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2018年3月6日火曜日

【3月6日(火)】 やがて 真っ白な冬を溶かすのでしょう [住民712日目]

先日に続き、和泉地区の新ブランド「雪乃下穴馬(ゆきのしたあなま)かぶら」の収穫。
長めの畑で、3畝から掘り起こしていく。


ちょうど良い大きさで、色や形も良い。


食感はシャキッとしていて、生でも全然いける。苦みが全く無く、甘いのだ。
え、掘りたてを齧るとか汚いってか。ケツの穴が小せえな死にゃしねえよ。
何でも採りたてが一番うまいよね。


地区のお母さん方を中心に、総勢11名。


ざくざくと採集されていく。


ただ、この畑から道路までは、坂。勾配があるし、雪で歩きづらいし、距離あるし。
圧倒的最若手の僕は、後半から自ら、ポーターを買って出た。
腕力・脚力・心肺を鍛えるのに、めっちゃ良いトレーニングだぜ。テンション上がるぜ。


4,5往復すると、さすがにキツかったけど。
脚や心肺は心配なかったが、腕がつらい。もっと鍛えろよというメッセージだ。

それにしても、雪に覆われた山が近い。美しい景色である。


十数箱ぶん、軽トラいっぱいになった。すごい量。
ちょうど午前中いっぱいで、畑の作業は終了した。


雪国あるある。手や手袋は、雪で洗う。


午後からは、加工所での作業。


水で土を洗い落とし、


葉と茎の部分を切り落とし、


かぶ洗い機でゴロンゴロン。


君はきれいになった。


大きさごとに選別したら、


都市部のレストランや市場などへ、試験的に送るようである。
夕方までの一日仕事。人海戦術で、無事に片が付いた。


最後は、お母さん方と一緒にコーヒーブレイク。ほっと一息。
余った卵白でつくったというお菓子もいただいた。黄身は他の料理になったと。

良い仕事したぜ。


2018年3月2日金曜日

【3月2日(金)】 雪の下に隠れて 自分の色を探し [住民708日目]

畑の手伝いに呼ばれる。こんな雪の積もるなか、畑しごとをすることになるとは。
何の作業かというと、


和泉地区の特産の一つ「穴馬(あなま)かぶら」の掘り出しだ。


通常は秋に収穫されるものだが、今年からは新たに、雪下も始めていくのである。


雪下というとキャベツなんかは有名だが、かぶでも同様、甘みなどが高まるわけだ。


積雪は2~3メートル。今年は特に大雪だったからな。
ユンボやら除雪機やらで、ある程度は退けてくれてある。
だが最後は人間の手で、雪をかき、かぶをほじくり出していく。


雪の下という厳しい環境に耐え育ってきた、この子たち。色が綺麗。


数人で、3ヶ所の畑をやっつけていく。大小あわせ数百の、雪乃下穴馬かぶらを収穫した。
まずはここが始まりだ。和泉地区にまた一つ、咲き誇る新たな花となってくれ。

ぜんぜん上手いこと言えてねえな。


2017年10月11日水曜日

【10月10日(火)】 まだ走れるんだ 息絶えるまで駆けてみよう [住民565日目]

下大納(しもおおの)地区の田んぼで、もち米の刈り取りを手伝う。このあいだの続きで、残りの4枚を済ませるのだ。


ところが、ぐちゃぐちゃに ぬかるんでいる。なかなか捗らない。
手刈りせねばならないところもあり、何度も足が抜けなくなりそうになった。


ちゃんと地面の硬い田んぼは、スムーズに刈られていくのだが。


遂に、コンバインがハマってしまうこともあった。これは酷い、と皆さん口々に。
イノシシが荒らしたことで排水口が詰まるなどしたため、水はけが相当に悪くなってしまったようである。


2台の機械が上手いことオペレートされ、昼を過ぎたころ無事に終了となる。

半日休みとなったので、福井市の方に用事を済ませに行こうかな。
と思ったものの、昼寝する未来を選択することにした。


夜は、体力年齢をチェックしようのコーナー。もとい、催し。
体育館に来てみると、まずは血圧測定。そして何やら、ちゃんとした感じの用紙を渡される。


昨年も行われていたので参加したかったんだけど、確か操法の練習があったんだったか。今年はカブらなかった。

実施するのは、6つの種目。
①上体おこし。30秒でどれだけ腹筋できるか。32回。
②反復横とび。20秒でどれだけ横ステップできるか。50回ちょっとくらい。


③立ち幅跳び。どれだけ跳躍できるか。220cmくらい。


④握力。どれだけ強く握れるか。左右いずれも50kgちょっとくらい。
⑤長座体前屈。どれだけ体を曲げられるか。50cmくらい。


⑥20mシャトルラン。どれだけ走り続けられるか。

これは人生初挑戦。ドレミファソラシドの音が鳴る間に向こうへ行き、ドシラソファミレドで帰って来る。
はじめ緩やかなのだが、途中とちゅうでレベルアップし、段々と速くなってくるのだ。鬼畜なルールである。
最後の方は一気に疲れが来て、ギブアップ。ちょうど80本だった。掛けることの20mで、1.6kmぶん。そんな走ったの、いつぶりだろう。

体力テストながら、久しぶりの良い運動となった。記録には、やや不満が残るな。
結果が出るのは後日。実年齢相応であることを祈る。


2017年10月5日木曜日

【10月4日(水)】 地球は十五夜だよね [住民559日目]

十日ぶりくらいに、米の乾燥所へ。


いよいよ、もち米の収穫が始まる。
今日は、乾燥所から5分くらいの下大納(しもおおの)地区の田んぼ。3枚だけ刈り取るそうだ。


現地での手伝いを。四隅を刈り取ったり、軽トラに積んだ米を運んだり。


んごごごごごごごごご


どざざざざざざざざざ


三枚目の田んぼが、水ぴた状態だった。見て周ると、用水路に草が詰まり、じょろじょろと溢れている。
このあいだの草刈りが原因か。


というよりは、ウリ坊すなわちイノシシの子のせいらしい。15cm角くらいの、こんな隙間からでも入り込めてしまうそうだ。
刈られた草を蹴り飛ばしたのか、水路に加え排水口の方も塞いでしまい、それ故に水が溜まったのだろうという。

それでも、米は無事に回収。午前中で作業が終了したので、


より処へ。相変わらず、お花が美しい。


そして相変わらず、ワンコインランチが素晴らしい。まさに一汁五菜という感じ。
食事中に何度も、うーん、と唸り声をあげてしまう。どれも旨いからさ。


お昼どきには、ふだん来られない、珍しい方々も訪れてくださっていた。嬉しいことだ。


和泉地区内の各地で、春に咲き誇るハナモモ。実行委員会の方々から、写真を寄贈いただいた。


3枚並べて掛けさせてもらう。これは良い。まっさらだった正面の壁が、一挙に華やかになった。


残ったおかず類は、いつものように持ち帰らせていただく。何ともありがたい、助かるのだ。


閉店後に、3つある天井換気扇を外して掃除。写真は、一つ付けちゃった後だけど。
オープン前に軽く綺麗にしたと思うが、それから一年ちょっと、放置状態だ。それなりに汚れていた。


上に、中秋の名月。前に、火点。


後に、サッカー練習中の子どもたち。


横に、水利。消防団の操法訓練は、いよいよ今回から水を上げる。一度目は水ナシで通し練習、二度目は水を出す。
ちょっとポンプが上手く作動しなかったようだが、カラの動きのときとは違う、細かい部分が見えてきた。


もやい結び。吸水管の先端部から伸ばし、ポンプの端に結わえ付けるのも、2番員の仕事の一つ。
覚えてしまえば簡単な、解けない括り方。どこかで役に立つかな。

操法大会の本番は来週末。練習できるのは、あと一回だそうだ。まじか。まあ余裕っしょ。


訓練後、熊野神社の拝殿当番。祭礼前の一週間は毎夜、氏子若衆が番をするのである。
祭礼後に行う子ども向けの屋台準備をしたり、打ち合わせをしたり。
あとは数人でわいわいすることで、神さま共々、気持ちを高めていくというのも大切な役目。


氏子の方からは、興味深い話を色々と聞けた。いまの国道とは形がだいぶ違う、数十年前の地形とか。
僕が住んでいる班の辺りは「中瀬(なかぜ)」と呼ばれるが、かつては九頭竜川が二分されており、
本当に中瀬つまり中州の状態だったからだとか。おもしろいね。