2018年4月6日金曜日

【4月6日(金)】 今日は雨降りでも いつの日にか [住民743日目]

九頭竜スキー場での仕事。
このあいだ切り出してきた木々は、チェンソーでだいぶ細切れにされてきている。


散らばっている木々を拾い集め、一輪車で運搬するのが僕の仕事。


細いのは、そのまま薪ストーブに入れて使えるので、こっちに積んでいく。


太いのは、あとから割らねばならないので、そっちに積んでおく。


ぶっとくて重いのばかりだ。積んで運んで降ろして、をひたすら繰り返していく。
ジムなど行かずとも、めっちゃ良いトレーニングになるな。
ちなみに佐宗は、己で鍛える派だ。V字腹筋とかね。誰も聞いてねえよ。


空が泣き出す。動いて火照った身体にちょうど良いぜ、と思っていたら、
ちょっと冷えるくらいに強まってくる。
昼ごろには本格的に降ってきたので、午後からは おこうか、となった。
雨に打たれながらの作業は、できればしたくないもんね。

言ってしまえば、来シーズンまでに終われば良い仕事だ。
急ぐ必要は無いし、もうちょっとで片は付くのである。


【4月5日(木)】 Time will tell 時間がたてばわかる [住民742日目]

道の駅九頭竜。
恐竜親子のロボットは、もう少し冬眠しているそうだ。来週には帰ってくるという。


冬期休業していた直売所も、今月から再開。


で、ヘルプに入る僕。
昨年度は人手が無いということで、けっこう手伝いに来ていた。
今年度は人手が足りるようになったらしいが、それでも何度か来ることがありそうだ。


まいたけ弁当をはじめ、お惣菜・おもちなどが並ぶ。
数ヶ月ぶりの光景だ。うまそう。


穴馬(あなま)スイートコーンの、茹でたのも。うまそう。


山菜・野菜も、少しずつ出始めている。うまそう。


九頭竜まいたけ。うまそう。


お花の鉢植えも。うまそう。


直売所での仕事は、レジでピッしたり、袋詰めをしたり。
お客さんの持ってきた商品の数量・お弁当の容器の大きさなどを瞬時に見極め、
12号・20号・30号・45号・60号と五種類ある袋を使い分け、迅速かつ丁寧に詰めるのだ。


平日だし、お客さんも多くは無い。スキマ時間に、こんなミニ袋をつくったりする。


ツバメちゃんも来ていた。
寝床づくりは良いけど、お客さんとか営業の邪魔にならんようにしてくれな。


夕方になると、うまいことお弁当類はハケていく。さして余ることも無かった。
さすが地区の生産者さんたち。必要数量を見極める、プロである。


ちなみに道の駅九頭竜では、タバコの販売と、


お酒の販売も始めている。ちょっとこれは写真が悪いけど。
地区内には、コンビニやスーパーはおろか商店も無いから、
ここで色々と取り扱ってもらえると住民は助かるわけだ。


今年度は、何回ヘルプに入ることになるかな。
数回だけかもしれないし、数十回になるかもしれない。
じきに分かるだろう。


2018年4月4日水曜日

【4月4日(水)】 Let them know that we’re still rock ‘n roll [住民741日目]

水曜営業、より処
オープンから一年半が過ぎた頃だが、年度でいえば三年度目に入る。


さて今週は、ボランティアスタッフ5名のうち2名が来られないという。
普段から忙しい皆さんだが、毎週より処のために、時間をつくってくれているわけだね。

まず開店前のおしごと。僕の担当であるトイレ掃除に加え、
普段やってもらっているモップがけなども。けっこう体が暑くなる。


春休み中の和泉っ子が訪れてくれた。忙しない時間帯だと絡めないけど、
人のいない午前中だったので、しりとりゲーム「ワードバスケット」で一緒に遊ぶ。

3文字以上というルール。写真の場面なら「オーストラリア」で手札を切れるわけだ。
簡単そうで、意外と言葉が出てこない。頭つかったぜ。
4ゲームして、3回は勝ってやったぜ。大人げないぜ。


スタッフは少ないが、ワンコインランチは実施。
半スタッフのような感じでいつもお世話になっているお母さんにも、
ヘルプに入っていただいたのだ。
ホール側は僕が1人で頑張れば良いけど、キッチン側は最低3人は欲しいかね。


メインはロールキャベツ。柔らかくてジューシー。
すまし汁はキノコ三昧で、めっちゃダシが出ている。
豆ごはんは学校給食にヒントを得たそうだ。シーチキンが絶妙で、カルシウムたっぷり。

じっくり一つひとつ解説したいところではあるが、長くなるので簡潔にしておく。
とにかくうまいワンコインランチ、一度は食べにおいでやす。



三年度目だからどうということも無いけれど。
より処は より処らしく、緩すぎず無理し過ぎず、楽しく平和に続けていく所存だ。
改善すべきところなんかは、少しずつ。ロックンロールだぜ。

違うか。


2018年4月3日火曜日

【4月3日(火)】 頭をつかえ 心を鍛え [住民740日目]

昨日に続き、スキー場で木を切り出す作業。
めっちゃ良い天気なので春らしいくらいで、初夏に近いくらいで暑いくらい。


まずは斜面で止まっている木材を、下の方に転がしていく。
上の方は手作業で落とし、あとは機械でガバッと。


そして一本いっぽん運びながら、大体の太さや長さごとに束ねて、


ワイヤーを括って、


圧雪車に繋いだら、


スキー場の麓へ降ろされていく。この繰り返しで、一日仕事だ。

柔っこくて歩きづらい雪上で、けっこう重量のある木材とひたすら闘う。
これは良いトレーニングになるぜ。鍛えられるぜ。

細く見えて体力はあるほうだから良いんだけど、今日は気力の方が細っていった感じ。
一所懸命やってるのに、逐一ケチをつけられていたからな。
まあそういうのを上手く受け流すスキルも、鍛えていくことが大切だ。
良いトレーニングになるぜ。


ご近所さんから、お好み焼きとカレーピラフのコンボをいただいた。ありがたい。
しっかり汗をかいた後のビールと、がっつりメシ。最高である。


2018年4月2日月曜日

【4月2日(月)】 It's going down, I'm yelling timber [住民739日目]

というわけで、新年度。まず一発目の労働は、


九頭竜スキー場に呼ばれる。営業は3月で終了しているのだが、もう一仕事あるそうだ。


スノーモービルに同乗し、いちばん上の方へ。
雪が消えかけているし柔っこくなっているので、ハマったり転倒したりもした。


薪にするための木を、林から切り出す作業だ。
スキーセンターの薪ストーブで大量に消費するので、二年分くらい作るのだとか。


斜面の木々が、チェンソーで切り倒されていく。


めりめりっ、ぶおんっ、どしんっ、みたいな感じ。
枝が風を切っていく、ぶおんっ、がけっこう凄くて迫力ある。

この動画のは、どしんっ、が上手くいかなかった例だが。


木は更に細分化され、それらを運び、数本まとめてワイヤーで括り、


馬力のある圧雪車で引っ張り、


とりあえず、もう一段下の斜面に投げていく。後から、麓まで下ろすのだ。


上の方の斜面には、残留している太い木々もある。
登りづらい傾斜を獣のように這い上がり、ワイヤーを引っかけ、



これらも引き摺り下ろされていく。


こんな繰り返しで、久しぶりに良い運動となり、良い汗かいたぜ。

林業体験みたいで、おもしろくもあった。
山に暮らしていながら、実は初めてだったかもしれないな。


【3月31日-4月1日(土-日)】 真実からは嘘を 嘘からは真実を 夢中で探してきたけど [住民737-738日目]

1月終わりの写真。春よ まだ見ぬ春だったのが、


3月終わりには、雪が溶けて川になって流れて行きます。


九頭竜スキー場も、今シーズンの営業は終了している。
ゲレンデには、茶色い部分が目立つようになってきた。


呼ばれてやって来たのは、猪肉のワイン漬けBBQ。


もとい、スキー場のお疲れさん会である。シーズン中はレンタルスキーに浮気していた僕だが、
草刈り搬器がけは手伝っていたから、声がかかったと。


大野名物・とんちゃん(ホルモン)や、カルビなども焼く。肉にくニクだ。


レストラン勤務だったお母さんがた3名が、
肉を焼いてくれたりラーメンをつくってくれたり片付けをしてくれたり。


男どもが動かないのは、田舎ならずとも、まだまだ日本の因習か。
僕は、肉を焼くのと片付けと、ちゃんとしたぜ。単純にやりたかっただけだが。
というか、何かしないと落ち着かない。協力隊の気質が沁みついてるのか知らん。



さて新年度に突入し、和泉での生活も4年目へと突入していく。まじか、早くねえか。
1年目は、緑のふるさと協力隊。
2年目は、和泉地区特産物活性化協議会と、あちこち人手不足の手伝いを半々。
3年目は、しばらく車の旅で離れ、戻ってからはやっぱり、田舎のよろず屋。

で、4年目どうよ。
正直もう、田舎フリーター的なのは疲れてきているんだな。
地域のためと思って駆け回っても、結局どれもバイトだから時給800円とかだし、
手が余れば半日で帰らされたりするし、忙しい割に生活も厳しいし。
それでいて、フラフラしてんなよとか言われるし。
より処も完全ボランティアで毎週がんばってるのになあ。
表現は悪いけど都合よく使われてるだけだなあ。
とかとか考えちゃうよね。楽観的に行きたくても、現実は地味にツラい。

じゃあどうするか。ある程度の定職に就くしかないか。
昨年頭にも、同じようなことを記事にしてるんだけどね。
一度二度三度と伏線的なのを張ってはいたが、またいったん和泉を離れようかなと。
思っていたんだけど、どうもそうもならない感じか。
じゃあしばらくは、また何でも屋かな。まあいいか。

何だこの記事。










※4月1日にこれを記す