作業着を着て、先週お手伝いした方の畑へ。
穴馬(あなま)スイートコーンが終わったら、今度は穴馬かぶら。
家族や友だちに送ってやりね、ということで1畝、貸していただけることとなったのだ。
まずはカマで土をほぐし、石があれば取り除いておく。
指の第一関節くらいの深さまで、窪みをつくる。そこに種を一粒ずつ蒔くわけだが、
こんなに小っちゃいのだ。丁寧に落としていくものの、ちょっと油断するとポロポロと、余計に転がってしまう。
軽く土を被せて、
ピンク色の殺虫剤をパラパラと。
ネキリムシ対策である。その名の通り、根を喰い切ってしまう虫。
こればかりは薬を使わなければ、そもそも作物が育たない。
こういう作業のときに限って、陽射しは強く気温は高い。
汗を流しながら、思った以上に時間がかかりながら、150くらいを完了。
人によって作業の仕方は異なるが、このやり方なら間引きも不要で、後の手間が少ないという。
収穫できるまで約二ヶ月。楽しみだ。
そのまま、パークホテル九頭竜へ。ちょっとした手伝いを頼まれていたのである。
久しぶりの大工仕事だ。僕が到着した時点で木枠はほぼ完成していたけど、
ズガガガガしたり、
網を張ってトンテンカンしたり。
魚釣り用の池で使用する、生け簀ができ上がった。
いや厳密には、足りなかった部材の分だけ未完成なのだが。
汗だくなのでシャワーを浴び、普段着の和柄に着替える。昼をちょっと周ったあたりから、より処へ。
今週は水曜日ではなく、火曜日の営業に変更している。
今日も、ボランティアスタッフのお母さんがお花を完璧に活けてくださり、
ワンコインランチを完璧につくってくださる。写真はスタッフ用の食事だが。
急きょメニューを変更したらしく、スパゲティや煮物や、和洋折衷な感じ。しかしこれが、意外にも合う。
それぞれの料理がまた旨く、隠し味が絶妙だったり、味の沁み方が素晴らしかったり。毎度の如く、好評であった。
差し入れのお菓子を、色々といただいたようだ。ありがたく、今後のお茶請けに。
スタッフさんがつくってきてくれた、しそジュース。ほんのり甘くて飲みやすくて、おいしかった。健康的な感じ。
スタッフさんが切ってくれた、梨。しっかり甘くてシャキシャキして、おいしかった。
僕の中のフルーツランキングでは、第一位に輝いている感じ。
いつもと曜日が違うからか、お昼どき以外はお客さんもぽつぽつ。明日、間違えて来てしまう人がいなければ良いけど。
再び作業着に着替え、一昨日の続きをすべく畑へ。
役目を終えたスイートコーンの茎を、引っこ抜いていく。
小一時間で、2.5畝。残り2畝は、また空いた時間をみて完了させよう。
汗と泥にまみれたので、再度シャワーを浴び、またも普段着に着替える。
どんだけお色直しするんだ、今日は。細々と用事が入っていると、手間がかかるな。
昨年の9月にオープンして早や一周年を迎える、より処。まじか、あっという間である。
これまでの労を労い、スタッフらで慰労会をしようということになったのだ。
レッツエンジョイたこ焼きパーティ。専用のプレートを用い、上手に焼いてくださる。あつあつ。
手づくりの、へしこ(魚のぬか漬け)寿司などおいしい料理と、
おいしいお酒と。田舎ならでは、どぶろくもいただける。飲みやすいんだ。
わいわいとお喋りし、笑い合いながら、楽しいひととき。
素晴らしいメンバーで、みんな人も良いから、実に心地よい。
シメのラーメンも、ちゃちゃっと調理してくれる。さすがだ。超満腹になった。
楽しみながら、ぼちぼちと。これからもみんなで、より処を盛り上げていければ。
自分で蒔いた種は、これからどのように育っていくかな。
2015年度「緑のふるさと協力隊」⇒定住し、何でも屋⇒和泉を離れ、職業猟師などとして修業中⇒和泉に戻れる日は近いのか。To be continued... ※当時の想い・価値観・表現・事実等をそのまま残しているため、不適切と思われる部分も存在するかもしれない。ご了承いただきたい。
2017年8月30日水曜日
2015年12月1日火曜日
【12月1日(火)】 例えば、離れていても 何年経っても [活動237日目]
「ぜったい遊びに行きますよー」
「こんど飲みましょうねー」
「お誘いしますからー」
口先だけ。言うだけ言って、行動まで伴わない人ばっかりじゃないですか。
経験則では、10人中9.9人くらいが、それ。
まあ僕が好かれてないだけなのかもしれないですけど(笑
そんななか高校時代の、十年来の友人が、僕を訪ねて来てくれました。
大都会、東京は新宿で暮らし働く彼は、仕事終わりに夜行バスで福井駅まで来てくれました。
朝、迎えに行き、帰りしなに「ユトリ珈琲」でモーニングセットとカレーで腹ごしらえ。うまい。
一人暮らしのお母さんとこで、一緒にお手伝いしてもらう。
4月に越してきてすぐに作った雨よけを、本格的に雪が降る前に撤去する作業だ。
ぼく一人だったら大変だったろうが、男手ふたつでサクッと終了。
来年度から新しい協力隊が来るのであれば、来春はその人がつくることになるだろう。
手が空いてれば、僕も手伝いに来ますけどね。
裏の畑でネギを収穫する、東京人。
「スーパーで買ったら、一本100円くらいしますよ」
都会で生きてたら野菜が群生する光景なんて見ないし、土に触ることすら無いでな。
穴馬(あなま)かぶらの漬物をおすそ分けしていただく。助かります。
お昼には、「道の駅九頭竜」で買った まいたけ弁当や天ぷらなどをご馳走になる。助かります。
その「ゆーちゃん」とのツーショットを撮っていただく。
僕よりイイ男でしょ?いまを煌めくIT戦士。お嫁さん募集中ですよ!
いったん佐宗隊員邸に戻り、ひと休み。
和泉地区だけで流れるケーブルテレビの、こんなお知らせも新鮮なようだ。
それから和泉郷土資料館を訪ねて館内を見せていただき、コーヒーをご馳走になる。
保育所に顔を出して子どもたちと戯れて、
児童館を訪れて子どもたちと戯れて、
「パークホテル九頭竜」のハーブ湯に入らせていただく。
紅葉が終わり、スキーシーズンには早いこの時期、お客さんは皆無だ。
貸し切り状態で、裸の付き合い。
そして夜、婦人会とJA女性部の合同懇親会(ただしメンバーはほぼ共通)に呼んでいただいていた。
友人も一緒に良いですかと聞いたら歓迎してくださるということで、ありがたく参加させていただくことに。
オードブルに、お母さん方の手づくり料理の数々。豪勢だ。
ヘタな高級料理店なんかに行くより、こういう手料理の方がよっぽどウマいですよね。
和泉の名だたる(?)お母さん方25名の前で自己紹介する、ゆーちゃん。
料理に舌鼓を打ち、
ビンゴ大会では補助を担当。
参加者全員が何かしらの景品をゲットし、残ったものは僕とのジャンケン大会で争奪。
僕がいただいたのは、こちらの二つ。
肌は乾燥しやすいし、氷のストッカーは家に無かったし、助かります。
「ゆーちゃん」には、今日だけで数十人の和泉人に逢ってもらった。やはり想ったのは、
「人が温かいよね」
というところだったようだ。
言わずもがな、これほどの人のつながりは、都会には無い。
一般的に田舎というのは「排他的」なイメージがあるようだが、それも全く感じなかったという。
そうだな、僕も派遣されて来る前は聞かされていたのだ。「和泉の人は警戒心が強いよ」と。
だけど実際に暮らしてみたら、「あん?どこがや?」というくらい、拍子抜けするくらい、皆さん仲良くしてくれる。
もしかしたらそれは、鉱山の全盛やダムの建設時に、
全国から人が集まっていた時代のある、和泉の特色なのかもしれない。
でも、ともするとそれは、「田舎」といわれるほぼ全ての地域に当てはまるのかもしれないとも思う。
その彼も、仕事の都合で明日の夜には帰ってしまう。
もう一日、色んな場所・人・食べものなど堪能してもらい、和泉ファンになってくれたら。
またスノボでもしに近々、遊びに来てくれたら。
嬉しいね。
「こんど飲みましょうねー」
「お誘いしますからー」
口先だけ。言うだけ言って、行動まで伴わない人ばっかりじゃないですか。
経験則では、10人中9.9人くらいが、それ。
まあ僕が好かれてないだけなのかもしれないですけど(笑
そんななか高校時代の、十年来の友人が、僕を訪ねて来てくれました。
大都会、東京は新宿で暮らし働く彼は、仕事終わりに夜行バスで福井駅まで来てくれました。
朝、迎えに行き、帰りしなに「ユトリ珈琲」でモーニングセットとカレーで腹ごしらえ。うまい。
一人暮らしのお母さんとこで、一緒にお手伝いしてもらう。
4月に越してきてすぐに作った雨よけを、本格的に雪が降る前に撤去する作業だ。
ぼく一人だったら大変だったろうが、男手ふたつでサクッと終了。
来年度から新しい協力隊が来るのであれば、来春はその人がつくることになるだろう。
手が空いてれば、僕も手伝いに来ますけどね。
裏の畑でネギを収穫する、東京人。
「スーパーで買ったら、一本100円くらいしますよ」
都会で生きてたら野菜が群生する光景なんて見ないし、土に触ることすら無いでな。
穴馬(あなま)かぶらの漬物をおすそ分けしていただく。助かります。
お昼には、「道の駅九頭竜」で買った まいたけ弁当や天ぷらなどをご馳走になる。助かります。
その「ゆーちゃん」とのツーショットを撮っていただく。
僕よりイイ男でしょ?いまを煌めくIT戦士。お嫁さん募集中ですよ!
いったん佐宗隊員邸に戻り、ひと休み。
和泉地区だけで流れるケーブルテレビの、こんなお知らせも新鮮なようだ。
それから和泉郷土資料館を訪ねて館内を見せていただき、コーヒーをご馳走になる。
保育所に顔を出して子どもたちと戯れて、
児童館を訪れて子どもたちと戯れて、
「パークホテル九頭竜」のハーブ湯に入らせていただく。
紅葉が終わり、スキーシーズンには早いこの時期、お客さんは皆無だ。
貸し切り状態で、裸の付き合い。
そして夜、婦人会とJA女性部の合同懇親会(ただしメンバーはほぼ共通)に呼んでいただいていた。
友人も一緒に良いですかと聞いたら歓迎してくださるということで、ありがたく参加させていただくことに。
オードブルに、お母さん方の手づくり料理の数々。豪勢だ。
ヘタな高級料理店なんかに行くより、こういう手料理の方がよっぽどウマいですよね。
和泉の名だたる(?)お母さん方25名の前で自己紹介する、ゆーちゃん。
料理に舌鼓を打ち、
ビンゴ大会では補助を担当。
参加者全員が何かしらの景品をゲットし、残ったものは僕とのジャンケン大会で争奪。
僕がいただいたのは、こちらの二つ。
肌は乾燥しやすいし、氷のストッカーは家に無かったし、助かります。
「ゆーちゃん」には、今日だけで数十人の和泉人に逢ってもらった。やはり想ったのは、
「人が温かいよね」
というところだったようだ。
言わずもがな、これほどの人のつながりは、都会には無い。
一般的に田舎というのは「排他的」なイメージがあるようだが、それも全く感じなかったという。
そうだな、僕も派遣されて来る前は聞かされていたのだ。「和泉の人は警戒心が強いよ」と。
だけど実際に暮らしてみたら、「あん?どこがや?」というくらい、拍子抜けするくらい、皆さん仲良くしてくれる。
もしかしたらそれは、鉱山の全盛やダムの建設時に、
全国から人が集まっていた時代のある、和泉の特色なのかもしれない。
でも、ともするとそれは、「田舎」といわれるほぼ全ての地域に当てはまるのかもしれないとも思う。
その彼も、仕事の都合で明日の夜には帰ってしまう。
もう一日、色んな場所・人・食べものなど堪能してもらい、和泉ファンになってくれたら。
またスノボでもしに近々、遊びに来てくれたら。
嬉しいね。
2015年11月11日水曜日
【11月10/11日(火/水)】 オレは何故 何故行く? [活動216/217日目]
休日。
軽く家周りの雪囲い作業をしておくことに。
窓の前を板で軽く塞ぎ、車庫側の建物入口に波板を軽く立てかける。
街へ下りて軽く買い物をし、中心市街地の七間(しちけん)通りにある靴屋さんへ。
いま履いてるのが、さすがにボロボロのドロドロになってきたので。一足だけの靴をずっと履き続けるタイプやしね。
人当たりの良いお母さんにアドバイスをもらいつつ、防水仕様で雪にも対応できる、軽い良いシューズを購入できた。
こちらのお店は創業100年ほどだそうだが、かつて広かった店内も現在はほぼ倉庫として利用しており、
販売は配送が主のようだ。この商店街も寂しくなりましたよ、と仰っていた。
はいそこで、
福井県大野市では、商店街の活性化にかかる事業に邁進してくれる、「地域おこし協力隊」を募集しています! (*^o^)/
11月11日(水)
5日(木)・6日(金)に続き、資料館周りの雪囲い作業。今日で仕上げである。
「笛資料館」には、黄金色に輝くイチョウが一本。この葉がすべて散ったとき、冬が始まるらしい。
横板を嵌めるのに、まず柱となる部分を立てていく。
板を運ばねばならないのだが、隙間で越冬しようとしていたらしいハチが大量に。
既に寝ぼけているらしく、ほとんど動かない。振り落としながら作業を進める。
で、こんな感じに。
お昼を資料館でいただき、隣接する保育所に突撃。砂場を掘って「お風呂」をつくるお手伝い。
午後も引き続き雪囲い。
いまは閉鎖された民俗館の入り口部分を塞ぎ、ハナモモの木も数本囲い、ここまでで一日作業である。
夜、公民館へ行くと、
おととい福井テレビさんが取材に来てくれた、えいご教室の様子がちょうど放映されていた。
全員がインタビューを受けていたが、採用されたのは小学5・6年生の子のコメント。
さすが、安定の素晴らしい受け答えをしてくれている。
(※ 子どもたちのプライバシー保護のため、いちおう画像に加工を施しております)
紹介されたのは せいぜい一分くらい、一瞬だったが。僕は別にいいんだけど、
往復一時間・滞在一時間で仕事してくれた記者さんの労力と見合っていない気はする。
(※ 協力隊にプライバシー保護もへったくれも無いため、そのままの画像を掲載しております)
さて、公民館に来たのは「健康麻雀教室」に参加するためである。
今月・来月と、麻雀愛好会の方々を中心に毎週開かれる。
僕もかつて友人と徹夜でやったりしたが、未だ基本的な流れしか理解しておらず、
点数計算とか安全牌・危険牌とか、よく分からない初級者の状態なのだ。
しかし色々と教えていただき、そう考えれば良いのかー、と勉強になった。
アドバイスのおかげで それなりに良い手で上がることもできたし、楽しかったです。
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