へくさんぼ [名詞]
【意味】
カメムシ。
【解説】
ヘクサムシ、とも。独特の悪臭を指す「屁臭(へくさ)」に由来すると思われる。
春や秋の暖かい時分に、大挙して屋内外問わず飛び回り、壁や床や天井を這い回るのが田舎の風物詩。
気温の高い場所を求め狭いところに入り込む性質があるので、窓枠の隙間などに、ぎっしりと詰まっていることも。
そっとガムテープで取ったり、灯油を入れたペットボトルに封印したりする。そして扱いを誤ると、その洗礼を受けることとなる。
【例文】
「きのう暖かかったで、仰山へくさんぼ出てきとったのー」
「うわー、へくさんぼ踏んでもうた」
【参考写真】
【和泉方言辞典】 Introduction/索引
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