11月4日(水)
緑のふるさと協力隊は、活動レポートというものを毎月つくります。こんなやつ。
母体であるNPO法人「地球緑化センター」に送付し、地域によっては役場の担当者さんにもコピーを渡す。
左ページは、日々の出来事や感想を綴る3行日記。その名の通り三行、嫌がらせの如く小さい字で書いています(笑
右ページは、活動や暮らしの中で感じたことや特記事項、生活・健康状況など。
翌月5日必着で郵送せねばならないので、きょう焦って書く。
日記は毎にち付けているから良いけど、右ページは時間がかかります。こういう文章構成能力に劣るんですよね私は。
おヒマな方は、拡大して読んでみてください。特に面白いことは書いてありません。
そして、畑のお手伝いをば。
ネコよけに張ってあったネットを外して丸めたり、地中深くに長く根を張る蔓草を掘り起こしたり。
久々にクワを振り回したら、腰が痛い。
お弁当や野菜を、山のようにいただいた。ありがたいやら、かえって申し訳ないやら。
とりあえず まいたけ弁当と、好物であるじゃがいもの煮っころがし、おいしくいただきました。
夜は「きのこビジネス勉強会」なるものに顔を出す。
和泉地区では「特産物活性化協議会」というものが結成されました。
特産品や山の資源といったものを活用し、三年間、産業面での事業に取り組んでいくものです。
三十人ほどが集い、福井新聞さんなどメディアの方もみえ、
講師の先生たちからキノコの活用法を学んだり料理を試食したり、盛り上がっておりました。
11月5日(木)
「笛資料館」へ。
銅像は、源義平(みなもとのよしひら)と、おみつ。
平安末期、この地に落ち延びてきた義平。京に上る際、おみつに笛を託したといわれており、
その話が「青葉の笛伝説」として和泉に残っているのです。
ちなみに現物の笛は、僕の大家さん宅に家宝として未だ残っているとのこと。
ちなみに穴馬おどりの一つ「質調衣ちょい」でも、この伝説の内容が謡われています。
隣接の郷土資料館。いまは閉鎖されているが、茅葺(かやぶ)きの屋根にはカヤが生えていた。
さて、今日ここに来たのは雪囲いをするためだ。
たとえ銅像であっても、多くの雪が降ればその重みに負けてしまう。
というわけで、久々の大工しごとである。僕を含め、三人で作業。
まず単管(鉄の棒)をクランプ(留め具)で繋いでいき、骨組みをつくる。
次にベニヤ板を引っかける。
そしてブルーシートをかけ、横も板で塞ぐ。
文字に起こすと三行だが、これだけで一日作業である。細かい仕事を一つひとつしていくと、時間がかかるのだ。
脚立・梯子を動かしては軽く高所作業したり、ベニヤに穴をあけたり、バンセンで締め付けたり、板を打ちつけたりetc.
何はともあれ義平&おみつは今年の雪から守られる。僕もいい具合に運動ができた。
しかし冬が訪れる前にこういった仕事が必要だとは、今まで知らなんだ。東京暮らしでは、考えもしない。
雪国は大変やの。
[おまけ]
笛の代わりに、ラチェットレンチを託される おみつ。
今ここに、「ラチェットレンチ伝説」が生まれた。
[おまけ2]
嬉しい知らせがあった。
大野市では、来年度も緑のふるさと協力隊を受け入れることになったそうだ。それも和泉地区で。
募集をかけることが決定しただけで、実際に隊員が来ると決まったわけではない。
僕のときみたく最後のさいごまで選ばれず残るかもしれないし、誰も希望者がいないかもしれない(笑
がしかし、楽しみである。
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