川合地区にて総仕事というのがあると知ったので、来させてもらうことに。
主に道場の大掃除をするのだ。
お寺の無い和泉地区には、各集落に道場が存在し、中にはこのような仏壇がある。
川合のものは一段と立派で、仏具には金箔が貼ってあるのだとか。
磨くことで輝きが増す。時おり研磨剤も塗布し、ぴかぴかにしていく。
「磨きもん」と呼ぶみたいだ。
気を利かせてくださり、手伝っているという証拠写真も撮っていただいた。
小田和正のジャケットみたいになってるけど。
高いところを煤払いし、掃除機をかけ、雑巾で水拭き。
それから、屋根裏の倉庫部分も。
ひっでえ埃と、へくさんぼ(カメムシ)の死骸が大量である。
窓から射し込む光に、塵が煌めく。むせる。
みんなの協力で、道場は綺麗になりました。
せっかく掃除モードなので、リースしてもらっている軽トラの内部清掃や、自宅の掃除機がけなども済ませる。
夜。お隣さんが夕飯に招いてくださったので、お邪魔させていただいた。
ひと足早い御節や、奥さん手製の茶碗蒸しなどが並ぶ。うまいという言葉しか出てこない。
こちらのお宅には薪ストーブが入れてある。いいなあ。炎を眺めるのも愉しいし、非常に暖かいので実用性もある。
食卓に出ている芋や餅は、この上に置くことで調理されていた。
鉄瓶で沸かした湯は、柔らかみが出るという。
これで割った下町のナポレオンは、いっそう優しい口当たりであった。
ストーブ近くで乾燥されていたのは、芋けんぴ。ではなくウコン。和泉で栽培されたそうである。
齧らせてもらったけど、やはり苦い。でも食べられなくはない。
ショウガみたいな風味だなと思ったらショウガ科だった。毎にち摂れば超健康になりそうやね。
シメに出してくださった温そば。毎度お馴染み「九頭竜楽しみ隊」が打ったものだ。
まいたけ入りで、うまい。そば湯もうまい。
こうなったらもう、無事に年を越せないわけがないな。
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