これといった仕事は無い日。
朝は目覚ましもかけず、布団の中に留まる。変な夢しか見なかった記憶があるけど。
鮎を獲るので来ないか、と電話でお誘いいただいたので、すぐ近くの九頭竜川へ。
水深はあまり無いものの、けっこう流れが早いし、石はつるつるしていて滑りやすい。
川の端から端を塞ぐ形で4ヶ所、網を張る。僕の到着時には、張り終わっていたけど。
しばらく待つとほら、魚がかかるわけだ。
上が鮎。下は鯎(うぐい)というやつで、臭いも味もあまり良くないらしい。
素人目には、ピンと来ないものである。
6,7匹ほどもいただいてしまった。ありがたい。
そのまま保存するとパサパサになってしまうので、水に浸した状態で冷凍すると良いのだという。なるほど、勉強になる。
最近の僕の様子を心配し、話も聞いてくださった。
自分から悩みなど言い出せないヘタレな性格のため、気にかけていただけるのは何ともありがたい。
帰宅すると、ご近所のお母さんが差し入れを持って来てくださった。つくり立てで、ほかほか。さっそくお昼に、ごちそうになる。
天ぷらもうまいが、このナスのお煮付けが特に大好きなのだ。
幼少期から、母のつくるナスの煮付けが大好物だった。それを想起させてくれる。
ちなみに佐宗家の亡きじーちゃんも、これを好んで食していたらしい。おふくろの味というやつだな。
日中は「より処」のチラシづくりなど自宅作業をし、夕方はお隣の集落、ぶなの木台へ。
集落でのBBQをするということで、お呼びいただいたのである。嬉しいことだ。
ぶなの木台は、和泉地区の新興住宅街。お子さんを持つ40代くらいの方々を中心に、十数世帯が暮らしている。
小一時間ほど参加させてもらったあと、公民館へ。和泉自治会生活チームの会合が急きょ決まったので。
「より処」の運営について諸々と話し合い、とりあえず、オープンは9月14日(水)に決まった。
当初は8月1日とかお盆明けとか言っていたが、準備も捗らず、ずるずると延びてしまったが。やっと見えてきた。
運営スタッフとしてご協力いただける方々も何人かいらっしゃるようで、大変ありがたい。
もちろん基本的には僕が出るが、そうで無くとも運営されるようにはしていきたい。
佐宗の店では無く、和泉地区のみんなでつくっていく場所なのだから。
二時間ほどの会議を終え、ふたたびBBQに舞い戻る。少し人数は減ったものの、まだまだ賑やかに続行中であった。
肉に酒に線香花火に。歳の近い人たちだからか、特に気兼ねせず気楽にいられるのが心地よい。
僕の身の上にも言及してくれ、基盤となる仕事を持った方が良いのでは、などとご心配いただいた。ご明察。
いまは多種多様な事業に首を突っ込み、それは経験にもなるし面白いのだが、経済的・心情的に余裕は無い。
何か一つ、これという職に就くべきかなと、やはり最近は考えている。
和泉地区といえば、九頭竜まいたけ生産製造等の「㈱昇竜」、
キャンプ場・スキー場・道の駅九頭竜を運営する「福井和泉リゾート㈱」、の二大企業が存している。
ただ、「x(和泉に残る)=どちらかに就職」という方程式の解に嵌まってしまうのも、自分の想いとは違う。
だからと言って、ハッキリとやりたいことが定まっているわけでも無い。今しばらく、模索しなければならないようだ。
するべき・悩むべき・考えるべきことが多いのは、悪いことでは無いな。
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