6月9日(金)
道の駅から見た、豊後大野市の一部。越前の大野市と、どこか似てないこともない。
港内ぼちぼち。安全のため、ゆっくり航行しようぜってことかな。
大分県を外周していく。
昨日は近場にお風呂が無いようだったので、ノーシャワー。今日の午前中に、目星を付けたところへ。
と思ったのだが、気付いたらだいぶ通り過ぎていた。じゃまあ、いっか。来た道は、いちいち戻らない。
ちょっとした半島というか、山道の方を走ると、だいぶ高いところから海を見渡せる。
木漏れ日の合間を抜けて、
だいぶ交通量の多いところへ。
比較的マイナーな県でも、県庁所在地など大きい街へ行くと、3車線4車線あって混みあっていて、という状況が見られる。
その点、福井県はどこへ行っても、安定の田舎感が保たれているような気もする。
そういうとこは、住みやすさにも関係してくるかな。知らないだけで、そう変わらんかもしれないけど。
別府。日本人も外国人も、だいぶ多くの人が地獄めぐりに来ていた。
わざわざ生前に観ずとも、僕は死後に幾つか巡ることになりそうだから、今はいいや。
だいぶ時間は早いものの、せっかくの名湯なので、温泉だけ入っておこう。
何ヶ所もあるようだが、鬼石の湯というところへ。名前の響きで選んでる感は否めないよね。
小路を進んだ先に、建物が。浴場は、洗い場5つほどの大きさ。内湯と露天、あと階段を少し上がると展望風呂がある。
まだだいぶ高い位置にある太陽。そのやや強めの陽射しを浴びながら、のんびり入るアウトサイドバス。
たまの昼風呂も良いもんだ。
地獄蒸焼プリンというのがあった。ふつうにおいしいプリン。
どのへんが地獄風味なのかは、功徳の積み足りない僕には全く分からなかった。
のんびりと、でもずんずんと先を進む。
そして日が暮れる。
夕飯は、特製さつまラーメンというのをいただく。ここ鹿児島じゃないけど、別にいいのである。
特製になると何が違うのだろう、と思いお母さんに聞いてみると、載る具材の量が多くなるのだそうだ。
確かに、お肉や野菜が意外とたくさん入っている。
濁ったスープはピリ辛で、でもイメージよりはぜんぜん濃くない。だいぶ旨かった。
道の駅へ。縄文時代の遺跡が発掘された場所のようで、一部復元され公園になっていた。
しかし今日だけで、大分大分を周り終えてしまったな。ちなみに今夜は、フルムーン。
[大体の走行ルート] ※実際の運転とは必ずしも一致しない
【走行距離:280km/Total:10,017km】
6月10日(土)
青の洞門(どうもん)、というのがあるらしい。名前がカッコいいので、来てみた。
かつてここは、岸壁につくられた鎖を命綱にして通らねばならない、危険な場所だったという。
人や馬が、頻繁に命を落としたそうだ。
300年ほど前、旅の途中に通りかかった和尚さんが、ちょうど転落する人を目撃。
心を痛めた彼は石工を雇い、また自らも腕をふるい、手掘りで岩を削っていったのだそうである。すごい。
現在の道は明治期くらいにつくられたらしいが、
実に三十年間の歳月をかけたという跡は、少し残されている。
あの亀裂のことだろうか。ちょっと日本語が分からなかった。
でもよく観ると、手掘りの痕跡らしきものは随所に確認できる。いやすげえな、無償の愛だな。
人間の気概・決心・努力・根性・意地等々を見せてもらった。
辺りをぶらりと走れば、ふつうに田舎。
近くの、からあげ屋さん。
大分県に入ってから、いくつもの色んなお店があるのを道中で見かけていた。どうやら名物らしい。
ならば、せっかくなので。骨付きで、通常サイズよりやや大きめの唐揚げ。
しっかりと味が滲みており、カリッとふわっとジューシーで、これは旨い。
温泉と洞門と唐揚げで、大分県は大分満足。そして福岡県に戻って来た。
九州入りするときは関門橋を渡ったので、出るときは関門トンネルで。しかしそこへ向かう道は、やたらと車が詰まっている。
そんなに利用者が多いもんだろうか、と思ったら、ETCは設置されておらず料金所形式だった。だからか。
壁面の数字が、60くらいからカウントダウンされていく。
更に山口県へと戻ってくる。秋芳洞とか観たのが、二週間前か。もっと昔のことのように感じるな。
南部を東の方へ走るが、行けども行けども車が多い。混雑時の写真は撮っていないけど。
土曜日だからか街だからか双方だからか。ゆっくりと進んでいく。
光(ひかり)市の、かんぽの宿。名前はよく聞くが、利用したことは無い。
そして宿の世話にはならないけど、日帰り入浴ができるようなので突撃。ちゃんと温泉のようだ。
浴場は6階にあるため、海と街の様子が見渡せる。大体こんな感じに。
見晴らしとしては、今までで一番かもしれない。
その先、ようやく交通量も少ない上関(かみのせき)という地の、道の駅に辿り着く。
小さな港の、目の前だ。
[大体の走行ルート] ※実際の運転とは必ずしも一致しない
【走行距離:292km/Total:10,309km】
2015年度「緑のふるさと協力隊」⇒定住し、何でも屋⇒和泉を離れ、職業猟師などとして修業中⇒和泉に戻れる日は近いのか。To be continued... ※当時の想い・価値観・表現・事実等をそのまま残しているため、不適切と思われる部分も存在するかもしれない。ご了承いただきたい。
2017年6月12日月曜日
2017年6月9日金曜日
【6月7-8日(水-木)】 本当は見た目以上 涙もろい過去がある [車の旅40-41日目]
6月7日(水)
昨夜から、久しぶりの雨が降っていた。夜半には、だいぶ勢いもあったようだ。
きったなくなっていた車が綺麗になるので、ありがたい。恵みの雨である。
朝も、ぽつぽつと。ちょろっとカーラジオをつけてみたら、九州は梅雨入りしたと言っていた。
まあ天気なんかどうでもいいのさ。訪れた先の、その時々の環境を愉しむだけだ。
宮崎県を、またも西の方向へ。なかなか高い峡谷が出てきて、橋梁をいくつか越えていく。
日之影(ひのかげ)町にやって来た。ここもまた、協力隊の同期が活動していた地域である。
青雲橋。それは君が見た光。けぶっているけど。
宮崎といえば、チキン南蛮の発祥地。食べておかねばなるまい。お肉が柔らかくて、タルタルが旨い。
天翔(てんしょう)大橋。コンクリートアーチ橋としては日本一の長さだそうで、水面からの高さも日本一だという。
町内を東西に国道が走っており、
南北には細い道がいくつもあって、田畑や家々が並ぶ。少しぶらりと周ってみたのだが、しかし本当に道が狭い。
写真の坂を下って行ってしまったときには、さすがにカーブを曲がれないと危機感を覚え、バックで戻ってきた。
日之影温泉駅。
かつて存在した高千穂線は、2005年の台風被害を発端に、廃線となってしまった。
という情報を目にすると、そういえば僕が高校生のとき、そんなニュースがあった気がするなと思う。
現地に来てみて、ここのことかと、ようやく実感が湧く。
車両は、簡易宿泊施設として活用されている。鉄道好きや子どもにウケそうだ。
駅舎は売店に、待合室は資料コーナーになっている。
そしてここで、協力隊の同期と再会。活動地に戻ってきた彼は、いま藁細工の職人として仕事をしているのだ。素晴らしい。
事前研修のとき同じ班で、役立たずの班長すなわち僕の代わりに、超優秀なブレーンとして活躍してくれたのが懐かしい。
一緒に温泉に入る。僕のぶんの入浴料も出してくれた。何とありがたい。
肌にまで和柄のものが入っていないことには、安心してくれたようである。
いったん自宅へお邪魔する。立派な藁細工だ。
ここ日之影では、お正月だけでなく一年を通して、各戸で注連縄を飾るのだという。独特の、おもしろい文化である。
少し歩く。ご近所のお母さんとお喋りして、素敵なガーデニングを見せていただいたりしながら。
それにしても、なんとすごい場所に建物があるのか。半分くらい、崖にせり出しているところもあるぞ。
居酒屋さんに連れて来てもらい、「のみかた」。
飲み会とか宴会のことを指す方言だ。響きが、どこか心地よくて好きだな。
ごちそうが並んでいた。ここでは、同期が呼んでくれた二人の方とお逢いする。
協力隊OBで日之影に定住された方と、今年度の協力隊の方。
ちなみに日之影町は、緑のふるさと協力隊が始まって以来24年間、隊員の受け入れを毎年続けている唯一の場所だ。
日之影のことや三者三様の話を聞かせてもらったり、僕の旅の話に興味を持ってくれたり、
人の良い大将も会話に入ったり、わいわいとした楽しい会になる。
相変わらず手前の話の下手糞さには、自分で呆れ返ってしまうのだが。
お酒を選ぶなら隣のスナックにあるから、ということで徒歩5秒。違うお店だけど、同じお店なわけである。
居合わせたお客さんお二人とママさんと、しばらくお喋りしてしまった。
ひと昔まえの台風被害の映像を、大将が見せてくれる。
いまは穏やかに流れている川が、信じられない濁流と化していた。
九州は、やはり焼酎。日之影でつくられているものもあるので、いただいてみる。飲みやすくて、旨い。
こちらの人たちは、のみかたとなると、昼前から夜中くらいまで飲んでいることもままあるそうだ。
どういう身体をしているのか、不思議でならない。
そして、同期の家に泊めていただく。久しぶりの屋内と、布団。
先ほどの食事もご馳走になってしまったし、お世話になってばかりだ。ありがたいな。
[大体の走行ルート] ※大雑把に示しているため、実際の運転とは必ずしも一致しない
【走行距離:99km/Total:9,553km】
6月8日(木)
朝。お味噌汁をつくってくれ、手づくりだという烏龍茶も淹れてくれた。どちらもおいしく、ほっとする。
早い時間から仕事に出かける同期。一緒に家を出て、握手をしてお別れとなる。
忙しいところを押しかけてしまい申し訳なかったが、おかげさまで楽しい訪問となった。
今度は僕が大野市を案内できれば、嬉しく思う。
日之影町と隣接しているのが、高千穂(たかちほ)町。
そして高千穂といえば、高千穂峡。せっかくなので、チラ見していこう。
駐車場から、遊歩道を1kmほど歩いて行く。
阿蘇山の溶岩流により生み出された、柱状節理の渓谷。さっそく片鱗が見えてきた。
見事だ。岩の灰色・植物の緑色・水の青色・そして滝が、神秘的な空間を形づくっている。
貸しボートを漕いで遊覧もできるようで、十組くらいの人たちが楽しんでいた。独りじゃ乗らんぜ。
良い自然美を見せてもらった。
三本の橋を、同時に臨めるポイントも。
宮崎県は東西にジグザグ走行してきたが、山道の凄さを思い知らされた。
遂に脱出し、熊本県に戻って来る。
阿蘇山を拝んでおこうと。山岳信仰しているわけではないけど。
しかし、山頂方面へ上って行く道は通行止めになっている。昨年の熊本地震の影響のようだ。
遠目に見ながら、周って行く。その勇壮さは感じられるな。
そして九州最後となる県、大分に突入。
竹田(たけた)市というところの市街地に入ってみると、なかなか狭い道だった。
大野だけど越前ではなく豊後大野市まで走り、大分だけど三重という場所でストップ。色々ややこしい。
[大体の走行ルート] ※大雑把に示しているため、実際の運転とは必ずしも一致しない
【走行距離:184km/Total:9,737km】
昨夜から、久しぶりの雨が降っていた。夜半には、だいぶ勢いもあったようだ。
きったなくなっていた車が綺麗になるので、ありがたい。恵みの雨である。
朝も、ぽつぽつと。ちょろっとカーラジオをつけてみたら、九州は梅雨入りしたと言っていた。
まあ天気なんかどうでもいいのさ。訪れた先の、その時々の環境を愉しむだけだ。
宮崎県を、またも西の方向へ。なかなか高い峡谷が出てきて、橋梁をいくつか越えていく。
日之影(ひのかげ)町にやって来た。ここもまた、協力隊の同期が活動していた地域である。
青雲橋。それは君が見た光。けぶっているけど。
宮崎といえば、チキン南蛮の発祥地。食べておかねばなるまい。お肉が柔らかくて、タルタルが旨い。
天翔(てんしょう)大橋。コンクリートアーチ橋としては日本一の長さだそうで、水面からの高さも日本一だという。
町内を東西に国道が走っており、
南北には細い道がいくつもあって、田畑や家々が並ぶ。少しぶらりと周ってみたのだが、しかし本当に道が狭い。
写真の坂を下って行ってしまったときには、さすがにカーブを曲がれないと危機感を覚え、バックで戻ってきた。
日之影温泉駅。
かつて存在した高千穂線は、2005年の台風被害を発端に、廃線となってしまった。
という情報を目にすると、そういえば僕が高校生のとき、そんなニュースがあった気がするなと思う。
現地に来てみて、ここのことかと、ようやく実感が湧く。
車両は、簡易宿泊施設として活用されている。鉄道好きや子どもにウケそうだ。
駅舎は売店に、待合室は資料コーナーになっている。
そしてここで、協力隊の同期と再会。活動地に戻ってきた彼は、いま藁細工の職人として仕事をしているのだ。素晴らしい。
事前研修のとき同じ班で、役立たずの班長すなわち僕の代わりに、超優秀なブレーンとして活躍してくれたのが懐かしい。
一緒に温泉に入る。僕のぶんの入浴料も出してくれた。何とありがたい。
肌にまで和柄のものが入っていないことには、安心してくれたようである。
いったん自宅へお邪魔する。立派な藁細工だ。
ここ日之影では、お正月だけでなく一年を通して、各戸で注連縄を飾るのだという。独特の、おもしろい文化である。
少し歩く。ご近所のお母さんとお喋りして、素敵なガーデニングを見せていただいたりしながら。
それにしても、なんとすごい場所に建物があるのか。半分くらい、崖にせり出しているところもあるぞ。
居酒屋さんに連れて来てもらい、「のみかた」。
飲み会とか宴会のことを指す方言だ。響きが、どこか心地よくて好きだな。
ごちそうが並んでいた。ここでは、同期が呼んでくれた二人の方とお逢いする。
協力隊OBで日之影に定住された方と、今年度の協力隊の方。
ちなみに日之影町は、緑のふるさと協力隊が始まって以来24年間、隊員の受け入れを毎年続けている唯一の場所だ。
日之影のことや三者三様の話を聞かせてもらったり、僕の旅の話に興味を持ってくれたり、
人の良い大将も会話に入ったり、わいわいとした楽しい会になる。
相変わらず手前の話の下手糞さには、自分で呆れ返ってしまうのだが。
お酒を選ぶなら隣のスナックにあるから、ということで徒歩5秒。違うお店だけど、同じお店なわけである。
居合わせたお客さんお二人とママさんと、しばらくお喋りしてしまった。
ひと昔まえの台風被害の映像を、大将が見せてくれる。
いまは穏やかに流れている川が、信じられない濁流と化していた。
九州は、やはり焼酎。日之影でつくられているものもあるので、いただいてみる。飲みやすくて、旨い。
こちらの人たちは、のみかたとなると、昼前から夜中くらいまで飲んでいることもままあるそうだ。
どういう身体をしているのか、不思議でならない。
そして、同期の家に泊めていただく。久しぶりの屋内と、布団。
先ほどの食事もご馳走になってしまったし、お世話になってばかりだ。ありがたいな。
[大体の走行ルート] ※大雑把に示しているため、実際の運転とは必ずしも一致しない
【走行距離:99km/Total:9,553km】
6月8日(木)
朝。お味噌汁をつくってくれ、手づくりだという烏龍茶も淹れてくれた。どちらもおいしく、ほっとする。
早い時間から仕事に出かける同期。一緒に家を出て、握手をしてお別れとなる。
忙しいところを押しかけてしまい申し訳なかったが、おかげさまで楽しい訪問となった。
今度は僕が大野市を案内できれば、嬉しく思う。
日之影町と隣接しているのが、高千穂(たかちほ)町。
そして高千穂といえば、高千穂峡。せっかくなので、チラ見していこう。
駐車場から、遊歩道を1kmほど歩いて行く。
阿蘇山の溶岩流により生み出された、柱状節理の渓谷。さっそく片鱗が見えてきた。
見事だ。岩の灰色・植物の緑色・水の青色・そして滝が、神秘的な空間を形づくっている。
貸しボートを漕いで遊覧もできるようで、十組くらいの人たちが楽しんでいた。独りじゃ乗らんぜ。
良い自然美を見せてもらった。
三本の橋を、同時に臨めるポイントも。
宮崎県は東西にジグザグ走行してきたが、山道の凄さを思い知らされた。
遂に脱出し、熊本県に戻って来る。
阿蘇山を拝んでおこうと。山岳信仰しているわけではないけど。
しかし、山頂方面へ上って行く道は通行止めになっている。昨年の熊本地震の影響のようだ。
遠目に見ながら、周って行く。その勇壮さは感じられるな。
そして九州最後となる県、大分に突入。
竹田(たけた)市というところの市街地に入ってみると、なかなか狭い道だった。
大野だけど越前ではなく豊後大野市まで走り、大分だけど三重という場所でストップ。色々ややこしい。
[大体の走行ルート] ※大雑把に示しているため、実際の運転とは必ずしも一致しない
【走行距離:184km/Total:9,737km】
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