2019年1月4日金曜日

【2019年1月】 自分らしく生きることさ don't give up don't leave out 走り続ける

二ヶ月ぶりとなるブログ更新。

この間に、また色々と変化があり、事情が変わってきた。
順を追って、簡潔に記述していこう。


まず、5月から従事してきた有害獣捕獲の仕事だが、こちらは退職した。
理由としては、大小さまざま・悲喜こもごも・かくかくしかじか。
とはいえ、決してマイナスには捉えていない。
短い間ではあったが、多くのことを学ばせてもらった。


ある冬の日、北海道を訪れた。札幌と旭川の中間にあたるここは、


人口1,800人ちょっとの小さな町、浦臼町というところ。
一両のディーゼルは一日に6本の運行だし、和泉地区を少し大きくしたイメージか。

いやいや、観光に来たわけではない。面接だ。


エゾシカの捕獲を専門とするハンターを、募集していたのである。

今や全国どこもそうだが、野生獣が増えすぎている一方、捕獲従事者は減っている。
この町も例に漏れず、現状は深刻。そこで捕獲に専念できる人を雇い、
更に今秋からは、食肉加工施設も稼働させていくのだという。

町をあげて本気で取り組んでいこうという姿勢、その気概に共鳴したわけだ。
埋設処理するだけでなく、ありがたく活用することで供養にもなると思うし、
人々が命について考える良い機会にもなると、個人的には考えている。


後日、採用通知が届いた。というわけで4月から、北海道に移住する運びとなった。

名目上は、いわゆる「地域おこし協力隊」となる。
「緑のふるさと協力隊」はボランティアだったけど、今度は町の嘱託職員という扱い。
まずは一年間。それから、どうなるか。
福井県大野市に戻るとしても、もう少し先になりそうだ。

それにしても、公式キャラクターがなかなかパンチある。おもしろい。


で、3月までの間は、配送の仕事をしてみることにした。
ちょっとやってみたかったんだよね。

人嫌いだし、不特定多数を相手にするのは好きじゃない。
でも人当たりは柔らかいほうだから、一見さんに荷物を届けるぶんには、ちょうど良い。


会社から車を借り、直行直帰する形。
朝・昼・夜と大まかに三つの便をこなし、中には二時間刻みの時間指定も出てくる。
配るのが一段落したら、合間あいま、空き時間を休憩に充てる感じだ。

6時過ぎから荷物を積み込み、終わるのは21時頃と、拘束時間は長い。
でも前職は月曜から金曜まで拘束だったから、帰れるだけ全然ありがたいと思える。

話が戻るけど、毎週の出張でよく眠れずに睡眠負債が溜まり、
日々に悪影響を与えていた感は否めない。
何やっても上手くいかないと感じるネガティブな数ヶ月間だったが、
今は解消されている。


大晦日も出勤。仕事終わりに、年越しうどんを食す。


元日も出勤。なんと、お年玉をくれたお客さんがいた。

この仕事をしていると、お菓子や栄養ドリンク系など差し入れてくれる方もいる。
そうでなくても、「ありがとう」「ご苦労さま」などと必ず言ってもらえるから、
その観点で言えば、非常に楽しいし良い仕事だね。

直接お金のやり取りは無いわけだし、対等の関係だと考えるゆえなのかな。
本来、あらゆる人間関係はそうあるべきなのだが。


年明けには、高校の友人ら7名で集まり新年会。
発表するには絶好の機会である。

実は、また4月から引っ越すことになってさ。
「なに、またカナダ?」
いや、北海道。
「「「はああぁぁ!?」」」

素晴らしい反応だ。
「(良い意味でも悪い意味でも)すげーな」
「十年後くらいには、(そういう生き方も)羨ましいと思ってるかも」
「じゃー北海道に遊び行くかー」
などと、軽口や若干の批判を含みながらも、理解を示してくれる彼ら。
何やかんや、おもしろがってくれてるから救われる。また離れてしまうのは残念だ。



これだけフラフラしていると、馬鹿にされたり嘲笑われたりすることもある。
でも最近は、そんな目もどうでもいいと考えるようになってきた。
いろいろ経験できて楽しいし、そんな人生もおもしろいんじゃねえのと。
それをできない人たちがヒガんでるだけなんじゃねえのと。
自分が良いと思えりゃ良いんじゃねえのと。
価値観は、人それぞれだからさ。

脱線しまくり、荒野を走り続け、どうせ今さら元のレールには戻れない。
終着駅は未だ見えねど、行ってみたい場所を都度、目指しながら走る。そんな旅路だ。
とりあえず、次の停車駅は北海道。楽しみである。





あれ、しばらく文章を書いてなかったから、オチのつけ方がヘタクソになってるぞ。
まあ良いんじゃねえの。


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