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2017年3月11日土曜日

【3月11日(土)】 誰かの未来が見える [住民352日目]

福井県猟友会による、研修会。1月の2月のに続き3回目で、これにて完了する。


今回は、上級救命講習を受ける。消防署の方々を講師に招き、応急手当等について学ぶのだ。
午前は座学をし、


午後は実地練習。
胸骨圧迫・人工呼吸・AEDの使用方法・傷病者の搬送法・三角巾の使い方など、多くのことを教えていただく。
みんなで繰り返し行い、流れを体に染み込ませていくのであった。


一日の課程を終え、修了証が発行される。


実は5,6年前、警備員だったときにも受講した上級救命。会社の研修でも散々、応急手当の練習をしていた。
しかしガイドラインは、細かい部分で変更点も出てきている。
実際に体を動かしてやってみるのも久しぶりだし、非常に良い勉強となった。

基礎を学び訓練を積んでおくのは、大切なことである。いざというとき、誰かを助けられるように。


 
ご近所のお母さんから、多種のおすそ分けをいただいてしまった。これはありがたい。


2017年2月19日日曜日

【2月18日(土)】 かすかでも光に向かう強さを抱きしめ [住民331日目]

街へ下り、福井県猟友会による研修に参加。1月に受講したものの続きである。


シカ・イノシシ・サルといった獣の数が増えたことで、田畑や山や森林が荒らされるなど、
深刻な被害を被っている地域は少なくない。
一方で対応できる従事者、すなわち銃を取り扱う猟友は、高齢化の影響もあり減少の一途をたどっている。

人の足りていない市町もあることから、その枠を超え、県全体として互助できるようにと設けられた人材バンク。
実際にどのような形で運営されていくのかは、まだ未知数だ。
しかし個人的には、もし要請があるなら積極的に参加したいと思っている。
被害を減らす手助けのためにも、現場を学んでいくためにも。


2017年1月20日金曜日

【1月19日(木)】 いつも明日を見ていたい [住民301日目]

雪の降っていない朝。白く静かな小路に、青い晴れ間が清々しい。


街へ下りて、ベビ待ちセミナー。
ではなく、福井県猟友会の研修に参加する。奥越(大野市・勝山市)エリアから、50名ほどの猟友会員が集まっていた。


獣を獲るというと、これまでは主に「狩猟」あるいは「有害獣捕獲」という枠組みがあった。
ハンティングとしてか、農林業被害防止のためか、という目的に限定されていたわけだ。

そこへ法改正があり、認定鳥獣捕獲等事業(指定管理鳥獣捕獲等事業)、というのが加わった。
増えすぎてしまい困っている鳥獣、特にニホンジカとイノシシの個体数を管理する、
すなわち減少させることを目指して導入されたらしい。ざっくりと、かなり平たく言えば。

これまで各地の猟友会が担っていた分野に、一般企業などの法人でも参画できるようになるなど、興味深い。
福井県や県猟友会として取り組むのかはまだ分からないようだが、とりあえず、
必要な講習を受けてもらい、捕獲従事者としての人材を確保し、対応できる形にしておく。そんな感じのようである。

諸々ややこしい部分は少なくないものの、ぼく個人としては、
己の知識となり技能となり、有害獣駆除や個体数管理に役立っていければ良い。


2016年11月24日木曜日

【11月23日(水)】 ほら 前を見てごらん [住民244日目]

祝日。公民館行事「エネルギー・環境美化視察」の日。


和泉地区民25名ほどで、バスに揺られていく。
お世話になるのは、毎度お馴染み大野観光。天空の城・越前大野城がラッピングされている。


お昼ごはんは、途中のサービスエリアで。
福井県のご当地グルメ、ボルガライスを食す。うまかった。


今回の研修は、福井県内の海の方。
内陸部である大野市の、さらに山の中の和泉地区からは、だいたい二時間ほどか。


まずは美浜発電所。PRセンターでは原子力発電についてなど説明をしていただき、


見学用バスに乗せてもらい、厳戒な警備態勢が敷かれている離島へ。
当然ながら、撮影は厳禁。この写真はパンフレット上のものだ。

1・2号機は運転終了し、廃止措置の手続き中。3号機は、いまは稼働していない。
さすがに施設内までは入れなかったものの、貴重な場所を見ることができた。


海鮮市場、日本海さかな街(まち)。


多種多様な海の幸が所狭しと並び、人は溢れ、活気づいている。

なかなか前に進めない状態の通路。火事とかの災害が起きたらヤバいよなあ、などと場違いなことを考えていた。
そして人の多さに気圧された僕は、やはりこういうところは苦手だなと独りごち、そそくさと戦線離脱するのであった。


敦賀港の周辺へ。
まずは敦賀赤レンガ倉庫。かつて石油倉庫だったらしい。


内部には、港と鉄道の巨大ジオラマが。


次に、人道の港 敦賀ムゼウム。ポーランド語で、ミュージアムを意味するそうだ。

ここ敦賀港では、1920年ころにポーランド孤児が数百人、助け出されている。
また1940年ころには、杉原千畝によるいわゆる「命のビザ」で、ユダヤ人難民が上陸した。


空も暗くなって赤レンガ倉庫へ戻り、


その中のレストランで夕飯。刺身がうまい。


そして、敦賀港イルミネーション ミライエ。


光のトンネルは、なかなか幻想的。眼がチカチカしたけど。


決して盛大というわけではないが、これくらいがちょうど良いのかもしれない。
個人的には、大野の良縁の樹イルミネーションの方が好きだな。比べることに意味は無いけど。


地元の小学生たちによる、手づくりキャンドルもぶら下がっていた。


誰もが家族・恋人・友人同士で訪れているので、疎外感は否めなかったが。

今回の研修は、以上。バスに乗り、無事に帰る。
発電についてや日本史など、よい勉強となった。次回以降の研修も、ぜひ参加したいものである。


2016年7月7日木曜日

【7月6日(水)】 求めよ、さらば与えられん [住民104日目]

和泉自治会の「ふるさとづくり先進地視察研修」の日。
30名ほどがバスに揺られ、二時間半ほど。辿り着いたのは、岐阜県中津川市の「ちこり村」。


ちっこりちこ蔵がお出迎え。


「ちこり」という野菜を栽培し、それをメインに据えた業務を行なっている場所だ。


これである。初めて見た。アンディーブとも呼ばれ、ヨーロッパでは日常的に食べられているらしい。
国によっては、一人あたり年間70本ほど食すそうだ。


下部は芋で、上部は葉。
葉の方は小舟型になっており、お洒落な感じでいただける。思ったほど苦みやクセは無く、食べやすい。


支配人から、説明を拝聴する参加者たち。


スタッフの方に館内を案内していただく。


ちこりの種。


暗所で育てられるという。うまく映らないので、


実物大モデル。


ちこりの上下を切り離す機械にセットしたり、箱詰めしたりする作業場。


続いて、酒蔵へ。


下部の芋は焼酎にして販売し、無駄なく活用。


39度のものを試飲させてもらう。非常に飲みやすく、これは調子に乗ると後が怖いやつである。


メインイベントともいうべき、ランチタイム。


新鮮な野菜を中心に、70種類以上もの料理等をバイキング形式で愉しめる。
地元のお母さん方が調理を担当し、同時に若い人への継承も なされているそうだ。


 
ひと口分ずつ、数十種類を食した。うまかった。


お土産タイムには、皆さんたくさん買い込む。


ちこり村の次は、斜面を高いところへと上っていき、


馬籠宿へ。


伝統的建物が立ち並ぶ、素敵なところだ。


これは良いアイデアのベンチ。


郵便局も味があるし、


風情のある細道。


水車は、


発電に用いられ、街灯などに電力を供給している。


気温も湿度もあり、汗がべたつく陽気だったが、おもしろい研修となった。
各所の取り組みをそのまま真似しても意味が無い。
やり方や気概など、吸収した良い部分を、和泉のために昇華したいものである。


無事に和泉へ到着し、しばらくして訪ねて来たのは、自転車で日本旅行をしているカップル。
自転車旅行者が、泊めてもらったり泊めてあげたりする「Warmshowers」というサイトを通じて、連絡があったのだ。
カナダ横断旅行中に何度かお世話になったので、今度は僕のpay it forward(恩送り)。昨年も何度かホストしている。

暑いなか岐阜県側から峠を越え、よう汗をかいたろう。シャワーを浴びてもらい、和泉の「喫茶ウィンディ」へ食事に。
ふだん19時頃には閉めているそうだが、電話したところ、来店して大丈夫ですよと言っていただいた。ありがたい。
日本に来て一ヶ月、初めてレストランに入ったという二人に、カレーライス・かつ丼・から揚げなど食べてもらう。
すべて気に入ってくれ、日本食はどれを食べても間違いなく美味しい、と言っていた。


今週も、穴馬(あなま)民踊保存会の集まり。民謡の祭典に向けた打ち合わせ及び練習である。
せっかくなので、旅行者の二人も一緒に。


スペイン出身の男女は、英語も話す。各国を周る旅行者は、共通語として身に付けているものだ。
イングリッシュスピーカーの姐さんは積極的に話しかけてくれ、


新隊員も、日本語が混ざりながらも色々とお喋りしてくれていた。
他の方々も、知っている単語で所々「応戦」。

身振り手振りや簡単な言葉だけでも、伝えようと思えば伝わるもの。
あと、自分から行く姿勢。そういうのが、何よりも大切なのだ。
いわゆる「出川イングリッシュ」。あれこそが、日本人の見習うべき姿である。


そして、せっかくなので「質調衣(しっちょい)ちょい」を踊ってもらう。
初めてだと難しいのだが、見よう見まねで けっこう形になっていた。

日本の・和泉の伝統を体験し交流し、楽しんでもらえたようなので、嬉しく思う。