誠信高校の農山村体験学習、3日目。
青少年自然の家は、利用者でいっぱいのようである。
遂に天候回復。
気温が上がってくるなか、阪谷地区は柿ケ嶋で里芋畑をしている山村さんのところへ。
ひと畝100m×20本ほどの広大な畑。
通路部分の草取りをしてまとめてあったものを、ひたすら拾っていくお手伝いをする。
これを炎天下で続け、噴き出すほどの汗をかく生徒たち。ぼちぼちやらんと、ぶっ倒れてまう。
休みすぎの子もいた気がするけどな(笑
大野市が「緑のふるさと協力隊」を受け入れるのは今年で6回目だが、
最初の3回は、実はこちらの阪谷地区に隊員が派遣されている。
今回お手伝いに伺った山村さんご夫妻も協力隊のことはよくご存知で、また来てくださいと言ってくれた。
僕の活動は基本的に和泉地区だが、収穫の時期にでも是非お邪魔したい。
休日をつかって個人的に来ればええでな。
こうやって人のつながりができていくのが、協力隊の楽しいところである。
かき集めた草は山盛りに。
湿った土と葉に溜まった水滴で全身を汚しながら、みんな頑張ってくれた。
宿舎へ戻りご飯を食べ、お昼休み。
男子の大部屋に突入し、一緒にトランプで遊ぶ。大人げなく僕が大富豪でした。ありがとうございました。
午後の活動場所へ移動後、少し空き時間があったので、僕がつくったスイートコーンを食してもらう。
常温で放置していたので味が心配だったが、それなりに甘く好評だった。
本当はもっと甘いけどねと伝えておくのも忘れずに。
そして「まんまるサイト」の坂本さん(さかもっちゃん)ご夫妻に、森散策を案内してもらう。
ドングリに付く虫や草笛など、森で楽しめることを色々と教えてもらった。
モグラがトンネルを掘った形跡も発見。
そのあとは倒木処理ということで、細い枝を折ったり太い枝を手ノコで切ったりして集める。
笹の葉で淹れたお茶をいただき、ひと息ついた。うまい。
来年の体験学習で しおりの表紙になるであろう写真を撮る。
生徒たちは宿舎へ戻り入浴・夕食。
僕も自宅へ戻り入浴・昼寝。寝不足は解消された。
夜は活動報告会。活動先の方々を招き、生徒たちが一人ひとり、感じたことを発表していく。
普段しないことをたくさんして疲れただろうが、楽しみながら良い経験ができたようだ。
正直、僕も不安だった。
ふだん高校生と接する機会はないし、素っ気ない対応で僕なんか相手にしてくれないかもと思っていた。
しかしいざ会ってみたら、みんなすごく素直な良い子だし、普通に話してくれた。
二日間とちょっとという短い時間だったけど、
一緒に活動していて ものすごく楽しかったし、僕もまた一つ、良い経験ができた。
この15人を、愛おしく思う。
みんなお疲れさま。そして、ありがとう。
またいつでも、遊びに来てくれよ!
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