11月2日(木)
三日連続となった、スキー場の草刈り。ここに来てようやく、ゴーグルを導入した。
眼を保護しないと、枝やら草やら小石やらのダイレクトアタックを受け、かなり痛い思いをすることが少なくないのだ。
今日は、いちばん端っこのコースを任される。
横方向に刈り進み、下から段々と上へ。
不安定な斜面で、自分より背が高く鬱蒼としている植物を、連日ひたすら倒していく。さすがに体が、ちょっと重くなってきた。
随所に確認できる、獣道。
このゾーンを、一人で一日じゅう刈り続けた。草刈り初級者なら、こんなもんだろうか。
下から見ると、ぜんぜん進んでないように感じるが。ベテランの先輩がたと比べたら、だいぶ遅いのだろう。
さて夜は、とある打上げに呼んでいただいた。車で小一時間、福井市の方まで出る。
一軒目は、お魚料理。なかなか良いお店らしく、どれを食しても旨い。和泉にいると海の幸はそう食べないし、なおさらだ。
日本酒も、福井県のものが網羅されていた。
二軒目は、洒落たジャズバー。チョリソーが相当な辛さだったものの、ビールには合う。旨い。
三軒目は、シメのラーメン。スープが透き通っていて、ちょうど良い塩加減で、麺はやや硬めで。旨い。
ここから帰るのは無理なので、ご一緒だった方と共に、ネカフェ難民と化す。まさかの今週二回目で、四日前と同じお店だ。
お酒がそれなりに入っているためか、前回よりは深めの睡眠に落ちる。それでも、夜半に何度か覚醒してしまうのだが。
11月3日(金)
その方と二人で大野市へ戻り、オススメだというモーニングをいただく。静かで、平和な朝。
散々ごちそうになってしまった。ありがたい。おもしろい一夜であった。
そして直接、大野市文化会館へ。いまは大野市文化祭の開催期間中で、市内各地で展示やら催しやらが行われている。
穴馬(あなま)民踊保存会は、例によってステージ出演をするのだ。7月に「民謡の祭典」。11月に、この「錦秋のしらべ」と。
協力隊時代を含めて3年目の僕でも、既に6回目の舞台なわけである。もう慣れたもんさ。
演目は、我々の十八番ともいえる「質調衣(しっちょい)ちょい」。
始めは大きい輪で穏やかに、途中からスピードアップして小さい輪で激しく。
踊っていて自然と笑顔になり、盛り上がり、楽しくなってくる。それが穴馬おどりの良いところ。
2015年度「緑のふるさと協力隊」⇒定住し、何でも屋⇒和泉を離れ、職業猟師などとして修業中⇒和泉に戻れる日は近いのか。To be continued... ※当時の想い・価値観・表現・事実等をそのまま残しているため、不適切と思われる部分も存在するかもしれない。ご了承いただきたい。
2017年11月4日土曜日
2017年11月1日水曜日
【10月31日-11月1日(火-水)】 懲りずに「ヨウソロ」を [住民586-587日目]
10月31日(火)
昨日のハロウィンパーティを終え、これをもらっておいた。小学生が描いてくれた、かわいいオバケ風船。
天井からぶら下げていたのを、今度は車内にぶら下げさせてもらう。萎むまで、よろしく。
久しぶりに、九頭竜スキー場の草刈りへ。何回か来ない間に、めっちゃ進んでいた。
先週はずっと、人手不足ということで、紅葉(こうよう)まつりの準備に呼ばれていたのだ。
依頼が被った場合に、どれを優先するのか。付き合い等もあるし、どうバランスを取るかは、田舎フリーターもとい何でも屋の悩むところ。
スキー場の草刈りは、8時に始まり16時に終わる。午前と午後、3時間半ずつだ。
刈払機を一日じゅう降り続けるのは、けっこう体力をつかう。
下草でもラクでは無いが、ここは背丈以上のものばかりなので、なかなかガテン系である。
草刈りカー。活躍していたのだが、使えなくなってしまったらしい。
下まで降ろして欲しいとのことで、乗って運ぶことに。
いえーい。道路交通法の適用範囲外だ。クレームは受け付けない。
そして紅葉まつりが終わった途端、山々が一気に燃えだした。紅葉率85%といったところか。
11月1日(水)
昨日に続いて、草刈り。
ほとんどが、カヤと呼ばれる植物。要するにススキ、だよな。
倒しても、刈払機にもたれかかって刃の回転を止めてきたり、ふわふわした花穂を全身に浴びせてきたりする。悪あがきすんなや。
あと、イタドリと呼ばれる植物。もはや木。とはいえ中は空洞なので意外とサクッと切れるのだが、その身は硬い。
顔や腕をビシバシ襲われると、けっこう痛いのである。あとツルが邪魔。
なんかガサゴソしてるなと思ったら、ウサギちゃんがいた。住みかか遊び場か、奪ってしまったかな。ごめんよ。
水曜は、より処の営業日。さいきん仕事ばかりで、ボランティアスタッフのお母さん方に任せっきりだ。面目ない。
ちゃっかり、ワンコインランチだけは食べに来させていただく。かたじけない。
今週も、ボリューム・品目・味、全てが抜群だった。
シャキシャキ食感の、ごぼう入りハンバーグ。とろっと甘い、里芋の黒ごま和え。柔っこさがバッチリの、炊き込みご飯。
などなど。どれを食べても、間違いなく美味しいという安心感。普段は食べるのがゆっくりな僕だが、ペロッといただいてしまった。
食べ終える頃に寂しさを感じてしまうという、なかなか無い感情を抱く。
ところで、昨日のハロウィンレッスンが終わったあと、これを必死で作成・印刷していた。より処だより11月号。
和泉地区内に全戸配布されていくのが、今日だったのだ。〆切が迫らないと取りかからない癖は、治りそうにない。
今月も通常通り、毎週の真ん中にオープンする。
ところで、和泉地区内のみ流れるケーブルテレビでも、営業日を放映していただいている。この田舎らしい画面、良いよね。
近くで作業すると危ないので、ゾーンディフェンス、いやゾーンオフェンス制で刈っていく。
自分の担当ブロックが綺麗になり、すかーんとすると、ちょっとした快感はある。
まだまだ、全体の半分が終わったか終わらないかくらいらしい。上へ上へと、攻め上がって行くのみ。
夜は、穴馬(あなま)民踊保存会。
大野市文化祭での出演を明後日に控え、リハーサルである。
7月に民謡の祭典、11月に同祭での錦秋のしらべ。
毎年の恒例イベントで、皆さん要領は重々に心得ている。僕ですら、段取りは充分に把握している。
それでも、踊り順だったり輪の大きさだったり、毎回しっかりと確認。
出演人数などによっても、微妙に違ってくるからな。大事なことである。
相変わらず、楽しみなステージだ。
昨日のハロウィンパーティを終え、これをもらっておいた。小学生が描いてくれた、かわいいオバケ風船。
天井からぶら下げていたのを、今度は車内にぶら下げさせてもらう。萎むまで、よろしく。
久しぶりに、九頭竜スキー場の草刈りへ。何回か来ない間に、めっちゃ進んでいた。
先週はずっと、人手不足ということで、紅葉(こうよう)まつりの準備に呼ばれていたのだ。
依頼が被った場合に、どれを優先するのか。付き合い等もあるし、どうバランスを取るかは、田舎フリーターもとい何でも屋の悩むところ。
スキー場の草刈りは、8時に始まり16時に終わる。午前と午後、3時間半ずつだ。
刈払機を一日じゅう降り続けるのは、けっこう体力をつかう。
下草でもラクでは無いが、ここは背丈以上のものばかりなので、なかなかガテン系である。
草刈りカー。活躍していたのだが、使えなくなってしまったらしい。
下まで降ろして欲しいとのことで、乗って運ぶことに。
そして紅葉まつりが終わった途端、山々が一気に燃えだした。紅葉率85%といったところか。
11月1日(水)
昨日に続いて、草刈り。
ほとんどが、カヤと呼ばれる植物。要するにススキ、だよな。
倒しても、刈払機にもたれかかって刃の回転を止めてきたり、ふわふわした花穂を全身に浴びせてきたりする。悪あがきすんなや。
あと、イタドリと呼ばれる植物。もはや木。とはいえ中は空洞なので意外とサクッと切れるのだが、その身は硬い。
顔や腕をビシバシ襲われると、けっこう痛いのである。あとツルが邪魔。
なんかガサゴソしてるなと思ったら、ウサギちゃんがいた。住みかか遊び場か、奪ってしまったかな。ごめんよ。
水曜は、より処の営業日。さいきん仕事ばかりで、ボランティアスタッフのお母さん方に任せっきりだ。面目ない。
ちゃっかり、ワンコインランチだけは食べに来させていただく。かたじけない。
今週も、ボリューム・品目・味、全てが抜群だった。
シャキシャキ食感の、ごぼう入りハンバーグ。とろっと甘い、里芋の黒ごま和え。柔っこさがバッチリの、炊き込みご飯。
などなど。どれを食べても、間違いなく美味しいという安心感。普段は食べるのがゆっくりな僕だが、ペロッといただいてしまった。
食べ終える頃に寂しさを感じてしまうという、なかなか無い感情を抱く。
ところで、昨日のハロウィンレッスンが終わったあと、これを必死で作成・印刷していた。より処だより11月号。
和泉地区内に全戸配布されていくのが、今日だったのだ。〆切が迫らないと取りかからない癖は、治りそうにない。
今月も通常通り、毎週の真ん中にオープンする。
ところで、和泉地区内のみ流れるケーブルテレビでも、営業日を放映していただいている。この田舎らしい画面、良いよね。
近くで作業すると危ないので、ゾーンディフェンス、いやゾーンオフェンス制で刈っていく。
自分の担当ブロックが綺麗になり、すかーんとすると、ちょっとした快感はある。
まだまだ、全体の半分が終わったか終わらないかくらいらしい。上へ上へと、攻め上がって行くのみ。
夜は、穴馬(あなま)民踊保存会。
大野市文化祭での出演を明後日に控え、リハーサルである。
7月に民謡の祭典、11月に同祭での錦秋のしらべ。
毎年の恒例イベントで、皆さん要領は重々に心得ている。僕ですら、段取りは充分に把握している。
それでも、踊り順だったり輪の大きさだったり、毎回しっかりと確認。
出演人数などによっても、微妙に違ってくるからな。大事なことである。
相変わらず、楽しみなステージだ。
2017年10月30日月曜日
【10月30日(月)】 Pa Pa Party in The Pumpkin [住民585日目]
そして、始発で越前大野駅に帰って来て、車で和泉地区まで走る。やれやれだぜ。
月曜夜に開いている子ども英語教室だが、今日は日中に。この時期の恒例となってきた、ハロウィン英語教室となる。
これがあるから、東京でのんびりしている余裕は無かったわけだ。
九頭竜紅葉(こうよう)まつりでは、いつもステージ参加やボランティア活動をする小中学生。
今日は振替休日とのことで、午前中は秋らしい作品づくりなどをしていたようだ。
その隙に、電飾を取り付けておく。きらきら。
でかい風船は、紅葉まつりのステージに飾られていたものを貰って来たらしい。
まずは、みんなでお昼をいただく。
サンドウィッチやジュースを用意してくれ、公民館の方が特製スープとフルーツポンチもつくってくれた。豪華。
みんなでわいわい、おいしく食べたら、
ハロウィンレッスンのスタート。ふだん僕の教室には来ない子らも、このときばかりは参加してくれる。
20名ほどの大所帯。すなわち、和泉小中学校の全校生徒のうち、八割が集まったわけだ。
講師には毎度、ALTの先生が呼ばれている。僕はアシスタント。
まずは、生徒たちにミニブックが配られる。cute・evil・strong・funny・scary・beautiful、のそれぞれの絵を描いてもらう。
一人ひとり発想が違い、個性がよく出ていた。写真に収めなかったのが悔やまれる。画伯たちが盛り上がったところで、
次は小グループに別れる。ハロウィンに関するキーワードが聞こえてきたら、
てるてる坊主を素早くゲットするゲーム。
最後に、イス取りゲームの要領でカードを取るアクティビティ。
ただし普通に歩くのではなく、dance like a ghost、run away from a monster、などの指示に従いながら。
これは、fly like a bat。こうして一人ずつ、脱落していく。
あっという間に一時間半ほどのレッスンが終わり、
最後はみんなで記念撮影。「「「Happy Halloween!!」」」
可愛らしいクッキーもつくってくれており、子どもたちに配布される。Trick or Treat。
和泉っ子たちには、ハロウィンが年中行事として染み付いてきたかな。次はラマダーンあたりを導入してみようか。しないか。
月曜夜に開いている子ども英語教室だが、今日は日中に。この時期の恒例となってきた、ハロウィン英語教室となる。
これがあるから、東京でのんびりしている余裕は無かったわけだ。
九頭竜紅葉(こうよう)まつりでは、いつもステージ参加やボランティア活動をする小中学生。
今日は振替休日とのことで、午前中は秋らしい作品づくりなどをしていたようだ。
その隙に、電飾を取り付けておく。きらきら。
でかい風船は、紅葉まつりのステージに飾られていたものを貰って来たらしい。
まずは、みんなでお昼をいただく。
サンドウィッチやジュースを用意してくれ、公民館の方が特製スープとフルーツポンチもつくってくれた。豪華。
みんなでわいわい、おいしく食べたら、
ハロウィンレッスンのスタート。ふだん僕の教室には来ない子らも、このときばかりは参加してくれる。
20名ほどの大所帯。すなわち、和泉小中学校の全校生徒のうち、八割が集まったわけだ。
講師には毎度、ALTの先生が呼ばれている。僕はアシスタント。
まずは、生徒たちにミニブックが配られる。cute・evil・strong・funny・scary・beautiful、のそれぞれの絵を描いてもらう。
一人ひとり発想が違い、個性がよく出ていた。写真に収めなかったのが悔やまれる。画伯たちが盛り上がったところで、
次は小グループに別れる。ハロウィンに関するキーワードが聞こえてきたら、
てるてる坊主を素早くゲットするゲーム。
最後に、イス取りゲームの要領でカードを取るアクティビティ。
ただし普通に歩くのではなく、dance like a ghost、run away from a monster、などの指示に従いながら。
あっという間に一時間半ほどのレッスンが終わり、
最後はみんなで記念撮影。「「「Happy Halloween!!」」」
可愛らしいクッキーもつくってくれており、子どもたちに配布される。Trick or Treat。
和泉っ子たちには、ハロウィンが年中行事として染み付いてきたかな。次はラマダーンあたりを導入してみようか。しないか。
【10月28-29日(土-日)】 答えは いくつもあるんだと [住民583-584日目]
10月28日(土)
大野市の街なかまで下りて、越前大野駅へ。ローカル線の越美北線(えつみほくせん)に乗車。
和泉地区のお母さんが、九頭竜湖駅から乗られていた。思いがけず、お喋り相手を確保。
福井駅から、しらさぎ。 いつ以来の新幹線だろう。緑のふるさと協力隊の、総括研修のときが最後かな。
帰京は、いつも車だからね。たまに乗ると、ちょっとわくわく感はある。
米原駅で乗り換えるのは、ひかり。そして東京駅に到着。5時間くらいだから、早いもんだ。
うわあ人が多いな嫌だなあ、などと独りごちながら歩いていたら、肩をとんとんと叩かれる。
おや知り合いはいないと思うが、落とし物でもしたかな。
「鉄道警察隊ですが、ちょっとよろしいですか」
毎度お馴染み、職務質問のコーナーだった。ぶつぶつ言ってたから、クスリでも疑われたろうか。全身和柄だし坊主だし。
素直に丁寧に応じていれば、疑問も晴れる。すぐに解放された。ポケットや財布の中は見られたけど。
ビジネスホテルを取ってくれてある。出張っぽい。
立替え払いしたのだが、お値段の良さにびっくり。僕が超格安で借りてるボロ家の、二ヶ月半ぶんくらいだった。
夕飯は、近くのそば屋さんを訪れてみる。メディアでも取り上げられているようだ。鶏つけそば、というのが旨かった。
10月29日(日)
やって来たのは、有楽町。都会である。
東京国際フォーラム、の線路向かいにある建物へ。ぐんま暮らしフェア。
ではなく向かいの、ふくい移住・就職フェアに参加するのだ。
福井県の各市町や企業などが集うイベント。年に一度の「ふくい最大級」移住イベント。らしい。
僕は、U・Iターン先輩移住者、として呼ばれたわけである。僕なんかを先輩と称して良いのか。
8人の移住者が、それぞれ個人ブースを宛てがわれるという贅沢設計。
撮っていただいた。こんな感じに。
紹介文をつくってくれていたが、田舎フリーターって、あんまり印象が良くないな。まあ自分で言い出したワードだが。
何でも屋、くらいの方がまだ、響きはマシである。
出展者で集まり、朝の全体説明。11時に開場。
大野市からも担当者さんたちが来られ、ブースを出している。
目を引く、大きなパネルも。こういうのがあると良いな。
台風が目下接近中のため、雨降り。お足元の悪い中だが、ぼつぼつと来場者はいる。
セミナーブースでは随時、テーマに沿った講演など開かれる。その中で、
一回目の方の、移住者トークセッションというのに参加。手前味噌ではないけど、このときの聴衆は多く、20~30人くらい。
移住のきっかけ・家族や友人の反応・住んでみて分かる良さ・驚いたこと、を問われる。
時間が短かったため、簡潔にちょっと話したのみ。良いところも悪いところも言うつもりが、前者しか喋れなかったぜ。
文句では無いけど、リアルな声が出てくるこのコーナーに、もっと時間をかけても良いのでは。
自分のブースに来てくれる人は、ほとんどいなかった。僕が取っ付きにくいのか、個々人のスペースというのが行きづらいのか、
そもそも入込数が少ないから仕方ないのか。結局、一日を通して2人と話しただけ。僕がいた意味、皆無。
ただ、僕のトークセッションを聞いて大野市に興味を持ち、市ブースに足を運んでくれた方はいたらしい。そんなら嬉しいけど。
今後もこのような機会に呼んでいただけるのであれば、大野市スペースの一角に同席させてもらいたいとは思った。
その方が手っ取り早いし、もっと多くの人と話せるかなと。
16時に閉場し、撤収。134名の来場があったらしい。意外というべきか、なかなかの数だ。
帰りの新幹線。厚切りロースとんかつ弁当とやらを食べてみる。旨い。
日曜の夕方。駅構内は人が多かったけど、車内は隣席に人がいないくらいの、ちょうど良い感じ。
しかしタイフーンのため、静岡あたりで非常に激しい雨が降り続いているという。
しばらく、運転を見合わせるそうだ。小田原駅や熱海駅で、しばし停車。
まあ仕方ないね。公共交通機関などは、ちゃんと動くのが当たり前だと思わないことである。寧ろ、予定通り行くことに感謝すべきだろう。
米原駅。僕を含め、ひとつ前の便に乗れなかった人たちが、それなりにいる。
そして福井駅に着いたのが22時過ぎ。越美北線またの名を九頭竜線は、終電が21時台。
ワンチャン待っててくれないかなと期待したものの、本日終了してた。ですよねー。バスも同じく、終わっている。
同居人でもいれば迎えに来てもらえるけど、こういうとき寂しいわね。
きのう福井駅まで来て車を停めておく、が正解だったか。まあ今更しょうがないので、
ネカフェ難民と化す。むかし御茶ノ水で、電車が無くて一晩を明かして以来かな。こういうとき、田舎暮らしの不便さとダルさを感じる。
ネットカフェあるだけ良いか。むかし八王子駅を寝過ごして山梨県の田舎駅まで行ってしまい、凍えながら夜明けを待ったこともあったな。
やっぱり、自分のペースで自由に走れる、自家用車派だ。
が、たまには、こういうのもおもしろいだろう。とポジティブに考えるとしようぜ。
大野市の街なかまで下りて、越前大野駅へ。ローカル線の越美北線(えつみほくせん)に乗車。
和泉地区のお母さんが、九頭竜湖駅から乗られていた。思いがけず、お喋り相手を確保。
福井駅から、しらさぎ。 いつ以来の新幹線だろう。緑のふるさと協力隊の、総括研修のときが最後かな。
帰京は、いつも車だからね。たまに乗ると、ちょっとわくわく感はある。
米原駅で乗り換えるのは、ひかり。そして東京駅に到着。5時間くらいだから、早いもんだ。
うわあ人が多いな嫌だなあ、などと独りごちながら歩いていたら、肩をとんとんと叩かれる。
おや知り合いはいないと思うが、落とし物でもしたかな。
「鉄道警察隊ですが、ちょっとよろしいですか」
毎度お馴染み、職務質問のコーナーだった。ぶつぶつ言ってたから、クスリでも疑われたろうか。全身和柄だし坊主だし。
素直に丁寧に応じていれば、疑問も晴れる。すぐに解放された。ポケットや財布の中は見られたけど。
ビジネスホテルを取ってくれてある。出張っぽい。
立替え払いしたのだが、お値段の良さにびっくり。僕が超格安で借りてるボロ家の、二ヶ月半ぶんくらいだった。
夕飯は、近くのそば屋さんを訪れてみる。メディアでも取り上げられているようだ。鶏つけそば、というのが旨かった。
10月29日(日)
やって来たのは、有楽町。都会である。
東京国際フォーラム、の線路向かいにある建物へ。ぐんま暮らしフェア。
ではなく向かいの、ふくい移住・就職フェアに参加するのだ。
福井県の各市町や企業などが集うイベント。年に一度の「ふくい最大級」移住イベント。らしい。
僕は、U・Iターン先輩移住者、として呼ばれたわけである。僕なんかを先輩と称して良いのか。
8人の移住者が、それぞれ個人ブースを宛てがわれるという贅沢設計。
撮っていただいた。こんな感じに。
紹介文をつくってくれていたが、田舎フリーターって、あんまり印象が良くないな。まあ自分で言い出したワードだが。
何でも屋、くらいの方がまだ、響きはマシである。
出展者で集まり、朝の全体説明。11時に開場。
大野市からも担当者さんたちが来られ、ブースを出している。
目を引く、大きなパネルも。こういうのがあると良いな。
台風が目下接近中のため、雨降り。お足元の悪い中だが、ぼつぼつと来場者はいる。
セミナーブースでは随時、テーマに沿った講演など開かれる。その中で、
一回目の方の、移住者トークセッションというのに参加。手前味噌ではないけど、このときの聴衆は多く、20~30人くらい。
移住のきっかけ・家族や友人の反応・住んでみて分かる良さ・驚いたこと、を問われる。
時間が短かったため、簡潔にちょっと話したのみ。良いところも悪いところも言うつもりが、前者しか喋れなかったぜ。
文句では無いけど、リアルな声が出てくるこのコーナーに、もっと時間をかけても良いのでは。
自分のブースに来てくれる人は、ほとんどいなかった。僕が取っ付きにくいのか、個々人のスペースというのが行きづらいのか、
そもそも入込数が少ないから仕方ないのか。結局、一日を通して2人と話しただけ。僕がいた意味、皆無。
ただ、僕のトークセッションを聞いて大野市に興味を持ち、市ブースに足を運んでくれた方はいたらしい。そんなら嬉しいけど。
今後もこのような機会に呼んでいただけるのであれば、大野市スペースの一角に同席させてもらいたいとは思った。
その方が手っ取り早いし、もっと多くの人と話せるかなと。
16時に閉場し、撤収。134名の来場があったらしい。意外というべきか、なかなかの数だ。
帰りの新幹線。厚切りロースとんかつ弁当とやらを食べてみる。旨い。
日曜の夕方。駅構内は人が多かったけど、車内は隣席に人がいないくらいの、ちょうど良い感じ。
しかしタイフーンのため、静岡あたりで非常に激しい雨が降り続いているという。
しばらく、運転を見合わせるそうだ。小田原駅や熱海駅で、しばし停車。
まあ仕方ないね。公共交通機関などは、ちゃんと動くのが当たり前だと思わないことである。寧ろ、予定通り行くことに感謝すべきだろう。
米原駅。僕を含め、ひとつ前の便に乗れなかった人たちが、それなりにいる。
そして福井駅に着いたのが22時過ぎ。越美北線またの名を九頭竜線は、終電が21時台。
ワンチャン待っててくれないかなと期待したものの、本日終了してた。ですよねー。バスも同じく、終わっている。
同居人でもいれば迎えに来てもらえるけど、こういうとき寂しいわね。
きのう福井駅まで来て車を停めておく、が正解だったか。まあ今更しょうがないので、
ネカフェ難民と化す。むかし御茶ノ水で、電車が無くて一晩を明かして以来かな。こういうとき、田舎暮らしの不便さとダルさを感じる。
ネットカフェあるだけ良いか。むかし八王子駅を寝過ごして山梨県の田舎駅まで行ってしまい、凍えながら夜明けを待ったこともあったな。
やっぱり、自分のペースで自由に走れる、自家用車派だ。
が、たまには、こういうのもおもしろいだろう。とポジティブに考えるとしようぜ。
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