より処の営業日。
訪れた方からアメちゃんをいただき、
珍しいお煎餅をいただいた。お茶請けに出させてもらう。
さて本日のお昼は、彩り美しく豪華なワンプレート。
より処では、遂にランチを提供するプロジェクトが始動したのだ。
今日は試験的に、運営スタッフのお母さんがつくってくださったのである。
オムライスを筆頭に、大野名産の里芋を使ったコロッケ、九頭竜まいたけ&ふきのとうの天ぷら、
かっちんこうぼ(じゃがいもの煮っころがし)、他にもちょうど良い量の副菜が多数。
見た目の良さも相まって実においしく、これだけでも充分お腹いっぱいになった。
このランチには、但し書きが付く。
・基本的に高齢者、特に一人暮らしの方が対象
・和泉地区産、大野市産の食材を活用
・多品目で、バランスの取れたメニュー(内容はおまかせ)
・日に10食程度の限定提供
など。和泉地区(の人)のため、というのが基盤にある。
キャパとしては やはり10食くらいらしいし、これだけ豪勢にもかかわらずワンコインを想定している。
いずれ儲けにはならないのだが、素晴らしいボランティア事業ではないだろうか。僕が言うとアレか。
細々した心配ごとは諸々あるものの、とにかくできるところから、とりあえず始めてみるのみ。
何ごとも、やってみなきゃ分からないのだ。問題点は、あとから改善していけば良い。
運営スタッフのお母さん方は、皆さん調理師免許を所持しているプロである。
僕は調理の造詣がゼロどころかマイナスなので、全幅の信頼を置き、お任せできる。今後が楽しみだ。
午後には、地区の方が貸してくれた鯉のぼりを店内に設置。
どうせならカープ一家も泳ぎたいだろうと思い、未だ使われていない業務用冷蔵庫に、テープで貼り付けてみた。
思いのほか良い感じになったな。
運営スタッフのお母さんが、お抹茶を点ててくださった。おいしくいただきつつ、事務作業も済ませる。
昨年度はちょっとした交付金を使わせてもらったので、報告書類の作成や領収書類をまとめるなどの時期だ。
街から訪れてくださった方が、素敵なスイーツを差し入れてくださった。
甘党の僕は狂喜乱舞しつつ、おやつとして みんなでおいしくいただいた。
ちなみにランチ提供を機に、食品衛生責任者を代わっていただくこととした。
誤解されると嫌なのだが、調理してくれるお母さん方を信用していない、とかいうことでは断じてない。
むしろ信頼しかないし、万が一にも食中毒などの問題は起こらないし、起こさないように全スタッフで取り組んでいく。
が、それでも「もしも」があったときに、僕のような盆暗の貧困層の若造では、何の責任も果たせないのだ。
初めから分かっていたことではあるが。
飲みものだけでなく食べものも提供するタイミングで、調理していただく方にバトンタッチさせてもらう。
その方が間違いないだろうと。
何だか言い訳じみているけども。
名前を掲げるのは簡単だ。しかしいまの僕が背負うには、申し訳ないのだが、けっこう重いのである。
何はともあれランチプロジェクトが動き出し、より処はまた一つ、進化を遂げた。
今後も少しずつ、前へ進んでいければ良い。
こんなシメ方で良かったか。手前はあまり進歩してねえな。
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