2016年6月9日木曜日

【6月9日(木)】 今日は起きないぞ 夢の続き 見るんだ [住民77日目]

午前中は休みにした。
ケータイの目覚まし機能に起こされない朝は、一ヶ月以上ぶりである。
GWの一時帰省から帰って以来、本職や副職や畑や猟銃講習など、やることが尽きなかったので。

布団と戯れていられる時間は、至福のひととき。


午後からは協議会の仕事。
夕方、あるお母さんがパンを差し入れてくれた。街へ下りた際に買ってきてくれたという。ありがたいことです。
食パン以外を喰らい小腹を満たしたら、


夜は協議会ワーキングチームの会議。

人によっては今週の四日間連続で、それぞれ別の会合に出席している方もいるようだ。
一人ひとりが色々な役割を担う田舎は、都会よりもよっぽど忙しいもんである。


【6月8日(水)】 What a cocky saucy monkey this one is [住民76日目]

協議会の仕事では、労働保険に係る申告書を作成する。
記入例を一見すると煩雑そうだが、事務局員ひとり分だけなので実際はシンプル。
昨年度に支払われた賃金と、今年度の概算額を基に計算するだけだ。

将来的に別の場面でつくることがあるかもしれないし、細かいがこれもまた、良い経験といえる部分ではある。


お昼に家へ戻ると、差し入れが置いてあった。ありがとうございます。
福井県で日本酒といえば、一本義。宴の席にもお神酒としても、だいたい登場する逸品だ。


午後は、街へ下りていく。途中、川を渡るサルの群れに出くわした。
都会の人は得てして珍しいとか可愛いとか言うが、田舎にしてみれば憎き存在だ。
獣による畑などの被害は甚大。近い将来、有害獣駆除の役に立てるよう、


いま動いているところ。大野警察署の生活安全課を訪れ、申請書をいただいてきた。
このあいだ講習は受けてきたので、今度は射撃教習。だがそれをするに当たっても、資格認定を受けなければならない。
「銃の練習をしたい」という時点で、危ない奴じゃないかどうか、当局による調査が入るのである。ごもっともだ。

本来の目的である協議会の庶務のため、街の事務用品店へ。市役所本庁を訪れ少しお話しをし、


和泉に帰ってきたら、日が暮れるまで小一時間ほど畑しごと。
穴馬(あなま)スイートコーンの苗植えは、だいぶ落ち着いてきた。
大きく育ってきたものを順次、パレットから大地に引っ越ししていけば良い。


夜、超久しぶりに料理をした。食材を適当に鍋にぶち込んで、ルウを溶かしただけだけども。
図らずも、九頭竜まいたけ・穴馬スイートコーン(冷凍保存していた、昨年のもの)・猪肉ソーセージ、の和泉カレーとなった。
見た目はアレでも、味は悪くない。


2016年6月7日火曜日

【6月7日(火)】 明日になって 空が晴れたら [住民75日目]

午前中は協議会の仕事をし、午後は畑へ。この流れがパターン化しつつあるな。


二週間ほど前、はじめに植えたスイートコーンの苗は、しっかり根付いたようだ。

ぼちぼち追肥をしなければならないし、苗植えも二畝余り残っている。
水やりや土寄せやサルよけのネット張りや周囲の草刈りや、畑しごとは無限にある。時間が許す限り、やっていこう。

夕方は公民館に戻って小一時間ほど、また協議会の仕事。


夜は、週に一度のコーラス。


超珍しいことに全メンバーが揃い、新隊員も参加してくれた。

最近は「おぼろ月夜」「鯉のぼり」「さらばナポリ」「Smile Again」などを練習している。
もともと知らない曲でも、やってるうちにメロディを掴んでくるのが楽しい。
僕は基本的に低音の担当だが、これも歌えるようになってくると、おもしろいものだ。

先生を含め、9名の大所帯。
賑やかな笑い声と美しいハーモニーが、小雨の降る夜に溶け込んでいくのであった。


【6月6日(月)】 日暮れて道遠し [住民74日目]

出勤前、近所のお母さんから電話があり何かと思ったら、ごはん炊いたで取りに来るか?とのこと。
ありがたく頂戴し、おいしくいただきました。


午前中は協議会の仕事をし、午後は畑。
こちらのお母さんがだいぶ植えてくださっており、今日も手伝ってくださったおかげで、13畝中9畝ほど終了。

本来ならば風で倒れるのを防ぐためネットを張るのだが、この畑では したことがないらしい。
いずれにしても、もう苗が植わっているところにはできないし、既に穴が空いているマルチの上からではズレが出るし、
どんどん植え付けをしていかなあかんし。風にやられた場合は、一つひとつ起こしていくこととした。


夜は子ども英語教室、シーズンⅡの第7回。
今月は「世代間交流」の一環として、年齢に制限を設けず行うこととなった。
ちなみに新隊員も、海外ボランティアの経験などを今度話してくれるようだ。楽しみである。


いつもの小学生たちに加え、親御さんをはじめ数名の大人と未就学児が参加してくれる。
大人たちに自己紹介してもらい、じゃんけん列車英語バージョンでウォームアップし、


持って来てくれた英語かるたで遊ぶ。盛り上がってはいたのだが、実はこの遊び、英語教育にはあまり適していない。
年齢などによって明らかに差が出てくるし、取れない子は落ち込むうえ英語への抵抗心が生まれる可能性もある。
更には発話も無いし、意外と時間もかかるのだ。

最後に発音練習もしたものの、結局ここまでで終わってしまい、どこか不完全燃焼感。
次回は、みんなで楽しめるようなレッスンを組み立てないとな。

英語のあとは、青葉の笛保存顕彰会による篠笛の練習。
高い音が、どうにも出づらくなっている。普段は上手く時間を取れず、吹いているのは週に一度、この時だけだからな。

色々と手を出し過ぎており、どれも中途半端になりかけている。このままでは、よろしくない。


2016年6月6日月曜日

【6月5日(日)】 門前雀羅を張る [住民73日目]

昨日に続き、繰舟(くりふね)のバイト船頭。


天候は悪くなく、じんわりと暑いくらい。
だがお客さんは皆無で、もはや開店休業に近い状態である。


ジョギングやサイクリングをする人たちは、ぼちぼち河川敷を往来している。
しかし、足を止めて乗船する人はなかなかいない。たまに食い付いてくれるのは親子連れや、散歩中の高齢者の方くらいだ。

そもそも人が歩いていないので、呼び込みようもない。4月のときのように祭でもあれば、嫌でもどんどん来るのだが。
利用者を増やすには、これのために足を運んでもらえるよう、宣伝する必要があるのだろう。


けっきょく参加者は、一日で20人ほどだった。利益目的じゃ無いからまあ良いとはいえ、まあ良くは無いな。

東京から応援に来た方や、県の職員さん、県内在住で手伝いに来た方、神奈川から移住してきた方など、
新たな人たちと出逢い交流できるのは、こういう場に顔を出す利点の一つ。
色々な人々と様々な話をするのは、面白いもんである。

しばらく出航は無く、次の繰舟は8月に入ってから。興味のある方は、ぜひ一度どうぞ。