2017年9月23日土曜日

【9月22日(金)】 だけど信じてなければ成し得ないことが [住民547日目]

連日、米の乾燥所へ。
今日は上大納(かみおおの)地区で刈り取り。軽トラで運ばれてきた米を、乾燥機に張り込む。


乾燥済みのものを袋詰めする作業、は無い日なので、どうしても待機となる時間が出てくる。
手持ち無沙汰にしているのも嫌なので、掃除やら何やら、できることを。


変な虫が入り込んでいたので、外に追い出す。


中抜けし、道の駅九頭竜のヘルプに来る。昼の二時間だけ。
野菜類がたくさん出てきており、大根に、


ナツメに、


赤かぶに、


椎茸に、その他いろいろ。


にんにく味噌。
前に他の方にいただいたけど、これは旨くて何にでも合う。個人的に、最強の調味料だと思っている。


午後から、再び乾燥所。変な虫その二が入り込んでいたので、外に追いやる。


夕方、最後の一袋を投入すると、詰まってしまった。
刈り取りの際に雨が降り出したため、米がけっこう濡れていたのだ。突っついてもどうにもならないので、


枠を外し、いったん回収。手作業で少しずつ、詰まらないように気を付けながら送り込む。
500kgほどもあるので いつ終わるかと思ったが、一時間ちょっとくらいで無事に終了。たまに、こういうこともある。


協力隊時代の同期から、梨とミカンが届いた。
先月に穴馬(あなま)スイートコーンのリクエストがあり送ったところ、喜んでくれ、そのお礼にと。これは嬉しい。
秋の楽しみ、梨。個人的に、最強の果物だと思っている。おいしくいただこう。



こちらは和泉地区の方から、サツマイモと、


コシヒカリの新米をいただいた。これも嬉しい。昨日はイクヒカリをもらったし、食べ比べてみよう。


「メシ食いに来いよ」と電話をいただき、ご近所さん宅へ。
メインは焼き肉だ。ほか数名の方々と一緒に、ごちそうになる。これまた嬉しい。


お暇(いとま)し、消防団の練習へ。今夜で4回目。
とび口を持って火点へ走り、戻り、また行って、また戻って、装備等の点検をする。
このあたりを教わり、ひと通りの全体の流れは分かってきた。
細かい部分で、まだまだ上手くいかないところは少なくない。練習あるのみ。

小一時間の練習で軽く汗を流したら、ご近所さん宅へ舞い戻る。
夕飯第二部を再開し、お腹いっぱいいただいた。ありがたい。


2017年9月22日金曜日

【9月21日(木)】 零れ落ちそうな傷を全部、彼方に拭い去って [住民546日目]

※二枚目に、傷口を縫合した後の写真。ちょっと苦手な方は、ご注意ください。


朝から診療所へ。昨日やらかした指を先生に診ていただき、ガーゼを巻き直してもらった。


ちなみに、傷口はこんな感じ。第二関節あたりからと先に記したが、ぜんぜん第一だった。小さいもんである。
思いのほか痛みは軽く、時折じんじんと疼く程度だ。
詰めなくて何より。ケジメつける時のために、まだ残しておこうぜ。


米の乾燥所で仕事。360度を囲む山々が、ほんの気持ち、色付き始めてきたような気がする。


コシヒカリの収穫が始まっている。きのう刈り取られ乾燥機にかけられていた米を、きょう袋詰め。


通常なら、袋の口を縛って運ぶ仕事を担当する。
しかし怪我人のことを慮っていただき、異物除去等の方を任された。


木片というか木っ端というかが多かったり、


小石が多かったり。田んぼによっても、けっこう混入具合が違ってくる。


左手小指を使わないように、ぶつけたりしないように。
ちょっとした作業のたびに不便さを感じ、また指一本の大切さを思い知るのだった。


このあいだ稲刈りを手伝ったお礼として、新米をいただいた。現物支給とはいえ、金銭価値に換算したら十二分の報酬。
あと昨年にもらったのもまだ残っていたので、


まとめてコイン精米。


田舎では日常の光景だけど、都会ではそもそも、こういう概念が無いよね。


玄から、


白へ。ほかほかだ。
さっそく新米を炊いて食べてみると、言わずもがな、めっちゃ旨かった。


2017年9月21日木曜日

【9月19-20日(火-水)】 あなたが××× 小指が痛い [住民544-545日目]

9月19日(火)

友人の結婚式も無事に終わり、八王子一時帰省の用は済んだ。

いや、もう一つ。市内に住む祖父母宅を、電撃訪問しておく。
ふだん会う機会も少ないし、敬老の日のタイミングだったし。お昼もいただいてしまい、しばしお喋り。
昔からずっと変わらない家と、二人の顔と。なんだかホッとするのだった。


ちなみに八王子市は、ことし市制100周年らしい。関連行事が、諸々あるようだ。


一路、福井へ向けて車を走らせる。往路は下道のみで来てみたけど、復路はさすがに高速かな。
と思いながらも、しばらく一般道を行く。適当なところで上に入るつもりが、結局また、下のみとなった。
ある程度まで進むと、どちらでも大差なくなってくるのである。

さすがに途中で疲労が限界に達し、道の駅で二時間ほど横になったりして、


和泉の借家に着いたのは、ほぼ明け方。
台風のせいだろう、玄関前の雪囲いというか雪除けというかが、引っぺがされていた。
どなたかが、集めておいてくれたようである。ありがたい。


9月20日(水)

今日も、稲刈りの手伝い。まずは田んぼの四隅を、コンバインがターンするぶんだけ刈っておく。
睡眠不足のため、頭も体もちょっとよく動いていない。そんな状態で漫然と作業をしていると、


ざくり。いてえ。どくどく。
左手小指の外側、第一関節あたりから爪まで、スパッとやってしまった。深めにいってしまったらしく、血が止まらない。
これはさすがに、診療所を訪ねることとする。水曜は休診日なのに、申し訳ないのだが。


3針、縫っていただいた。どうでもいいが、人生初である。
あとは破傷風になるとヤバいので、トキソイドを肩に注射してもらう。


感染症対策のお薬と、鎮痛剤が処方される。これで安心、助かった。

水戸光圀公はすっかり良くなったものの、今度はつまらない怪我でお世話になってしまうとは。
この程度で済んでるうちに気を引き締めないと、次こそヤバい事故災難が襲ってくるぞ。気を付けよう。


今日はボランティアスタッフのお母さん方にお任せしている、より処
お昼だけ食べに、客として来店した。相変わらずバラエティ豊かで、実に旨い。
20名ほどが、ワンコインランチを利用してくれたようである。


カマを扱う作業以外で、お手伝いを続行。フレコンに詰めた米を、乾燥所へ運ぶなどする。
軽トラがギリギリ入れるようなところも。人の車だし、たまのマニュアル車だし、左手が不自由だし、ちょっと怖い。


あとは、種まきをお手伝い。穴馬(あなま)かぶらと同じような要領だ。
意外と時間がかかり、一畝だけ担当した形となった。


夜は消防団。操法大会に向けた練習である。消防署員の方々も、指導に来てくださった。

左手を庇いながらだが、先週の二回で教わった部分を確認。
タイムに関わる重要な前半部とプラスアルファは、だいたい理解してきた。センスがある、とお褒めの言葉つき。
あとは細かい部分を詰めて、後半パートの覚えるところを覚えて、綺麗にこなしていくと。

順調な感じだ、今のところは。指が軽くジンジンするくらいのもんである。


2017年9月18日月曜日

【9月18日(月)】 逢うべき糸に 出逢えることを [住民543日目]

東京に一時帰省してきており、今日は友人の結婚式。
昨年もこの時期に、別の友人の式に参加した。今回で人生二度目となる。


着慣れない礼服に身を包む。
カフスボタンとネクタイピンは、佐宗家の家紋入りのものを父より借り受けた。
ちなみにカフスボタンは和製英語で、正しくは「cuff links」らしい。へえ。


府中市の、大國魂(おおくにたま)神社へ。今どき珍しい、のかどうか分からないが、和婚なのだ。
列席者で参道を参進し、


本殿か拝殿か分からないけど、中へ。
祓詞・玉串の奉てん・三三九度・神楽など、日本式に厳かに、神前式が執り行われる。興味深い。
いちおう補足しておくと、三三九度以降は写真撮影OKとのことだった。


そして披露宴。こちらは一般的なスタイルで。


タッパのある新郎は、和装が似合う。新婦さんもお綺麗で、二人もお似合いだ。
ちなみに手前にあるのは、鯛の塩釜焼き。新郎新婦によって開かれ、お茶漬け風にしていただいた。


余興コーナーでは新郎が引っ張り出され、サンシャイン的なことをやらされる。

写真を撮ったのはこれだけ。あとは、おめでたい場を純粋に楽しませてもらった。
和やかに穏やかに、みんなで笑い合いながら、良い式となる。
大事な友人の、晴れ舞台・人生の節目。喜ばしく、嬉しいことだ。末永く、お幸せに。


友人宅にお邪魔し、しばしアナログゲーム会となる。
いちおう補足しておくと、もちろん新郎まで引っ張り出してはいない。

お互いに正体が分からない状態で、レジスタンスとスパイが対立するゲームと、


サル山のゲームを。健全な遊びだ。


そして健全な時間に解散。
都心に比べれば全然マシだが、それでも人は多い。たまに来るぶんには良いけど、やはり落ち着かないな。

福井には、あす戻る。そして八王子には、11月あたりにまた帰省する予定ではある。