和泉地区の国道沿いにひっそりと佇んでいる、
鳥獣の碑。
昭和の終わり、僕が生まれる数年前に、当時の猟友会員35名によって建立されたのだという。
今年からは供養祭をちゃんとやろう、ということで、今日がその日。
車の旅を中断し一時帰還している、理由その二だ。鳥獣の命を奪う以上、弔いはせねばならない。
朝から小一時間ほど、みんなで草刈りや清掃を行う。
夕方に再度、現会員の10名全員が集まる。
和泉にお寺は存在しないが、地区内に「道場坊さん」と呼ばれる方がいるのでお招きし、お経をあげてもらう。
夜には三たび集合し、
通常総会。一時帰還の理由、その三だ。
大野市長をはじめ、関係機関の所長さんなど来賓が7名も。
猟友会は、福井県内の各市町に一団体ずつが基本だが、和泉支部だけは村時代からずっと残しているのだとか。
地味にちょっと凄い会ではある。
昨年度の実績報告と収支決算、今年度の事業計画と収支予算が滞りなく承認され、
意見交換会へと移行。
来賓の方々も4名ほど残られ、いつものようにコンパニオンのお姐さん方も呼ばれ、わいわいと盛り上がる。
お酒が入れば本音も出るし、確かに本当の意味での意見交換会だな。
シカ肉も登場。臭みは殆ど無く、少し弾力があり、旨い。栄養価が高く、美容にも良いというウワサである。
ただ有害獣駆除するだけでなく、こうして余すところなく活用していけるようにしたいね。
これにて一時帰還の用事が済んだ。またしばらく、和泉地区から姿を消すこととなる。
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