2017年3月31日金曜日

【3月29日(水)】 看板に偽りなし [住民370日目]

より処は、3月最後の営業日。


個人的に、おいしそうなチョコをいただいた。一瞬で食べ終えてしまいそう。


柑橘類を入れる用に、カゴを手づくりしてくださった方が。
すごいな、何とも器用なものである。田舎ならではの、技術のひとつだ。ありがたく使わせていただこう。


運営スタッフのお母さん手づくりの掛け軸。これもまた、器用なものである。
鯉のぼりとアヤメの花は、ぽかぽかとした、温暖な陽気を感じさせてくれる。
晩春の頃まで、飾らせていただくとするか。


こちらもいただいた、数枚のCD。福井県出身の演歌歌手さんのようだ。
店内BGMに流させてもらい、複数あるものは早い者勝ちで配布させていただこう。


活けていただいた花は、大野産だそうである。もう春だ。


午前中には、僕の居住する班のお母さん方が集まり、会合に利用してくれた。なかなか賑やかになる。


お昼ごはんは、今日も運営スタッフのお母さん方がつくってくださる。
焼きたてのお好み焼き・じゃがいもの煮っころがし・お豆・鶏肉・おにぎり・お味噌汁・お漬け物など、一汁七菜くらい。
おいしくお腹いっぱいいただいて、栄養もばっちり。


午後。訪れた方から、お菓子の差し入れをいただく。お茶請けとして、ありがたく皆さんに提供。


春休みに突入している小学生たちが、続々と来店する。


持ち込み企画で、ぞうきん交流会というのを実施することになったのである。

学校には毎学期、手縫いの雑巾を一人一枚持参するとのこと。
「プロ」である地域のお母さん方に教えてもらいながら、大人と子どもの交流もしながら、わいわいしようということだ。


ミシンで作ると固くなり過ぎるらしく、市販のものでは薄いなど支障があるらしい。

みんな一生懸命に、一針ひとはり丁寧に進めていた。
自分で作れば愛着も湧くだろうし、ぞんざいな扱いはせず大切に使うだろう。これは良い教育。

案の定、針を指に刺す子もいたようだ。そうやって怪我をしながら、痛みを覚えながら、学び成長すれば良い。


児童館から、低学年の子たちと先生がたも合流。


遂に完成した、手描きの看板を持って来てくれたのだ。
「よ」と、おいしそうな飲みものの絵。


「り」と、和泉といえば恐竜


「処」と、本にカード。


そしてイラスト。和泉地区に関連するものをピックアップし、描いてくれたようだ。
穴馬(あなま)スイートコーン穴馬かぶら化石スキーなど。良いねえ。


これら4枚を、正面のガラスに内側から貼っ付ける。入口が一挙に華を持ち、これは最高だ。
地域の子どもたちによる手づくりという、これに勝るものは無い。携わっていただき、ありがたい。
訪れる方々も、喜んでくれること間違いなしである。

ちなみに雪囲い(風よけ)は、地区の方に協力いただき撤去した。


飲みものとお菓子を振る舞い、あとは漫画を読んだりカードゲームをしたり人生ゲームをしたり、自由に過ごしてもらう。


運営スタッフのお母さんが、豆腐と片栗粉でお菓子をつくってくれた。
こぶ茶と一緒に、みたらしでいただく。甘くてうまい。ようやく、ホッとひと息つく。

今日は一日じゅう、次々と飲みものを淹れたり諸々と対応したり色々と作業したり、バタバタと忙しなかったからな。


あるお母さんが、ぶどう酒をくださった。10年モノらしい。
これは凄いな。大事に、ちびちびといただこう。


3月のご協力金は、過去最高金額。遂に大台に乗って、10,903円であった。
皆さんのご厚意、いつもありがとうございます。運営費として、大切に使わせていただきます。


ケタの増えた要因として、これがある。僕の大叔父にあたる書家が著した字典。
より処に一冊置いていたところ、気に入り購入してくださった方がいたのだ。
著者は一昨年に亡くなっており、本の在庫は母の実家に。送ってもらったものの、お代は協力金にどうぞ、と。


夜は、お誘いいただいて食事会へ。うまい肉とビールを味わいながら、わいわいと。
年齢の近い方ばかりで、おもしろい会であった。


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