「ぜったい遊びに行きますよー」
「こんど飲みましょうねー」
「お誘いしますからー」
口先だけ。言うだけ言って、行動まで伴わない人ばっかりじゃないですか。
経験則では、10人中9.9人くらいが、それ。
まあ僕が好かれてないだけなのかもしれないですけど(笑
そんななか高校時代の、十年来の友人が、僕を訪ねて来てくれました。
大都会、東京は新宿で暮らし働く彼は、仕事終わりに夜行バスで福井駅まで来てくれました。
朝、迎えに行き、帰りしなに「ユトリ珈琲」でモーニングセットとカレーで腹ごしらえ。うまい。
一人暮らしのお母さんとこで、一緒にお手伝いしてもらう。
4月に越してきてすぐに作った雨よけを、本格的に雪が降る前に撤去する作業だ。
ぼく一人だったら大変だったろうが、男手ふたつでサクッと終了。
来年度から新しい協力隊が来るのであれば、来春はその人がつくることになるだろう。
手が空いてれば、僕も手伝いに来ますけどね。
裏の畑でネギを収穫する、東京人。
「スーパーで買ったら、一本100円くらいしますよ」
都会で生きてたら野菜が群生する光景なんて見ないし、土に触ることすら無いでな。
穴馬(あなま)かぶらの漬物をおすそ分けしていただく。助かります。
お昼には、「道の駅九頭竜」で買った まいたけ弁当や天ぷらなどをご馳走になる。助かります。
その「ゆーちゃん」とのツーショットを撮っていただく。
僕よりイイ男でしょ?いまを煌めくIT戦士。お嫁さん募集中ですよ!
いったん佐宗隊員邸に戻り、ひと休み。
和泉地区だけで流れるケーブルテレビの、こんなお知らせも新鮮なようだ。
それから和泉郷土資料館を訪ねて館内を見せていただき、コーヒーをご馳走になる。
保育所に顔を出して子どもたちと戯れて、
児童館を訪れて子どもたちと戯れて、
「パークホテル九頭竜」のハーブ湯に入らせていただく。
紅葉が終わり、スキーシーズンには早いこの時期、お客さんは皆無だ。
貸し切り状態で、裸の付き合い。
そして夜、婦人会とJA女性部の合同懇親会(ただしメンバーはほぼ共通)に呼んでいただいていた。
友人も一緒に良いですかと聞いたら歓迎してくださるということで、ありがたく参加させていただくことに。
オードブルに、お母さん方の手づくり料理の数々。豪勢だ。
ヘタな高級料理店なんかに行くより、こういう手料理の方がよっぽどウマいですよね。
和泉の名だたる(?)お母さん方25名の前で自己紹介する、ゆーちゃん。
料理に舌鼓を打ち、
ビンゴ大会では補助を担当。
参加者全員が何かしらの景品をゲットし、残ったものは僕とのジャンケン大会で争奪。
僕がいただいたのは、こちらの二つ。
肌は乾燥しやすいし、氷のストッカーは家に無かったし、助かります。
「ゆーちゃん」には、今日だけで数十人の和泉人に逢ってもらった。やはり想ったのは、
「人が温かいよね」
というところだったようだ。
言わずもがな、これほどの人のつながりは、都会には無い。
一般的に田舎というのは「排他的」なイメージがあるようだが、それも全く感じなかったという。
そうだな、僕も派遣されて来る前は聞かされていたのだ。「和泉の人は警戒心が強いよ」と。
だけど実際に暮らしてみたら、「あん?どこがや?」というくらい、拍子抜けするくらい、皆さん仲良くしてくれる。
もしかしたらそれは、鉱山の全盛やダムの建設時に、
全国から人が集まっていた時代のある、和泉の特色なのかもしれない。
でも、ともするとそれは、「田舎」といわれるほぼ全ての地域に当てはまるのかもしれないとも思う。
その彼も、仕事の都合で明日の夜には帰ってしまう。
もう一日、色んな場所・人・食べものなど堪能してもらい、和泉ファンになってくれたら。
またスノボでもしに近々、遊びに来てくれたら。
嬉しいね。
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