られたらしく、結局これだけ小一時間つづけることに。
公民館の方にも混ざってもらい、盛り上がっていた子どもたち。
が、これで良いんか?とは思う。
英語に触れながら楽しんでもらえればOKとはいえ、ちょっと遊ばせすぎだろう。
しょせんテキトーイングリッシュスピーカーのレッスンなので、きっちりしたものも出来ないのだが。
楽しさを感じつつ英語を身に付けてもらうという、そこのバランスを取るのは、けっこう難しい。
また、低学年の子に対しては こういう場での「しつけ」も入ってくるから、けっこうエネルギーを使う。
厳しく言わないといけない場面とか、ものすごく疲れるんよね…
簡単なあいさつや日常フレーズでも教えていけると良いんだけどな。
どういうレッスンをすべきなのか、考えていかんと。
難しいな。
豆のツルを這わせていた木柵を取り壊したり、お隣さんの田んぼから藁をもらってきたり、
JAの精米所から籾殻を運んできたり、
草刈りしたり。
一ヵ月半前に若葉のふるさと協力隊員たちが手刈りしてくれたところも、既に草ぼうぼう。
人間と草の、終わりなき闘いである。
刈払機で一気にやっつける。取り扱いにはもう慣れたもんだ。気を付けないと大怪我するけど。
夕方はご近所さんに夕飯に呼んでいただくが、残念ながら長居はできなかった。
「小学生えいご教室」が二ヶ月ぶりに再開したので。
ペアになって、アルファベットをジェスチャーで表現してもらう。
久しぶりのレッスンだし、ウォーミングアップがてら軽くやろうと思っていたのだが、
けっこう気に入られたらしく、結局これだけ小一時間つづけることに。
公民館の方にも混ざってもらい、盛り上がっていた子どもたち。
が、これで良いんか?とは思う。
英語に触れながら楽しんでもらえればOKとはいえ、ちょっと遊ばせすぎだろう。
しょせんテキトーイングリッシュスピーカーのレッスンなので、きっちりしたものも出来ないのだが。
楽しさを感じつつ英語を身に付けてもらうという、そこのバランスを取るのは、けっこう難しい。
また、低学年の子に対しては こういう場での「しつけ」も入ってくるから、けっこうエネルギーを使う。
厳しく言わないといけない場面とか、ものすごく疲れるんよね…
簡単なあいさつや日常フレーズでも教えていけると良いんだけどな。
どういうレッスンをすべきなのか、考えていかんと。
難しいな。
2015年9月27日日曜日
【9月26日(土)】 What you WANNA? [活動171日目]
狩猟免許も取得したので、今日は「くくりわな」の講習に参加させていただく。
シカによる被害を減少させるため、福井県では年間捕獲目標を9,600頭に設定しているそうだ。
少し座学をしたら、わなの作り方を学ぶ。
部材をつなげ、
踏み板にセットしたら完成。
上に乗ると、バネの力によりワイヤーが締まります。安心してください、痛くないですよ。
実際に山に入り、
設置の仕方も教えていただいた。
獣道を見つけ、シカが頻繁に歩く場所に当たりを付けるには、技術を要する。
さて、どこに埋めてあるか、お分かりになるでしょうか。
正解は、こんな感じでした。
翌朝に再度 集まって確認しに行きましたが、シカちゃんは かかっておらず。
人の匂いなんかを敏感に察知するので、なかなか難しいようですね。
わなも銃も使えるようになって、将来的に有害獣駆除の役に立ちたいところやな。
シカによる被害を減少させるため、福井県では年間捕獲目標を9,600頭に設定しているそうだ。
少し座学をしたら、わなの作り方を学ぶ。
部材をつなげ、
踏み板にセットしたら完成。
上に乗ると、バネの力によりワイヤーが締まります。安心してください、痛くないですよ。
実際に山に入り、
設置の仕方も教えていただいた。
獣道を見つけ、シカが頻繁に歩く場所に当たりを付けるには、技術を要する。
さて、どこに埋めてあるか、お分かりになるでしょうか。
正解は、こんな感じでした。
翌朝に再度 集まって確認しに行きましたが、シカちゃんは かかっておらず。
人の匂いなんかを敏感に察知するので、なかなか難しいようですね。
わなも銃も使えるようになって、将来的に有害獣駆除の役に立ちたいところやな。
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