2016年11月5日土曜日

【11月5日(土)】 思い通りに いかないことがほとんどで [住民226日目]

より処は、今月から試験的に土曜日もオープン。水・土と、週二回の営業となる。


運営スタッフのお母さんが、今日もお花を生けてくださる。美しい。
花嫁椅子には、欠けていた座板も取り付けていただいた。


書の作品を寄贈いただいた。一読十笑百吸千字万歩。一日に、これだけしなさいという教えのようだ。
手書きだと、味わいや重みが出てくる。


今回も、お菓子のいただきものが。お茶請けに出させてもらい、甘党の僕も口へ一つ。


小学生の子からは、チョコレートと「あした頑張ってね」の言葉をもらった。
嬉しいね。人事を尽くし、天命を待つのみである。


一緒に人生ゲームをして遊ぶ。手加減なしで、167万ドルの財産を築いた僕が勝利。


追って、(三きょうだい+親御さん)×二家族が訪れてくれる。お菓子の差し入れをいただき、


手づくりの焼き菓子もいただく。うまかった。


未就学児から中学生まで、7人が集まってくれた。
動物を集めるゲームをしたり、


ミニ卓球台でピンポンをしたり、


しりとりカードゲームをしたり、


こちらは初登場、姫君にラブレターを届けるゲームをしたり。
子どもたちには、休日の遊び場として利用し、楽しんでもらえると嬉しい。
習いごとやお出かけと重なることも少なくないようだし、なかなか思惑のようにはいかないだろうけど。

他のお客さんは2,3名ほどであった。
営業カレンダーは全戸配布したものの営業していると知らないのか、皆さん用事があるのか、興味が無いのか。
平日じゃないし、正直もっと人が来ると見込んでいたのだが。ちょっと凹む。

まだまだ、模索やら努力やら様子見やらが必要だ。


【11月4日(金)】 一つとして同じものはないから [住民225日目]

午前中は協議会の事務仕事。

少し中抜けし、自宅へ。ガンロッカーの設置状況等を、駐在さんが確認に来てくれる。
細かなチェック項目があるようで、それらをクリアできていなければ当然、銃の所持はできない。


午後は、公民館と児童館の共催行事「秋の野山を散策しよう」。
春のときと同じく、いちおう講師という形で、補助として参加させてもらうことに。


児童館を出て、草花を摘みながら歩いていく。


近くの「笛資料館」方面へ。


用水路では小さな魚が数匹、水流に抗っていた。


資料館の周りを散策しながら、


良い色になった紅葉を拝借したり、


「いてっ」とか言いながらギザギザの葉っぱを採ったり、


リーフマンが登場したり。


材料となる植物を集めたら、児童館へ戻る。


各々が思いおもいの、世界に一つだけの しおりをつくっていく。一人二枚。


ラミネートをかけて切ってもらい、


穴をあけて紐を通したら、完成。
僕は図画工作の才能が絶無なので、ただただシンプルに。


あるお母さんは、余白を絶妙につかい、素敵な作品に仕上げていた。
素人は「全て埋めねば」という思考に囚われがちだが、玄人は違う。


彩りと個性の豊かな、素敵なしおりがたくさん完成。
読書の秋。読みたい本は何冊もあるのだが、どれだけ時間を割けるだろうか。


操法大会を明後日に控え、消防団の夜間訓練は十五回目。今日で最後となる。
通しで二回、それぞれの動きを最終確認。

週に2,3回、一ヶ月ちょっと練習をしてきただけだが、それにしては良い具合に仕上がったように思う。
細かい部分で何点か不安も残るものの、ここまできたら、あとは落ち着いて本番をこなすだけだ。


2016年11月3日木曜日

【11月3日(木)】 唄いなされよ お唄いなされ [住民224日目]

道の駅九頭竜にてバイト。
朝一番で自販機の飲みものを満タンにしておき、


直売所のレジで、袋詰めを手伝う。
気温は低く、雨も降ったり止んだりという天候ながら、お客さんは途切れることなくお弁当類を購入していく。


屋外の野菜販売エリアも担当。和泉地区の特産・穴馬(あなま)かぶらなどが、次々と売れていく。
油断して薄着で来てしまったので、レジ打ちしながら凍えていた。

午後も再度、自販機の補充。やはり温かいお茶は、よく売れる。


さて、大野市では毎秋、総合文化祭が催されている。今年は第50回。


最終日には「錦秋のしらべ」と称したステージ発表が行われ、穴馬民踊保存会は例年参加。
昨年は協力隊として出させていただき、今年は会員として出演する。


その保存会は文化功労賞を受賞し、表彰されることに。おめでたいことだ。


お着替えをし、舞台へ。


前回の文化祭にしても民謡の祭典にしても、演目は決まって「質調衣(しっちょい)ちょい」であった。
が、今回は「やんしき」。曲が違えば、衣装も変わる。

加えて、踊る際のフォーメーションも異なるとのこと。ただの円形では無かった。
練習もリハーサルもできていないため、完全にぶっつけ本番。それでも、何とかなるもんだ。


最後に記念撮影。良い写真。

民謡の祭典に続き、後輩隊員も協力し一緒に舞ってくれた。
和泉に協力隊の受け入れが続く限り、引きずり込まれる流れができたな。良い意味で。

みんなで笑いながらの穴馬おどりは、相変わらず楽しかった。


【11月2日(水)】 たやすくたどりつくゴールで 満足してその場に留まんな [住民223日目]

水曜日は、より処の営業日。
寒くなってくるので、ココアはじめました。


オープンに合わせ、両親が送ってくれた花。一ヶ月半以上が経つが、まだしっかりと咲いている。
こんなにも日持ちがするものとは知らなかった。


朝一で、未就学の子とお母さんが来店してくれた。
こうして親子でも気軽に立ち寄り、くつろいでくれると嬉しい。

老いも若きも男も女も和泉地区民もそうでない方も、より処は誰でもウェルカムである。


今日のいただきもの。
ミニ図書コーナーには、殿から知事まで5冊が追加された。貸し出しサービスもしてるので、ご利用いただければ。


運営スタッフのお母さんが、今回もお花を生けてくれる。素敵だ。
この斜めに挿す花瓶がまた、お洒落である。


ほぼ毎回、お花を見繕って差し入れてくださる方。


お手製お菓子を差し入れてくださる方。


おやつを差し入れてくださる方。


紅茶の葉を差し入れてくださる方など、皆さん気にかけてくれる。
色々と物も寄ってくる、より処。ありがたいことだ。


お昼には、市役所職員さんと副市長が来店。後輩隊員と、地域おこし協力隊の方も集まる。
僕を含め、よそから来た若者3人と話を、ということで足を運んでくれたのである。


スタッフのお母さんがつくった、穴馬(あなま)かぶらのおにぎりをいただいた。
昨年の料理教室にて登場したもので、さすが、完全に体得されている。うまいんだ、これが。


はじめ五人で話していたが、結局、お母さん方と地区の方々数名と一緒のテーブルに着く。
手づくり料理の数々をいただきながら、わいわいと賑やかな場になるのであった。

和泉の人たちの優しさやおもしろさ、気圧されるくらいのパワー、助け合い笑い合いしている姿などに触れ、
そして色濃く残る「結(ゆい)」を、感じ取ってもらえたようである。


帰り道、空には三機で連なる飛行機が。だからどうということでは無いけれど。


ご近所のお母さんに、冷蔵庫を譲っていただいた。ふた昔ほど前のものだが、問題なく使える。
新規購入など財布が断じて許してくれないので、たいへんに助かる。


操法大会に向けた、消防団の夜間訓練。十四回目。

放水時の姿勢はまあ良くなったものの、他で諸問題が。
前方へダッシュしたあと止まる位置・ホースの延長・水勢の調節、あたりに不安が残る。


僕以外の4名は、ドアを開けるのも揃えなければならない。
息を合わせるのは なかなかに難しいようだが、練習を重ね、ほぼ完璧な状態となっている。

大会は日曜日。練習は、あと一回だ。