遅めのゴールデンウィークを終え、仕事は実質の二週目に突入。
一週目には行かなかった、僕にとっては初となる現場へ。
特別に林道を通らせてもらっている。小一時間ほどかけ、上へ。
途中、警戒心の薄いシカちゃんにも出会うが、これは諸般の事情で撃てない。
まずは登山小屋のあるエリアに、会社のテントを設営する。
もともと超インドアだったのに、こんなこともスムーズにできるようになっている自分。
カナダ自転車横断での野営生活に、端を発しているのだな。
小屋付近ではシカが餌付けされているらしく、めっちゃ寄ってきている。
この子たちも、諸般の事情により以下略。
さて仕事だ。地下足袋が良いと聞いたので履いてみたら、なかなかラク。
クマ鈴も付けて、
背負子(しょいこ)に荷を詰め込んで、背負う。よっしょいこ、と。
まだ現場で銃を持てない僕は、荷物運びが主な業務だ。ポーターと言った方がカッコいいかも。
これで15kgくらいか。今後、まだまだ重いものを持つようになる。
荷物というのは、シカの餌となるヘイキューブ。これを持って登山道を上っていき、
シカが来るであろう、エサ撒きポイントに散らばしていく。
これは餌付けでは無く、誘引という。シカが通(かよ)ってくれるようになれば、成功だ。
小一時間かけて、数ヶ所に。荷は少しずつ軽くなるから、楽勝だぜ。
日中は暑くても、日が傾き出してからは一気に寒くなる。標高1,800mくらいなので。
でも星は、めっちゃよく見えた。
とはいえ夜のテント泊は、だいぶ冷える。
フリースを着てスキーウェアを着て、寝袋に包まって布団に入って、ようやく適温。
それはともかく、キャンプで淹れるコーヒーやお茶は格別である。
待機となった時間・シカの待ち伏せ中・夜の自由時間などには読書なんかしたり、
テキストを読み込んだり。
認定鳥獣捕獲等事業者として仕事をしていくにあたり、研修をする必要があるのだ。
夜の林道を、一人でドライブすることもあった。ガタガタ道にも、慣れてきたかな。
エサを撒いて、待ち伏せ・監視をして。
週の前半は調子が悪かったものの、後半には数頭のシカが捕獲された。
入社してからは初となり、写真を撮るなどの処理も教えていただくことができた。
軽めの荷物に慣れ、エサ撒きや捕獲後の対応などを学べた週。
出だしとしては良い感じかな。まだまだ、これからだが。
ところで携帯電話を山の中で紛失したため、僕に連絡をつけづらい状態となっている。
週末中には何とかするつもりだ。もし御用の方がいらしたら、しばしお待ちいただきたい。
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