2017年10月27日金曜日

【10月26-27日(木-金)】 高くて遠すぎる 秋爽の空 [住民581-582日目]

10月26日(木)

晴れやかな秋の空。九頭竜紅葉(こうよう)まつりを二日後に控え、紅葉率は60%といったところだろうか。


まつりの出展者さんたちが集まり、準備をする日。僕は、とあるブースの代理として参加する。
春の新緑まつりと、秋の紅葉まつり。それぞれの準備日と片付け日。各団体から一人ずつ出てくるわけだが、だいたい同じ顔ぶれだ。
皆さん要領は心得ているので、テキパキとこなしていく。テントを組み立て、


土のうを運んで吊るしてと。


都会暮らししてたら、テントを立てる機会もそう無いだろう。


田舎にいると、まあよくある。もう慣れたもんで、けっこうおもしろいもんだ。


午前中で、テントはほぼ終了。


お昼は、チキン南蛮定食をごちそうになってしまった。旨い。ありがたい。


午後。こういう用紙を、各ブースに貼っ付けていく役目を仰せつかる。
机・イス・ビールケース・コンパネを、みんなで運んで散らばしていく。

出展者作業が終了したら、今度は役場の手伝いとして動く。会場内に案内看板やパイロンなどを設置していき、


まつり会場は何km先だよの看板を、国道脇に数枚設置。そして日が暮れた。


10月27日(金)

爽やかな秋の空。九頭竜紅葉まつりを明日に控え、紅葉率は65%といったところだろうか。
和泉地区を360°取り囲む山々。一部は、85%くらいまで達しているところもある。主観だが。


引き続いて、まつり準備の手伝い。
まずは案内看板を、5枚ほどつくっていく。朝は頭も体も働いていないから、良い仕事とはいえなかった。ご愛嬌。


紅葉まつりは、こんな感じ。飲食や物販のブース・フリーマーケット・ステージイベントなど、たくさんの出展や催しで賑わう。
人口500人を切った地区に数万人もの入込みがある、ビッグイベントだ。


お昼ごはんは、道の駅九頭竜でごちそうになる。麺処のカレーうどんと、直売所の九頭竜まいたけ天むす。旨いわ。


午後は、トロッコ列車の試走から。
かつて、地区内の中竜(なかたつ)鉱山で実際に使われていたものだ。九頭竜まつりのときだけ登場し、搭乗することができる。


実は初めて乗った。直線を少し行って戻るだけだが、思いのほか、わくわく感があって楽しい。
あとは、また看板を設置したりパイロンを配置したり。まつりは、無事に開催できそうである。



そして、せっかくの紅葉まつり。僕は東京へ行かねばならないため、参加できない。
なんでも「ふくい移住フェア」というのが日曜日に開催されるそうで、先輩移住者として呼ばれているのだ。僕なんかで良いのか。
関東圏でお時間のある方は、お越しいただければ。また周りに興味ありそうな方がいれば、お声がけいただければ。

新緑まつりのときは、車の旅鳥取あたりにいた。今年の九頭竜まつりは、完全にお預けとなったな。
来年は、その熱気の中にいられるだろうか。行き当たりばったりの人生だから、近い将来のことも分からないぜ。


2017年10月26日木曜日

【和泉方言辞典】 No.008 -なんも-

なんも [副詞]

【意味】
何も。別に。別段。大したことでは無い。何ということは無い。気にするな。お安い御用だ。

【解説】
感謝や労いの言葉などに対して、謙遜・照れ隠し等のニュアンスで用いられる。単独で使用する場合には、重ね言葉にすることが多い。
「なにも」の音変化と思われる。「なんも見えん」のように、一般的な「何も」の意味合いでも使われている。

【例文】
「手間かけて悪かったのー」「なんもええんや、好きでやっとるんやで」
「ありがとのう」「なんもなんも」



【和泉方言辞典】 Introduction/索引

【10月24-25日(火-水)】 牛も千里 馬も千里 [住民579-580日目]

10月24日(火)

今週末に迫った、紅葉(こうよう)まつり。協力隊時代よろしく、準備のお手伝いをすることに。


朝から街へ下り、市役所へ。倉庫からパイロン等を搬出。


別の場所へ移動し、300個以上のビールケースを積み込む。
和泉地区のまつり会場で積み下ろし、テントの部材などを運んだり。そんなこんなしているうち、午前が終わる。


お昼ごはんは、福井名物・ソースかつ丼を御馳走になってしまった。旨いわ。


午後は、化石の方の手伝いに行って欲しいとのこと。
車に同乗し、九頭竜湖を渡った先の、いまは誰も住んでいない地域へとずんずん入っていく。


かつて、伊勢という集落のあった辺り。その名の通り某神宮と関わりがあったらしく、橋も赤い。


林道を少し歩いて、戻って、


今度は白馬洞(はくばどう)というところへ。むかし、この洞から馬が飛び出し、走り去って行ったという言い伝えがある場所。
かつての上穴馬(あなま)村・下穴馬村の地名は、これに由来したわけだ。
いまも「穴馬おどり」「穴馬スイートコーン」などの名に冠され、残っている。おもしろいね。

昔は観光で入れたようだが、現在は閉鎖されている。
この辺りは古生代か何かの地層らしく、入口付近から、転がっている岩石を幾つか運搬。

まつり会場で看板類を下ろし、今日のところは これくらいで終了となった。


10月25日(水)

朝は待ち時間が生じたため、ワックスがけをしばし。
スキー板は片が付いたので、あとはスノーボードを残すのみだ。九割ほど終わったかな。

昼前から、昨日に続いて紅葉まつりの準備手伝い。


お昼は、ボランティアスタッフのお母さん方にお任せしてしまっている、より処へ。
何やら素敵な作品が加わっていた。パッチワークというのかな。


ワンコインランチをいただく。相変わらず品数が豊富で、どれも旨そう。というか、実際めっちゃおいしい。
普段の生活は野菜が不足しがちだが、より処ランチのおかげで補える。
今日は煮込みハンバーグという肉っ気もあり、カボチャでつくる大学芋という珍しいものもあり。いつもホッとする味わい。最高である。


まつり会場では、メインの横断幕を設置。これがあるだけでも、だいぶ印象が違う。祭モードに近付いてきたか。


あとは案内看板類を設置したり、細々したものを運んだり。地味ながら、やっておかねばならないことを諸々と。


帰宅すると、より処おかずの差し入れが。水曜日のご褒美。これがもう、非常にありがたい。


更には、「豚汁を取りにおいで」とお声がけくださった方が。鍋にいっぱい、持たせてもらう。


プラス、スパゲティも。助かるわ美味しいわ、厚意がありがたすぎる。


先々週先週に続き、穴馬民踊保存会の集まり。
10月末の紅葉まつり・11月頭の大野市文化祭・12月最初のイベントと打ち合わせをし、踊りの練習を少し。
一・二週間に一度とか、こうしてコンスタントに、みんなで踊る機会があると良いな。


2017年10月24日火曜日

【和泉方言辞典】 No.007 -わざに-

わざに [副詞]

【意味】
わざと。故意に。わざわざ。

【解説】
意識的・意図的に、何かを行うさま。
アクセントは「ざ」に置く。肯定的にも、否定的にも用いる。

【例文】
「なるほど、何でこんな形なんかと思ったけど、わざに こうしてあるんか」
「あんな当て付けみたいに、わざに言わんでもええのにな」



【和泉方言辞典】 Introduction/索引

【10月22-23日(日-月)】 張りぼての命でも人を癒せるなら [住民577-578日目]

10月22日(日)

引き続き、道の駅九頭竜のヘルプ。台風が接近しているため、小さい方のテントは畳まれている。


カブがたくさん。


ブロッコリー・カリフラワーも少し。


雨なので来客数は少なそうだが、スタッフ数は潤沢な日。サブのレジも開放し、僕は基本こちらを担当する。


観光バスの立ち寄りがあれば、店内は一気に賑やかになる。しかし、それ以外は案の定というか、だいぶ静かで手持ち無沙汰。


お昼のおにぎりを、今日も麺処のお母さんから差し入れていただく。ありがたい。梅と昆布、うまかった。


かなり早い時間に暇を出されてしまったため、ワックス塗りに勤しむとする。
ちなみに処理できるのは、一時間に20~25組といったところだろうか。思うほど、そんなにサクサクとは進まない。
それでも全体の、五分の四くらいは終わったかな。


10月23日(月)

無数の化石が見つかる、和泉地区。今週末には、化石発掘体験センターというのが新たにオープンする。


ここへの荷物運搬を、少しお手伝い。ショーケースとかテーブルとか、


たくさんの木とか。短くまとめれば、今日の仕事はそれだけだ。


どうでもいいかもしれないが、マイカーの総走行距離が15万kmを達成。
譲っていただいてから1年7ヶ月で、3万4千kmほど走ってきた。半分くらいは、車の旅によるものだけどな。


夜は、和泉公民館の子ども英語教室。シーズンIIIつまり三年目の、レッスン4。
過去に導入した、ハロウィン関係の単語を軽く復習する。ちゃんと憶えてくれているのが、素晴らしい。


そして先週に続き、ハロウィン教室に向けた準備をしてもらう。
レッスンじゃないけど、こういうのがあっても良いだろう。これも広義の勉強である。


みんな、主に折り紙をつくってくれた。ドラキュラ・フランケンシュタイン・魔法つかいなど、表情豊かに。


クモon巣。よくできてる。いいね。


イラストを描いて、壁に貼ってくれる子も。
Trick or Treat、ちょっと惜しい。でも発音的には、こっちの方が正しいかも。


風船を膨らませたうえ、様々な顔も入れてもらう。天井にぶら下げていくのは、僕の仕事だ。


一時間では、飾り付けまで終わらなかった。ひとり居残りで、ハロウィンツリーを完成させておく。


ぴったりの分量だ。それぞれの個性も滲み出ていて、これは良い作品。


お米は炊いてあるけど、さて夕飯どうしようかな。と考えながら帰宅すると、差し入れが。これは嬉しい。
おいしく、ペロリといただいてしまった。ありがたいことである。