2017年11月11日土曜日

【11月9-10日(木-金)】 誰を信用して 何に奮闘して この先歩けばいい [住民595-596日目]

11月9日(木)

毎にち草刈りをしているせいで、とうとう夢の中でも現場に立っていた。勘弁してくれ。


両手で握るハンドルが、昨日の仕事の終わりごろに取れてしまった。ネジが、内部で折れてしまったのだ。
今朝は、しばらくこの状態で作業。しかし全く捗らない。時間も倍かかるし、体への負担も倍かかる。


スキー場の倉庫に機械が眠っていたので、パーツを拝借。ハンドルを復活させ、ようやくノーマル状態に。


しかし一方で長靴が、こんなんなる。買ったばっかなんだけど、そんな無茶な歩き方してないと思うけど。
もはや木じゃん、というくらいの枝もけっこうあるから、そのあたりを踏み抜いてしまったのかな。
まあ強めのテープでも貼って補修すりゃ、まだまだ使えるだろ。


ここまで上がってきたものの、


上の方との合流地点に、まだけっこう茂みが残っている。今日中に終わるだろうと思っていたものの、未だ片付かず。
午前中はノーハンドルだったため仕事にならず、午後もやる気スイッチがどうにも入らず。そんな日もある。


草刈り後、スキー板のワックスがけを25枚ほど。そして今度こそ、本当に終了した。トータル389枚。お疲れした。


11月10日(金)

合流地点の辺りは午前中で終え、午後からは更に上の方を刈っていく。
写真でみて左側、分岐点のやや上から撮影地点までを担当した。


全体としても、ほぼ終わりに近い状態。あと二日間ほどで、完全に終了しそうとのことだ。いよいよ、ここまで来たか。


穴馬(あなま)かぶらを、少し収穫。種を蒔いてから完全に放置状態だったのだが、勝手に育ってくれている。素晴らしい生命力。
写真のものが、恐らく最大だ。あとは、小ぶりだったり中くらいだったり。
まだマジで捨てるほど生えまくっているので、もらってくださる方がいればマジで連絡いただきたい。マジでありがたいので。


夜は、米の乾燥所の反省会。厳密には、営農生産組合オペレータ部の反省会。
9,10月と手伝いに入っていたので、呼んでいただいたわけである。

メインは海鮮鍋。しっかりダシが出ていて、最高である。


メンバーの半分くらいは、草刈りと同じ人たち。
狭い田舎の世界では、名称こそ違えど構成する人間は同じ人ばかり、ということが少なくない。
トイレ行ってる間に、あー何か言われてるなーと遠目ならぬ遠耳にしたりしたけど、聞かないことにした。
人間、誰でもどこでもあるわね。感情豊かなマンカインド、相容れない部分や価値観の違いは、どうしても出てくる。

しかし、めんどくさい系の集まりかなと懸念していたにもかかわらず、なかなかおもしろい会であった。
人口は500人を切り、耕作放棄地が増え、携わる人間の高齢化も進むなか、この地域の農作稲作その他をどうしていくのか。
そのあたりを真剣に議論する姿は、和泉地区の将来に射す一筋の光だったといえよう。

和泉の人たちの本気度なども見つつ、自分の今後の携わり方も考えていきたいところだね。
それにしても、かつとじ、旨かった。


2017年11月9日木曜日

【11月7-8日(火-水)】 果てしない闇も 永遠の光も ないって [住民593-594日目]

11月7日(火)

まだまだ続く、スキー場の草刈り。刃を研磨していただき、切れ味は抜群となる。


朝一番は、氷点に近いくらいまで冷え込む。吐く息も、もはや白い。
どうでもいいけど、このレインコートを着てフードを被ると、ちょっとジョン・クレイマーっぽいな。そんなカッコよくねえか。


相変わらず、背丈のあるカヤを中心に刈り倒していく。
ただ刈払機を振るたび、花穂というか綿毛というかを、頭上から無数に浴びせられる。これが大変にウザったい。


昨日はクシャミ・鼻水を誘発されまくったので、鼻と口を覆うことにした。

しかし朝は寒いくせに、日中は暑い。これもまたウザったい。11月になってなお、良い汗をかいている。
今日は立冬なんじゃないのか。二十四節気も、二週間ずつ後ろにズラす時代かもしれない。


三日間で、下からここまで上がってきた。どんなもんよ。どんなもんでもねえか。


朗報。終わったと思っていたスキー板のワックスがけが、まだ残っていた。スノーボードも混ぜこぜで、60枚ほど。
ここはやらなくて良い、という認識が、オーナーと僕で食い違っていたようである。
ワクシングし足りない気分だったし、歩合制だからやればやるだけ実入りになるし、歓迎だ。

草刈りが終わって早く帰りたい気持ちもあったものの、35枚ほど片付けておく。我ながら、なかなかハードワーカーですな。
というかスキマ時間にやっておかないと、やるべきことが諸々と追い付かなくなってしまうからな。


11月8日(水)

草刈りは、小雨決行。
ふつうにしていて涼しい天候でも、刈払機を振っていると暑くて、汗をかく。でも作業を止めると、ちょっと冷えたりする。

というわけで飲みものは麦茶と、インスタントで淹れたホットコーヒーと、二本持ち。どちらにも対応できるように。
というよりは、ただ単に山でコーヒーが飲みたいだけなんだけど。


水曜は、より処の営業日。ここ何週間も、ボランティアスタッフのお母さん方に任せっきりだ。

昼休みは、ちゃっかりワンコインランチをいただきに訪れる。午前中、これを楽しみに頑張っていた。
今回も品数豊富なメニュー。サクサクのフライや、柿とタマネギが一緒になった新発想のサラダなど、どれを口に入れても旨い。満足。
おかわりして のんびりと、したいところだが、


午後の仕事。遂に、上の方の平地に合流することができた。
砂場につくった山にトンネルを手掘りし、向こう側の子と中で握手できたときのような嬉しさがある。


下から一人で三日半、刈り上がってきた。軽い達成感。


他の方々が既に、ここから頂上部のエリアに取りかかっている。
終焉は近そうな気もするけど、さて如何に。

草刈り後、別件で軽く打ち合わせに行く用事があったため、ワックスがけはパス。


その後、九頭竜紅葉(こうよう)まつりの反省会。僕は東京に行っていたため、当日は参加できていないのだが。
出展者準備に とあるブースの代理で出ていたため、こちらもその代理である。

市でみても県でみても、長く続いている大きなイベント。
改善点などは少なからず存在するようだが、今後も盛り上げていきたいものだね。


2017年11月7日火曜日

【和泉方言辞典】 No.009 -じゃまくさい-

じゃまくさい [形容詞]

【意味】
面倒くさい。手間がかかる。嫌である。鬱陶しい。

【解説】
一般語の「邪魔臭い」と同義であるが、物質的なものよりも、精神的な事象に対して用いられることが多い。

【例文】
銃の所持許可を取るにも、申請やら教習やら諸々、じゃまくさいでの」
「あとで何か言われるのもじゃまくさいで、先にやっておこうか」



【和泉方言辞典】 Introduction/索引

2017年11月6日月曜日

【11月6日(月)】 どこかに答えがあるのなら いつか飛び回ることを忘れてしまうよ [住民592日目]

平日は、九頭竜スキー場の草刈り。全体の半分は終わっているだろうか。


支給品その一、防振手袋。その名の通り、振動を防いでくれる。
刈払機の振動というのは、決して軽くない。手指の痺れをはじめとした、いわゆる振動障害が起こることもあるのだ。
でもこれを装着していれば、手や腕への負担が軽減される。


支給品その二、刃。草刈りではチップソーというのを用いることが多いが、ここはスキー場で、背の高い植物が生い茂っている。
そこで、この笹刈り刃というのが活躍するわけだ。
機械を振る際に勢いをつけずとも、バッサバッサと刈り倒していけるので、肩や腰への負担が軽減される。


支給品その三、ヤスリ。そんな刃でも、半日も使えば欠けたり擦り減ったりし、切断能力は劣ってくる。
こいつで小まめに目立てをすることで、しばらく使い続けられるわけだ。


支給品というか貸してもらった、軽トラ。ナンバープレートの無い、私有地内のみで使用されるやつだ。
皆さんは作業用の軽トラを所有しているが、僕はどこへ行くにも一緒の、ただ一台。そして2WD。

ボロいとしか言えない見た目でも、四駆の彼なら斜面を上っていけるわけである。
軽い登山をしなくて済むから、心肺への負担が軽減される。


こちらは私物、スパイク付きの長靴。これまで履いていたノーマルブーツが いい加減にボロくなっていたので、新調した。
これが軽く感動モノで、不安定な斜面でもしっかりと歩くことができる。脚への負担が軽減される。


今日も、いちばん端のコースを刈り上がっていく。最終到達点は、果てしなく遠い。
ただ他の方々も、それぞれの持ち場が終わり次第、入ってくれるはず。


二日間の作業で、ここまで。成果が目に見えるというのは良いね。まだまだ遅いんだろうとは思うけど。


夜は、公民館講座の子ども英語教室。シーズンIIIつまり三年目の、レッスン5。


ちょっと早めに来た子たちは、黒板にお絵描きタイム。「っ」が無いぞ、「っ」が。
小一から中二まで10人もが参加してくれ、


今週からニューボキャブラリー。Birdsにしてみた。
けっこう難しめでチャレンジングだが、和泉っ子たちなら憶えてしまうだろうと見越して。
あと、いずれ学校なんかで習うものをやるより、大人でも知らないような単語を出してみる方が、おもしろいし意味あるかもと。

身近な鳥・プロ野球チームの鳥・昔話の鳥など、12種類。本当はその1.5倍くらい持って来たかったけど、さすがに混乱するので厳選。
一般成人でも、分かるのは半分くらいかもしれない。そんなワードを反復練習してもらってから、


神経衰弱。めくるたび、出てきた鳥の名前を口にしてもらう。


思いのほか、盛り上がってくれた。与えられたものを、それ以上の高レベルに昇華してしまうこの子らの能力は、ほんと凄いと思う。

今回はセンテンスの導入はせず、あくまで単語の記憶に注力。
オウム・クジャク・キジ、あたりはまだ難しいものの、大体は憶えてしまったようである。さすが。


で、「What's on your head?」。一人一枚を頭の上に掲げ、自分のカードが何かを推測するゲームだ。
意外に難しいのだが、数秒でサクッと当ててしまうことも少なくない。


最後に、毎回やっているPhonics Jingle。アルファベットの発音練習である。
fとかpとか、だいぶ良い感じになってきてるぜ。


【11月4-5日(土-日)】 群衆の中に立って 空を見れば [住民590-591日目]

11月4日(土)

土日恒例、道の駅九頭竜のヘルプ。先週は東京に行っていたから、二週間ぶりだ。


今週も、野菜は屋外に並ぶ。僕は外レジを担当。一人だったり、二人になったり。
季節柄、大根・穴馬(あなま)かぶら・ノーマルかぶ、が多い。


カリン。どんな味がするんだっけか。


きく芋。どんな味がするんだったか。


バターナッツという種類のカボチャ。これでつくったポタージュを前にいただいたが、あれは旨かった。


自然薯は、今年の初売り。魔法の杖みたいな形が素敵。


レジ隣りでは、穴馬(あなま)スイートコーン焼きが香ばしい匂いを発している。茹でても焼いても何しても旨いんだよな。


いっとき、麺処のヘルプも。昨年はちょいちょい入っていたが、今年は初か。
かなり久しぶりに、半券をもぎったり商品をお渡ししたりした。

雨降りで、寒くて、突風が吹いたりもした日。来客は多くなく、イマイチな感じだった。


夕方に道の駅を終え、ワックスがけを再開。ここしばらく余裕が無かったから、十日ぶりくらいである。
残っていたスノーボード40枚ほどをやっつけ、遂に全て終了。


雑メモ。ワクシングしたのは、全部で329枚だった。頑張ったぜ。


11月5日(日)

引き続いて道の駅。今日は晴れ。屋外野菜コーナーを、一人で担当する。


なかなか半端ない数の、甘柿と渋柿が列を埋め尽くす。


というか、人の数の方が半端なかった。普段の穏やかさは何処へやら。紅葉シーズンだからなのだろうか。

お客さんが列をつくり、処理するのが大変な時間帯もあった。
直売所内ではお弁当類が売り切れ、生産者さんたちが追加しても一瞬でハケてしまう、という状態。
麺処も盛況で、焼きスイートコーンにも行列ができていた。お盆期間九頭竜マルシェ以上に、繁盛した日だったのではないだろうか。